「Izulと会えていなかったら転職活動自体を諦めていたかもしれません」約50回の面談を通して掴み取った、キャリアを潰さない転職

2024年10月15日

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Izul広報チーム

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20代後半になるとさまざまな理由から転職の検討を始める方が多くなります。周囲でも転職経験者が増えるので、「自分もそろそろ・・・」という気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

20代という若い年齢だからこそ選べる選択肢も数多くあります。そんな中で「あれもこれも気になる」の状態になってしまい、逆に転職活動や今後のキャリアについて億劫になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、あらゆる選択肢があるが故にキャリアに悩んだHさんの転職活動です。「なぜ転職をしたいのか」から整理しながら納得いく転職を実現されたHさんの転職活動を、弊社コンサルタントの仁科と振り返ります。

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キャリアを潰さない選択肢を探して

―はじめにこれまでのキャリアを教えてください。

Hさん

新卒は製造小売業でECサイトを運営している企業に就職しました。この企業を選んだ理由は、若手でも活躍ができる機会が多いこと、女性も活躍している職場であることに魅力を感じたためです。

コールセンターの部署や企画職を経験しながら、花形商材の販売促進で過去最大の売り上げを作るという成功体験を得ました。その後、今の企業で働いても次のステップが見えないと感じるようになり、将来を見据えて営業経験を積みたいと考えて大手広告企業の営業職に転職しました。

もともと契約社員での入社でしたが、入社1年半で正社員として雇用していただいて、約4年勤務しました。

―2回目の転職を決意されたのは何がきっかけだったのでしょうか?

Hさん

法人営業としてのスキル幅をもっと広げたいと考えたからです。

2社目では営業の経験はできたものの、クライアントが美容業界と単一で、小規模なクライアントを50社以上担当していたこともあり、関係性構築が一番の肝になると感じていました。営業未経験からのスタートだったので、提案力などのある一定の営業スキルは身につけられたのですが、3年目に入ったタイミングでこの先スピード感をもってスキルを向上させる難しさを感じ始めたことがきっかけです。

仁科

担当していた営業エリアも都市の中心部から少し離れたエリアだったこともあり、クライアントも成長よりも安定経営を求めていらっしゃる状態でした。なので、担当営業としても戦略性や提案力よりも網羅力といった泥臭さが1番求められる状態でしたよね。

Hさん

そうですね。私としてはクライアントの役に立ちたい、売上を伸ばすお手伝いがしたいという思いが強いものの、肝心のクライアント側がそれを求めていない構造でもどかしさがありました。

将来はマネジメント職にチャレンジしたいというキャリアビジョンがあるため、まずは自分のスキル幅を広げる必要があると感じていました。来年から30代に突入するので、転職は今が最後のチャンスかなと思って決めたという背景ですね。

―転職するにあたっての軸はどこに置いていましたか?

Hさん

紆余曲折を経て、自分がやりたい仕事を将来的に自由に手にしていくために必要なステップを踏むことを重視し、必要なスキルが得られる営業職・SaaS系の企業に絞って進めていきました。

紆余曲折と表現したのは、いろんな選択肢があったので自分でも道筋が見えず迷走状態になっていたんです。例えば結婚した時を見据えたライフプラン、人事やスタートアップといった憧れへの挑戦、地元で働きたいという希望、脱営業職で異職種にチャレンジなどあらゆる選択肢が当初はありました。

もし仁科さんに相談せずに一人で転職活動をしようとしていたら、やりたいことを整理できず諦めていたと思います(笑)。

仁科

原体験を振り返りながら過去の分析をしていくと、成長意欲が高くて新しいことにチャレンジしていく気質であることは分かったのですが、将来のライフプランを考えるとどこまで仕事にコミットするかという迷いはありましたよね。

様々な悩みがある中でも、キャリアを潰す選択肢だけは取ってほしくないなと思っていました。ただ本人の納得感が非常に重要な部分なので、「なんのために転職をするのか?」「どんなキャリアがいいか?」についてかなり話し合いました。

頑張ってきたはずなのに言語化できなかった

―転職活動において苦戦したことはありましたか?

