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新卒から数年、仕事にも慣れてくると「このままでいいんだろうか？」と不安になる方は多いのではないでしょうか。期待感を持って入った企業でも、働いていれば良いところも悪いところも見えてくるものだと思います。
そのまま働き続けることももちろん出来ると思いますが、なんとなく不安になりながら働き続けるのも辛い部分がありますよね。
今回ご紹介するのは、なんとなく不安感を持っていた状態から、打って変わって心から行きたいと思える企業に出会い、転職先の部署内での最年少内定を獲得するに至ったAさんです。そんなAさんの転職活動を、弊社コンサルタントの菅生と振り返ります。
なんとなく感じていた「このままでいいのか？」という不安
―まず、これまでのキャリアについて教えてください。
新卒で大手SaaS企業へ入社しました。元々「人の活躍をサポートできる人になりたい」という思いがあったのですが、その思いに近しい理念がありとても共感したためです。また、さまざまな業界へ導入いただけるようなサービスだったので、幅広いお客様へ価値貢献する経験を積むことで「自分自身が将来どうなっていきたいか」をより明確にしていくきっかけにもなると思いました。
そこでは約2年半パートナーセールスとして勤め、大手複合機メーカーの担当や全国規模のプロジェクトリーダーも担いました。
―前職も成長産業の大手SaaSで素敵な企業だと思うのですが、なぜ転職しようと思われたんですか？
なんとなくの「将来への不安」を感じていたからです。
前職では素晴らしい仲間や環境に恵まれ、働く上での安心感や居心地の良さを実感していました。ただ、そのように安定した環境だからこそ、自分が求める20代での成長角度と照らし合わせた時に、「もっと新しいことに挑戦してみたい」「より成長できるチャンスをつかみたい」という気持ちが強まったのも事実です。
そこで、今の自分にとって最適なキャリアを探求すべく、転職という選択肢を考えるようになりました。まだ自由に動きやすい20代のうちに、色々な環境を経験することが自分自身の成長につながると考えたからです。
―Izulとの最初の出会いは何がきっかけだったんですか？
人材系の企業に勤めている家族からIzulを教えてもらいました。正直転職活動を始めたての頃はキャリアについて迷宮入りしてしまっていて（笑）。
将来のキャリアについてなども丁寧に話を聞いて棚卸ししてくれるらしいという話を聞いて、実際に口コミでもそういった内容がたくさん書いてあったので問い合わせをしました。
―Izulの伴走支援に魅力を感じてくださったんですね。そんな期待感を持って受けていただいたIzulの初回面談の印象はどうでしたか？
第一印象は、優しいお姉さんが来た！でした（笑）。
上手く話せていなかったと思うんですが、その時抱えていた悩みにもたくさん共感していただけて嬉しかったです。ただ、優しく話を聞いてくださるばかりではなく、転職に至るまでの流れも細かく丁寧に説明してくださったことが印象的でした。菅生さんとなら安心して一緒に進めていけそうだと思いましたね。
優しいお姉さん（笑）。
私はすごくハキハキした明るい子が来たなと思いました。初回面談の時点で言いたいこともはっきりと伝えてくれていて、今後の方向性について迷っている現状のお話をたくさん聞きました。「本気で頑張りたい」という気持ちがすごく伝わってきたので、簡単に現状を整理しつつこれからこういう方向で一緒に頑張ってみませんかというお話をさせていただきましたね。
「カッコいいお姉さんになりたい」から生まれた必要なもの
―期待を持って進めていただいたIzulとの転職活動だと思うのですが、今振り返ってこれは学びになったなと思う面談はありましたか？
・・・全部ですね（笑）。一つひとつの面談での気付きや学びがすごく多かったです。
全部と言っていただけるのは嬉しいですね！
私の視点からだと、自己分析の面談はキーポイントだったかなと思っています。Izulと会う前から迷宮入りしていたとAさんも仰っていましたが、最初は「人材がいいんじゃないか？」「これまでの経歴を活かしてSaaSを見るのもいいな」と方向性が定まってなかったですよね。
そうですね。でも菅生さんとの自己分析を通して、課題解決のために自分なりに試行錯誤をする過程や、チームでプロジェクトを動かして成果を作り込んでいくことがすごく好きなことなんだと言語化できるようになりました。
そのときに菅生さんから、組織コンサルティングを行う現職をご紹介いただいたんですが、話を聞いてすごくワクワクして「絶対にここだ！」と思いました。
