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サービス業から異業種に転職するには?おすすめの職種や転職活動を成功させるコツを解説

2025年9月11日

2025年8月8日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

サービス業に勤務している方の中には、将来のキャリアや働き方を見直し、異業種への転職を考える方も多くいます。この記事では、サービス業からの転職におすすめの職種や、転職活動のポイントについて解説します。異業種への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

サービス業から異業種への転職は難しい?

サービス業から異業種に転職する人は多く、決して難易度が高いわけではありません。サービス業で培ったコミュニケーション能力や対応力は、さまざまな職種で活かすことができます。ただし、未経験職種への転職は若年層の方が有利な傾向にあるため、30代以降はやや難易度が上がる可能性があります。

サービス業からの転職を検討する主な理由

厚生労働省の「令和4年 雇用動向調査結果」によると、全職種の中でもサービス業は離職率が高い傾向にあります。ここでは、サービス業からの転職を検討する主な理由を紹介します。

出典:令和4年 雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

収入が低い

サービス業は他の業界・職種と比べて、年収が低い傾向にあります。日本全体の平均年収は約460万円であるのに対し、サービス業の平均年収は約322万円と100万円以上低いのが現状です。そのため、労働環境に対して給与が見合わないと感じ、年収アップを目的に異業種を目指す人も多く見られます。

出典1:令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省
出典2:令和5年分 民間給与実態統計調査|国税庁

体力的に厳しい

サービス業は拘束時間が長くなりやすく、立ち仕事が多い傾向にあるため、体力が求められる仕事です。若いうちは問題なく働けていても、年齢を重ねるにつれて体力的な負担を感じ、転職を検討する人も多くいます。

勤務時間が不規則になりやすい

サービス業では、店舗や施設の営業時間に合わせた勤務が基本となるため、勤務時間が不規則になりやすい傾向があります。シフト制を採用している企業も多く、土日勤務が続いたり、休みが取りにくかったりと、働き方に悩んで転職を考える人もいます。

クレーム対応が大変

サービス業は顧客と直接接する機会が多いため、クレームを受けやすい環境といえます。中には理不尽な内容や心に負担を与える言葉を投げかけられることもあり、対応に疲れて異業種への転職を考える人もいます。

スキルを身につけたい

サービス業はコミュニケーション能力やビジネスマナーが身につきやすい反面、資格や専門的な技術が求められないことも多く、特定のスキルが得られにくい点がデメリットといえます。スキルの蓄積が難しいとキャリアアップや年収アップが実現しづらくなるため、将来を見据えて他業種への転職を目指す人もいます。

サービス業からの転職におすすめの職種

ここでは、サービス業から転職するのにおすすめの職種を7つ紹介します。新しい職種に挑戦したい人はぜひチェックしてみてください。

営業職

営業職はサービス業と共通点が多く、未経験からでも挑戦しやすい職種のひとつです。サービス業で培ったコミュニケーション能力を活かしながら、日々の業務を通じて企画力や提案力を身につけられるため、ステップアップにぴったりです。

受付

受付は来客対応や電話対応が主な業務であり、サービス業と親和性の高い職種といえます。カレンダー通りの勤務形態を採用している企業も多く、残業が比較的少ない傾向にあるため、安定した環境で働きたい人にもおすすめです。

事務職

事務職は、サービス業と比べてパソコンでの作業が中心となるため、人と接する機会が少ない職種を希望する人に適しています。ただし、事務職は転職市場でも人気が高いため、簿記などのスキルを身につけておくと、より転職の可能性が広がるでしょう。

秘書

秘書は高いホスピタリティが求められる職種であり、顧客対応の機会が多いサービス業からの転職先に適しています。企業の社長や役員を支える役割を担うため、誰かの役に立ちたいという気持ちが強い人に向いています。

コールセンター

コールセンターは電話で顧客とやり取りするため、サービス業で培った対応力を活かしやすい職種です。服装や髪型の自由度が高く、勤務時間にも柔軟な企業が多いため、自分のペースで働きやすい点も魅力です。