Hさん

仕事のスキルの言語化はかなり苦戦しました。前職の成績も上位層には入っていたんですが、なぜ上位層に入れていたのか?の言語化が上手くいかなかったんです。

少しずつ仁科さんと紐解いていくと、自分では当たり前だと思ってやっていたことで実は人と違う部分があったことなどが分かっていきました。その流れで、一つずつ仕事のスキルの言語化を進めていきました。

仁科

求職者の方の「頑張ってきたはずなのに何もやってないかもしれません」といったお悩みは本当にあるあるなんですが、必ず工夫点や理由・背景があります。

Hさんの場合は、業務内容の型化が進んでいる企業風土で、本人としては目の前のことを必死にやってきたという中で、いざ強みや工夫・成果を聞かれると困ってしまったというケースですね。

なので業務内容を分解した上で、どんな内容で成果創出ができていて、それはなぜできたのかなど、なぜなぜと深掘りし、些細なことも含めて洗い出しをしていきました。

Hさん

細かい業務のことまで洗い出した中で、「これってすごいことだったんだ」と気付くこともあり、段々自信に繋がったり、新たな課題が見えてくることもあったり、次回転職したら装着したいスキルだね、みたいな会話も出来ました。

―面接練習も46回実施されたと聞きました!その努力の甲斐もあってSaaS企業への内定を獲得されたと思うんですが、今回福岡から東京へお引越しされていますよね。勤務地が変わることに対しての抵抗感はなかったですか?

Hさん

最初は将来のことやプライベートのことも考えて勤務地は福岡のままがいいのかなとか、フルリモート勤務が出来る企業がいいのかなと思っていたんです。

ですがしっかり棚卸しをしたことでもっと成長をしたいなという思いが強まり、勤務地や勤務形態は縛らずに広く見て決めたいなという気持ちに変化したんです。

「私はまだキャリアを諦めたくない」みたいな気持ちが強くなるほどに、東京に行きたいという気持ちになったので、そこからの不安は特になかったです!

新しいキャリアの選択肢を作るために

―最初の転職目的のすり合わせがしっかり活きたんですね。Saas企業でのインサイドセールスという新しいお仕事はいかがですか?

Hさん

クライアントの属性も個人事業主から法人に変わりましたし、対面営業から非対面営業になったこともあり、前職との変化が多く新しい気付きの多い日々を送っています。

特にインサイドセールスとして、電話でいかにクライアントにお話を聞いていただけるか、アポ取りに繋がるよう魅力的なご紹介ができるか、などに挑戦しています。

―今後のキャリアの展望があれば是非教えてください!

Hさん

今は4つのプランがあるんですが、一番強い思いは「マネジメント経験を積んでみたい」という思いです。なので、まずはインサイドセールスの中でリーダーのポジションを目指そうと思っています。

フィールドセールスや企画職への挑戦、人事などスタッフ部門への挑戦という選択肢も目指せるように持ってはいるので、まずは今の部署でしっかり実績を出せるように頑張ります!

仁科

前職でも契約社員から正社員に切り替え雇用されたように、Hさんにはやり切り力があるのでぜひ頑張ってほしいです!

―最後にIzulのご支援はいかがでしたでしょうか?

Hさん

一言で言うと「こんなにしてもらえるんだ」というのが率直な感想です。

仁科さんから「面談を50回以上やっている人もいる」と聞いた時に「そんなにやる人もいるのか」と最初は思っていたんですけど、いざ自分も経験してみると「50回近くやっていたのか」と感じました。そう思えるのは、求人票を出されてすぐ応募する支援スタイルではなく、求職者の将来を考えるお手伝いを本気でやってくださっているからだと思うので本当にありがたいです。

内定も1人では絶対獲得できなかったと思っていて、一緒に伴走してくださった仁科さんには感謝しかないです。たくさん深い話もして、深い関係になれたなと思っています。

仁科

本当に二人三脚でやってきて、Hさんもだいぶ苦しい時期もあって悩んだりしたこともあったと思うんですが、最後まで走り抜けていただき、良かったです。自己分析から時間をかけて準備したからこそ、エントリーしてからは不安が一切ないぐらい自信を持って選考を進んでいただけたので、納得ができるいい結果に繋げることができて私も本当に嬉しいです!

―ありがとうございました!

この支援を担当した人

コンサルタント・仁科 裕美

仁科 裕美

大学卒業後、リクルートに入社してライフスタイル領域のメディア営業を大阪、福岡、東京にて経験。23歳でリーダー任用、25歳で第一子を出産後、産休育休を取得し復職。仕事と家庭の両立を目指しフレックス制を活用しながら16時半退社を行うワーママロールモデルとして活動の場を広げる。また、キャリアアップのため子連れで東京転勤を受け、最大120名の営業組織のマネジメントを経験。マネージャーとして業績拡大をベースとした組織運営、採用育成、研修設計、講師などに従事。個人、組織共に事業表彰を多数獲得。現在は三児の母となり、プライベートの拠点を福岡に移す。副業は農業。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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