金融業界の志望動機はどう書くべき?業種や例文など転職に役立つ情報を解説

2024年1月25日

2025年12月27日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

金融業界へ転職するには、提出書類の内容をより充実させることが大切です。特に志望動機は業務内容について細かく把握していることを前提とし、金融が絡む世界情勢についても学んでおく必要があります。

今回は金融業界の志望動機の書き方に合わせて、例文や金融業界の主たる業種について紹介します。これから金融業界への転職を希望する方は、書類作成時の参考にしてください。

2026年最新の金融業界の採用トレンド

近年の公開データを見ると、金融・保険業界では新規求人数そのものはコロナ前と比べてやや減少している一方で、人手不足感や専門職採用の難しさは依然として強い状況が続いています。

マイナビキャリアリサーチLabの「金融・保険業界(2025年5月)」によると、2025年3月の金融・保険業の新規求人数は5,177人で、前年同月比88.5%となっており、コロナ前である2019年3月(5,780人)と比べても89.6%と約1割減になっています。

また、dodaが公開した「金融マーケットレポート(2025年10月発行)」では、銀行・証券・保険を中心に、即戦力人材へのニーズが高い状態が続いている一方で、「金融系専門職・IT職・企画管理職の登録者割合は依然として少なく、採用激化が考えられる」と指摘されています。

求人動向としては「即戦力採用に加えて、ポテンシャル採用や第二新卒採用も再開する企業が散見される」とされており、一部では経験者とポテンシャル層の両面から人材確保を進める動きが見られます。

マイナビキャリアリサーチLab「中途採用実態調査2025年版」では、2025年上半期の中途採用実施理由の1位が「即戦力の補充(48.4%)」であること、そして今後の中途採用意向について「今後は積極的になる」と回答した企業割合が、業種別では「金融・保険・コンサルティング」が59.1%で全業種中もっとも高いことが示されています。

フィンテック(FinTech)との連携や老朽化した基幹システムの刷新など、DX推進が急務となっていることが背景にあり、即戦力人材の確保を目的とした中途採用の強化が進んでいると分析されています。

参照:マイナビキャリアリサーチLab 業界研究レポート 金融・保険業界(2025年5月)
参照:金融マーケットレポート(2025年1月発行)|doda中途採用をお考えの法人様へ
参照:中途採用実態調査2025年版 | マイナビキャリアリサーチLab

これらのデータを総合すると、2026年の金融業界の採用トレンドは、金融機関での業務経験がない人でも、IT・Web・SaaSなど異業界で培ったスキルが評価されるポジションが増えることが予想されます。

Izulコンサルタント吹き出し:志望動機を考える際には、単に「なぜ金融か」だけでなく、「なぜ今、この変化のタイミングに金融業界を選ぶのか」「自分の経験やスキルで業界の変革にどう貢献できるのか」まで言語化できると、2026年以降の選考でも評価されやすくなります。

金融業界に求められる人材の特徴

2026年の金融業界トレンドの予想を踏まえると、変化の激しい事業環境の中で、リスクを管理しながらビジネスを前に進められる人が求められています。

金融業界では、具体的に次のような特徴を持つ人材が評価されやすいといえます。

1. 高いコンプライアンス意識と倫理観
顧客資産や機密情報を扱うビジネスである以上、「ルールを守る」「グレーゾーンを見過ごさない」姿勢は大前提です。

1. 数字・データへの強さとロジカルシンキング
金利や市場データ、KPIなど定量情報をもとに仮説を立て、筋道立てて説明できる力は、営業・企画・リスク管理などあらゆる職種で求められます。

3. 顧客志向と課題解決力
単に商品を売るのではなく、顧客の資産運用・事業継続・地域課題の解決など「相手のゴール」を一緒に考えられるかどうかが重要です。

4. 変化への適応力・学習意欲
金融DXや規制変更、マクロ環境の変化が続く中で、新しい知識やツールをキャッチアップし続ける姿勢が欠かせません。

5. デジタルリテラシー・ITへの親和性
専門エンジニアでなくても、データ分析ツールやクラウドサービスを抵抗なく使えるか、システム部門と建設的に議論できるかは評価ポイントになりつつあります。

