転職エージェントは複数利用すべき?併用のメリットや注意点を解説

2024年4月27日

2024年3月20日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

現在、国内だけでもさまざまな転職エージェントが存在しています。転職を検討している方のなかには、複数の転職エージェントを併用して転職活動を効率よく進めたいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、複数の転職エージェントを利用するメリットや注意点、使い分けのポイントなどを解説しています。転職活動中の方はぜひ参考にしてください。

転職エージェントは複数利用してもよい?

転職エージェントは複数利用することが可能です。実際に転職を成功させた方のなかには、複数の転職エージェントを併用しながら転職活動を行っていたケースも多数見られます。また、キャリアアドバイザー側も求職者が複数登録していることは想定しており、事前に伝えておけば特に問題はありません。転職エージェントによって特色や得意分野が異なるため、組み合わせることで転職活動をより効率よく進めやすくなるでしょう。

転職エージェントの種類

転職エージェントは、主に「総合型」と「特化型」の2種類に分類されます。それぞれの特徴は以下の通りです。

総合型

総合型とは、さまざまな業界・職種の求人を取り扱う転職エージェントのことです。大手企業からベンチャー企業まで求人の種類が幅広く、転職先の希望条件が明確になっていない方や複数の選択肢から選びたい方におすすめです。また、未経験歓迎の求人についても総合型のほうが多く取り扱っている傾向にあります。

特化型

特化型とは、特定の業界・職種の求人を専門的に取り扱う転職エージェントです。目指す業界が決まっている方は、特化型を利用したほうが転職活動をスムーズに進めやすくなるでしょう。また、その業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍していることも多く、専門性の高いアドバイスを受けられる点もメリットです。

複数の転職エージェントを利用するメリット

複数の転職エージェントを上手に併用することで、転職活動においてさまざまなメリットを得られます。ここでは、代表的なメリットを3つ紹介します。

多くの求人情報をチェックできる

複数の転職エージェントを利用すると、1社のみに登録する場合よりも多くの求人情報を得ることができます。転職エージェントでは、インターネットなどには公開されていない非公開求人や、他社では紹介を受けられない独占求人を多数取り扱っています。転職エージェントの併用によって選択肢が広がるため、自分に合った求人に出会える可能性が高くなるでしょう。

相性のいいアドバイザーと出会いやすくなる

転職エージェントを併用することで、自分と相性のいいキャリアアドバイザーと出会える可能性が高くなります。複数の転職エージェントを利用するとさまざまなアドバイザーとの接点が増えることから、相性やサポート内容を比較しやすくなります。また、複数のキャリアアドバイザーから客観的な意見を聞きたい場合にも役立つでしょう。

各エージェントの強みを組み合わせられる

転職エージェントによって得意分野やサポート内容が異なるため、各エージェントの強みを組み合わせられる点も複数利用の大きなメリットです。例えば「履歴書や職務経歴書の書き方はA社にアドバイスをもらう」「〇〇業界を希望しているため、専門的なアドバイスは特化型のB社に聞く」といったように、目的に応じて使い分けができます。また、さまざまな視点からアドバイスを受けられるため、ノウハウや知識が偏りづらくなるでしょう。

複数の転職エージェントを利用するデメリット

転職エージェントの併用にはデメリットもあるので、注意が必要です。ここでは、複数の転職エージェントを利用する主なデメリットを3つ紹介します。

スケジュール管理が大変になる

転職エージェントを併用すると、キャリアアドバイザーとの面談や企業との面接の機会が増えることから、スケジュール管理の手間がかかるようになります。特に働きながら転職活動を行っている場合、転職活動に使える時間が限られるため取捨選択が必要です。万が一ダブルブッキングになると、転職エージェントや企業に迷惑をかけてしまいますので、十分に注意してください。

同一求人に重複応募するリスクが高まる

転職エージェントの利用数が増えるほど、自分でも気づかないうちに同じ求人に重複応募してしまうリスクが高くなります。企業によっては複数の転職エージェントに求人を依頼している場合もあるため、キャリアアドバイザーから提案された求人はよく確認することが大切です。重複応募は求職者の印象を下げてしまうため、アドバイザーに任せきりにせず自分でも求人情報を管理するようにしましょう。

