【2022年最新版】今後伸びる業界の特徴と種類を解説

2022年8月19日

2024年1月26日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

就職や転職の際は、業界選びが非常に重要です。成長が見込めない業界を選んでしまうと、給与が上がらなかったり、突然リストラされたりするリスクがあります。そのため、今後伸びる業界かどうかを分析し、正しく見定めなければなりません。この記事では、今後伸びる業界の特徴と種類について解説します。就職や転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

今後伸びる可能性がある業界の特徴

安定した職に就くためには、今後も需要の拡大が見込まれる将来性の高い業界を選ばなければなりません。ここでは、今後伸びる可能性がある業界の特徴について解説していきます。

人が生活するうえで不可欠である

どれだけ不景気になっても、人が生活するうえで欠かせない電気・ガス・水道・通信・輸送・食料といったライフライン関連にはお金を使わなければなりません。また、建築・自衛隊・警察・消防・交通機関・医療関連など生活や健康を維持するための業界も一定の需要が期待でき、衰退する可能性は低いといえます。

少子高齢化問題に関係している

少子高齢化によって高齢者の人口がさらに増加する日本では、高齢者向けサービスの拡大が想定できます。具体的には、高齢者を対象とした交通や食品、配達などが挙げられます。また、福祉・介護業界は慢性的な人手不足に陥っており、今後もさらに需要が高まっていくでしょう。

ITトレンドを押さえている

IT業界は変化が目覚ましく、AI・5G・DX・IoTといった最新トレンドが次々誕生しています。IT技術に関連した新しい職種も生み出されており、今後もさらに発展していくことが予測されます。ITトレンドを押さえた業界は、技術が成長する限り、ますます需要が拡大していくでしょう。

巣ごもり消費に関連している

巣ごもり消費とは、外出せず家の中だけで生活を行う消費傾向のことです。新型コロナウイルスの影響による在宅勤務の普及や外出自粛によって、巣ごもり消費に関連している業界の需要が高くなりました。デリバリーサービスやネットショップをはじめ、ゲームやプラモデル、インターネットメディアなども好調です。
また、自宅で料理する機会が増えたことで、家電業界も大きな恩恵を受けています。新型コロナウイルスの流行が今後どうなっていくか不透明な状況であることを考えると、巣ごもり消費に関連した業界はさらに伸びていく可能性があるでしょう。

今後伸びると予想される業界6選

将来性のある業界の特徴を理解したところで、実際にどのような業界が伸びていくのか知りたいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、今後伸びると予想される6つの業界を紹介します。

1:IT・EC業界

IT・ECは今後も伸びていく可能性の高い業界のひとつです。IT業界は、今後さらなる成長が見込まれる業界です。経済産業省のDX推進をはじめ、あらゆる業界でIT化が進められており、多くの人材が必要とされています。また、IT技術の発展に伴ってセキュリティ対策やデータサイエンティストなど新しいIT職種が誕生しているものの、需要に反して常に人材が足りていないのが現状です。今後も売り手市場が続くと予測されるでしょう。
一方、EC業界は新型コロナウイルスの巣ごもり需要によって大きく伸びた業界です。さまざまなツールが登場し、誰でも簡単にECサイトを構築できるようになったことも大きな要因とされています。今後はドローン配送や自動運転といった新たなテクノロジーの導入によって物流業界が成長していくことが予測できるため、それに伴ってEC業界もさらなる発展が見込まれるでしょう。

2:エンタメ業界

エンタメコンテンツの普及が目覚ましいエンタメ業界も、将来性が高い業界のひとつです。エンタメ業界とは、ゲームやアニメ、映画といった人を楽しませる産業を指します。
今後は特に、YouTubeなどの動画配信サービスやVRを活用した体験型コンテンツなどの発展が期待されています。今後、高速・大容量に加えて多接続、低遅延を実現できる5Gが本格導入されれば、膨大なデータ通信を要するコンテンツがより身近になっていくでしょう。

3:医療・福祉業界

医療・福祉業界も今後の将来性を期待されている分野です。AI診断など医師をサポートするようなシステムの開発が進められたり、ヘルスケア事業に力を入れる企業が多く誕生していたりと、大きな注目を集めています。近年、医療関連企業の株価が上昇している点も今後伸びる業界であると期待されている証拠のひとつです。
また、高齢化が進む日本において、医療・福祉業界の人手不足は深刻な課題となっています。今後もますます需要が拡大していくことが予測できます。

4:農業業界

日本の農業業界はさまざまな問題を抱えており、今後衰退していくと予測されていました。しかし、農業とAI・ドローンといったテクノロジーを組み合わせた「スマート農業」が誕生したことで、新たに注目を集めています。スマート農業の導入が進めば、労働人口の低下と農業のなり手不足の解決が期待できます。
さらに近年では、EC業界と組み合わせて生産者と消費者を直接つなげるようなサービスも多く誕生しています。生活に欠かせないうえに労働環境が整いつつある農業業界は、今後も伸びていくといえるでしょう。

5:ロボット業界

ロボット業界の中でも、産業用ロボットは今後も伸び続ける可能性の高い分野とされています。ロボットを導入する利点は大きく分けて「労働者不足の解消」と「企業コストの削減」の2つです。
ロボット導入にコストはかかるものの、労働者不足の解消に大きな効果が期待できます。また、多くの従業員を雇用する必要がなくなることで人件費を削減でき、その結果として企業コストの削減につながります。これまで当たり前のように人間が担当していた作業がロボットに置き換わる可能性が高く、今後も市場規模は拡大すると予想できます。

6:広告業界

広告業界の中でも、ネット広告業界は今後もさらに伸びると予想される分野です。スマホの普及にともない、情報収集や娯楽にネットを活用する方はますます増加しています。
電通報が公開した「2019年日本の広告費」によれば、インターネット広告費はテレビメディア広告費を上回り、さらに日本の全体広告費のうち「約30%」をインターネット広告費が占めています。今後も伸び続けると予想されており、将来性が期待できます。

まとめ

今後伸びる業界の特徴として「人が生活するうえで不可欠である」や「少子高齢化問題に関係している」などの要素が挙げられます。具体的な業界としては、「IT・EC業界」「医療・福祉業界」「農業業界」などが代表的です。ただし、この記事で紹介した業界はあくまでも一例であり、ほかにもさまざまな業界が成長を期待されています。
転職の際は、衰退が予測される業界を選んでしまわないように注意が必要です。伸びる業界の特徴を正しく理解し、将来性の高い業界かどうかしっかりと見極めましょう。

監修者・續 慶一

續 慶一

同志社大学を卒業後、教員兼某大学サッカー部監督を経て、大手外資系金融機関へ転職。その後、国内大手人材会社の人事を経て、起業。現在は人事コンサルティング、採用コンサルティングを自身が経営する会社で行いつつ、株式会社Izulには1人目の社員として入社し、現在は執行役員として従事。また九州大学の起業部にて事務局長を務める。
現在は、急成長のベンチャー企業、第二創業期に入っている企業など、様々な企業の役員や人事責任者とやりとりを行いコネクションを築いており、また自らキャリアセミナーや人事交流会などを積極的に開催しております。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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