「自分ひとりでは絶対に入れなかった企業に転職することが出来た」1ヶ月半の超短期で手に入れたキャリアアップへの道

2024年11月14日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

目次

「スキルアップしたい」「もっとチャレンジしたい」という気持ちは、転職を考えるきっかけとして誰もが一度は抱いたことのある感情ではないでしょうか。

実際に転職しようと動き出してエージェントに登録をしても、簡単に転職活動が成功するとは限りません。さらに、未経験でのチャレンジをしようとしていたり、年齢が少し高めだったりした場合、転職の難易度はより高くなります。

今回ご紹介するのは、大手企業から少数経営の企業へ一度目の転職を行い、その2社目をすでに離職済みだったSさんです。30歳で初めての無形営業への挑戦を願い、約1ヶ月半という短い期間で見事第一志望の企業に決まったSさんの転職活動を、弊社コンサルタントの天野と振り返ります。

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新卒で大手企業へ入社したものの、安定したキャリアを手放した理由

―これまでのキャリアについて教えてください。

Sさん

新卒で大手通信企業に入社をして、通信設備の保守保全を2年ほどやっていました。それから本社の事業部に移って企画職に携わった後、先輩が経営している会社に転職をしました。

そこは7人ぐらいの小さな企業だったんですが、お花の資材を扱っている卸売業者で、私は法人営業をやっていました。

―安定した大手企業に入社されていると思いますが、転職に至ったのはなぜだったのですか?

Sさん

本社の事業部に異動になった時に感じたのが、やっぱりお客様との距離が少し離れてしまうなということだったんですね。今思うと自分でもチャレンジングだったなと感じるんですけど、例えばお客様の笑顔のような、直接の手触り感を自分で感じられるようなところにいられるといいなと思ったことが理由です。

その方がやりがいを持てるなと思った時に、たまたま大学の先輩からお声掛けいただいたので、ちょっと入ってみよう・挑戦してみようと考えたということが転職の経緯ですね。

―1社目から転職するときに不安はなかったですか?

Sさん

正直に言うと、不安は結構ありました。

ただその先輩が、今後2代目の社長になってやっていきたいという思いを持っていて、そういう先輩の人柄を信頼していたところもあったので、挑戦してみようと踏み出しました。でも周りからは「そんな馬鹿なことをするんじゃない」みたいなことは言われましたね(笑)。

天野

僕が親でも、「ちょっと考えろ」って言うかもしれない(笑)。

Sさん

そうですね(笑)。ただ私の気持ちとしては、ちょっと挑戦的なところに身を置いて自分を磨いていきたいという思いもあったので。

ネガティブなことではないんですけど、大企業にいると少しぬるま湯に浸ってしまうようなところもあるのかなと思って。自分のスキルを磨いていくなら、挑戦的なところに身を置きたいなと考えました。

―実際に2社目はどうでしたか?

Sさん

営業が初めてだったので大変でしたね。ビジネスの場で商品を売っていくため、お客様との距離の縮め方や社内の調整にはそれまでとは違った難しさを感じました。いかにお客様の懐に飛び込んでいけるか、いい環境を築けるかっていうところを一番に考えていたんですけど、最初は距離の縮め方を間違えてしまったりとか、堅苦しく行き過ぎてしまったりして、すごく苦労したかなと思います。

絶対に必要だったストーリー設計の難しさ

―ベンチャー企業に飛び込んでから初めての営業経験を積んで、その後今回の転職活動を始めることになったきっかけは何だったんですか?

Sさん

課題解決型の営業スキルを上げていきたかったからです。実際にお客様に会って営業していると、人材に対しての社会課題に通じるような問題がすごくあるなと感じていて。人がいないという理由で会社がうまく伸びていかなかったり、事業が縮小していってしまったり、そういったところにもどかしさを感じていました。そのもどかしさに対して、自分が一生懸命頑張ったら、世の中が少しでも良くなっていくのかな、というようなことも考えていました。

更に、奥さんが妊娠したことも大きなきっかけの1つですね。休みがあまり多くない企業だったので、子供が生まれるとなると奥さんの負担が大きいなと思っていました。この2つの気持ちから転職活動に臨もうと踏み切りました。

―そういうきっかけだったんですね。Izulのことはどういう経緯で知っていただいたんですか?