選択肢が増えて迷いやすくなる

転職エージェントの併用でより多くの求人情報をチェックできる反面、選択肢が増えて転職活動に迷いが生じる場合があります。キャリアアドバイザーによっては正反対のアドバイスをされることも多いため、正解がわからなくなるケースも少なくありません。アドバイザーの言葉を鵜呑みにしすぎず、最終的な判断は自分で下すことが大切です。

複数の転職エージェントを利用する際のポイント

ここでは、複数の転職エージェントを利用する際のポイントを5つ解説します。転職エージェントを併用して効率よく転職活動を進めたい方はぜひチェックしてみてください。

転職エージェントを併用していることを伝える

複数の転職エージェントを利用する場合は、あらかじめ担当のキャリアアドバイザーに併用の旨を伝えておきましょう。伝えなくても違反ではないものの、同じ求人を紹介される・面接日が重なるといったトラブルに注意が必要です。また、他社での選考状況を正直に共有することで、日程を調整してもらいやすくなったり、客観的なアドバイスをもらいやすいといったメリットがあります。

求人の重複がないか確認する

キャリアアドバイザーから求人の紹介を受けたときは、他社から紹介されている求人と重複していないかしっかり確認することが必要不可欠です。重複応募は応募先の企業だけでなく、転職エージェントに対してもマイナスな印象を与えてしまいます。また、その企業を志望する気持ちが強いあまり、意図的に複数の転職エージェントから応募するのは逆効果になるため避けましょう。

最終的には1〜2つまで絞る

転職エージェントは最初に3〜5つ登録するのが一般的ですが、最終的には1〜2つまで絞るのがおすすめです。転職エージェントを併用し続けていると、スケジュール管理が大変になり、選択肢が増えて迷いが生じるなどのリスクがあります。各エージェントを利用しながら比較検討し、自分と相性がいい転職エージェントを選びましょう。

スケジュール管理を徹底する

複数の転職エージェントを利用する際は、スケジュール管理を特に徹底するようにしましょう。キャリアアドバイザーに言われるままに予定を入れるのではなく、カレンダーアプリで日程を管理する・1日に複数の面接予定を入れないなどの工夫が必要です。もしスケジュールを管理しきれなくなった場合は、使用頻度の低い転職エージェントから退会することをおすすめします。

連絡は早めに返す

キャリアアドバイザーからの連絡には、なるべく早めに返信するようにしてください。迅速な対応は転職活動の意欲をアピールできるため、優先的にサポートしてもらえる可能性が高くなります。面接の日程調整や内定承諾の可否など、その場での回答が難しい連絡が来た場合は「〇日までに検討して連絡します」と期日を伝えるとよいでしょう。

複数の転職エージェントの使い分け方

複数の転職エージェントを利用する際は、総合型のエージェントと特化型のエージェントを組み合わせるのが効果的です。年齢やキャリアによっておすすめの転職エージェントが異なるため、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。初めて転職エージェントを利用する方は、まず総合型に登録し、標準的なサポート内容をチェックするのがおすすめです。

まとめ

この記事では、複数の転職エージェントを利用する際のポイントについて解説しました。転職エージェントを併用することで、それぞれの強みや特徴を使い分けて転職活動を効率よく進めやすくなります。ただし、同じ求人に重複応募したり、面接日がダブルブッキングすることのないよう、自分でもスケジュールや求人の管理をしっかり行うことが大切です。キャリアアドバイザーと協力しながら、最善の転職を目指しましょう。

監修者・押目 隆之介

押目 隆之介

日本郵船グループにて3年間国際物流業務に従事。
リクルートに転職し、約5年間住宅・不動産領域のメディア営業およびマネジメントを経験後、前職のAbemaTV(サイバーエージェントより出向)にてコンテンツ戦略プロデューサーとして約4年間勤務しておりました。

現在は、自身の事業の経営も行いながら、リクルート時代の同僚であった中田の立ち上げたIzulにて、20~30代の方々を中心としたキャリア支援のお手伝いもさせていただいております。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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