AI時代に問われる「自分の在り方」
AIによって、これまでのスキルや経験の価値がどう変わっていくのか──。
キャリア支援という仕事を15年以上続けてきたなかで、私自身の介在価値は何か?これまで以上にその問いに向き合っています。
そして、かつて私が在籍していたIT業界、その最前線で価値発揮をしてきている方ほど、これからの時代「自分の価値はどこにあるのか」と感じる瞬間が増えているように思います。
AIや自動化が進むほど、人だからこそ生み出せる価値──たとえば、巻き込み力、関係構築力、意思決定力──がより一層問われる時代です。私は、そんな技術と人との間で価値を発揮してきた方々が、次のステージに進むためのキャリア伴走を行っています。
経験を積んだからこそ生まれる「迷い」に寄り添う
これまで数多くの方と向き合ってきた中で感じるのは、ヘッドハンターや企業から声がかかるほどの経験を持ちながらも、「転職することが本当に最善なのか」「現職でまだできることがあるのでは」と悩む方は少なくないことです。そして、その数は今後も間違いなく増加していくと考えています。
そのなかで多くの転職サービスは、「求人紹介(応募喚起)」を前提にしていますが、私の支援はそこからは始まりません。
まずは、「これまでの経験にどんな意味があり、どのような価値を生み出してきたのか」、「これから、どのように社会や組織に貢献していきたいのか」──。そんな「キャリアの本質」「ありたい人生」を整理するところから始まります。
転職ありきではなく、まず立ち止まってキャリアを再定義する時間を共に持つ。その中で初めて、転職か、現職での成長かという選択の軸が明確になります。
自分の意味を、自分で定義できる人へ
AI時代に求められるのは、代替されないスキルよりも、「自分の意味を自分で定義できる力」です。これまで積み上げてきた経験にもう一度光を当て、どんな環境でも自分らしく価値を発揮できるように──。
私は、AIが進化しても、人の成長や意思の選択、つまりは「人を動かす」のは「人」であると思っています。そんな強い想いを持って、あなたのこれからのキャリアを、共に描いていけたらと思っています。