エージェントの選び方のコツは?キャリアを『転職ありき』の話にせず、相談者と『歩幅を合わせる』ことで見つけた“自分らしい生き方”

2020年9月30日

2023年2月14日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

2020年6月から弊社・株式会社Izulの執行役員に就任したエージェントの續 慶一(つづき けいいち)さん。代表の中田潤一さんと『同じ志』を持つエージェントとして意気投合! なんと2人合わせて合計体重は200kgです。(志もさらに大きく、強くなること間違いなし……)

今回は續さんがキャリア支援をしたNさんとのお話を伺ってきました。

Nさんはウェディングプランナーとしてイキイキとして活動している最中に『このままでいいのかな』という漠然とした気持ちを抱いて、転職サイトに登録。いくつかのスカウトメールなどが来る中で『唯一、定型文ではなく私に合わせた連絡をくれた』という点で、續さんに相談することを決めたのだとか……。

目次

どうして續さんに相談してみようと思ったのですか?

Nさん

まず私が他の相談者さんと違うのは、そもそも転職をしようと決めていたわけではなく『このまま今の会社(ウェディングプランナーの仕事)を続けるか、結婚して仕事を休むか、転職するか、フリーランスになるべきか』という複数の選択肢を抱えて答えが分からず、もやっとした状態でした。

續
續さん

そうでしたよね! 僕にとっても『転職を決めてどうするか』という以前の『これからどうしたらいいのか?』という珍しいタイプの相談でしたので、人生そのもののキャリア相談に乗れたという点で、部分最適ではなく全体最適の支援ができたのではと感じています。

Nさん

他のエージェントからもメールや電話でスカウトを頂いたのですが、どれも定型文だなという感じで……。續さんだけが唯一『私目線に合わせたオリジナルのメール』をくれたので、相談してみたいなと思いました!

續
續さん

エージェントの選び方にも通じますが、相談者の方の目線になって話をすることを大事にしているので、Nさんのプロフィールを拝見して『是非キャリア支援をしたい』と思って連絡をさせて頂きました。

Nさん

当時の会社でウェディングプランナーをしていても、これ以上は得るものがないので転職もいいかな……くらいの気持ちで續さんに相談。1回目から幼少期の深掘りをしていただいて『自分の軸』が明確になったことが印象的です。

深掘りで見えた『Nさんの軸』はどんなもの

續
續さん

Nさんの話を聞いたら、すごくハートフルな家族環境で育っていて。週末に家族とカヌーで川下りをしたり、家族旅行をしたりと『幸せな家庭』に対する想いが強いことがわかりました。幼少期などの家族環境ってキャリア形成をする上で欠かせない部分です。

Nさん

だから転職前の2社はウェディングプランナーを選んだんだなって、色々と府に落ちて納得しました。

續
續さん

幼少期の深掘りで大切な軸が明確になったことで、Nさんが人生をかけて『ありたい姿』も見えてきたんですよね。その後は、小中高、大学時代の話、就職後の話も深掘りするなかで『ものすごく頑張れる素質』があることもわかりました。

頑張れる素質はどういう部分からわかるのでしょうか?

續
續さん

Nさんは頑張り屋さんのお姉さんがいて、妹のNさんは可愛がられて『最小限、頑張ればいいよ』という環境で育ったのですが、1社目でプレイヤーとして数字を上げていて、成長欲も高くて海外で1年間学んだり、結果を出そうと頑張った実績がありました。

Nさん

續さんとの話から、ある程度でいいやって思いつつも、自分なりに頑張っていたことに気づきました。あとは就職した後、当時の上司が『自分の殻に入るな』というタイプだったので、最低限頑張ればいいよっていう甘い考えから、最大限の努力を発揮したいと意識が変わりました。

續
續さん

とはいえNさんは2社目の経験からプレイヤーという視座だけでなく、マネジメント、経営の視座など視点も視野も視座も変化していたこともあり、短期的ではなく中長期のキャリア形成の中でもっと事業を動かしていくポジションが合うなと2人で話をしながら答えが出てきましたね。

この先の生き方をじっくり考えて転職を考えるようになったわけですね?

Nさん

續さんに相談してよかったなと思うのは『転職してもしなくても、どっちでもいいよ』ってこちらに100%選択権を委ねてくれたこと。エージェントなら転職させようと躍起になる人も多いはずなのに、續さんは焦らずに、私に歩みを合わせてくれました。

續
續さん

Nさんが心から望む人生を歩めることが大切なので、選択肢を決断するのはご本人であって欲しかったんですよね!

Nさん

そのおかげで、ゆっくりと考えることができて『転職して視座を上げよう』と自分なりに決断をすることができました。途中、また『関西に戻ろうかな』とか言い出して、ブレたこともあったので、續さんにはご迷惑をおかけしました(笑)。

転職を決めた後は、どんな風に活動を進めていったのですか?

續
續さん

ウェデイングプランナー時代、プレイヤーでの実績はもちろんありましたが、事業をまとめていく立場になり、攻めと守りのバランスや解決策などの方策不足で悩んでいました。当時その問題・課題を解決していきたい。それも幼少期の体験からくる行動動機だと感じ、方向性を一緒に決めていきましたね。

Nさん

續さんには仕事の話だけではなく、幼少期の話〜現在、彼氏の話まで、何でも話を共有していたので『續さんがオススメしてくれるなら間違いない』というくらい信頼しています。だから、迷わずにそこを受けてみようと思いました!

