【キャリアチェンジ編】経験は小学校の先生を1年間だけ。人生を変えるための転職ストーリー

2025年8月28日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

目次

Izulメディアでは「求職者インタビュー」と称してIzulで転職成功された方にインタビューを行っています。今回は特別編として「キャリアチェンジ」を題材に、小学校教員からIzulを利用してキャリアチェンジを実現したIさんを招き、担当コンサルタントの髙澤との対談を実施しました。

1年で民間企業への転職を決意した理由、転職活動で苦労したことなどをお伺いしています。

なんとなく転職したいけど自分には難しいのでは?と思っている方、キャリアチェンジってどんな感じなの?と思っている方に向けて、今後のキャリアを考える際にぜひご一読いただきたいです。

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より早く、より大きく社会に貢献したい

髙澤

実は今回が僕の初めてのがインタビューなんです!今日を楽しみにしてました(笑)。

早速ですが、Iさんのこれまでのキャリアのお話を読んでる方向けにご紹介いただいてもいいですか?

Iさん

そうだったんですね(笑)。緊張しますが頑張ります!

大学では教育学部で特別支援教育を専攻していました。特別支援に興味を持ったのは祖母の存在がきっかけだったのですが、祖母は昔から手足が少し不自由で、幼い頃から一緒に過ごしていく中で「障がいについて学んでみたい」という気持ちが芽生えていったんです。

大学在学中にさまざまな学校で教育実習も経験し、学校教育における特別支援に自分が介在することでより良くしていきたいと考え、小学校教員を志すことに決めました。

実際に卒業後は新卒で地元の小学校に入職して、1年生の担任として勤務していました。

髙澤

小学校では1年間担任の先生をやっていたんだよね。それに、教員の仕事はすごく大切に思っているんだなと最初に話を聞いていて感じました。

Iさん

はい、教員は本当に素敵な仕事だと感じましたし、ネガティブな面は一切ありませんでした。一方で、自分が受け持っているクラスに少し行動や考え方が目立つような子どもたちがいたのですが、その背景には家庭環境など、学校の外にある課題が大きく影響しているんだとも実感するようにもなりました。

そういった根本的な課題に対して、教員という立場からではどうしてもアプローチが限られてしまう現実にぶつかったんです。自分の力でもっと広く社会に貢献するために、教員という枠を超え、ビジネスパーソンとして力をつけていく必要があると考えたことが転職を決めた経緯です。

髙澤

教員として別の学校で続けるだったり、校種を変えたりといった選択肢は考えなかったって言ってたよね?

Iさん

そうです。ビジネスの世界からの方が、より早く、より大きく社会課題にアプローチできるんじゃないかと思ったことが理由です。民間企業への転職は、未知への挑戦かつ大きな変化ではありましたが、自分が目指すゴールを達成するための手段が変わるだけ、と前向きに捉えていました。

時間がかかったとしても、納得度の高い方向へ

髙澤

民間企業へ転職することを決めて、転職活動を行っていたと。Iさんには僕からスカウトを送ったんだよね。ぜひこの機会に聞いてみたいんだけど、他の転職エージェントと比べてどんな印象だった?

Iさん

何よりもまず、髙澤さん自身のご紹介から入ったことをよく覚えてますね。他社の転職エージェントであれば、希望条件から求人のすり合わせを行うことが多かったんですが、髙澤さんはまず自己紹介で。

そのあとに、私自身の話もすごく丁寧に深堀りしていただきました。自分自身がきちんと言語化できていなかった思いや願いも言語化していただいて、初回からなにか違うなという印象でしたね。

髙澤

そうなんだ、違うなってちゃんと思ってもらえてたことが嬉しいです。

これは僕がIさんにスカウトを送った理由にもつながるんだけど、Iさんは社会人1年目で教員という安定した職業に就いているのに外に目を向けようとしてたでしょ。僕は「自ら変化するために行動を起こそうとしている人」に積極的に声をかけることを大事にしようと思っていて、当時のIさんはまさにそういう人だなって思ってた。

