リクルートの仕事内容とは?主な事業領域と職種を詳しく解説

2024年5月12日

2024年4月1日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

リクルートの仕事内容は、事業領域と職種によって異なります。リクルートはさまざまな業界において事業を展開しており、それぞれ異なるスキルや経験を求められるからです。

本記事では、リクルートの主要な事業領域と代表的な職種、それぞれの仕事内容について詳しく解説します。

リクルートの事業内容

リクルートの事業は、人材領域と非人材領域に分かれています。非人材領域とはサービス予約サイトで、旅行や美容、飲食などです。ここからは、リクルートの事業内容について詳しく見ていきましょう。

人材領域

リクルートは大手人材関連会社として知られており、人材領域で確固たる地位を築いています。特に新卒の就活においては、リクナビなどのオンラインプラットフォームが高い知名度を誇ります。

また、フロムエーキャリアやリクルートキャリアコンサルティングなど、人材派遣や転職支援などを行うグループ企業もあるなど、人材領域の大部分をカバーしていることが特徴です。

サービス予約サイト

リクルートは人材領域だけでなく、非人材領域でも多岐にわたる事業を展開しています。その中で注目すべきサービスが、飲食関連の「ホットペッパー」、美容分野の「ホットペッパービューティー」、旅行予約サイトの「じゃらん」です。いずれも知名度が高く、多くの人が利用しています。

リクルートの仕事内容は?

リクルートの募集職種は非常に多く、それぞれ高い結果を出せる能力を求められます。ここからは、主な職種とそれぞれの仕事内容について詳しく見ていきましょう。

営業職

リクルートの営業職は、さまざまな分野において、顧客接点から生まれる価値創造に注力しています。例えば、カジュアルな結婚式のバリエーション創出、採用・離職の問題解決における業界変革や協業を通じた新しい価値の創出などです。

また、地域課題の解決にも積極的に取り組んでおり、観光商品開発やキャッシュレス決済の推進を通じて地域活性化に貢献しています。

エンジニア

リクルートのエンジニア職は、既存事業と新規事業の成長・拡大を担う重要なポジションです。エンジニアの配属は多岐にわたり、iOSエンジニアやAndroidエンジニア、セキュリティエンジニアなどがあります。技術力を活かしてさまざまなプロダクトを開発し、新しい価値を創造するのが仕事です。

リクルートでは、圧倒的当事者意識を持ち、顧客の課題を掘り下げ、満足度が高いプロダクトやサービスを提供することが求められます。これまでにないシステムを開発したい人に適しているでしょう。

バックオフィス

リクルートのバックオフィス職には、ファイナンス部門、経営企画部門、総務部門などがあります。リスク回避や経営企画、総務業務など「守り」の側面だけでなく、新規事業展開や海外進出など「攻め」の業務も行います。ビジネス環境の急速な変化に対応するため、柔軟性と高いビジネススキルを持つ人材が求められるのです。

事業企画・営業企画

事業企画・営業企画は、リクルートグループの国内外で展開されている販促メディア事業やSaaS事業において、課題の抽出と論点設定のほか、中期的な事業計画の策定や進捗モニタリング、計画の修正までを担当します。

担当する課題や論点に対しては、社内外のステークホルダーや現場役員と協働しながら解決策を立案し、推進します。また、組織の風土形成の一環としてさまざまなイベントの企画・運営や、事業運営のルール策定、事業系システムの導入なども手がけ、組織の発展に寄与する職種です。

UI/UXディレクター

UI/UXディレクターは、WebサービスやアプリのUI/UX改善、クライアントが使用する業務支援ツールの開発を行う職種です。顧客とクライアントの信頼を築くために、「一番優れている」と同時に「好意が醸成される」サービスを提供することが求められます。

事業戦略に基づき、定量的・定性的な観点から課題を洗い出し、短期的なUI改善から中長期の新機能追加までの施策を検討します。

UXライター

リクルートのICT領域におけるUXライターは、全国5.1万人の従業員に向けて便利なICTサービスとその使い方を「わかりやすく」伝える職種です。従業員と業務に対する深い理解とともに、ICTサービスの専門的な知識が求められます。ライティングスキルだけでなく、論理的思考力も必要とされ、多岐にわたる学びと幅広いフィールドでの経験を積みたい人に向いています。

データアナリスト

データアナリストは、「プロダクト戦略室」において、マッチング&ソリューションSBU(Strategic Business Unit・戦略的事業単位)に関わるデータの幅広い活用を通じて、経営企画や事業企画・横断プロジェクト推進を担当する職種です。データサイエンティストやデータエンジニアから供給されたデータを駆使し、戦略的な考察を加え、方針を検討できるスキルを持つ人材が求められます。

経営テーマや全社課題に関するデータの抽出・加工・集計・分析・提案から始まり、分析結果に基づいた施策の立案、各事業やプロダクトの活動促進のためのデータ分析設計・伴走、ダッシュボードの構築など、幅広い業務を行います。

プロダクト開発ディレクター

プロダクト開発ディレクターは、チームを主導して高品質なプロダクトの開発へと導く役割を持つ職種です。リクルートでは、住まい、SaaS、美容、旅行、飲食、ブライダルなど、各領域ごとに専任のディレクターを配置しています。

住宅アドバイザー

住宅アドバイザーは、「スーモカウンター」という無料の相談サービスにおいて、注文住宅建築や新築マンションの購入を検討する方をサポートする職種です。顧客の希望条件をヒアリングし、不安や疑問を解消しながら、対面または電話で相談に応じます。それぞれの状況やニーズに合わせて、新築マンションや建築会社を紹介し、理想のマイホームを見つけることをサポートする職種です。

戦略M&A担当

戦略M&A担当は、出資や買収・売却から会社設立、合弁、清算、プロダクト・サービスCloseに至るまで、広範な業務を担当します。

市場やプレイヤー動向の調査、インオーガニックな投資プロセスの検討から、投資実行後のディールマネジメントやPM機能まで、戦略構築から投資実行後のフォローまで網羅的な業務を行います。リクルートは、これまでに多様な業種の企業を買収してきており、ここまで巨大な組織を作り上げました。

M&Aを積極的に行う姿勢は今なお続いており、今後もグループと利益の拡大を目指して話題性が大きいM&Aを実施していく見込みです。他の職種とは異なる性質を持つものの、リクルートグループの行く末を左右する大きな仕事に関われることに、やりがいを感じられる方もいるでしょう。

まとめ

リクルートは幅広い分野において好成績を挙げている企業であるため、従業員にも高いスキルと意識が求められます。本記事で紹介した職種を参考に、自分に適した職種をピックアップしたうえで、志望動機や自己PRを考えましょう。

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監修者・押目 隆之介

押目 隆之介

日本郵船グループにて3年間国際物流業務に従事。
リクルートに転職し、約5年間住宅・不動産領域のメディア営業およびマネジメントを経験後、前職のAbemaTV(サイバーエージェントより出向)にてコンテンツ戦略プロデューサーとして約4年間勤務しておりました。

現在は、自身の事業の経営も行いながら、リクルート時代の同僚であった中田の立ち上げたIzulにて、20~30代の方々を中心としたキャリア支援のお手伝いもさせていただいております。

著者プロフィール

Izul広報チーム

Izul広報チーム

株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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