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なぜ営業を辞めたいと思うのか?辞めるメリットや営業経験を活かした転職について解説

2023年9月26日

2024年4月26日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

営業職は専門資格を必要とせず就業しやすい仕事であるため、未経験から目指す方も多いでしょう。しかし、ノルマや報酬面などに不満を感じ、営業職を「辞めたい」と感じる人も少なくありません。

今回は、営業を辞めたいと感じる主な理由について、代表的なものをいくつか紹介します。営業を辞めたいと感じた際に取るべき対策や、営業経験を活かした転職活動についても解説しています。現在営業職に勤めていて「辞めたい」と感じている人はもちろん、今後営業職へのキャリアチェンジを検討している人も、今後のために本記事の内容を参考にしてください。

営業を辞めたいと感じる主な理由

営業を辞めたいと感じる理由には、主に以下が挙げられます。

  • ノルマ
  • 報酬面
  • 外回り
  • 断られるストレス
  • 向いていない
  • 時間外労働

現在営業職として働いていて「辞めたい」と感じている人は、上記に当てはまっていないか客観的に分析してください。今後営業職への就業を検討している人は、仕事を通じて上記の理由で「辞めたい」と感じる場面があることを想定しておくべきです。

ノルマ

営業職のほとんどには、ある程度のノルマが課せられます。ノルマを達成する=営業職にとっての「成果」という認識もあるでしょう。課せられたノルマを達成できないと、上司や同僚からの評価が気になり、肩身が狭くなったり自信が持てなくなったりします。ノルマを達成していない後ろめたさやプレッシャーに押しつぶされ、辞めたいと感じる人も多くいます。

報酬面

営業は商談だけでなく、商談に必要な資料作成や商談後のアフターフォローまで行う仕事です。業務量が多いにもかかわらず、報酬が少ないと感じる人もいるでしょう。所属する企業によって報酬面には違いが出るものの、経営状況によっては業務量と比例しない報酬額になることもあります。報酬額に納得できないことも、営業を辞めたいと感じる理由のひとつです。

外回り

営業担当は実際に顧客先まで訪問するため、外回りは必須です。長時間歩くこともあるため、体力面で辛いと感じる人も多いでしょう。夏の暑い日や冬の寒い日に一日中外回りをしていて、仕事が嫌になることもあるかもしれません。

断られるストレス

新規顧客を獲得する営業の場合、断られることがほとんどです。しかし、断られることが続くと自信を無くし、ストレスを感じてしまう人もいます。「今回も断られるのかな」と、アプローチする前から弱気になり、最終的に仕事を辞めたいと感じることも少なくありません。

向いていない

営業職は、コミュニケーション能力が必須の職種です。人とコミュニケーションを取ることが苦手にもかかわらず営業職に就いてしまうと、性格との不一致から辞めたいと感じやすいでしょう。また、自分の課題を客観視できない性格の人も、営業には向いていません。向いていないまま営業職として働くことはストレスになるため、まずは自身の適性から見直してみましょう。

時間外労働

顧客の都合にあわせて動くことも多い営業職の仕事は、時間外労働が発生することも少なくありません。資料や顧客リストの作成、事務作業の時間を就業時間内に確保できず、やむをえず時間外に働く場面も多いでしょう。時間外労働が多いと体力面・精神面に負担がかかりやすいため、辞めたいと感じやすくなります。

営業を辞めたいと思ったときの対策

営業を辞めたいと思っているからといって、即座に辞めることを前提とした行動をとるのはやめましょう。ここでは、営業を辞めたいと思ったときに実施すべき対策を紹介します。

なぜ辞めたいのかを明確にする

そもそもなぜ「辞めたい」と思ったのか、自分を客観視したうえで理由を明確にしてください。先ほど紹介した「営業を辞めたいと感じる主な理由」と照らし合わせ、なぜ辞めたいのかはっきりさせましょう。理由を明確にしないまま行動してしまうと、辞めてから「辞めなければ良かった」と後悔する可能性があります。

理由を明確にしたあとに行動する

営業を辞めたいと思った理由を明確にし、そのうえで「本当に辞めて正解か」を判断したうえで行動してください。「このまま続けていると体力面で限界がくる」「営業のストレスがプライベートにも影響している」など、まずは辞めるに値する理由が明確になっていることが大切です。理由が明確になった段階で上司に相談し、退職の方向性を定めてください。

営業を辞めるのは悪いことではない

辞めたいと思ったまま働き続けることは、自身はもちろん、企業にとってもメリットはありません。どうしても辞めたい気持ちが変わらないのであれば、思い切って転職する選択肢もあります。

営業の仕事で積んだ経験やスキルはさまざまな職種で活かせるだけでなく、転職活動を円滑に進めるうえでも有利にはたらきます。営業スタイルそのものが変化している企業・業界もあるので、辞めたいと思ったことを悪いことと捉えず、今後につなげる「きっかけ」として考えてみてください。

営業経験は転職活動で有利になる?