だからIさんのことをちゃんと教えてほしくて、そのためにはまず僕のことを知ってもらおうと思ったんだよね。

Iさん

初回面談でそういったお互いを知るやり取りがあったからこそ、Izulにお願いしたいと思った部分も大きかったので、すごく有意義な時間だったなと思います。

でも実は、初回面談当時は退職が既に決まっている状態だったので、迷いもありました。Izulはしっかりフォローしてくれる分、少し時間がかかるというお話があったので、離職期間が出てしまうことが不安だったんです。

ただ、初回面談で髙澤さんが「焦って決めるより、本当に行きたい場所や、成長できる環境を選んだ方がいい」って言ってくださったんですよね。その言葉が後押しになりました。

髙澤

離職期間に対する不安は当たり前だと思う。

確かに退職までに転職先を決めることが優先事項なら、他の転職エージェントの方が効率的だったと思うけど、Iさんの場合はその進め方では、Iさんが望むキャリアには繋がらないと思った。

Iさんと初回面談で話している中で、「自分の人生にきちんと向き合って、責任を持って自分自身で舵取りをしていきたい」みたいな覚悟感がある人なんだなと感じていて。僕にとってはそれが「Iさんの支援を一緒に頑張らせてほしい」って思ったポイントだったんだよね。

Iさんは想いがある人なんだって分かっていたからこそ、そこに繋げるためのスキルを付ける最適のキャリアを見つけてほしかった。そのために僕自身が熱量を持って向き合う必要があると思ったし、一緒にやっていこうって伝えたことは僕もよく覚えてる。

Iさん

転職活動が終わってこうして振り返ってみると、この半年に及ぶ時間があったからこそ今の企業に出会えたと思いますし、正しい選択だったと感じてます。あのときに髙澤さんと一緒に進めることを決めて本当に良かったです。

髙澤

今でもそんな風に感じてくれていることがすごく嬉しいです。

少し話が変わるけど、実際に転職活動を進めていく中で特に大変だったなって感じたことはなにかある?

Iさん

やっぱり一番大変だったのは面接練習ですね。

一番覚えているのは「今頑張ったら本当に人生が変わるから、今が頑張り時だよ。あなたの人生がかかってるんだよ」と髙澤さんが熱く言ってくださったこと。当時の私は少し気が緩んでいて、昨日できたことが今日できなくなっている、みたいな状況でしたよね。

髙澤

めっちゃ覚えてる(笑)。

昨日できてたのにどうしてだろう、なにかストレスを感じるようなこととかがあったのかなって確認したら「気が緩んでました。全然振り返りしてないです。」って。

内定獲得後の余生みたいな過ごし方してちゃダメだよ、と雷を落としたよね(笑)。

Iさん

本当にありがたかったですね。厳しく言ってくれる人は髙澤さんしかいなかったので、自分にとってはすごく大きな存在でした。

あの時気持ちを引き締め直すきっかけを作ってくださったからこそ、転職成功につながったのだと思います。

転職活動自体が楽しい時間になった

髙澤

今大変だったって言ってくれた面接対策だけど、面接対策だけで15回は時間とったよね。実際対策する前後で、ここが変わったなって自覚している部分とかはある?

Iさん

何よりも自信を持って話せるかどうかは大きく変わったなって自覚がありますね。

対策前は自信が全くなくて、自信がないから内容もぼんやりしてしまって、相手にうまく伝えることができなくて。練習を重ねるうちに少しずつ自信が持てるようになり、言葉にしっかり気持ちを乗せて話せるようになったと思います。

最終的には緊張しないだけでなく、「面接を楽しむ」くらいの気持ちで臨めるようになったことが、自分にとって一番の成長でした。

髙澤

やっぱりそこはかなり変わったよね。面接対策をその場限りの準備で終わらせたくない、って伝えてたじゃない。面接は「自分という商材を売り込む場」だから、これから営業職になるIさんには、営業としてのファーストステップ。そんな意識で面接対策をしていたから、面接を楽しめるくらいの気持ちになれていたことは大きな変化だね。

