「絶大な信頼を感じる。」応募者ファーストを重要視するファインディがIzulに思うこと|ファインディ株式会社様

2024年9月24日

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Izul広報チーム

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日本のIT業界は独特の文化があり、グローバルに展開するためにはプロダクトの力をさらに高める必要があります。こうした課題感をもってエンジニア領域に特化し、転職や開発組織の生産性向上などに貢献する事業を展開するファインディ株式会社。

Izulはファインディ株式会社の採用をご支援しています。同社の特徴や今後の展望、求める人物像について、執行役員の扇谷さんにお聞きしました。

目次


<プロフィール>

扇谷 勇多(おうぎたに ゆうた)さん:ファインディ株式会社 執行役員
関西学院大学商学部卒業後、マイナビ・i-plugにて法人営業・新規事業を経験。
2018年に2人目社員としてファインディに参画。転職サービスの立ち上げ・事業責任者を経験し、現在は執行役員として事業責任者を担当。

中田 潤一(なかた じゅんいち):株式会社Izul 代表取締役
https://izul.co.jp/consultants/nakata/


自社のエンジニアの技術力や組織の状態を理解するための翻訳者でありたい

ー扇谷様のこれまでのご経歴を教えてください。

扇谷:新卒で大手人材紹介エージェントに入社し、営業職を経験しました。実は学生時代から「いつか事業を立ち上げたい」という気持ちを持っていて、2社目はベンチャー企業に転職。大手とは違ったカオスな環境が面白かったのですが、引き続き「起業したい」という思いを抱えていました。

そんなときに当社代表の山田が、SNSで会社を立ち上げると投稿していたのを見かけてDMを送ったことがファインディに入社したきっかけになりました。

中田:山田さんとはお知り合いだったんですか?

扇谷:まったく面識はなかったです。当時、起業に興味を持っていたので、山田以外にもベンチャーの起業家数人に話を聞きに行きました。山田と話したときに、エンジニアのプラットフォームをつくっていく構想と、どうやってHRの事業で豊かな日本を後世に残していくかという話を聞き、とてもワクワクしました。そして、二人目の社員として入社して今に至ります。

ーファインディ様の事業内容や、目指す世界観を教えてください。

扇谷:事業内容は大きく四つあります。一つは祖業であるエンジニアの転職プラットフォームサービス「Findy」です。二つ目は「Findy Freelance」というフリーランスエンジニアと企業をマッチングするサービス。三つ目は、エンジニアの開発組織の生産性をアルゴリズムによって可視化し、改善につなげる「Findy Team+」です。このサービスはさまざまな企業の「エンジニアの組織作りや評価がうまくいっていない」という声から生まれました。2024年からは海外展開を本格的に始めています。四つ目は新規事業として立ち上げた「Findy Tools」で、エンジニアが使用するさまざまなツールの比較やクチコミなどを掲載するメディアです。

中田:エンジニアに関するさまざまな事業を展開されていますよね。ファインディ様が目指す世界観について教えてください。

扇谷:「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンを掲げています。その背景には、日本では技術とビジネスが融合できていないという課題感があります。最近では技術者が経営メンバーに入るケースが増えてきましたが、まだまだ経営陣に技術の専門家がいないことが珍しくありません。システム開発を自社で内製化ができない企業はプロダクト開発や改善にどうしても時間がかかりますが、海外企業と競争していくには、プロダクトの力を強くしなければなりません。

こうした課題感から、私たちは企業の経営陣やビジネスサイドが、自社のエンジニアの技術力や組織の状態を理解するための翻訳者になりたいと考えています。そういった世界観を作るための手段として、現在の事業を展開しています。

応募者との伴走期間が長く、深く理解していると感じる

ーIzulとの取り組みに関する感想を教えてください。

中田:さまざまな転職エージェントとお付き合いがあると思います。その中でIzulの特徴だと感じることはありますか?

扇谷:Izulは応募者との伴走期間が長いことが一番の特徴だと感じています。以前、応募者の方から半年以上の付き合いがあると聞いて驚きました。弊社に応募してきていただく方のお話を聞いていても、そこまでの伴走期間はあまり聞いたことがなかったので、Izulは転職支援を点ではなく線で行っているのだと思いました。根本にある価値観や考え方が私自身と共通するところがあると感じています。

中田:扇谷様の価値観について、ぜひ教えてください。

扇谷:人材領域は、企業側と応募者側がもつ情報の非対称性が強いと思っています。企業側が多くの情報をもっている傾向が強く、ともすると応募者側が不利になりやすいです。転職エージェントのスタンスも、応募者側よりも企業側に寄ってしまうことが多いですよね。企業との付き合い方においても、人材を紹介して終わりという「点」での支援になってしまいがちです。

しかし、労働人口が減少していく中で、コミュニティや個人に対する信頼の価値はどんどん高まっていくと考えています。だからこそ、応募者からの紹介で新たな方が登録してくれるような循環をつくることは重要だと思いますし、こうした考えをもったIzulを尊敬しています。私たちも「Findy Team+」によって、開発組織が良い企業にしっかりと応募者が集まっていく構造が作れればと考えています。この構造を実現することがファインディの存在意義でもあるし、実現すれば社会的なインパクトも強いです。

ーIzul経由でご紹介している応募者様に共通点はありますか?