Sさん

実はIzulに出会う前に、大手エージェントに登録して転職活動は開始していたんです。その大手エージェントでは、書類を作ったらすぐに大量の求人が送られてきて。その求人の中には、私の希望している業界や職種からではなかったり、就業形態が要望と違ったり、希望から離れているものが散見されている状態でした。

ちゃんと話を聞いてくれていない感覚で、このまま進めてはいけないんじゃないかと思って情報収集している時にIzulのことを偶然知って問い合わせをしました。

―そうだったんですね。一度大手エージェントで転職について相談したけど不安で進められないという方はIzulではよくいるイメージです。Izulでの初回面談の印象はどうでしたか?

Sさん

抜群に丁寧でしたね。たくさん話を聞いてくれました。「今どんな感じですか」「どういう気持ちですか」「なんで、転職なんですか」と、すごく丁寧に私のことを聞いてくれるところから入ってくれました。

その上で転職活動の進め方や、Izulのサポートの仕方についてたくさん教えていただいて、きちんと関係を構築して「一緒に歩んでいきましょう」みたいなメッセージを感じられたことがすごく大きかったです。

天野

Sさんの人材に関する課題感や人に対して思いやりを持って活動をされてきたことが初回の面談でも伝わってきました。友人の誕生日にはいつもLINEするなんて言葉も、些細な発言だったかもしれませんが「人のために」まっすぐ動けることは本当に素晴らしいこと。30代で難しいチャレンジになるとは思いましたが、Sさんの利他の精神とエネルギーがあれば、絶対に転職は成功すると初回面談で感じました。

―転職活動で大変だったことは何ですか?

Sさん

大変だったところは、軸の整理ですね。新卒の軸、2社目の転職軸、今回の転職軸という三つの軸を一つに繋げていくっていうところが、一番苦労したなと思うところです。何度も面談で「こういう話し方をしないと軸が一本に聞こえないよ」と指摘をされました。

天野

過去を振り返ると、新卒で大手企業に入った後、どうして7人の企業に入ったのか、どうしてそこでいきなり営業をやり始めたかというストーリー設計が必要でした。

このストーリー設計が必要な理由としては、2つあると考えています。1つめは求職者観点での話で、今後の意思決定などを行っていくためにも、自分が目指したい状態に対して一貫する軸が必要だから。その当時の意思決定には特に理由がなかったかもしれない方でも、言葉で表せられない背景や感情があるはずなので、その感情を言語化してストーリーを整える必要があると考えています。

2つめは、企業観点での話です。面接では、過去にどのような意思決定をしてきたかを確認されることが多いです。その時に一貫性のない意思決定だと、企業側は採用において定着懸念を感じてしまいお見送りのリスクが高まるデメリットがあります。

―ではそのストーリー設計はどのように考えられたのですか?

Sさん

最初は自分でストーリーを作成していたのですがうまくいかず、面談のたびに修正していただきました。面談を重ねるごとに、「もっとこういう風に話した方が、一本につながってくるよね」とアドバイスをいただき、一つずつ修正をして積み上げていくということを複数回に分けてやっていただきました。

天野

当初は、目の前の事象についてその場の感情で意思決定をしてしまっているような内容や、「なぜ」その行動をとったのかが不透明な内容が多かったため、過去の意思決定については背景が明確に分かるようにしたうえで、なぜその意思決定をしたのかまで話せる状態に出来るようフォローしました。

なかでも力をいれたのは、頑張った仕事のエピソードです。ルート営業だとどうしても「関係構築メイン」の話になりやすく、無形商材の営業に挑戦をしていきたい場合、スキルを表現できないことが多いです。そのため仕事を構造的に分解をしていきながら、伝え方という観点でも変えていきました。

①クロスセル、アップセルに向けた200種類以上の商品知識をインプットした戦略的な提案活動や、②決裁者へのアプローチを組織力学を把握したうえで接点をとった、などの行動を実際に行っていたので、その仕事を棚卸して説明できるように対策をしていきました。

―Izulの支援の中で特に印象に残っていることがあれば教えてください。

Sさん

これは大手エージェントでも相談しているからこそだと思うのですが、天野さんの熱量は印象深いです。朝早い時間や夜遅い時間帯でも私の時間に合わせて対応してくださったり、面接の直前には直前対策を丁寧にしていただいたり。約1ヶ月半で25回ほど面談していただきました。

なんでそこまでしてくれるのかなって考えた時に、仕事だけじゃここまでできないんじゃないかなって。それは本当に天野さん自身が目の前の人をよくしたいっていう根底の気持ちがあるからなんだろうなって思っていて、その熱さをすごく感じていました。

天野

いやもう、ありがたいなと思いました。もうSさんと面談できないのが寂しいですよ。

転職先を見つける以上に大切なものが見つかった転職活動

―転職活動を終えて年明けから入社というタイミングだとは思うのですが、今回の転職活動を振り返ってみてどうですか?

