リクルートの採用担当が好感を持つ志望動機とは?組み立て方や注意すべき内容を解説

2024年1月28日

2024年2月2日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

リクルートへの転職を成功させたい場合は、企業との相性が良いことを志望動機や自己PRで示す必要があります。志望動機から、リクルートの社風に合うかどうかがわかります。そのため、まずはリクルートが求める人物像の条件を満たす志望動機について理解することが大切です。本記事では、リクルートの採用担当が好感を持つ志望動機について詳しく解説します。

最優秀エージェントが教える、リクルートへの転職方法

リクルートの志望動機を考える流れ

リクルートへの転職における志望動機は、企業への理解を深めたうえで考える必要があります。ここからは、リクルートの志望動機を考える流れについて詳しく見ていきましょう。

リクルートが求める人材を理解する

志望動機を考えるにあたってまずは、リクルートが求める人材について理解しなくてはいけません。リクルートの面接では個人のキャリア目標や志向性を重視し、リクルートで働きたい理由について徹底的に質問されます。論理的思考ができる人材が求められているため、経歴や転職理由をもとに適切な志望動機があり、自己PRに反映されているか、入社後のキャリアプランが明確になっているかなども理解する必要があるのです。

感情に訴えかける志望動機からは論理的思考が見えないため、選考で不利になるでしょう。さらに柔軟性や、素直に受け止める姿勢も評価されます。年齢に関わらず他者の意見を尊重し、柔軟なコミュニケーションを取れることが重要です。

リクルートの大きな特徴として、圧倒的当事者意識が挙げられます。リクルートで働く人はクライアント企業の立場に立ち、優れた行動力を持って課題解決に向けて行動することが求められます。

自身の知識やスキルなどをまとめる

続いて、自己分析をします。リクルートの方針は「人柄を重視する」であるため、内面をしっかり伝えることが求められます。まずリクルートに魅力を感じた根本的な理由を振り返り、自身の強みや弱み、これまでの経験、仕事において感じるやりがいや苦労について深く考察します。その後、これらの自己分析結果を言語化しましょう。

リクルートにどのように貢献できるかを明確に意識しながら、記述することがポイントです。

リクルートの共感ポイントを見つける

リクルートに応募する際は、共感ポイントを見つけることが重要です。まずリクルートのカルチャーや価値観を理解し、共感できる要素を見つけましょう。リクルートはボトムアップ型の組織であり、個人の成長や目標達成を重視しています。また、Will・Can・Mustといった評価制度も特徴です。これらのポイントに共感する部分を見つけ、自己分析や志望動機に織り交ぜてアピールする必要があります。

同業他社との違いを明確化する

同業他社との違いを明確にし、志望動機をカスタマイズしましょう。独自の強みを特定し、競合分析を通じて他社との違いを把握します。リクルートは、実力主義でありながらもチームワークが重視されています。また業界最大手の企業で、多くのグループ会社を抱えています。そのほか、サービスの特徴や歴史なども調査し、同業他社との違いを明確化しましょう。

リサーチ内容を志望動機に落とし込む

リサーチ内容を志望動機に結びつけるためには、リサーチで得た情報を整理し、それが自身のキャリア目標や価値観とどのように一致するかを考える必要があります。企業の特徴や価値観と結びつけ、それがなぜ自身にとって重要なのかを具体的に示しましょう。リサーチを通じて得た業界の動向や将来の展望に基づいて、なぜその企業で働きたいのかを論理的かつ具体的に説明します。

また自身のスキルや経験をリサーチ結果に基づいて強調し、それが企業や職務にどのように貢献できるかを示すことが重要です。

リクルートが好まない志望動機

リクルートは、どれだけ優れたスキルを持つ人材でも、社風に合わないと判断した場合は採用しません。ここからは、リクルートが好まない志望動機について詳しく見ていきましょう。

リクルート以外の企業にも共通する内容

リクルートが好まない志望動機は、抽象的で将来の展望が不透明な表現です。例えば、「営業力・対人能力をつけたい」「スキルアップしたい」といった表現は、企業に対して十分な熟考がなされていない印象を与えかねません。

志望動機においては、過去の実績をリクルートでの展望と結びつけ、具体的な成長計画や目標を示すことが重要です。企業の特徴や価値観に触れ、それが自身の成長や目標達成にどのように寄与するかを具体的に説明します。また業界や職務に対する深い理解を示し、一般的な表現ではなく専門的な知識を強調しましょう。

他責思考がわかる内容

リクルートは「自己責任」の姿勢を強調しており、自己成長に対して自発的な態度を求めています。企業としては、積極的に成長の機会を見つけ、進んで取り組む人材を重視しています。他責思考や受け身の姿勢は、この企業文化に合わないと見なされ、採用に際してマイナスの印象を与える可能性があります。

自分だけの力で勝ち得た体験談

リクルートがチームワークを重視しているため、ワンマンプレーの人材は求められていません。企業の価値観や文化に合致するためには、チームとの協力や共同作業に焦点を当てた経験やスキルを強調することが重要です。

リクルートに好まれる志望動機を作成するポイント

リクルートに好まれる志望動機を作成するには、リクルートの社風を深く理解しなければなりません。社風に自身が合致していることを示せば、リクルートに相応しい人材だと判断されやすくなるでしょう。ここからは、リクルートに好まれる志望動機を作成するポイントについて詳しく解説します。

圧倒的当事者意識が伝わる内容にする

面接で圧倒的な当事者意識をアピールするためには、具体的な経験やプロジェクトでの主体的な行動を挙げ、その過程と結果を伝えることが重要です。具体例を通じて問題解決のプロセスを詳しく説明し、過去の挑戦や失敗から得た教訓を強調します。また将来への意欲を表現し、自身の成長が企業の発展にどのように寄与するかを具体的に述べましょう。

チームワークの重要性を認識していることを伝える

チームワークの重要性を伝えるためには、具体的な経験を強調する必要があります。過去のプロジェクトや仕事でどのように協力し、共通の目標に向けてチームと連携して成果を上げたかを伝えましょう。

成長志向が強いことを伝える

成長志向を強調するために、過去の経験で学びと挑戦に積極的に取り組んだエピソードを挙げ、新しいスキルや知識を獲得する姿勢を強調しましょう。将来の目標やビジョンを具体的に示し、自身がどのような成長を遂げたいかを明確に伝えます。過去の困難な局面での対処経験を通じて、逆境を乗り越えることが成長につながることをアピールしてください。

まとめ

リクルートは圧倒的当事者意識やチームワーク、自発的な行動などを強く求めています。そのため、社風を踏まえて志望動機を作成し、自身がリクルートに適性があることをアピールすることが転職成功のポイントです。今回解説した内容を参考に、リクルートへの転職成功につながる志望動機を作成しましょう。

監修者・齊藤 穂奈美

齊藤 穂奈美

株式会社日本アクセスで原料の調達・営業を担当→株式会社ファミリーマートへ出向し中食部門の商品担当として従事→出産を機に会社を退職。WEBクリエイターとして独立し、経営者の集客・広報全般をサポート。 現在はIzulで両面コンサルタントと広報を担当。プライベートでは2人の子を育てる母。

著者プロフィール

Izul広報チーム

Izul広報チーム

株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

Twitter

Facebook

LINE