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リクルート出身者に起業する人が多い理由とは?転職するメリットや起業を成功させる能力を解説

2024年4月13日

2024年2月27日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

最優秀エージェントが教える、リクルートへの転職方法

リクルート出身者には起業する人が多く、さまざまな分野で事業を展開しています。リクルートには起業する人を育成する環境が整えられており、リクルートへの転職は起業を志す人にとってメリットが大きいといえるでしょう。いずれ自分の事業を立ち上げたい方は、リクルートへの転職を視野に入れてはいかがでしょうか。本記事ではリクルート出身者に起業する人が多い理由や、起業の成功に必要な能力などについて詳しく解説します。

リクルート出身者に起業する人が多い理由

リクルート出身者で起業した人には、USENの代表取締役会長「宇野康秀氏」やジモティー代表取締役社長「加藤貴博氏」などが挙げられます。ここからはリクルート出身者に起業する人が多い理由について詳しく見ていきましょう。

新規事業提案制度「Ring」を利用した経験

リクルート出身者が起業する人が多い背景には、新規事業提案制度である「Ring」の存在があります。Ringではリクルートグループの全従業員が自由に新規事業のアイデアを提案し、実現するチャンスが提供されます。特に注目すべきは提案のテーマがリクルートの既存領域に限らず、あらゆる領域に及ぶことです。

Ringによりリクルート出身者は、新しい価値の創造に挑戦し、自分のアイデアを実現する経験を積むことができます。起業においては、新しいアイデアやビジネスモデルを構築することが不可欠なため、Ringを通じて自己表現や挑戦の場を提供された従業員は、起業に対する抵抗感が小さくなるのです。

圧倒的当事者意識で課題解決できる

リクルート出身者は、圧倒的当事者意識を持つことが求められています。クライアントの課題を自分の課題として考え、一歩踏み込んだ深い思考とアプローチでクライアントを成功に導きます。

リクルートで培った圧倒的当事者意識を活かし、課題解決に取り組む姿勢が起業成功の鍵となるでしょう。

社員全員に経営者主義が根付いている

リクルートは社員皆経営者主義を掲げ、すべての社員が経営者の視点を持つ文化が根付いています。上司に言われたことをやるだけではなく、自ら考えて戦略を立て、主体的に行動することが求められます。この文化に触発されたリクルート出身者は、起業時にも経営者の視点を持ち、組織を牽引する力を発揮できるでしょう。

人を巻き込む力を習得できる

リクルートでは人と協力し、チームを結成し、プロジェクトを成功に導く力が重視されます。起業においても、異なるステークホルダーやパートナーと連携し、協力を促進する能力が必要です。リクルートで培った人間関係構築とコミュニケーションスキルは、ビジネスネットワークの構築に役立ち、新たなチャンスを創出します。

リクルートのネームバリューを活かせる

リクルートは多くの人に認知され、信頼されている企業です。新しいビジネスにおいても取引先や顧客から信頼を得やすくなります。またリクルート出身者のネットワークに参加することで、起業に役立つ情報を得られたり、事業の協力を得られそうな人とコンタクトを取れたりします。

起業を成功させるために必要な能力

リクルートで培った知識や経験だけでは、起業が成功するとは限りません。次のような能力が必要なことを理解し、起業に向けて習得を目指しましょう。

事業計画を策定する能力

事業計画を策定する能力は、成功の鍵となる重要なスキルの1つです。各部門との協力調整やプロジェクトの統括を行うためのマネジメントスキル、事業の魅力をアピールし、内外のステークホルダーから協力を得るためのコミュニケーション能力などを習得しましょう。

また的確な事業計画を策定することで、金融機関から融資を受けやすくなります。

数値管理能力

数値管理能力は、貸借対照表や損益計算書などの決算書を分析し、適切な経営判断を下す能力です。事業の実情に即した意思決定が必要であり、専門家のアドバイスだけでは不十分です。

数値管理スキルが欠けていると、事業が成り行きまかせになり、気づいたときには多額の損失を抱えている、といった事態になりかねません。税理士や会計士の協力は大切ですが、起業家自身が基本的な数値管理スキルを習得し、メンバーを統率して売上増を達成するために役立てることが大切です。

マーケティング能力

起業家にとって、マーケティング能力は極めて重要です。競合他社の状況を把握したうえで商品やサービスが売れる仕組みを作る必要があります。競合状況を理解し、市場でのポジショニングを把握することで、効率的に売上を伸ばすことができます。また、KGIやKPIのような指標を活用するスキル、データ分析能力も欠かせません。市場データを分析することで、自社が参入する余地を見極めることができるでしょう。

実務能力

起業時には、自身で開業届や会社設立書類の作成、保険や税務手続きなどを行う必要があります。これらの実務作業には時間と労力を必要としますが、起業家としての自覚を醸成するために欠かせません。たとえ外部の専門家に依頼する場合でも、基本的な手続きの意味とプロセスを理解しておくことが大切です。実務能力を高めることで、起業家は事業の基盤をしっかり築き、円滑に経営しやすくなります。

従業員や組織の管理能力

人材育成においては、個々の従業員が身に付けたスキルや知識を評価し、昇進や昇格、昇給に反映させる仕組みが必要です。また、新たなスキルや知識を習得できる機会を提供することも大切です。そのほか、無駄な作業や従業員の不満などもいち早く察知し、対策を講じることも求められます。

組織が大きくなるまでは、経営者が自ら現場を管理することが一般的です。ある程度の規模になれば中間管理職を設けるとよいでしょう。

リーダーシップ

リーダーシップに必要なスキルとして、主体性、立案能力、コミュニケーション能力が挙げられます。主体性は率先して行動し、客観的な判断を下す能力です。立案能力はビジョンを具体的な計画に落とし込むスキルで、計画は現実的で組織に適したものでなければなりません。コミュニケーション能力は伝達力が中心で、クリアな指示と観察力・ヒアリング力が重要です。

将来の起業を目的にリクルートへ転職することは可能?

将来の起業を目的にリクルートへの転職は可能です。リクルートは意欲的で野心的な人材を高く評価するため、起業家精神を持つ人にとって魅力的な環境といえるでしょう。リクルートでの経験やネットワークを活かし、将来の起業に役立つスキルや知識を積み重ねることで、スムーズに起業できる可能性が高まります。

まとめ

リクルート出身者に起業家が多い理由は、経営者の視点やスキルが醸成される環境が整っているためです。新規事業の立ち上げのために事業計画を策定する機会も得られるため、リクルートの業務をこなしながら起業に必要なスキルを獲得できます。また、リクルートブランドによって取引先や顧客からの信頼を得やすいことも大きなアドバンテージです。起業を目指している方は、リクルートへの転職を検討してみるのもよいでしょう。

監修者・齊藤 穂奈美

齊藤 穂奈美

株式会社日本アクセスで原料の調達・営業を担当→株式会社ファミリーマートへ出向し中食部門の商品担当として従事→出産を機に会社を退職。WEBクリエイターとして独立し、経営者の集客・広報全般をサポート。 現在はIzulで両面コンサルタントと広報を担当。プライベートでは2人の子を育てる母。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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