介護職

介護職はニーズが高く、未経験向けの求人も豊富なため、転職しやすい職種の一つです。利用者との信頼関係を築くうえで傾聴力やホスピタリティが求められるため、サービス業で培った経験が活かせます。新たなスキルや資格の習得をしたい方にもおすすめです。

IT職

IT職は需要が高く、未経験者を歓迎する求人も豊富なため、サービス業からのキャリアチェンジに適した職種といえます。教育制度が整っている企業も多く、業務を通じてITスキルを習得できるため、キャリアアップや年収アップを目指す人にもおすすめです。

サービス業からの転職で活かせるスキル

サービス業で身につけたスキルは、他の業界・職種にも活かすことが可能です。ここでは、転職先でも活かせるスキルを3つ紹介します。

コミュニケーション能力

サービス業で培われるコミュニケーション能力は、多くの業界・職種で求められるスキルです。直接顧客と関わる仕事ではなくても、社内での円滑な連携において重要な役割を果たすため、転職先でも十分に活かせます。

ビジネスマナー

サービス業では日々の接客を通じて、敬語の使い方や身だしなみ、立ち居振る舞いなど、基本的なビジネスマナーが自然と身につきます。どの企業でもビジネスマナーは重要視されるため、選考の際は自信を持ってアピールするとよいでしょう。

心身のタフさ

サービス業は忙しさやクレーム対応など負担が大きい業務も多いことから、心身ともにタフさが養われやすい仕事です。特に営業職では経験だけでなくメンタルの強さも求められるため、選考で有利に働きやすいでしょう。

サービス業から異業種への転職を成功させるコツ

ここでは、サービス業から異業種への転職を成功させるコツを解説します。転職活動を始める前にぜひチェックしてください。

自分の得手・不得手を洗い出す

まずは自分の得手・不得手を洗い出して整理することで、適性に合った仕事を見つけやすくなります。たとえば「ルーティンワークが苦手」といった傾向がある場合、毎日同じ作業が中心となる事務職などはミスマッチとなる可能性があります。

業界・職種について徹底的にリサーチする

未経験の職種に挑戦する場合、業界・職種のリサーチが特に重要です。仕事内容や求められるスキルを正しく把握することで、自分との共通点や適性を見つけやすくなり、選考時のアピールに繋げやすくなります。

経験やスキルの棚卸しを行う

サービス業から異業種への転職を目指す際は、これまでの経験やスキルを棚卸ししておくと自分に合った転職先を見つけやすくなります。また、応募書類や面接でも強みを具体的に伝えやすくなり、好印象に繋がります。

キャリアプランを考えておく

転職活動を始める前に、サービス業から転職したあとのキャリアプランを明確にしておきましょう。キャリアの方向性が定まっていないと、転職活動の軸がぶれ、自分に合った企業を見つけにくくなります。入社後のミスマッチを防ぐためにも、事前に将来像を描いておきましょう。

転職エージェントを活用する

異業種への転職に不安がある場合は、転職エージェントを活用するのも一つの方法です。求人紹介や選考対策に加え、今後のキャリアについても相談できるため、サービス業からの転職に悩む方にとって心強いサポートとなるでしょう。

まとめ

この記事では、サービス業から異業種への転職を目指す際のポイントについて解説しました。営業職や受付など、経験を活かしやすい職種だけでなく、全く異なる分野に挑戦したい場合は、転職エージェントのサポートを受けながら進めるのがおすすめです。

Izulの転職エージェントでは、ただ求人を紹介するだけでなく、徹底的なヒアリングを通じて、求職者のキャリア形成を重視した伴走型のサポートを実施しています。まずはお気軽にご相談ください。

監修者・座間 智也

座間 智也

原宿で美容師 ⇒ リーフラス株式会社 ⇒ 株式会社スポーツフィールド
サッカー選手になる夢を断念し、美容師からキャリアをスタート、2社目では当時史上最短の入社8ヶ月でリーダー昇格、3年目の25歳で当時社員600名弱の会社で支店長として従事。その後、人材紹介会社へ転職し、入社4年で東日本エリアのマネージャーとして6拠点のマネジメントを経験。現在は個人として4つの事業運営を行いながら、Izul でキャリアアドバイザーとして従事。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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