Izulコンサルタント吹き出し:志望動機でアピールする際は、上記のうち自分が強みを発揮できるポイントを選び、 「具体的な経験」→「そこで発揮した力」→「金融業界でどう生かせるか」という流れでつなげていくと、採用側の期待とマッチしたメッセージになりやすくなります。

金融業界の代表的な業種

金融業界にはさまざまな業種があります。銀行や保険会社、証券会社などは人気の高い業種であるものの、それぞれ特徴が異なります。志望動機を書くときは、あらかじめ業種の違いや特徴を理解しておかなくてはいけません。

ここでは、金融業界の中でも代表的な業種を4つご紹介します。転職希望の業種とそれぞれの違いや特徴を押さえ、理想的な書類作成に活かしましょう。

銀行

銀行は顧客の資金を預かる預金をはじめ、融資や為替といったお金にまつわるサービスを主とした業種です。

銀行には種類があり、都市部を中心に全国規模でサービスを提供する都市銀行、地域経済を支える地方銀行、地域密着型の取引を中心とする信用金庫などが挙げられます。担当する顧客層や業務範囲が異なるため、志望する銀行の特徴や役割を理解しておくことが大切です。

メガバンクでは法人向け融資やグローバル業務など大規模な金融取引に関わる機会があり、地方銀行や信用金庫では地域企業との関係構築や事業支援を通じて、地域経済に寄り添う働き方ができます。いずれの場合も、顧客の課題を把握し、最適な金融サービスを提案する姿勢が求められます。

保険

保険は生命保険と損害保険の2種類があり、それぞれ異なる保険商品を取り扱っています。

生命保険は主に医療保険、死亡保険といった人の生命に関わる商品で、損害保険は物への損失にまつわる商品が該当します。いずれも、保険に加入してもらうための営業活動が欠かせません。各保険の特徴を把握している場合は、希望する企業の保険の必要性なども絡めて志望動機を作成すると効果的です。

証券

証券は、株式や債券などの投資商品の仲介を受ける業種です。

証券会社は、証券発行などの仲介で手数料・運用料を受け取り、利益を得ています。顧客に紹介する商品の調査や、商品をアピールするための営業、投資の運用を行うのが証券という業種の特徴です。

実力主義の企業が多い反面、正当な評価制度がある企業も多くあります。また、近年では店舗を構えて営業する証券会社のほかに、ネット主体でのやり取りを主としたネット型証券があります。証券は経済状況や世界情勢に大きく左右されるため、常に変化する環境に対応するための姿勢が求められます。

ノンバンク領域

ノンバンクとは、銀行のように預金を扱わないものの、貸付・与信・決済サービスを中心に金融機能の一部を担う企業群を指します。主な業態には、クレジットカード会社、リース会社、消費者金融、信販会社などがあり、個人向け・法人向け双方の金融ニーズを支えています。

ノンバンクの特徴は、銀行よりも意思決定のスピードが速く、生活者の行動データを活用した新サービス開発が進んでいる点です。信用審査の精度向上、加盟店支援、ポイント・リワード設計など、データドリブンな企画職が活躍できる環境が整っています。

また、与信や分割払い、リース契約など、より深い金融領域に触れられるため、金融の専門性をキャリアとして積みたい人にも人気があります。決済・与信領域は近年ニーズが高まっており、異業界出身者の採用も進んでいます。

フィンテック

フィンテックは、Finance × Technology の領域で、テクノロジーを活用して金融サービスを再設計する企業を指します。スマホ決済、後払い(BNPL)、デジタルバンク、ロボアドバイザー、クラウド会計、個人資産管理アプリ、APIバンキング、ブロックチェーン関連サービスまで、多様な業態が含まれます。

フィンテック企業の最大の特徴は、銀行や保険などの伝統的金融と比較して、ユーザー体験(UX)やデータ活用を軸に、金融の課題をデジタルで解決することに重きを置いている点です。エンジニアリング・プロダクトマネジメント・データ分析の知見が評価されやすく、IT・Web出身者が最も活躍しやすい金融領域ともいえます。

また、規制対応や金融インフラとの連携が必要なため、金融知識とテクノロジー理解の両方を持ったハイブリッド人材が求められています。銀行とのAPI連携や信用スコアリング、AI審査など、新しい金融体験を社会に広げるダイナミックな仕事に関わることも可能です。

