【日系大手からの転職は実はハードルが高い!】納得いくキャリア設計のために、まずは棚卸しから始めよう

2022年10月3日

2024年1月19日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

圧倒的支援と伴走をモットーに、キャリアに迷っている方々からご相談頂く弊社Izulを通じて、転職に成功した求職者様から『実際に弊社を利用してどうだった?』とズバリ本音を伺うインタビュー。

今回は日系大手化学メーカーで営業職として勤務された後、理想のキャリアを見つめ直し、見事希望通りの転職を決められたIさんに転職のきっかけやキャリア設計の仕方などを聞かせていただきました!

目次

<Iさんのプロフィール>

  • 大卒6年目
  • 新卒1〜4年目:
  • 日系大手化学メーカー 営業職
  • 5年目〜現在:
  • 大手情報サービス業 営業職

Izulを知った経緯と選んだ理由

ではまず簡単に自己紹介をお願いします。

Iさん

Iと申します。

新卒で日系大手化学メーカーに営業職として入社し、約4年ほど働いておりました。

現在は、Izulさんのご支援もあり、転職して大手情報サービス業の営業職として働いています。

Izulを知った経緯はどのようなものでしたか?

Iさん

友人からの紹介がきっかけです。

転職を検討し始めたものの、メーカー営業としての経験をどのように経歴書に落とし込めばいいのか分からない状態でした。

そのような状況で友人から、Izulさんであれば自己分析(棚卸し)から徹底的にやっていただけるとお聞きしてお問い合わせさせていただきました。

他のエージェントも見られた中でIzulを選んだ決め手は何でしたか?

Iさん

他のエージェントもいくつかお話しを聞きましたが、さらっと自己紹介した後にいきなり求人の紹介をされるエージェントばかりで、私自身の強みや意向などを本当に理解した上でのご提案なのか不安になりました。

Izulさんはそうではなく、本気度の確認から始まり、目先の転職だけではなく今後のキャリア形成に焦点を当てて、丁寧に私の棚卸しをしてくださったため、Izulさんに決めました。

日系大手企業から転職を考えた理由とは

初回の面談は21年2月、内定が5月末と約4ヶ月間の転職活動でしたが、実際にIzulに相談してみて何が良かったですか?

Iさん

実際に相談してみて良かったのは、転職活動の方向が定まったというのはもちろんですが、自分が今まで積み上げてきたものの中で「何ができるのか」「何が強みなのか」「どういった事柄が頑張る源泉になるか」という部分を言語化できたことです。

新卒時代の自己分析では、あくまでやってきた事柄の結果にフォーカスしがちでした。しかし、片柳さんと何度も丁寧に棚卸しをして学生時代や前職の事柄を振り返り、なぜ成果を出すまで取り組むことができたのかというプロセス部分を言語化できたことがとてもよかったです。

ありがとうございます!

前職はいわゆる日系大手企業で、就活時も人気企業の位置付けだったと思うのですが、なぜIさんは転職を考えたのでしょうか?
入社時と比べて感じていたギャップを教えて欲しいです。

Iさん

転職しようと思ったきっかけは「キャリアに対する漫然たる不安を感じていたこと」「仕事に対して思うようにモチベーションを感じられていなかったこと」の2つでした。

「キャリアに対する漫然たる不安を感じていたこと」

新卒時は終身雇用に対して納得感を持ち日系大手に入ったものの、勤務する中でずっと同じ企業で働くということに不安を感じるようになりました。

転職する可能性を考えた時、「自身に市場価値はあるのか?」という疑問が生じ、現職でのキャリアアップと並行して転職を検討し始めました。

「仕事に対して思うようにモチベーションを感じられていなかったこと」

就活時は縁の下の力持ち的な産業に関わることで、社会貢献実感を得られるのではないかと思っていました。しかし、実際の仕事は川上すぎるが故に、最終消費者に届くまでに多くの業者を介しているケースが多く、自身の仕事がどのように生きているのか実感を持てずにいました。

私は「人の役に立っている実感で頑張れるタイプ」なので、この部分に大きなギャップを感じていました。 

1点目のキャリアに対する不安の部分について、当時のお悩みをもう少し詳しく教えていただけますか?

Iさん

前職は自動車など多種多様な製品に使われている原料の営業を担当していました。

仕事内容は、ざっくり分けると製品の販売業務、加工管理、生産・開発との連携といったもので、よくも悪くも業務範囲が広く、営業のみで判断できる範囲は狭いことから常に多くの人との調整に追われている状況でした。

そのため「これだけは誰にも負けない」というような自分の特化領域を作る難易度が高いと感じていました。

「これができる!」と自信に繋がるような経験を積めていないことに焦りがあったんですね。

2点目の仕事に対するモチベーションの部分についてはいかがでしょうか?