Iさん

そうですね。あと変化したこととは少し逸れますが、教員としての仕事をどうやって魅力的に伝えるか、という変換はすごく勉強になりました。

民間企業では数字を追ってきた経験が重視されることが多いなか、私は職業柄数字的な目標を持つことがほとんどなかったので。どうやって伝えれば良いのかすごく悩んでいたんですが、髙澤さんが整理してくださいましたよね。

髙澤

そうだね、僕が意識していたのは、教員としての仕事をビジネスで求められる“定量成果”に置き換えて整理すること。ビジネスでは「お客様に対してどんな価値を提供するか」が重要で、転職活動時もその点が重要になる。

だからIさんの仕事においては生徒を“顧客”と捉えて、その生徒たちにどんな成果を出すために、どんなプロセスを積んできたのかを一緒に整理していったよね。
課題設定がずれないように気をつけながら、「この子たちは何に困っていて、Iさんがどんな打ち手を講じたのか」を言語化することで、ビジネス経験として伝えられるよう工夫していったね。

Iさん

今あらためて聞いても、髙澤さんがいないとそういう形での整理はできていなかったと思うので、髙澤さんにすごく助けていただいた部分だなと感じています。

髙澤

それこそが僕たちが介在する価値でもあるしね。でも企業に魅力的に伝えられるくらい努力してきたのはIさん自身だから、そこは自信を持ってほしいなと思います。

ここまで色々話を聞かせてもらってきたけど、最後に、Izulの支援について感想をもらいたいです!

Iさん

ここまで長く手厚く伴走してくださる方は他にいないと思うので、本当に心から感謝しています。

ガツンと言ってくださるときもあれば、ユーモアも交えて面白く進めてくださるときもあって、毎回の面談が本当に楽しい時間でした。転職活動をネガティブに感じることなく終えられたのは、髙澤さんのおかげです。今回の転職で得たチャンスをしっかりものにして、これからも頑張っていきたいと思っています。

髙澤

自分で聞いておいて照れるけどすごく嬉しいです、ありがとうございます(笑)。

どんな仕事でも、成果が出ない時や壁にぶつかる時は必ずあると思います。でも大切なのは、そこで何を学び、自分がどう前に進んでいくか。その積み重ねが、最終的に勝ちにつながると思っていて。

僕自身も1社目、2社目で苦労しながら、最終的にはトップセールスになることができたので、Iさんにもぜひその景色を見てほしいし、一緒にその景色を共有したいと思っています。

この転職で終わりという付き合い方はしたくないのでこれからも連絡してほしいなと思っているし、初受注したらぜひ連絡してほしいです!ずっと応援しています!

この支援を担当した人

コンサルタント・髙澤 寛樹

髙澤 寛樹

新卒で通信業界のベンチャー企業に入社。万年赤字だった店舗の黒字化や売上ギネスの獲得などを経験し、育成やマネジメントにも注力。その後、Izulの支援を受けてレバレジーズへ転職、レバテックに出向。キャリアアドバイザーとして従事し、入社1年目から目標を達成。しかし、エージェント都合で構築された支援フレームワークに限界を感じ、2年目からは「右から左に流すだけの支援」ではなく、「自己分析×教育」に軸足を置いた支援スタイルへと転換。求職者と共に「ありたい姿」を明確にする伴走型の支援を実践。超大手企業からスタートアップまで、幅広い求職者のキャリア支援を担当。教育・マネジメント業務も兼任しながら、個人としてもトップセールスの実績を収める。現在は、自身の転職活動でお世話になった恩師への恩返しや、より多くの求職者にアプローチできる機会、そしてビジョンへの共感から、Izulに参画。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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