金融業界向けの志望動機に書くべきこと

志望動機を書く際は具体性の高い内容にすることで面接時にも同じ回答ができ、一貫性のある志望動機になります。また、読み手である企業担当者が「なぜこの志望動機にいたったのか」を具体的にイメージできる文章であることが求められます。さらに金融業界で果たしたい目的や金融業界を目指す理由、自身の持つ知識などを記載すると、書類だけでも「どのような人がどのような目的で志望しているか」がすぐにわかります。

ここでは、金融業界の志望動機に書くべき3つのポイントを紹介します。金融業界での就業を目指す多くの応募者に差をつけられるよう、積極的に取り入れましょう。

  • 金融業界で成し遂げたいこと
  • 金融業界を目指す理由
  • 金融業界の経験・関連知識

金融業界で成し遂げたいこと

どれだけわかりやすい志望動機を書いていても、企業にとってメリットのある人材でなければ採用にはつながりません。志望動機を書くときは、自分がどのような人材で、何をを成し遂げようと考えているのかを明確にアピールできる内容に仕上げましょう。また、自身の経歴や実績を志望動機に組み込み、企業にとってどのようなメリットのある人材なのかを自然な形でアピールすることも大切です。

金融業界を目指す理由

志望動機を書くときは、金融業界を目指した理由について触れることが大切です。金融業界と一口に言ってもさまざまな企業があります。その中からその企業を選んだ理由について書くには、細かな企業研究が必要です。

応募したいと感じた理由を書くには、資料に記載されている企業理念などの情報を洗い出し、その中から理由として適切なものをピックアップしましょう。

金融業界の経験・関連知識

金融業界に転職するには、どの程度の経験があり、どのような知識を保有しているのかも具体的に書く必要があります。どの部署に何年所属し、どのような仕事を任されていたのかを書くと良いでしょう。また、金融業界に携わってきた中で取得したスキルや資格、知識なども織り交ぜると、即戦力につながる人材であることをアピールできます。

【業種別】金融業界の志望動機を5つの例文で紹介

金融業界は業種によって業務内容や求められる資質が大きく異なるため、志望動機も「その業種ならではの視点」で構成することが重要です。

ここでは、銀行・証券・保険・ノンバンク・FinTechといった主要5領域について、実際の選考で使いやすい志望動機例を業種別に紹介します。

銀行への志望動機例

私は、企業の成長を資金面から支え、地域経済の発展に貢献できる点に魅力を感じ、銀行を志望しております。

前職では法人営業として、お客様の事業課題を整理し、最適なサービス提案につなげる業務を担当していました。企業の事業モデルや財務状況を深く理解しながら課題解決に向き合う中で、より長期的な視点で企業支援に関わりたいという思いが強くなりました。

銀行では、融資や資金繰りの改善提案など、企業の経営に直結する支援ができる点に大きなやりがいを感じています。特に貴行は、地域企業への伴走支援や産業活性化の取り組みに力を入れており、私の法人営業経験を活かして、企業の持続的な成長に貢献したいと考えています。

お客様の経営に寄り添いながら、信頼関係を築き、金融面から成長の後押しができる人材を目指したいと思います。

【コンサルタント視点のアドバイス】

銀行の志望動機では、企業支援に対する関心や地域への貢献姿勢が伝わる内容だと印象が良くなります。これまでの営業経験を、融資や財務理解といった銀行業務にどう応用できるかを明確に言語化できると、志望動機に一貫性が生まれます。

また、志望する銀行ならではの特徴や取り組みに触れられている点もプラスで、選社理由の説得力を高めるうえで有効です。

証券会社への志望動機例

私は個人や企業の資産形成を長期的な視点で支援できる点に魅力を感じ、証券会社を志望しております。学生時代から株式投資や投資信託に興味を持ち、自らも少額から運用を始める中で、市場動向や企業分析を継続的に学んできました。

前職の営業職では、お客様の課題を丁寧にヒアリングし、中長期的な視点で提案を行うことで信頼関係を築いてきましたが、その経験をより直接的に資産形成のサポートに活かしたいと考えるようになりました。