Iさん

はい。

私が携わっていた製品の多くは、最終製品ではない上、あくまで一材料であることが多かったです。

そのため、直接的な貢献実感を得にくいことや介在価値がわかりづらいことにモヤモヤを感じていました。

キャリア設計と企業対策

片柳さん

新卒で日系大手に入社される方は、地頭がよく優秀な方が多い印象です。

一方で、年功序列やジョブローテが影響して入社後に納得のいくキャリアを歩めていないことに悩む方も多い印象で、その状況で「いざ転職!」となっても異業種では給与が下がりがちなことや現実的な職種チェンジのハードルにぶつかってしまいます。

Iさんの転職理由をお聞きして、もっと個人に意思決定の裁量を持ちながら顧客の事業を一緒に作っていけるような仕事が合うのではないかと感じましたが、これをどう実現していくかが重要な論点でした。

Iさん

私も転職活動を行う上で給与が下がることは一定覚悟していましたが、その分納得のいくキャリアを歩みたいと考えていました。

ただ、自分が納得していても企業側がこれまでの経験を評価してくれるかはわからなかったので、不安がありました。

片柳さん

これまでに積み上げた経験の中から汎用性あるスキルを如何に抽出し、どのように経歴書と面接に落とし込むかはポイントでした。これにはコツも存在すると思います。

転職軸を3つに設定し、企業にアピールポイントが伝わるように棚卸しを進めていきました。

①顧客の経営や事業に直接的かつ深い介在が求められる仕事

②多角的な視点や手段を通じた課題解決に取り組める環境

③Iさんの強みである「周囲を味方につけて実行までやり抜く力」を生かせること

Iさん

仕事の棚卸しと面接対策は、特に力を入れて頂きました。

メーカーで製品の提供までが役割の中、転職先で求められる課題解決の要素をどう表現するかはIzulさんのご支援のもと工夫を凝らしていきました。

片柳さん

この部分は特に時間と労力を注ぎましたね。結果的に、前職で主力商品にラインナップされていたものの実績の少なかった商材の拡販エピソードに焦点を当て、以下のポイントを抑えていきました。

ポイント❶:エピソードの全体設計(目標設定→課題抽出→問題提起→原因追求→対策立案→実行→振り返り)

ポイント❷:特に苦労した部分とどう乗り越えたか

ポイント❸:Iさん自身の強みの明確化

Iさん

仕事の全体設計や取り組み内容の抽象化・構造化は苦労しましたが、沢山お手伝い頂いて納得のいくものを作ることができました!

実際に転職先で業務を経験されてみて、対策がハマっていたポイントなどはありましたか?

Iさん

そういう意味でいうと全部がドンピシャでした!笑

エピソードの内容選定や切り口もピッタリでしたし、パーソナリティーと会社の相性もピッタリだったと思います。

特に、苦労した部分とどう乗り越えたかのエピソードはまさに今の仕事内容とリンクしているなと思います。

転職後の変化について

21年8月から働いて1年が経ちました。どのような変化がありましたか?

Iさん

そうですね。現職は振り返りの機会が多いことから、自分が得意なことや成長実感を感じられる機会に恵まれていて、キャリアに対しての不安よりも何をやりたいのかという目標設定について前向きに考えられるようになりました。

前職時代は今の仕事に紐づいた仕事しかできないのではないか?市場価値がないので現職に残らざるを得ないのではないか?とネガティブな発想になりがちでしたが、転職して本当に変わったと感じています。

また、人の役に立っている実感も得られていて、クライアントの売上拡大に向けて先方の体制が整っていく姿などを見ると、とても感慨深くいい勉強をさせて頂いていると感じています。

素晴らしいですね!それでは最後に、今後の抱負を教えてください。

Iさん

Izulさんに出会い、本当に人生が変わったなと感じています!

今後はもっとキャリアを広げていけるように、営業職以外にもチャレンジしていきたいです!

Iさん、ありがとうございました!

この支援を担当した人

コンサルタント・非公開: 片柳 時政

非公開: 片柳 時政

株式会社リクルート ⇒ 株式会社Wondershake ⇒ 株式会社Izul
広告メディアの法人営業(年間表彰1回、月間・Q表彰12回)を経て、3年目にマネジメント職に昇進。その後、ベンチャー企業でWEBマーケティング・メディア運営を経験した後、Izulへ入社。両面コンサルタントとして、IT領域・広告領域・人材領域を主に担当しながら、キャリアアドバイザーに従事。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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