「転職経験値がゼロでも圧倒的にレベルアップすることができた」民間企業へのキャリアチェンジ成功例

2025年1月16日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

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「安定したキャリア」としてよく挙げられることの多い教員や公務員。人々の生活には欠かせない仕事を担っていることや、教員などは幼少期から触れ合う機会の多い大人でもあるため、キャリアを築く上で身近な選択肢となっている方も多かったのではないでしょうか。

教員や公務員にはそれぞれの良さがある一方で、なにかのきっかけで「民間企業に転職したい」と思ったとき、少し難易度の高い挑戦になるケースは実は多々あります。

今回ご紹介するのは、公務員出身でワークライフバランスを求めて転職を決意したSさんと、教員出身でキャリアチェンジを望んだAさんの転職活動です。安藤の支援で人材系の民間企業に同期入社することになったお二人の転職までのストーリーを弊社コンサルタントの安藤と振り返ります。

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非民間企業からのキャリアチェンジを考えたきっかけ

―これまでのキャリアについて教えてください。

Sさん(国家公務員)

“人を笑顔にできるような仕事がしたい”という軸があり、大学では社会福祉の勉強をしていました。生活保護の実習時に犯罪や非行の関係に興味を持ち、国家公務員として法務省に入省。少年院の先生などを経験しました。その後各省に出向し、最後は文部科学省に出向していました。

一般企業も福祉に関連するお仕事は勿論たくさんありますが、福祉職は個人情報が多いお仕事で民間だとできない仕事が多いので、公務員ならではの仕事をしてみたいと思い、ファーストキャリアとして国家公務員を選びました。

―公務員としてさまざまな経験を積まれた中で転職を考えた理由は何だったのでしょう?

Sさん(国家公務員)

ワークライフバランスを求めたためです。文部科学省の中でも比較的忙しい部署にいたため、家族と顔を合わせる時間がかなり少なくなってしまっていました。将来を考えたとき、この働き方を続けるのは難しいと感じ、転職を意識するようになりました。

―Sさんは仕事そのものへの不満ではなく、ライフプランを見直す中で転職を考えるようになったのですね。Aさんはいかがですか?どのようなキャリアを歩んできたんでしょうか?

Aさん(教員)

私は今回の転職に至るまでに2回転職をしています。小学校の頃から「教員になりたい」と思っていたこともあり最初は教員になったんですが、父が体調を崩したことをきっかけに時間の融通が利く仕事を選びたいと思い、ガス会社の営業職に転職しました。

その後父の体調が回復したことと、ちょうどコロナ禍で営業職としての業務が制限されていたことが重なり、もう一度教員を目指そうと思い、約1年の勤務後に1校目とは違う学校で教員になりました。

1校目の教員時代には部活指導に注力しすぎて、いわゆる「教員らしい」ことが十分できなかったという後悔もあり、それを解消したい気持ちがありましたね。

―Aさんは1年ではありますが民間企業も経験されているんですね。今回の転職を決意された理由はなんだったのでしょうか?

Aさん(教員)

29歳になって「この先の人生をどうしたいのか」と真剣に考えるようになりました。教員としての仕事はやり切ったという実感もありましたし、今がキャリアチェンジする最後のタイミングだと感じたんです。

ビジネスパーソンとしての魅力出しをするために

―2人ともYoutubeの動画でIzulを知ってくださったんですよね。安藤との初回面談はいかがでしたか?

Sさん(国家公務員)

最初は、すごくダンディな方で「少し取っ付きづらい部分があるのかも…」と身構えたんですが、話し始めるととても優しく「自分の話をすごく聞いてくださる方だな」という印象でした。

安藤さんの過去のご経験を教えてくださったり、Izulとしての転職支援内容を明確かつ丁寧に教えていただき、それがとても安心感につながったのを覚えています。初回ながら、今後もIzulさん・安藤さんにやっていただきたいなと、最初からハートを掴まれた気分でしたね。そこから終始安藤さんへの信頼感がずっとあります。

安藤

Sさんは問い合わせの時点で人材業界に興味を持ってくれていたんですが、初回面談の時からたくさん質問をしてくれました。ご自身で情報キャッチアップをすることができる方なんだなと思いましたね。