貴社は、短期的な売買に偏らず、お客様一人ひとりのライフプランに合わせた総合的なコンサルティングを重視している点に魅力を感じています。私自身、マーケットや企業業績の変化を追い続けることが苦にならず、むしろ楽しみながら継続できるタイプです。

これまで培ってきた営業経験と市場への関心を生かし、お客様のリスク許容度や将来の目標に応じたポートフォリオ提案を行うことで、長期的な資産形成に貢献していきたいと考えております。

【コンサルタント視点のアドバイス】

証券会社の志望動機では、市場や投資そのものへの関心だけでなく、お客様の資産形成を支援したいというスタンスが伝わることが重要です。

自身の投資経験やマーケットへの興味を具体的に示しつつ、それをお客様のためにどう生かしたいのかまで落とし込めている点は評価されやすいでしょう。

また、「なぜこの証券会社なのか」という観点で、コンサルティング方針や営業スタイルへの共感を盛り込めると、他社志望動機との差別化にもつながります。

保険会社への志望動機例

私は、保険という仕組みを通じてお客様の将来の不安を軽減し、人生や事業のリスクに備える支援ができる点に魅力を感じ、保険業界を志望しております。

前職では個人・法人双方への営業を担当し、ライフプランや事業計画に基づいた提案を行う中で、より長期的な視野でお客様に寄り添う仕事に関心を持つようになりました。保険は万が一に備えるだけでなく、事業継続や資産形成の観点からも重要な役割を持つと考えており、幅広いお客様の課題に向き合える点にやりがいを感じています。

貴社は、保障の提供だけでなく、リスクコンサルティングや予防医療サービスなど、生活や事業を総合的に支援する取り組みを強化している点に強く共感しています。

お客様の状況を丁寧にヒアリングし、必要な補償や将来の見通しを一緒に整理する姿勢は、前職で培ってきた課題解決力や信頼関係構築力と相性が良いと感じています。将来に対する不安を少しでも解消し、お客様が前向きに生活・事業に向き合えるよう、長期的なパートナーとして伴走していきたいと思います。

【コンサルタント視点のアドバイス】

保険会社の志望動機では、単に「人の役に立ちたい」という一般的な動機ではなく、リスク管理やライフプランニングに対する理解を示せるかが評価のポイントになります。

お客様の将来設計に寄り添える姿勢や、ヒアリングを通じて課題を整理できる強みを具体的に言語化すると、説得力が増します。また、その会社が重視している取り組みやサービスへの共感を盛り込むと、選社理由がより明確になり好印象につながります。

ノンバンクへの志望動機例

私は、決済や与信といった領域を通じて、お客様の購買行動や企業の事業活動を支える点に魅力を感じ、ノンバンク業界を志望しております。

前職では法人営業として、顧客の事業理解とデータ分析をもとにサービス提案を行ってきましたが、より本質的に「企業の資金繰り」や「消費者の購買行動」を支える仕事に関わりたいと考えるようになりました。クレジットやリースは、与信判断やリスク評価の視点を通じて企業の成長を後押しできる領域であり、財務・金融の知識を深めながら価値を発揮できる点が大きな魅力だと感じています。

貴社は、決済データの活用や加盟店支援の強化など、与信や決済領域の高度化に取り組んでおられ、データ分析や提案力を活かせる環境があると感じています。

従来のクレジット・リース業務だけでなく、新たな決済サービスやデジタル施策に積極的である点にも惹かれており、顧客の利便性向上と企業価値向上の双方に貢献できると考えています。これまで培ってきた法人対応の経験を生かし、企業や加盟店が安心して取引できる仕組みづくりに携わりたいと思います。

【コンサルタント視点のアドバイス】

ノンバンクの志望動機では、決済・与信・リースといった業務の仕組みを理解し、その中で自分の経験がどう活かせるかを示すことが大切です。

特に法人営業やデータ分析経験のある方は、与信判断や加盟店支援など具体的な業務との接点を示すと説得力が高まります。また、企業の購買データや決済データを活用する姿勢に共感を述べることで、ノンバンク領域ならではの志望動機として差別化しやすくなります。