営業を辞めても、これまで培ってきた経験は転職するうえでも有利に活用できます。ここでは、営業経験と転職活動の関係性について解説します。

営業経験には市場価値がある

営業経験は、さまざまな企業・業界で活かせる経験です。どのような企業でも顧客と接する機会が必ずあるため、企業担当者に自社商材をアピールしてきた経験は必ず役立ちます。自身の営業による具体的な成果があれば、転職活動に役立つ「実績」としても活用できるでしょう。

営業経験を活かせる職種は多い

営業職はある程度の事務作業を必要とするため、営業職の経験を活かして「事務職」に転職する人も多くいます。ほかにも、さまざまな人と接してきた経験を活かせる「人事職」や、自社製品の魅力を抽出してアピールする経験を活かして「マーケティング職」に就くのもおすすめです。

営業のスタイルが幅広く進化している

営業担当が感じるストレスの中でも多いのが、新規顧客の獲得がうまくいかないことです。一般的な営業スタイルにストレスを感じ、辞めたいと感じる人も多いでしょう。しかし昨今では、さまざまな営業スタイルで業務を行う企業も多くあります。

既存顧客に新製品などを勧める「提案営業」や、顧客からの問い合わせに対応する形で営業する「反響営業」が代表例です。これらは0からのアプローチではないため、飛び込み営業と比べてストレスを感じにくいといえます。現在の営業スタイルを変えることで「辞めたい」と思う気持ちが変わるのであれば、提案営業や反響営業の形をとっている企業への転職を検討してみてください。

オンライン営業の需要も増えている

新たな営業スタイルとして、オンラインでの営業を取り入れている企業もあります。直接訪問する必要がないため、外回りのストレスを感じにくいのが特徴です。また、断られる可能性は高いものの、直接訪問するわけではないので、ストレスは軽減されやすいでしょう。転職活動を進めるうえでは、オンライン営業を取り入れている企業から探してみるのもおすすめです。

まとめ

今回は、営業を「辞めたい」と感じる主な理由について紹介しました。ノルマや報酬面、外回りや断られるストレスなど、営業を辞めたいと感じる理由はさまざまです。営業を辞めたいと思ったからといって、すぐ退職するのはおすすめできません。なぜ辞めたいか明確にし、そのうえで行動することが大切です。また転職する場合も、自身の営業経験を活かせる転職先を選ぶべきです。今回紹介した転職市場と営業経験の関係性も加味したうえで、納得いくキャリア形成を実現してください。

監修者・江部 臨太郎

江部 臨太郎

新卒からアパレルショップ「FREAK'S STORE」に4年勤務。顧客売上全国1位を達成し副店長に昇格後、うなぎ屋「のだや」に転職。ホール責任者として2年勤務し、1年間の無職期間を挟み、リクルートに入社。広告メディア「SUUMO」を取り扱う一気通貫型の法人営業に2年間従事し、在籍期間で合計6回の社内表彰を獲得。その後、転職サイトdodaなどを取り扱うパーソルキャリアの新規事業開発室「Innovation Lab.」に転職。サービス業向けのDXを行うバーティカルSaaS「Sync Up」の新規事業立ち上げにBizサイド1人目としてジョイン。SaaS型パイプラインセールスの基盤構築と事業拡大に貢献。その後、パーソルイノベーションに転籍し、同事業部で計2年間、社内スタートアップの "0→1" フェーズに携わり、現職へ。執行役員として人材紹介サービス「Izul」の立ち上げに参画。現在はIzulの事業全体の戦略推進担当を担いながら、キャリアアドバイザーチームのマネジメント、及び自身もプレイヤーとして活動中。同時に個人事業主として、住宅メーカーやインテリアショップなどtoC事業者に向けたコンサルティング業務に従事している。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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