国家公務員という職歴が堅そうに見える中で、数字を追ったりコミットしたりできるのかという不安を実は僕自身も感じていました。しかし実際お会いすると、自分の言葉で表現することがとても上手な方で、人材業界に転職出来るようにしっかりサポートしたいなと思いましたね。

Aさん(教員)

私の方は、Izulさんと出会う前に自分でも何社か受けたりしていたんですが、上手くいかず落ちてしまっていました。

そんな時に、Izulさんを知り安藤さんとの面談に臨んだという経緯です。面談前に安藤さんの経歴が送られてきたんですが、すごい方に教えてもらえるんだということで、身構えて初回面談に挑みましたね(笑)。

安藤

僕も教育領域でのバックグラウンドがあったものの、意外と教員の方の転職支援ってあんまりやったことがなかったんですよね。

教員の方の転職を成功させたいという思いがあった中で、Aさんはアンケートフォームにもびっしり記載してくれていたので好印象でしたし、僕自身も彼の転職を成功させようという熱い気持ちで臨みました。

Sさんは事前に人材業界について調べていたり、転職の情報をキャッチアップしたりもされていたというお話ですが、それまで他のエージェントさんともお話ってされていたんですか?

Sさん(国家公務員)

そうですね。最初は、転職サイトで転職成功された方々にサイトの使い方を聞いて、エージェントさん何人かにお話を伺いました。

お話した方はみなさんコミュニケーションがとてもうまいなと思ったんですが、安藤さんにはなぜか打ち解けてしまう魅力と、何でも話せてしまう包容力があったので安藤さんにお願いしようと決めました。

―転職活動で特に印象に残っていることはなんですか?

Sさん(国家公務員)

自己分析が一番大変でした。公務員時代にはここまで深く自分を見つめ直す機会がなかったので、生まれてからの自分を振り返る作業が新鮮で、同時に苦労しました。

特に一番苦手だったのが、仕事を数字で示せるようにすることです。もともとそこに重きを置くような仕事をしていなかったので、その現状認識と転職活動していく上で数字が求められているっていうところの擦り合わせは大変でしたね。

ただ、今回の転職だけではなくて、今後どうなっていきたいかという将来設計を含めて言語化することができたので、自分の人物像を立体的に感じ取ることができたいい機会でした。

安藤

Sさんは言語化が非常に上手で、過去の経験を深掘りしながら自分の強みや課題を整理されていました。なのでこのまま面接までいけそうだという手応えが自己分析の時点でありましたね。

一方で、どうしても公務員だと「売上を●万作る」といった「具体的な追いかける数字」があるわけではないので数字で示す部分については苦戦しました。人材業界で重視される考えである”浪漫と算盤”をうまく表現したいと思った際に、Sさんは定量が弱いことで、理念やエモさだけを追求しているようにも映りやすい一面もありました。なので、ロジカルさや数字に対してのコミット度もアピールして、ビジネスパーソンとしての魅力がバランスよく伝わるように心掛けていました。

Aさん(教員)

私は面接対策ですね。いざエントリーしたあとも面接で落ち続けてしまい、何が原因なのか全く分からない状態でした。

安藤さんが模擬面接や録画のフィードバックを通じて丁寧に指導してくださったおかげで、少しずつ改善できたと思います。LINEなどのテキストコミュニケーションでも頼らせていただいて、言語化を徹底的にサポートいただきました。

安藤

Aさんの場合は、やはり20代で3社経験しているところに懸念を持たれるだろうなと思っていたので、そこをどうブランディングしていくかという点についてはAさんともかなり話し合いながら進めました。

模擬面接の度にアドバイスした内容をしっかり反映してこられていて、成長角度で言うと1番だなと思うほどでした。結果的に最後は3社から内定をいただけたのはさすがでしたね。

―教員でのお仕事内容を転職エピソードとして完成させることは、結構難易度が高いイメージがあるんですが、どう形作っていかれたんですか?