Sさん

今回転職活動を通じて思ったのは、天野さんの伴走だけでなく、妻や周りの友達といった、周りの方にすごく助けられてるなって思ったんですね。

そういう人たちにちゃんと顔向けできるようなことをしていきたいなって思います。今の会社で結果を残して、どこかで私の名前が出たときに活躍してるよっていうことが伝われば、周りの方たちへの一番の恩返しになるのかなって思うので、ここはやっぱり実績にこだわって、父として社会人としてちゃんとやっていきたいなと思っています。

天野

Sさんには、次の環境では本当に頑張ってほしいなと思っています。Sさんと会話をする中で、「頑張っている人が苦しい思いをしていたら、その人に手を差し伸べられる優しさ」がある方だと感じました。まずは、現在の熱狂的なエネルギーを活かしながら顧客の課題を解決し、将来的にはSさんが事業を牽引するようなセールスになってくれることを楽しみにしております。

―Izulの支援の感想を聞かせていただいてもよろしいですか?

Sさん

本当に素晴らしかったなというか、Izulさん一本で転職活動を進めて本当によかったなと心から思いますね。

中にはエージェントさんを掛け持ちしてる方もいらっしゃるみたいですが、信頼してずっと二人三脚で伴走していただいたっていうのが今回の結果につながってきたのかなと思います。ずっと寄り添ってやってきてもらえたと思うので、本当に良かったです。

―最後に、今転職を考えている人たちへ、頑張って乗り越えたSさんだからこそ、伝えたいことはありますか?

Sさん

やっぱり転職って大きな意思決定だと思っていて。仕事や他のことと同じぐらいの熱量を持ってやっていかないといけない、自分の人生を見据えて本当にフルコミットしなきゃいけないことだと思っています。

でもそれを一生懸命頑張って乗り越えた先には、仕事で成果を出したとか、学生時代にスポーツで成果を出したとかということと同じぐらいの達成感があって、転職先を見つける以上の大切なものが見つかったような感じがします。改めて自分を見つめ直すすごくいい機会だったなってすごく思いますね。

天野

素晴らしいですね。途中で諦めてしまう人とかもいるんですが、Sさんが諦めずにやりきれた理由はどうしてなんですか。

Sさん

それはやっぱり、天野さんの支援のおかげです。

私一人だったら、どこかで妥協してたなって思いますし、一人で転職活動をしていたら絶対入れないような会社に内定をいただけたと思っています。私が行きたい会社に対してどういうアプローチをしたらいいかというテクニック的な面や、気持ち的な面でもずっと鼓舞してくれていたので、最後までやりきれたのはやっぱり天野さんの人柄があったからだと思います。

天野

ありがとうございます!自分で振っておいて、照れますね(笑)。

Sさんが今後携わる仕事は競合サービスも多数存在する状況で、成果を期待してお金をいただくビジネスだと思います。この仕事で大切なことは、Sさんがいかに自社サービスを信じることができるか、そのサービスを信じた先に顧客からもSさんを信じてくれるのではないかと考えています。Sさんが、かっこいいお父さんとして躍動することを期待しています!

ありがとうございました!

この支援を担当した人

コンサルタント・天野 修平

天野 修平

新卒でパーソルキャリア株式会社へ入社し、人材紹介の法人営業として200社以上の採用成功を経験。その後、IT系スタートアップを経て株式会社マネーフォワードへ転職。新規事業であるリーガルテック領域に3人目のセールスとして参画し、入社1年で国内大手企業や外資系トップメーカーを含む100社以上を受注。その後、インサイドセールスのリーダーやセールス責任者としてチームを牽引。個人に寄り添い、可能性を最大化するキャリア支援を実現すべく、株式会社Izulに入社しました。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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