営業から転職するのにおすすめの職種は?転職成功のポイントを解説

2024年3月15日

2024年4月26日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

業績を左右する営業職は、企業にとって花形といえる職種です。しかし、営業職で勤めている方のなかには、営業以外の別の職種に転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、営業職からの転職におすすめの職種や、転職を成功させるポイントについて解説しています。転職を検討している営業職の方はぜひ参考にしてください。

営業職は転職しやすい職種?

営業職は業務を通じてさまざまなスキルが身につくため、比較的転職しやすい職種といえるでしょう。たとえば、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、折衝力などは他の業種でも大いに役立ちます。営業から未経験の職種に挑戦する際は、今まで身につけたスキルをどのように活かしていけるのかをアピールできると好印象を与えられます。

営業からの転職を検討する主な理由

営業から転職を検討するきっかけは、人によってさまざまです。ここでは、そのなかでも特に多いとされている理由を5つ紹介します。

毎月のノルマが厳しい

多くの営業職では、毎月売上などのノルマが設定されているのが一般的です。ノルマを達成できないと上司から叱責を受けたり評価が下がったりすることもあり、ストレスに感じてしまう方も多く見られます。また、その月のノルマを達成しても、来月には新たなノルマが用意されています。ノルマに追われ続ける環境から抜け出したくて、転職を考えるケースが多いようです。

残業が多い

営業職はノルマが設定されていることもあり、他の職種と比べて残業が多い傾向にあります。また、業務時間外に事務作業を片付けたり、取引先との接待があったりと拘束時間が長いのも特徴です。日々の長時間労働で心身ともに負担が大きくなった結果、営業職からの転向を考えるケースが多く見られます。

飛び込み営業が辛い

企業によっては新規開拓として飛び込み営業を行っており、働く側に大きなストレスを与えていることがあります。飛び込み営業ではアポを取らないうえに、自社のサービス・商品に興味を持っていない人にアプローチするため、冷たくあしらわれることも少なくありません。そんな飛び込み営業で思うように成果が出ない状況が続くと「辞めたい」という考えが浮かびやすくなるようです。

自社サービス・商品に魅力を感じない

働き方や待遇に大きな問題がなくても、自社で取り扱っているサービスや商品に魅力を感じないために転職を考える方も多く存在しています。自分がおすすめできるものでなければ、営業活動にやりがいを感じることはできません。「もっと魅力的な商品に携わりたい」と考えた結果、転職の検討につながりやすくなります。

ワークライフバランスを重視して働きたい

営業職は残業が多い上に、休日でも顧客対応や接待を求められることがあります。プライベートな時間を取りづらい環境が続いた結果、ワークライフバランスを実現できる職場への転職を検討するケースが多いようです。特に、結婚や出産といったライフスタイルの変化がきっかけになりやすい傾向にあります。

営業からの転職で活かせる能力

ここでは、営業職からの転職時に活かしやすい能力を4つ紹介します。転職活動の際は、以下の能力を積極的にアピールしていくとよいでしょう。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、対人関係において意思疎通をスムーズに図るためのスキルです。営業職では、顧客の話を聞いてニーズを汲み取ったり、自社と取引先との関係を取り持って交渉を行ったりと、さまざまなコミュニケーション能力が必要とされます。コミュニケーション能力は仕事を円滑に進めるうえで重要になることが多く、ほとんどの職種で活用できるでしょう。

プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションスキルとは、聞き手の興味を引いて行動喚起につなげるために、情報を的確に伝える能力です。営業職では、自社のサービス・商品を売り込むために、取引先に対してプレゼンテーションを行う機会が多くあります。プレゼンテーションで必要となる構成を組み立てる力・資料作成スキル・順序立てて話すスキルなどは、営業職以外にも事務職などでも活用できます。

課題発見・解決能力

課題発見力とは相手の現状を分析して課題を明らかにするスキル、解決能力とは課題の本質を見極めて実効性の高い解決策を考えるスキルです。営業職では、顧客のニーズを汲み取り、課題を解決するための提案が求められます。このような能力は多くの職種で業務を改善するために必要となるため、転職活動時に効果的なアピールポイントとなるでしょう。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは、物事を道筋立てて考える論理的思考力です。営業職では、顧客の現状や会話からニーズを予測し、納得してもらえるように根拠を持って提案することが求められます。論理的思考力が高いほど相手とのやりとりを円滑に進められるとされており、多くのビジネスシーンで必要なスキルです。