安藤

Aさんは、元々やっていたスポーツでの徹底的なコミット力や成長欲求が高いというご自身の強みを武器としてまず言語化しました。その上で、これまでの仕事をについて整理していくと、本人は意識的にやっているわけではないものの、”数字を逆算思考で行動設計に落とし込む力””圧倒的行動量”といったビジネスパーソンとして欲しいスキルを一貫して体現できていることが見えてきたんです。

「教員だからビジネススキルがない」のではなく、「自分の行動・成果を俯瞰して見たときにどんなスキルがあるのか?」の言語化が肝なので、そこを意識的に実施していきましたね。

大幅なキャリアチェンジこそ、丁寧な支援を活用してほしい

―実際に転職してみて、いかがでしょうか?

Sさん(国家公務員)

転職理由としても大きかったワークライフバランスのところでいくと、就労環境はすごく改善してプライベートの時間もしっかり取れるようになりました。

また、今後の自分のキャリアを築いていくという観点では、初めての営業職で商談→振り返りのサイクルを回すことで提案力が伸びている成長実感もあります。まだまだ受注率には課題があるなと思ってますが、営業スキルは着実に伸びていると感じます。

―公務員時代のお仕事とのギャップって他にもありますか?

Sさん(国家公務員)

直接サービスを使っていただく方とやり取りできる点ですね。国の仕事はどうしても対象数が多くて相手の顔が見えないので、サービス利用者や潜在的な利用者層に対して直接やり取りをすることで、貢献実感というか仕事への手触り感が以前よりもあるなと思っています。

―今後の展望があれば教えてください

Sさん(国家公務員)

まだ入社半年くらいなのですが、まずは今のフィールドセールスから得られるものを着実に自分の力にしていきたいです。一人の営業職として自立して見立てから受注まで完走できるようになることが当面の目標ですね。

その上で可能ならマネジメントレイヤーに挑戦して、自分で得てきたいろんなノウハウとかやり方みたいなものを部下とかにちゃんと伝達できる存在になれたらいいなと思っています。

Aさん(教員)

僕も似たようなところではありますが、まずはフィールドセールスとしてしっかりやり切って成果を出したいですね。将来的にはマネジメントもやってみたいなと思っていて、より広い範囲に影響を与えられるような仕事にチャレンジしていきたいです。

―国家公務員や教員といった民間企業でない職種からの転職を考えてる方にアドバイスやIzulのおすすめポイントがあれば教えてください。

Sさん(国家公務員)

私がIzulさんを使って本当にありがたかったなと思うポイントは2つあって、1つはダントツで丁寧さが違うところです。自己分析も幼少期からの振り返りから仕事の棚卸しまで一緒にしていただけるほか、職務経歴書の作成など何回もお時間いただいて、自分の転職経験値がゼロでもめきめきレベルアップできるような支援をしていただけるのが素晴らしかったですし、おすすめしたいです。

もう1つは対応の柔軟度が非常に高いことです。公務員は配属部署によっては忙しく普通の時間で転職活動をすることが難しいのですが、安藤さんには夜10時からなど何度も夜遅い時間に面談をしていただいたので、夜しか動けなくても無事転職活動を進めることが出来ました。

Aさん(教員)

私も同じですね。言い足りないぐらいですけど、ここまでしてくれるのかという手厚さが一般的なエージェントさんとは圧倒的に違います。

とにかく求人票を出されて数打ちゃ当たるといった戦法ではなく、質を高めるために職務経歴書や面接対策に有料級の手助けをしてくださることは、何も持ってない自分からすると本当に助かったなと思っています。

―ありがとうございました!

この支援を担当した人

コンサルタント・安藤 優也

安藤 優也

千葉大学大学院まで英語教育を学び、公益財団法人日本英語検定協会に入社。教育委員会・大学へのセールス、アメリカでの教員研修、公開試験実施の企画運営等に従事ののち、リクルートに転職。営業経験者へのキャリアアドバイザーとして複数回の表彰を経験。チームリーダー・育成者としての実績が認められ、キャリアアドバイザー育成を行う部署に異動し、全社のキャリアアドバイザー向けの研修企画や研修講師を経験。大手人材会社でのサービスを経験したからこそのもどかしさや限界を感じ、Izulに参画を決意。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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