求職者が出会った『ヤバいエージェント』の特徴は?エージェント選びで”地獄のキャリア迷子”から脱出できたTさんにお話を伺いました!

2020年10月27日

2024年9月6日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

弊社は「ただの転職」ではなく「自分が心から望む人生」をつくるための圧倒的に寄り添う“伴走キャリア支援”を行っています。

今回は、弊社がキャリア支援をさせていただき理想の転職先への内定が決まった女性・Tさんのキャリア支援ストーリーをご紹介します!

大学卒業後、大手人材派遣会社に入社して5年目にして、突然、勢いで社員数4名のスタートアップベンチャー企業に転職……! ところが理想とあまりにも違い即退職で「キャリア迷子」に。それまで順風満帆だったTさんは、勢いの転職によって転落。転職支援エージェントを転々としながら最後に、弊社代表・中田 潤一(なかた じゅんいち)に相談を求めました。

転落からの復活劇で、なんと年収も2倍に! Tさんがどのように自分のキャリアを立て直したのか、そのストーリーを見ていきましょう!

目次

順調なキャリアの道が「勢いの転職」によって一気に転落?!

ーTさんは、弊社イズルに相談するまで「キャリアの道から転落した状態でやばかった」というお話を聞いたのですが……。どんな状況だったのか、教えてもらえますか?

Tさん

大学卒業後は大手人材派遣会社で「営業職」を5年間していました。コミュニケーションをとることが好きなので、自分に合う仕事で安定した状態だったのですが……実は写真が大好きで、趣味を仕事にしてみたいと思っていたのです。

そんな矢先、写真を生業としているS N Sマーケティングの「ベンチャー企業」の募集を見つけて「ここで働いてみたい!」と勇気を出して転職しました!

ー写真ですか! ベンチャー企業は、色々なチャレンジできそうで惹かれますよね!

Tさん

はい。ところが入社してみたら、ひとりで事業をまわさなければいけない状態で、当時描いていた内容と実際の内容に大きなギャップがありました。会社の業績も上がらず理想と現実の乖離が「このままじゃヤバいな」という状態に。入社後、たった3ヶ月で退職することになりました。

中田
中田さん

Tさんは今まで順調なキャリアを築いていたのに、たった3ヶ月の転職のために「キャリア迷子」になってしまったんですよね。

Tさん

キャリア迷子、まさに……! 転職も3ヶ月後の退職も自分が誤った選択をしてしまったと分かっているのですが、怖いのがたった3ヶ月の転職のために、その後どの会社を受けても、転職支援に相談しても「その状態だと、派遣社員か契約社員での仕事しか紹介できない」と言われるようになってしまったことなのです!

ーベンチャーに転職したことで、不利になってしまったということですか?

Tさん

中田さんに相談したことで、結果的にそのマイナス面をプラスに変えることができたのですが……。その前に数社の転職エージェントに相談したときは「そこからの正社員復帰は無理だよ」という答えばかりで……不利になっていました。

中田
中田さん

Tさんの場合は、弊社に相談に来る前のストーリーがなかなか凄いです(笑)

「不利な経歴」だと思っていたことが深掘りによって「付加価値」に変わった!

Tさん

それまでのエージェント(2019年10月くらいまで)は、相性が悪くて、職務経歴書だけを送って「電話だけの面談」で、あとは職歴に合う仕事を一方的に「こういう仕事あります」と紹介されるだけ。

このやり方でいいのかな? この会社を受けていいのかな? とモヤモヤとした感覚で転職活動をしていました。担当の方が「とりあえず、エントリーしましょう! 30社出して5社通れば、万歳です!」という感じで……。

中田
中田さん

求職者の人柄などは無視して、とりあえず職歴だけを見て、内容が合う仕事に、どんどんエントリーさせようというやり方のエージェントもいますからね。

Tさん

なかでもしんどかったのは、ベンチャー企業に3ヶ月転職という「中途半端な職歴」がネックになってしまったことです。

その時は、短期派遣就業の経歴が社歴になるという知識がなかったので、転職活動の繋ぎとして派遣社員での就業を決めました。派遣社員として2ヶ月ずつ2社で働いたのですが、その結果、社歴が増えてしまって中途半端な職歴になってしまったのです。イズルさん以外のエージェントからは「そういう経歴じゃ正社員は無理。紹介が難しいし、契約社員としてしかエントリーできない」と言われてしまい……。

ー中田さんは、Tさんのベンチャー企業への転職をマイナスとして捉えなかったのは何故ですか?

