金融業界の志望動機はどう書くべき?業種や例文など転職に役立つ情報を解説

2024年1月25日

2024年1月8日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

金融業界へ転職するには、提出書類の内容をより充実させることが大切です。特に志望動機は業務内容について細かく把握していることを前提とし、金融が絡む世界情勢についても学んでおく必要があります。

今回は金融業界の志望動機の書き方に合わせて、例文や金融業界の主たる業種について紹介します。これから金融業界への転職を希望する方は、書類作成時の参考にしてください。

金融業界向けの志望動機に書くべきこと

志望動機を書く際は具体性の高い内容にすることで面接時にも同じ回答ができ、一貫性のある志望動機になります。また、読み手である企業担当者が「なぜこの志望動機にいたったのか」を具体的にイメージできる文章であることが求められます。さらに金融業界で果たしたい目的や金融業界を目指す理由、自身の持つ知識などを記載すると、書類だけでも「どのような人がどのような目的で志望しているか」がすぐにわかります。

ここでは、金融業界の志望動機に書くべき3つのポイントを紹介します。金融業界での就業を目指す多くの応募者に差をつけられるよう、積極的に取り入れましょう。

  • 金融業界で成し遂げたいこと
  • 金融業界を目指す理由
  • 金融業界の経験・関連知識

金融業界で成し遂げたいこと

どれだけわかりやすい志望動機を書いていても、企業にとってメリットのある人材でなければ採用にはつながりません。志望動機を書くときは、自分がどのような人材で、何をを成し遂げようと考えているのかを明確にアピールできる内容に仕上げましょう。また、自身の経歴や実績を志望動機に組み込み、企業にとってどのようなメリットのある人材なのかを自然な形でアピールすることも大切です。

金融業界を目指す理由

志望動機を書くときは、金融業界を目指した理由について触れることが大切です。金融業界と一口に言ってもさまざまな企業があります。その中からその企業を選んだ理由について書くには、細かな企業研究が必要です。

応募したいと感じた理由を書くには、資料に記載されている企業理念などの情報を洗い出し、その中から理由として適切なものをピックアップしましょう。

金融業界の経験・関連知識

金融業界に転職するには、どの程度の経験があり、どのような知識を保有しているのかも具体的に書く必要があります。どの部署に何年所属し、どのような仕事を任されていたのかを書くと良いでしょう。また、金融業界に携わってきた中で取得したスキルや資格、知識なども織り交ぜると、即戦力につながる人材であることをアピールできます。

金融業界に求められる人材の特徴

金融業界に転職するにあたっては、求められる人材の特徴について把握することが大切です。ここでは以下の5つの特徴についてご紹介します。

  • 情報の取り扱いに関して信用できる
  • 数字・お金の計算に強い
  • 学ぶ姿勢がある
  • 顧客に合わせるのが得意
  • ストレス耐性がある

情報の取り扱いに関して信用できる

金融業界は、個人情報や顧客の資金を取り扱う仕事です。個人情報の取り扱いに関する知識が豊富で、顧客の資金を丁寧に取り扱える信頼性が高い人は、信頼できると判断されやすく、金融業界に求められる人材といえるでしょう。

数字・お金の計算に強い

金融業界は、数字にまつわる仕事がメインです。毎日数字を追わなければならないため、小さなミスは許されず、細部まで誤りなく遂行できる人が求められます。金融業界を目指すなら、数字やお金の計算に強い人であるかどうかも判断基準のひとつになります。

学ぶ姿勢がある

金融業界ではさまざまな資格が必要です。そのため、常に金融に関するニュースや知識を前向きに学ぶ意欲がある人材は求められやすい傾向にあります。また金融業界は資格に限らず、各国の世界情勢や経済状況も押さえておく必要があります。どのようなシーンでも「仕事に役立ちそう」など、仕事に絡めながら学ぶ姿勢のある人は、金融業界に求められる人材といえるでしょう。

顧客に合わせるのが得意

金融業界は一人で多くの顧客を担当することが多いため、、顧客それぞれに合わせた振る舞いができる人材が求められます。顧客によってそれぞれ抱える悩みが違います。常に顧客目線で物事を考え、顧客の悩みを解決する手段として自社の施策や商材をアピールできる人は重宝されやすいでしょう。

ストレス耐性がある

金融業界では数字のほかに、ノルマも追わなければなりません。例えば保険業界であれば、新しい保険商品の提案や新規開拓など、新規契約へと結びつけるための業務が欠かせません。金融業界でも同様に、その裏では時にストレスを感じることも少なくないため、ストレス耐性がある人も求められる人材といえるでしょう。

金融業界の代表的な業種

金融業界にはさまざまな業種があります。銀行や保険会社、証券会社などは人気の高い業種であるものの、それぞれ特徴が異なります。志望動機を書くときは、あらかじめ業種の違いや特徴を理解しておかなくてはいけません。

ここでは、金融業界の中でも代表的な業種を4つご紹介します。転職希望の業種とそれぞれの違いや特徴を押さえ、理想的な書類作成に活かしましょう。

銀行

銀行は顧客の資金を預かる預金をはじめ、融資や為替といったお金にまつわるサービスを主とした業種です。銀行には種類があり、メガバンクと呼ばれる都市銀行のほか、地方銀行、信用金庫などが挙げられます。銀行に転職を希望する求職者はどのような銀行で働きたいのか、その理由や目的などを具体的に考えておきましょう。