フィンテック企業への志望動機例

私は、テクノロジーの力で金融サービスをより便利で使いやすいものへ変革できる点に魅力を感じ、フィンテック業界を志望しております。

前職ではIT企業にてプロダクト運用とデータ分析に携わり、ユーザー行動をもとにした改善提案や機能追加の検討を行ってきました。金融サービスは日常生活に密接である一方、手続きや情報の分かりにくさが課題となることも多く、そこをデジタルの力で解消できれば、より多くの人に価値を届けられると感じています。

貴社は決済サービスやアプリ型金融サービスの拡充を進めておられ、ユーザー体験を軸にプロダクト開発を行っている点に強い魅力を感じています。

私自身、データから課題を抽出し、ユーザー視点で改善策を考えるプロセスにやりがいを感じてきました。フィンテック領域では、従来の金融知識に加えて、技術的理解やUXの視点も求められますが、これまで培ってきたIT知識と分析スキルを活かしてプロダクトの成長に貢献したいと考えています。

金融の専門性も学びながら、より使いやすいサービスを実現することで、多くの人の生活を良くする一助になれればと思います。

【コンサルタント視点のアドバイス】

フィンテックの志望動機では、「金融が好き」だけでなく、「金融の課題をデジタルでどう解決したいか」を示すことがポイントになります。

ITスキルやプロダクト経験がある場合は、ユーザー視点・データ活用・改善提案といった要素を具体的に入れることで、フィンテック特有の業務との結びつきが強まります。

また、その企業が提供しているサービスの特徴やユーザー層に触れると、志望度の高さが伝わりやすくなります。

金融業界の志望動機に向かない内容に注意

志望動機を書く際は、業界が求める人材に合った内容を記載するのが基本です。金融業界の志望動機には向かない内容を書いてしまうと、関連性のない内容になってしまいます。ここでは特に注意したい、金融業界の志望動機に適していない3つの内容について解説します。

経済に貢献したい

金融業界はお金を扱う業種ですが、「経済に貢献したい」といった内容で安易にまとめるのは注意が必要です。そもそも金融業界は経済に貢献することと直接的な関係がないため、「経済に貢献したい」といった内容のままだと抽象的な志望動機に仕上がってしまいます。経済に貢献したいと考えて志望動機にまとめるのであれば、入社後どのような業務に携わりながら経済に貢献したいか、業務内容を盛り込みながらまとめましょう。

数字に強い

金融業界は数字を追うのが仕事のひとつです。とはいえ「数字に強い」といった内容では抽象的すぎるため、採用担当者へのアピールには至りません。「数字に強い」ことをアピールするのであれば、これまでの経歴や保有する資格、スキルなどを用いてどのようなポジションで働いていたのかなどを盛り込みましょう。

待遇面が良い

金融業界は、給料や待遇が優遇されているケースが多い傾向にあります。しかし待遇面だけで志望動機をまとめるのは厳禁です。これはどの業界でも注意したい内容のひとつであり、「待遇の良い企業があればすぐに退社してしまうのでは?」など、採用担当者にネガティブなイメージを与えます。給料や待遇を志望動機にするのは控え、採用担当者の視点で考えながらまとめることをおすすめします。

まとめ

今回は金融業界の志望動機の書き方についてご紹介しました。一口に金融業界と言っても業種には銀行や証券、クレジットカード会社などいくつかあり、それぞれ特徴や業務内容が異なります。それぞれの特徴や業務内容を調べ、働きたいと感じた理由や入社後の働き方を織り交ぜながら自分らしい志望動機を作成しましょう。

監修者・水口 香央里

水口 香央里

WEBマーケ ベンチャー⇒LINE株式会社⇒株式会社ユーザベース⇒株式会社Izul
新卒でWEBマーケ ベンチャー企業へ入社。入社後4ヶ月の最短記録でサブマネージャーへ昇格、新人賞を受賞。 退社後はWEB制作・運用業にてフリーで活動。 その後、LINE株式会社へ転職。LINE@サービスの九州拠点立ち上げの第一メンバーとして福岡に拠点を移し、アカウントエグゼクティブとしてLINE法人サービス全般に従事。 2021年にizulの支援を受けてUZABASE、スタートアップ情報プラットフォームINITIAL事業に参画。投資家・大手事業会社向けに導入提案を担当。 ベンチャー・スタートアップの採用支援をより強化すべく、株式会社Izulへ。

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