中田
中田さん

Tさんの場合は、とにかく1社目の大手人材派遣会社の営業でしっかりと結果を残していたので、そこにまず焦点を当てました。おっとりして見えるけれど、話を深掘りしていくと、実はすごく営業ができる。営業って相手のニーズを正しく認識できる「聞き上手」な人の方が上手い。自己開示ができて、コミュニケーションスキルもありながら、数をこなせるというTさんの特性に注目しましたね。

ーTさんはほんわかした雰囲気でおっとりして見えるけれど、頑張り屋さんなんですね!

中田
中田さん

おっとりしているだけではなく、数も頑張れる。Tさんは1社目の営業として頑張っていた「もともとできる子」が選択を間違って、道を転げ落ちただけなので「助けたい!」と思いましたね。

ー他のエージェントは「正社員は無理」という烙印を押したのに、中田さんはどうやってTさんを助けていったのですか?

中田
中田さん

正直、一度キャリアが落ちてしまうと浮上するのは難しいです。ですがTさんは1社目の営業をものすごく頑張っていたこと、コミュニケーション能力の高さや人柄などいいところがたくさんあったので、ガッツリと面談をしながらホワイトボードを使って「Tさんの図解(今までどういう風に仕事をしてきたのか)」を落とし込んでいきました。

するとベンチャー企業に3ヶ月いた時も、何もリソースがない状態で、個人的にマッチングアプリを使って法人のお客様にアポイントを取って会いにいって、自発的に行動していたんですよね。そういう部分をピックアップして、ベンチャー企業での経験をマイナスではなくプラスに持っていきました

Tさん

本当に、中田さんのおかげでベンチャーへの転職をプラスにしてもらえて「自分の経歴に傷がついてしまった、隠そう!」という気持ちから、前向きに変わっていったんです。その後の面談では、プラスに捉えて話すことができたので、企業側からも「大変だったけど、いい経験したね」「こういう失敗体験をしていると強いよね。次は頑張れそうだね」「チャレンジしてみたのはいいこと」というプラスの評価をもらえるようになったのです!

ーそれまで不利だと思っていたことが、深掘りによって「価値」になったんですね! 

Tさん

中田さんに相談する前の2ヶ月間は他のエージェントで迷いながら転職活動をしていました。特に面談もなく「どうなりたいか」という姿もわからないので、エントリーして受けながらも「本当にこの会社でいいのかな?」という感じで。もし内定をもらったとしても、ずっとモヤモヤしながら働いたのかと思うと、怖いですよね。

中田
中田さん

Tさんはもともと優秀なので、自己理解を深めることで「志望動機や自分の価値観」を、自分できちんと説明できることも強みですね!

ー弊社が支援させていただく求職者の方と同様に、Tさんも面談の回数は多かったのですか?

中田
中田さん

1回目の面談では、転職状況を共有して、2回目は自己分析。3回目は仕事の理解(エントリー・面接対策など)で、そのあとはスカイプの面談2回、電話は5回くらいしたよね?

Tさん

はい! とても心強かったのが、選考の当時の朝に「今日は頑張ってください!」と中田さんから連絡をもらえたこと! 

しっかりと対策していただいたので、他のエージェントと違って「安心感」がありました。面談後は毎回「ここがうまく言えなかった気がします」と中田さんに連絡をして、対策もしてもらいました。

でも中田さんは「その部署は合っていない」「こっちの部署の方が社内でも仕組みができていなく、やれる事が多いし伸び代があるよ」と細かく教えてくれたり、その会社の面接官は「性格タイプ、趣味、好きな人材タイプ、だからこういう質問でこういう所見てくるよ」という貴重な情報も教えてもらえました。

ー貴重な情報ですか! それを聞けると確かに安心ですね。

Tさん

その部署は今後、規模を拡小するから先がない。この部署はもともと2名なのに、今は100名になっていて社内で一番伸びている部署で社内公募でも人気の部署とか。

中田
中田さん

基本的に紹介する会社は人事や経営以外の内部の方から情報を確認している会社を積極的に紹介します。過去に私も痛い目にあってるので。中の人の意見を聞いて「すごく充実してます」「大手企業の役員と話すことができるので刺激になる」など実際に現場で働く人たちの声も伝えるようにしています

ー紹介する企業の内部事情と現場の声が分かることは大切ですからね! Tさんが内定を頂いた会社は、通常の「志望動機は?」とかではなく「どういう価値観なんですか?」「こういう場合、あなたならどうしますか?」「あなたがうちに入社したら、どういう風にしたいですか?」「事業のプラットフォームができていない場合は、どうやって広げますか?」という独特な深掘りをしてくるところなんですよね。

Tさんが実際に体験した「やばい転職エージェント」の実態とは?!

