Indeedとリクルートの関係は?M&Aをした理由や内容を解説

2024年5月4日

2024年3月20日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

求人検索サイトとして高い知名度を誇るIndeedが、実は、リクルートホールディングスの買収によって子会社化されたことをご存じでしょうか。リクルートはM&Aを活発的に行っており、その1つとしてIndeedを買収しました。

本記事では、Indeedとリクルートの関係やM&Aの理由、内容などについて詳しく解説します。

Indeedとは

Indeed(インディード)は、日本の上場企業である株式会社リクルートホールディングスが所有する求人検索プラットフォームです。Indeedは求職者が仕事を検索し、企業が求人情報を掲載できるオンラインプラットフォームで、求人情報の充実度や検索機能の使いやすさから、多くの求職者や企業に利用されています。

Indeedの事業内容や歴史について、詳しく見ていきましょう。

事業内容

Indeed(インディード)は、Web上で公開された広範な求人情報にアクセスできる、世界No.1*の求人検索エンジンです。

Indeedは他の求人サイトと大きく異なり、「求人情報を集約している」点が特徴です。通常の求人サイトでは、求職者はそれぞれのサイトを別々に訪れて求人検索を行わなければなりませんでした。しかしIndeedでは、求人サイトだけではなく、企業の採用ホームページからハローワークまで、インターネット上にある求人情報を一括検索できます。

歴史

Indeed(インディード)は、ポール・フォースターとロニー・カーンによって2004年にアメリカのテキサス州で設立された企業です。

2005年には、現在のサービスの原型となる「クリック報酬型求人広告ネットワークのベータ版」を開始し、急速にユーザー数を増やしました。日本でのサービス開始は2009年で2012年には株式会社リクルートによって買収されました。

IndeedのCMは2017年から放送が始まり、その圧倒的な本数やユニークな内容で注目を集めました。

リクルートはなぜIndeedを買収した?

リクルートホールディングスのM&A戦略は、国内で培った経営や事業のノウハウを海外企業に適用するかどうかを検証し、問題なければ増資や完全子会社化などを行うものです。

Indeedにおいては、一気に取得に踏み切りました。

当時、リクルートホールディングスは2020年を期限として人材領域でグローバルNo.1になることを会社の目標に掲げていました。その目標を実現するために、Indeedの買収が必要と考えたのでしょう。

Indeedの待遇・社風

Indeedへの転職を検討する場合は、待遇や社風の確認は必須です。リクルートホールディングスの一企業であるため、働きやすい労働環境が用意されています。ここからは、Indeedの待遇と社風について詳しく見ていきましょう。

ワークライフバランスを重視

Indeedは、ワークライフバランスを重視した社風で知られています。従業員に対して柔軟な働き方を提供し、仕事とプライベートの調和を大切にしています。この社風により、従業員は積極的に仕事に取り組み、結果として生産性やモチベーションの向上につながっているようです。

リクルートは最大で週3回の休日や、充実した休暇制度などが特徴です。その影響を受ける形でワークライフバランスを重視した社風となっています。

健康管理に役立つ福利厚生が充実している

Indeedは従業員の健康管理に配慮し、充実した福利厚生を提供しています。健康診断や医療相談、保険制度の充実など、従業員の健康面をサポートする施策が取られているのです。海外の企業は福利厚生が充実しているイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

もともと、Indeedの福利厚生が充実していたかどうかは不明ですが、そもそもリクルートが福利厚生に力を入れているため、いずれにしても充実させることになっていたでしょう。

Indeedとリクルートのどちらに転職すべき?

Indeedとリクルートは異なる特徴を持つ企業です。どちらに転職すべきか迷ったときは、ここで解説するそれぞれの企業に向いている人の特徴を参考にしてください。

Indeedが向いている人

Indeedは次のような人に向いています。

成長中の企業で働きたい

Indeedに向いているのは、成長中の企業で働きたい人です。Indeedは求人検索エンジンとして急成長し、世界中で注目を集めています。グローバルでの展開が進む中、新しい挑戦に取り組みながら組織も拡大しています。成長企業での働きがいやキャリアの展望を求める人にとって、Indeedは魅力的な職場と言えるでしょう。

業界を変革する気持ちがある

Indeedに向いているのは、業界を変革する気持ちがある人です。Indeedは求人検索エンジンとして従来の求人サイトとは異なるアプローチを取り、ユーザーに多くの求人情報を提供しています。テクノロジーを駆使して革新的なサービスを展開しており、業界に新しい風を吹き込んでいるのです。

リクルートが向いている人

一方、リクルートは次のような人に向いています。

圧倒的当事者意識を持って行動できる

リクルートに向いているのは、圧倒的な当事者意識を持って行動できる人です。リクルートは事業領域が多岐にわたり、幅広いサービスを提供しています。その中で各ビジネス領域ごとにリーダーシップを発揮し、主体的に業績向上に貢献できる人材が求められます。リクルートでは自らの役割に責任を持ち、積極的に課題に取り組む姿勢が重要です。多様なビジネス環境で主体的な働き方ができる人にとって、リクルートは魅力的な職場となるでしょう。

向上心がある

リクルートに向いているのは、向上心があり、自らを高めていく姿勢を持っている人です。不明点を人に聞くのではなく、まず自分で考えることを求められます。また、自分はどうしたいのかを考え、クライアントの課題を解決できるスキルや、知識を自ら向上させる意識の高さも必要です。

チームワークが得意

リクルートに向いているのは、チームワークが得意で協力的な人です。リクルートでは、チーム単位での協力や共同作業が重要視されています。チームメンバーと連携し、共に目標に向かって協力して仕事を進めることが重要です。したがって協調性があり、仲間との協力を大切にできる人材がリクルートに向いているでしょう。

まとめ

Indeed(インディード)は、リクルートホールディングスによって所有されている求人検索プラットフォームで、リクルートはM&A戦略の一環としてIndeedを買収しました。Indeedは成長中の企業で働きたい人や業界を変革する気持ちがある人に向いており、ワークライフバランスを重視した社風が特徴です。一方でリクルートは、圧倒的な当事者意識を持って行動できる人、向上心があり自らを高めていく姿勢を持つ人、チームワークが得意な人に向いています。

どちらも異なる特徴を持つ企業なので、転職を検討する際には自身の価値観やキャリアの方向性を考え、それに合った企業を選ぶことが重要です。

監修者・齊藤 穂奈美

齊藤 穂奈美

株式会社日本アクセスで原料の調達・営業を担当→株式会社ファミリーマートへ出向し中食部門の商品担当として従事→出産を機に会社を退職。WEBクリエイターとして独立し、経営者の集客・広報全般をサポート。 現在はIzulで両面コンサルタントと広報を担当。プライベートでは2人の子を育てる母。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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