深掘りで自己理解をしていて良かったことはありますか?

Nさん

自分の軸や仕事のスタンス、存在価値などが明確になったことですね。續さんとお話をしていて、私はウェディングプランナーとして、ただ『うちで結婚式をしましょう』と物売りをするのではなく『なぜ結婚式をあげるのか』というスタンスを大事にして、お客様に提案していたことにも気づけました。

續
續さん

その視点って貴重で、Nさんは時間をかけた営業をしていたんですよね。長時間、お客さんと向き合っていて、ただのウェデイングプランナーではなくコンサルティングに近いやり方をしていることが、強みになると思った。

Nさん

自分のことは自分で気づける範囲があるので、續さんが介在してくれたことで自分の強みも明確になりました。それが転職活動でもアピールできたし、今後の仕事のスタンスにも役立っていくのが嬉しいです。

續
續さん

そう言っていただけると、僕もすごく嬉しいです。録音しておきたい(笑)。今回のケースは転職支援というより『どう生きるのか?』という選択のための時間でしたよね。

Nさん

續さんとお話をしていて、転職を推すこともなく、自分の将来のことを考えてくれているんだなって伝わりました。他のエージェントと違ってキャリアを『転職ありき』の話にしない部分が、すごく信頼できたんですよね!

面接対策はどんな感じでしたか?

Nさん

面接対策もたくさんしていただきました! その際に『武将』を例に例えたフィードバックをくれたのですが、これがすごく分かりやすくて(笑)。

續
續さん

これは歴史が大好きすぎて、僕がNさんに送りつけた資料なんですが、足軽から将軍までの話で例えたら『歴史好きではないので、分からないです』と言われたやつですね(笑)。

(黒塗り部分はNさんの前職の社名掲載のため割愛させていただきました)

(黒塗り部分はエントリーした会社名掲載のため割愛させていただきます)

Nさん

詳しい将軍の話は分かりませんが、歴史的な例えはすごく分かりやすくて面接の前もずっと見返していました! Zoomで深掘りしてホワイトボードに書いていったことを、まとめてくれて、ここまで無料でやってくれるなんて……と感動しましたね。

續
續さん

なんて嬉しい! ありがとうございます。面接対策では、前職の営業ポジションの際に、社内をどう動かしていったのか、売り上げをあげるためのPDCAは? など質問されることを前提に深掘りして答えられるようにしました。

Nさん

その会社に合わせる回答ではなく、自分の中で無意識だったことを意識化してもらえたからスムーズに答えられたという感じです。

續
續さん

それは大事なところで、その会社に合わせた回答をしても入社後にミスマッチになりますからね! 

Nさんのように数字を出している方は、無意識に成果を上げている方も多いので、どのように成果を出したのかという意識化と言語化をすることで面接対策ができます。私自身が大事にしている点に「無意識を有意識に」そして「言語化し自己認知」することがありますね。

Nさん

言語化をして棚卸しができていたので、面接でも『自分の強み』をきちんと伝えることができたのが良かったです。

續さんのココが嫌だったなという部分はありませんか?

Nさん

う〜ん、正直言って、嫌だった部分はないかも。私が転職するか悩んでいて、あまり連絡を返さないときも、しつこく連絡が来ることもなく放っておいてくれて『考える時間』をきちんとくれたので、逆に申し訳なかったなという感じです。

續
續さん

返事が来ないのは寂しかったですけれどね(笑)。

Nさん

續さんに相談したおかげで『これからどうやって生きていくか』も明確になってきた。転職先は新規部署なので忙しいけれど、毎日が充実していて、やりがいもあります。私らしい生き方が見つかりました。

皆さま、仕事や人生に悩んでいたら續さんに話を聞いてもらった方がいいよ! と自信を持って言えます。もし周りで仕事に悩んでいる人がいたら、絶対に續さんを紹介します

續
續さん

そういう話が聞けて、本当に嬉しいです。今日、この場でNさんの本音を聞くことができて良かった。良い時間をありがとうございます!

まとめ

今回のお話を聞く前までは、キャリア支援=転職ありきで進めていくものだと思っていたのですが……。Nさんのように『転職すべきか、結婚して仕事を休むか、フリーランスになるべきか、この先どうするべきか?』という複数の選択肢で悩んでいる方こそ、續さんのように『歩み寄ってくれるエージェント』のキャリア支援を選ぶと自分らしい生き方が見つかるのだなと思いました!

この支援を担当した人

コンサルタント・續 慶一

續 慶一

同志社大学を卒業後、教員兼某大学サッカー部監督を経て、大手外資系金融機関へ転職。その後、国内大手人材会社の人事を経て、起業。現在は人事コンサルティング、採用コンサルティングを自身が経営する会社で行いつつ、株式会社Izulには1人目の社員として入社し、現在は執行役員として従事。また九州大学の起業部にて事務局長を務める。現在は、急成長のベンチャー企業、第二創業期に入っている企業など、様々な企業の役員や人事責任者とやりとりを行いコネクションを築き、また自らキャリアセミナーや人事交流会などを積極的に開催。

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