ーせっかくなので、今回はTさんがイズルの前に利用していた転職エージェントについてもお話を伺いたいです!

Tさん

面談が初回だけで、全く深い話を聞かない、そもそも面談がなくて電話のみ(面談と言うよりもただ仕事を紹介されるだけ)みたいなエージェントは多いと思うのですが、なかでもひどかったのは以下の3社ですね……

綺麗事でごまかすA社

Tさん

パッとしなかったのはA社です。私がやりたいことはガン無視で、とにかく求人を出す。何で推薦したのかもよく分からないところにです(笑)。そしてなぜか、綺麗事ばかり言われて「あなたの人生はこれからキラキラ輝くから大丈夫だよ!」「とりあえず、数だよ!」と意味のわからないことを言われていましたね。

一方的にお説教をされて、自信を失わせるB社

Tさん

厳しいことを言うのは、中田さんみたいに「求職者を鼓舞・支援するため」なら分かるんです。でもB社は、最初の面談で「正社員を希望」と伝えたら「わけのわからないベンチャーに転職して、こんな経歴じゃ正社員なんて無理。その考えはやめなさい!」とお説教され続けて、結局、派遣社員として数ヶ月働いてしまい、ますますキャリア迷子になりました。

求職者の「引き抜き」をするC社

Tさん

相談に行ったら、C社に属しているエージェントが「個人でやっているところで紹介します」と求職者の私をを引き抜きしようとしてきたことがありました(笑)。これは会社というより、そのエージェントさんの問題ですが、酷いですよね。

ーTさんが弊社に相談に来る前に、まさに「キャリア迷子」になったのはエージェントとの相性の悪さもありますよね。

Tさん

はい。中田さんのように自己理解を含めて、しっかりと深掘りしながら面接対策をしてくれるエージェントは他にいなかったので。ひとりではなく一緒に頑張っているという心強さがずっとありました。こんな感じだったら、エージェントはもう利用するのやめようかなっと思っていた矢先に中田さんに相談してよかったです!

中田
中田さん

いや〜、そんな風に言ってもらえてありがたいです! 僕はもう父親の気持ちになって、Tさんを娘のような気分で応援していましたから(笑)。Tさんは弊社の面談スタートから約1ヶ月ちょっとで内定をもらえました。

ですが、他の企業のことも知ってもらいたくて、内定後も回答に引き延ばしをして、他に2社面談を受けたんですよね。

Tさん

そうでした。結果的にその2社は内定をもらえませんでしたが、面談によってさらに自己理解が深まったので、今後の仕事に役立てていけそうです!

一同
パチパチパチ(拍手)

チャレンジの転職のはずが、望んでいたキャリアの道から転がり落ちてしまったTさん。転職エージェントを複数利用しても「これでいいのか?」というモヤモヤ感がつねにつきまとっていたけれど、中田と一緒に自己理解を深めたため「なりたい姿」が明確になり、今回の内定を含め、自分の人生の選択に自信が持てるようになったとお話をしてくれました。年収も2倍に! 妥協せずに「自分らしいキャリアをつくろう」と自分と向き合いながら努力して頑張ったTさんの笑顔は、キラキラと輝いていました! これからも弊社が全力で支援させていただきます😊

この支援を担当した人

コンサルタント・中田 潤一

中田 潤一

株式会社キーエンス⇒サントリー株式会社⇒アリババ株式会社⇒株式会社リクルート住まいカンパニー⇒株式会社Izulを含め4社の代表取締役を勤める。
リクルート在籍時に株式会社Izulを立ち上げ、現在に至る。
スキルシェアサービス「タイムチケット」では就職・転職カテゴリーで46ヶ月連続1位獲得、年間アワードを3年連続受賞。

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