保険

保険は生命保険と損害保険の2種類があり、それぞれ異なる保険商品を取り扱っています。生命保険は主に医療保険、死亡保険といった人の生命に関わる商品で、損害保険は物への損失にまつわる商品が該当します。いずれも、保険に加入してもらうための営業活動が欠かせません。各保険の特徴を把握している場合は、希望する企業の保険の必要性なども絡めて志望動機を作成すると効果的です。

証券

証券は、株式や債券などの投資商品の仲介を受ける業種です。証券会社は、証券発行などの仲介で手数料・運用料を受け取り、利益を得ています。顧客に紹介する商品の調査や、商品をアピールするための営業、投資の運用を行うのが証券という業種の特徴です。実力主義の企業が多い反面、正当な評価制度がある企業も多くあります。また、近年では店舗を構えて営業する証券会社のほかに、ネット主体でのやり取りを主としたネット型証券があります。証券は経済状況や世界情勢に大きく左右されるため、常に変化する環境に対応するための姿勢が求められます。

クレジットカード

キャッシュレス決済やネットショッピングが広まった近年では、クレジットカード会社も大きな成長を遂げています。クレジットカード会社は、消費者に対してカード発行業務を主とするイシュアー業務と、カード支払いに対応した加盟店の開拓・管理に取り組むアクワイアラー業務があります。いずれも個人情報を取り扱う仕事であるため、高い管理能力を持ち、ルールを遵守できる人材が求められます。

【業種別】金融業界向けの志望動機を例文で紹介

ここでは金融業界の概要や求められる人材を振り返りながら、志望動機の書き方を学びましょう。ここでは保険会社に希望する場合の例文をご紹介します。例文を参考にしながら、アピールにつながる内容に仕上げましょう。

1.志望動機を簡潔に説明する私は保険のありがたみを知り、そのうえで多くの人に保険の必要性を感じてもらいたいと考えています。

2.理由を説明するあるとき父親が定年退職を機にこれまで契約していた保険を見直し、自分に合った保険に加入し直していました。定年退職によって収入が減るため、月々の保険料を下げようと、将来的に必要となる死亡や入院の保障に絞って契約し直したそうです。その5年後、父親は慢性リウマチによるさまざまな病を発症し、入退院を繰り返すようになりました。しかし、保険を見直し、自分のための保障に絞ったことから、入院費は保険でまかなうことができました。

3.結論・入社後の活動イメージ保険のありがたみに触れ、保険にも父親の考え方にも学ぶものがあった経緯から、より多くの人に保険の必要性を語れるのは自分が適当だと考えました。私と同じ世代の人にとって保険の必要性について深く考えてもらえるきっかけとなるよう、新規顧客を開拓していきたいと考えています。

志望動機は「なぜ志望したのか」がひと目で分かるよう、一文でまとめましょう。次に志望動機につながる理由やきっかけを記載します。最後に結論と入社後のイメージにつながる文章でまとめます。冒頭で記載した志望動機を絡めながらまとめると、一貫性のある内容に仕上がります。

金融業界の志望動機に向かない内容に注意

志望動機を書く際は、業界が求める人材に合った内容を記載するのが基本です。金融業界の志望動機には向かない内容を書いてしまうと、関連性のない内容になってしまいます。ここでは特に注意したい、金融業界の志望動機に適していない3つの内容について解説します。

経済に貢献したい

金融業界はお金を扱う業種ですが、「経済に貢献したい」といった内容で安易にまとめるのは注意が必要です。そもそも金融業界は経済に貢献することと直接的な関係がないため、「経済に貢献したい」といった内容のままだと抽象的な志望動機に仕上がってしまいます。経済に貢献したいと考えて志望動機にまとめるのであれば、入社後どのような業務に携わりながら経済に貢献したいか、業務内容を盛り込みながらまとめましょう。

数字に強い

金融業界は数字を追うのが仕事のひとつです。とはいえ「数字に強い」といった内容では抽象的すぎるため、採用担当者へのアピールには至りません。「数字に強い」ことをアピールするのであれば、これまでの経歴や保有する資格、スキルなどを用いてどのようなポジションで働いていたのかなどを盛り込みましょう。

待遇面が良い

金融業界は、給料や待遇が優遇されているケースが多い傾向にあります。しかし待遇面だけで志望動機をまとめるのは厳禁です。これはどの業界でも注意したい内容のひとつであり、「待遇の良い企業があればすぐに退社してしまうのでは?」など、採用担当者にネガティブなイメージを与えます。給料や待遇を志望動機にするのは控え、採用担当者の視点で考えながらまとめることをおすすめします。

まとめ

今回は金融業界の志望動機の書き方についてご紹介しました。一口に金融業界と言っても業種には銀行や証券、クレジットカード会社などいくつかあり、それぞれ特徴や業務内容が異なります。それぞれの特徴や業務内容を調べ、働きたいと感じた理由や入社後の働き方を織り交ぜながら自分らしい志望動機を作成しましょう。

監修者・水口 香央里

水口 香央里

WEBマーケ ベンチャー⇒LINE株式会社⇒株式会社ユーザベース⇒株式会社Izul
新卒でWEBマーケ ベンチャー企業へ入社。入社後4ヶ月の最短記録でサブマネージャーへ昇格、新人賞を受賞。 退社後はWEB制作・運用業にてフリーで活動。 その後、LINE株式会社へ転職。LINE@サービスの九州拠点立ち上げの第一メンバーとして福岡に拠点を移し、アカウントエグゼクティブとしてLINE法人サービス全般に従事。 2021年にizulの支援を受けてUZABASE、スタートアップ情報プラットフォームINITIAL事業に参画。投資家・大手事業会社向けに導入提案を担当。 ベンチャー・スタートアップの採用支援をより強化すべく、株式会社Izulへ。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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