扇谷:ご自身のキャリアの方向性をしっかりと定めていて、言語化できている方が多いと感じます。そして、これはすごく大事なことだと思うんですが、Izulをとても信頼している方が多いですね。

志望度や選考企業の優先順位など、Izulに聞けば解像度の高い回答をいただくことができ、それだけ応募者の方がIzulのコンサルタントに赤裸々にお話されている様子が伺えます。

中田:応募者様とは何度も面談するので、実は恋愛・結婚相談されることも多いです(笑)。「なぜ私に質問するのかな?」と思いながら、一応ちゃんと答えます。過去には応募者同士が会う機会を作ったところ、結婚された方たちもいました。

扇谷:応募者同士のマッチングもしているんですね(笑)。

中田:ビジネスとしてやっているわけではないんですけどね。面談では幼少期の頃から深掘りして質問するので、どんな価値観や考えをもっている方なのか理解が深まります。ときには親にも話さないような話をしてくださることもあります。

私たちは支援の特性上、求職者を「ちゃんと知っている」ことをとても大切にしています。そのた企業側が私たちに「この方には入社してほしい」と話していただけたら、どんな話を求職者様にしたほうがいいのかアドバイスさせていただきます。

―扇谷さんは最終面接官もご担当されています。Izul経由とその他のチャネルの応募者で違いを感じる部分はありますか?

扇谷:最終面接でお会いする前には、一次面接などそれまでの面接官からフィードバックを受けます。しかし、いざ最終面接でお会いしてみると、事前に聞いていたその方の転職における優先順位が変わっていることが時折あります。

優先度が変わること自体は良いのですが、そこに確かな理由や背景があるか?の一貫性は気にしています。その点、Izulからの応募者の方ではそういったブレが起きることがないんです。

中田:面接に臨む前に、応募者さまの転職軸がしっかりと定まっていれば、選考の過程でぶれることは基本的にありません。Izulでは転職の軸をしっかりと定めていくために面談を重ねて、ご本人がしっかり腹落ちした上で自分の言葉で話せるようにサポートしています。

しかし、そこまでサポートをしていない転職エージェントも多いですし、直接応募の場合も転職の軸が定まらないまま活動をしているケースもあると思います。そのため、選考の過程で出会った企業で聞いた話であったり、たまたま見かけたSNSの情報などですぐに考えが変わってしまうんです。

扇谷:じっくりと話をすると皆さんちゃんと軸はあるのですが、ご自身の考えとしてしっかり腹落ちできていないことが多いですよね。その点、Izulの応募者の方はしっかりと腹落ちしている印象があります。

―企業との関係性の面で、Izulの特徴があれば教えてください。

扇谷:カジュアルに話ができるという印象をもっています。代表の中田さんはキーエンスやアリババなど高い数字を売り上げている企業を経験してきた方であり、一方で応募者をとても大事にする考え方を持っている。「論語と算盤」のような、バランスの取れた企業だと思っています。

これは、ファインディ様がIzulに対して信頼感をもっていただいていたからこそ起きた結果だと思います。そしてその信頼は、普段から行っている密なやり取りから築き上げてきたものなんですよね。

扇谷:ファインディは採用に本気で向き合っていて、だからこそIzulが応募者ファーストを実行されているところに魅力を感じています。また、一般的に応募者は、スカウトメディアや転職サイトから登録してくる方が多いと思いますが、Izul独自のコミュティからのご紹介があり、応募者との接点を強く持たれてている印象があります。

テクノロジーの時代でビジネスリーダーとしてキャリアを築いていきたいという方に来て欲しい

―今後の事業展望について教えてください。

扇谷:私たちはエンジニアという同じ業界の中で、垂直型でさまざまな事業を展開しています。例えば、エンジニア向けのHRや組織向けのサービスを展開していますが、こうした「エンジニアリング×〇〇」という事業ドメインはまだまだたくさんあります。

例えば、デューデリジェンスの領域では「テックデューデリ」という言葉が使われ始めています。投資家がIT企業に投資するとしたら、開発組織の開発力を知りたいと考えますが、現在はその指標が少なく判断が難しいです。しかし、『Findy Team+』で各企業の開発力を可視化することができれば、投資の判断に使うツールとしても活用できます。このように、テックはさまざまな産業に転用できます。

新規事業の立ち上げの余地が大きいため、若手の方にとっては新規事業に携われるチャンスが多く、組織が大きくなる中でさまざまなポストにつけるチャンスがあります。日本ではさまざまな産業がシュリンクしていますが、テックの中でもエンジニアリングはまだプレイヤーが少なく、この市場はまだまだ大きくなる可能性を秘めています。

扇谷:すごくありますね。IT企業にとって、エンジニアの採用や組織は大きな経営課題です。こうした大きな課題に向き合うことで企業を支援し、事業が成長していくのを間近で見られることに大きなやりがいがあります。そして、IT企業の事業成長を推進することは、日本の産業をより前進させることにもつながり、社会的意義も感じられるでしょう。

扇谷:最先端のテクノロジー知識を身につけて、新しいビジネスリーダーとしてキャリアを築いていきたい方、ですね。先ほどお伝えした通り、テックの中でもエンジニアリングはまだまだプレイヤーが少ないんです。伸びていく可能性のあるフィールドでプレイヤーが少ないということは、それだけ機会を持てるチャンスが多かったり大きかったりするということ。

これからの時代、テクノロジーに対する理解はキャリアに生きていくと思っています。そういう時代に生きているからこそ、若手のキャリアを中長期でしっかり築いていきたいと考えている方には、ファインディはすごくいい環境だと思います。

―ありがとうございました!

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