コンサル業界への志望動機はどう書く?必要・不要な要素を例文も交えて紹介

2023年12月11日

2024年9月5日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

昨今、コンサル業界への転職ニーズが非常に高まっています。将来性が期待できる業界とされるため、コンサル業界への転職を検討している人も増加しました。しかしコンサル業界に転職するうえで、志望動機をどう考え、書くべきか悩んでいる人は多いでしょう。

今回はコンサル業界の志望動機をどう書くべきか、必要・不要な要素を紹介します。志望動機を書く際に意識すべきことにも触れているので、ぜひ参考にしてください。

コンサル業界への転職における志望動機の重要性

コンサル業界へ転職するためには、高い倍率を突破する必要があります。まずは、書類選考でどれだけ採用担当者に入社意欲を伝えられるかが重要です。自分の強みや熱意を伝えるためには、志望動機が重要になります。書類選考を突破するためにも、志望動機はきちんと作成しましょう。

【例文】コンサル業界向け志望動機

ここでは、コンサル業界の志望動機を書く際の、参考にしたい例文を掲載しています。

コンサルタントとして悩みを抱える人達の役に立ちたいと考えたからひとつの企業での活動に留まらず、さまざまな顧客に貢献できるコンサルタントになりたいと思ったから人事や組織の側面から企業の問題を解決したいと思ったから官公庁にも提言できる研究機関にて、専門性の高い仕事がしたいから

コンサル業界への志望動機を書く際に意識すべきこと

ここからは、コンサル業界への志望動機を書く際に意識すべきこと3つを紹介します。

  • なぜコンサル業界なのか
  • どの企業がいいのか
  • どのように貢献するのか

ここで挙げるポイントを意識することで、採用の可能性がより高まる志望動機が作成できるでしょう。

なぜコンサル業界なのか

そもそもなぜコンサル業界を選んだのか、明確にする必要があります。またコンサル業界の中でもなぜこの業種なのかを明確にすることで、自身のことをより理解してもらいやすくなります。コンサル業界でなければならない理由がはっきりしていないと、志望動機として成立しないため注意が必要です。

どの企業がいいのか

コンサル業界の中でも、どの企業がいいのかを検討することが大切です。業界・業種の特徴をなんとなく知っているだけでは、企業に向けたアプローチとしては不十分です。業界の中でも、その企業だけにしかない特徴や強みなどを分析し、関連する内容を志望動機として書く必要があります。

どのように貢献するのか

入社したい理由だけでなく、入社後どのように貢献するのかを考えましょう。貢献したいことが明確になっている求職者は、コンサル業界に限らず多くの業界から重宝されます。貢献したいことを具体的に伝えることで、採用担当は入社後の期待が高まります。

コンサル業界の志望動機に入れたい要素

コンサル業界の志望動機に入れたい3つの要素を紹介します。

  • 自身の成長
  • 仕事内容
  • 働き方

3つの要素を入れて、採用担当に伝わりやすい志望動機を作成しましょう。

自身の成長

前職の経験や実績、実際に触れた商材やプロジェクトから、どのように成長したのかといったエピソードを具体的にまとめておきましょう。特に困難な状況をどのように乗り越えて対応してきたかを伝えることで、入社後の成長を期待される可能性が高くなります。

仕事内容

コンサル業界の仕事内容は多岐にわたるため、入社後に行いたい仕事内容を伝えましょう。業界や分野は以下の5つで分類されています。

業界・分野仕事内容
戦略系コンサルタント企業の経営上の課題解決のための戦略策定やアドバイスする
総合系コンサルタントあらゆる分野のクライアントに対して幅広いサービスを提供する
財務系コンサルタントM&Aや財務に関連した課題解決に特化している
人事系コンサルタント福利厚生や年金に関連するサービスを提供する
医療系コンサルタント大学病院、診療所、介護施設などのヘルスケア領域に対してコンサルティングをする

働き方

入社後に、どのような働き方をしたいのかを具体的に伝えましょう。希望する働き方が曖昧になっていると採用担当者から、本当に自社で働きたいのかと疑念を抱かれてしまいます。企業の特徴を改めて見返し、働いている姿を想像して言語化できるようにしておきましょう。

コンサル業界の志望動機に入れるべきでない要素

ここからは、コンサル業界の志望動機に入れるべきでない要素を紹介します。

  • 収入
  • 勤務地
  • セカンドキャリア

志望動機と照らし合わせたうえで、これらの要素が入っていないかどうか確認しましょう。

収入

コンサル業界は給与水準が高いため、好待遇です。しかし収入面を前面に出して志望動機に入れるのはやめましょう。採用担当者から、給与が高いところがあればすぐに転職すると思われてしまうためです。収入以外の志望動機を深堀しましょう。

勤務地

コンサル業界は一等地にオフィスを構えていることが多いですが、志望動機として入れるのはやめましょう。勤務地が志望動機になってしまうと、業界や企業に対する理解がされていないと判断されてしまいます。また勤務地を重視していると、その会社である必要がないと判断されることもあるため注意が必要です。

セカンドキャリア

コンサル業界は、前向きに自主退職する人が多くいます。しかしセカンドキャリアを前提に志望動機を伝えてしまうと、すぐに辞めてしまうのではないかと思われ、採用担当者にマイナスイメージを与えることになります。

まとめ

今回はコンサル業界への転職を進める際に押さえておきたい、志望動機に必要・不要な要素について紹介しました。コンサル業界への志望動機を書く際は、業種別の特徴をおさえつつ、自身がどのような形で企業に貢献したいか明確にすることが大切です。また本記事では、コンサル業界への志望動機を書く際の参考になる例文も紹介しています。志望動機をどう書くべきか悩んでいる人は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

監修者・中田 潤一

中田 潤一

株式会社キーエンス株入社後、サントリー株式会社→アリババ株式会社→株式会社リクルート住まいカンパニー リクルート在籍時に株式会社Izulを立ち上げ、現在に至る。株式会社Izulを含め4社の代表取締役を勤める。スキルシェアサービス「タイムチケット」では就職・転職カテゴリーで46ヶ月連続1位獲得、年間アワードを3年連続受賞。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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