履歴書に運転免許証について書くことは必須?書き方や免許の種類と併せて解説

2023年3月13日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

履歴書は自身のプロフィールや志望動機など、面接を受ける企業で働きたいという意思を示すような内容を記載するものです。しかし、履歴書を書くうえで必要なのかどうか悩むのが「運転免許証の有無」ではないでしょうか。
今回は、履歴書への運転免許証に関する内容の書き方を、免許証の種類や必要性とあわせて解説します。また、記載する上でのポイントや注意点などにも触れています。履歴書に運転免許証の有無を記載すべきか判断に迷っている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

履歴書への運転免許証の書き方

履歴書に運転免許証について書くべきか否か判断する前に、そもそもどのように書くのが正しいのか解説します。

書き方の見本

履歴書に運転免許証について記載する際は、種類ごとに正式名称を記載し、末尾に「取得」と記載します。書き方としては統一されているので、免許証の種類ごとに、履歴書に書く際の正式名称を覚えておく必要があります。
いくつかの免許証を例に挙げ、実際に履歴書に書く際の見本を以下に記載します。

<普通自動車免許の場合>
免許・資格
令和○○年○月普通自動車第一種免許 取得
<普通自動車免許(オートマ限定)の場合>
免許・資格
令和○○年○月普通自動車第一種免許 取得
<小型二輪限定免許(オートマ限定)の場合>
免許・資格
令和○○年○月普通自動車第一種免許 取得
<準中型免許の場合>
免許・資格
令和○○年○月普通自動車第一種免許 取得

履歴書に書ける運転免許証の種類と正式名称

履歴書に運転免許証について書く際は、免許証の正式名称を書かなければいけません。ここでは、履歴書に書ける運転免許証の正式名称を種類ごとにまとめています。自身の保有している免許証と照らし合わせながら参考にしてください。

運転免許証の種類履歴書への書き方
普通普通自動車免許
中型中型自動車免許
準中型準中型自動車免許
大型大型自動車免許
大特大型特殊自動車免許
大自二大型自動二輪車免許
普自二普通自動二輪車免許
小特小型特殊自動車免許
原付原動機付自転車免許
大二大型自動車第二種免許
中二中型自動車第二種免許
普二普通自動車第二種免許
大特二大型特殊自動車第二種免許
牽引免許
引二牽引第二種免許
引用:doda

普通自動車免許の場合は、マニュアル免許(MT)かオートマ限定(AT)のどちらなのかを書いておくことも大切です。

履歴書に運転免許証の有無は必ず書かなければならない?

結論から言うと、履歴書に運転免許証の有無を必ず書く必要はありません。職種によっては、そもそも運転免許の有無が仕事に影響しない場合があるためです。
ただし、募集要項などに運転免許証が必要資格として記載されている際は、必ず運転免許証の有無を書くようにしましょう。先ほど紹介した運転免許証ごとの正式名称をしっかり覚えておくことも大切です。
また、免許証は持っているけど、ほとんど運転したことのないいわゆるペーパードライバーである方もいるでしょう。ペーパードライバーの場合も、運転が必要となる仕事でなければ、取得しているかどうかだけ書いておけば問題ないでしょう。万が一運転技術が求められる場合は、いつから運転していないかなど、運転技術について記載するか、面接時に口頭で伝えるようにしてください。

履歴書に運転免許証について書く前に覚えておきたいポイント

運転免許証について履歴書に書く際は、いくつかのパターンごとに意識しておくことがあります。運転免許証を所有していなかったり、これから取得する予定だったりと、場合によって書き方も異なるでしょう。免許の取得日を把握しておくことも大切なので、ここで詳しく解説します。

運転免許証を所有していない場合は?

運転免許証を所有しておらず、ほかに書ける資格がない場合は、記入欄に「特になし」と記載しましょう。履歴書の記入欄に共通することですが、空欄を作らないようにすることがマナーです。特記事項に記載する内容がない旨を記入することで、記入漏れではないことを伝えることができます。通常は運転免許証がないことを書く必要はありませんが、運転免許証を持っていることが募集条件にある場合は、特記事項等に補足情報を記載する必要があります。

これから取得予定の場合

履歴書を書く段階では免許を持っていなくても、入社を想定する時期までには取得できるという場合もあるでしょう。教習中など、これから免許を取得する予定がある場合は、履歴書に以下のように書きましょう。

免許・資格
       普通自動車第一種免許 取得予定

ポイントは、取得の「年」と「月」を空白にすることです。試験日程などによって変動するため、あくまで「取得予定」としておきましょう。万が一取得時期を聞かれた場合は、予定であることを念押ししたうえで予想される時期を伝えてください。

免許の取得日などを確認する方法

運転免許証の取得日を確認する際は、運転免許証の左下にある日付を確認してください。所得日は「二・小・原」(二輪・小型特殊自動車・原付)など、種類ごとに分けて記載されています。複数の免許を保持している場合は、免許センターなどで運転免許経歴証明書を取得して確認してください。
運転免許証には、取得日をはじめとしたさまざまな情報が記載されています。ちなみに、免許の種類を確認することも可能で、運転免許証の中央下部に記載されているので確認してみましょう。
履歴書に書く際は取得時期も書かなければならないため、どこをみて確認すべきなのか事前に把握しておくといいでしょう。

履歴書に運転免許証について書く場合の注意点

最後に、履歴書に運転免許証について書く際に押さえておきたい、以下の注意点について解説します。

  • 取得日を間違えて記載しないようにする
  • 免許は正式名称で記載する
  • 免許制度の改訂について把握しておく

取得日を間違えて記載しないようにする

取得日を書き間違えると、「免許取得から何年以上」という採用条件を設定している企業への入社が難しくなります。自分で進路を狭めてしまう結果になるため、取得日は必ず正確なものを記載しましょう。免許の取得日は、運転免許証の左下に種類と合わせて記載されています。

免許は正式名称で記載する

履歴書に運転免許証のことを書く際は、略称ではなく正式名称を記載しましょう。略称でも伝わるものの、正式名称で書くことが一般的とされているため、本記事で紹介している正式名称を参考にしながら記載してください。正式名称で書かないと、一般的なマナーがなっていないと認識される恐れがあります。

免許制度の改訂について把握しておく

2017年3月12日より、道路交通法の改正に基づいて、新しい免許制度が開始されたことはご存じでしょうか。具体的には、運転免許の種類に準中型自動車免許が追加されました。普通自動車免許で運転できる車の重量・積載量に変動があるため、念のため覚えておきましょう。

まとめ

履歴書には、運転免許証の有無を必ず書かなければならないというわけではありません。ただし、免許の有無を応募資格として掲示している企業の面接を受ける際は、必ず書いてください。また、運転免許証について書く際は、今回挙げた書き方の見本や免許ごとの正式名称を覚えておくことも大切です。記載するうえでのポイントや注意点なども踏まえて、履歴書を作成する際の参考にしてください。

監修者・押目 隆之介

押目 隆之介

日本郵船グループにて3年間国際物流業務に従事。
リクルートに転職し、約5年間住宅・不動産領域のメディア営業およびマネジメントを経験後、前職のAbemaTV(サイバーエージェントより出向)にてコンテンツ戦略プロデューサーとして約4年間勤務しておりました。

現在は、自身の事業の経営も行いながら、リクルート時代の同僚であった中田の立ち上げたIzulにて、20~30代の方々を中心としたキャリア支援のお手伝いもさせていただいております。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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