Aさんは今まで泥臭いことでも一生懸命にやりきれている方なんだということが自己分析を通して分かってきていたので、課題解決の中でも一段階難しいことにチャレンジしても良いんじゃないかな、と思ったんですよね。
現職の企業をご紹介したときにAさんがキラキラした目で「私のキーワード、課題解決なんです！」と仰っていたことはすごく印象的でした（笑）。
―菅生との自己分析を通して段々と方向性が明確になっていったんですね。自己分析で苦労したことはありましたか？
将来的にどうなりたいのか？の具体的な言語化は難しかったですね。
「人や組織の可能性を広げたい」という気持ちを新卒の時から思っていたのですが、それがどの領域で誰に対してどんな価値提供をするのか、という具体の部分がほとんど言語化出来ていなかったんですよね。
ただ、まだ自分の経験が多くないので一人で考えるのはとても難しく、菅生さんにたくさん壁打ちをしてもらいながら進めました。
Aさんの中で「かっこいいお姉さんになりたい」というイメージがあったので、そこから少しずつ具体に落とし込んでいきましたよね。
「じゃあかっこいいイケてる女性ってどんな人？」というところから深掘って、”どういう要素がある人か？””どんな仕事が出来る人？”などの質問を通して将来像を明確にしました。最終的に、その将来像に合わせて中長期の視野で身につけておきたいスキルなどを整理していき、直近でやるべきことに紐づけて納得感のある言語化をしていきましたね。
この言語化がきちんとAさんの中で腹落ちしていたからこそ私と認識をすり合わせることができて、ご紹介した企業もバッチリハマったのだと思います。
「今後どうなっていきたい？」の質問にも自信が持てる
―転職活動を通して、Izulの支援はどうでしたか？
ずっと私の視点で支援してくださったことが印象的でしたね。転職エージェントもビジネスなので数字を追いかけないといけない部分があると思っていたのですが、菅生さんは最後までずっと寄り添ってくれていました。
最終選考の頃に、転職が現実味を帯びてきたと同時にすごく不安になってしまって、転職をやめた方がいいんじゃないかといったような相談も菅生さんにしていたことがあったんです。エージェントの目線からすると「今までのサポートは何のために・・・」となってしまってもおかしくないですよね。
でもそんなときでも菅生さんは「私のことは気にしなくて大丈夫」と終始頼もしかったんです。そのおかげで最後まで安心して菅生さんについていくことが出来ました。
最終選考の時は本当にナーバスになってたよね（笑）。
でも実際転職するのって勇気がいることだし、私自身初めての転職のときはすごくナーバスになりましたし、それは当たり前だと思うんですよね。Aさんにはきちんと納得のいく選択をしてほしかったので、同じ目線で最後まで一緒に考えようと思って支援していました。
―納得のいく決断となって良かったです。ご紹介時点から既にすごくワクワクされていた企業に無事ご入社されたと思いますが、今後の展望があれば教えてください。
ざっくりとお伝えすると、長期的には仕事もプライベートも問わず、関わる周りの人に幸せを提供できるような人間でありたいなと思っています。
それを仕事という軸で考えると、私はやはり組織開発や人材育成の領域から人や組織の可能性を広げたいという思いが今も変わらないので、そこに向けてまずは一歩ずつ知識と経験を身につけていきたいです。
―素敵な将来像ですね。短期的な2.3年後のイメージはどうでしょう？
まずは法人営業として、お客さんと課題を議論し提案して価値貢献を行うというサイクルを一人で回し切れるようになりたいなと思っています。
あと現職は「還元」のカルチャーがすごく強いなと思っていて。得た知識はすぐにチームへアウトプットしたり、ノウハウ共有を目的とした勉強会を頻繁に開催したりなど、「周りのために自分にできることはないか」という意識をすごく大事にしている環境だなと感じています。
私自身も、営業として対顧客に価値を提供できるようになるだけではなく、対組織観点でも、価値提供の輪をどんどん広げていきたいと思っています。
―すごくしっかり将来設計されてるんですね！
これは完全に菅生さんのおかげですね（笑）。
現職でもつい先日、将来像について話す機会があったんですが「こんなに若いのにそこまでしっかり考えてるの！？」と驚いてもらえました。でもこれは転職活動の中で菅生さんとの壁打ちを通して得られたものなので、転職活動が今後の人生に活きてくるんだと実感しました。今後のキャリアや人生を考える上で、一つの軸になるものが見つかったことがすごく嬉しいです。
―素晴らしいですね。今後のご活躍に期待しております。ありがとうございました！