営業からの転職におすすめの職種

ここでは、営業職からの転職におすすめの職種を8個紹介します。転職を検討している方は、ぜひ以下の職種を視野に入れてみてください。

営業職

営業職がもっとも転職しやすいのは、同職である営業職です。しかし、ひとくちに営業職といっても、飛び込み営業・ルート営業・テレアポ営業・反響営業などさまざまな種類があります。また、業界によっても営業のスタイルが異なる点が特徴です。他業種の営業職に転職することで、スキルを活かしながら、心身の負担を軽減して働ける可能性があります。

事務職

ワークライフバランスを重視して働きたい方は、事務職への転職もおすすめです。特に営業事務は営業職での経験を活かしやすく、即戦力として活躍できるでしょう。また、資料作成スキルや顧客対応能力などをアピールできると転職で有利に働きやすくなります。営業職と比べてルーティンワークが多くなるため、「コツコツ取り組むことが好き」という方に適しているでしょう。

販売職

販売職は、営業職の経験を「自社のサービスや商品を顧客へ売り込む」という点で活かしやすい職種です。特に、顧客のニーズを汲み取る能力やコミュニケーション能力が重宝される傾向にあります。販売職では店舗で顧客と直接やりとりを行うため、ユーザーの反応を自分の目で見たいという方に適しているでしょう。

マーケティング職

マーケティング職は、さまざまなデータから市場動向や顧客のニーズなどを分析し、効果的な販売戦略の立案を行う職種です。営業職で必要な「顧客の課題を見抜く力」や「課題解決のために適切な提案を行う力」はマーケティング職でも活用できるでしょう。また、顧客目線で物事を考えられる点も営業職の大きな強みです。

商品開発

商品開発は、マーケティング調査の結果をもとに新商品やサービスを開発する仕事です。商品開発ではヒットさせるために継続的な改善が求められるため、営業職で身につけた分析力や顧客のニーズを見抜く力が活用できます。また、商品・サービスに関する知識が求められますので、同じ業界のほうが転職しやすい傾向にあります。

秘書

秘書は社長や役員などのスケジュール管理や出張の手配、メール・電話の応対などを行う仕事です。社内外の人とのやりとりが多くなるため、営業職で身につけたコミュニケーション能力を活用できるでしょう。また、スケジュール管理能力や交渉力をアピールできると転職で有利に働きやすくなります。

コンサルタント

顧客の課題解決を行うコンサルタントは、営業職と共通点の多い職種です。営業職で身につけたコミュニケーション能力や課題発見力・解決能力があれば、コンサルタントとしても活躍が期待できます。コンサルタントは顧客とより密接に関わることが多いため、他者へ直接的に貢献したい方に向いているでしょう。

人事

人事の仕事では社内のさまざまな部門や多数の求職者と関わる機会が多く、高いコミュニケーション能力や交渉力が求められます。営業職で必要なスキルと重なる部分もあるため、これまで身につけた能力を活かしやすい職種といえるでしょう。また、企業によっては営業経験を採用要件の一つとしている場合もあります。

営業からの転職活動を成功させるポイント

ここでは、営業職から転職する際のポイントを4つ解説します。転職活動を成功させたい方はぜひチェックしてみてください。

自己分析を行う

転職活動を始める前に自己分析を行うと、スムーズに進めやすくなります。特に「自分の強み」「営業職を通じて得たスキル」「営業職で合わないと感じた部分」を整理しておくと、志望動機に説得力が出るでしょう。また、自分に向いている職種を見つける際にも役立ちます。

営業職の経験をアピールする

転職活動では、営業職で得たスキルや実績を積極的にアピールするとよいでしょう。営業職を通じて身につく能力は、他の職種でも役に立つものがほとんどです。特に未経験の職種への転職を目指している場合、営業職の経験をどのように活かしていくのか伝えられると好印象を与えやすくなります。

実績は具体的な数字で伝える

転職活動で営業職の実績をアピールする際は、具体的な数字を交えて伝えると効果的です。たとえば「アプローチの方法を工夫したところ、売上が大幅に上がりました」だけでなく「売上が30%以上アップしました」と説明したほうが説得力が増します。また、自分の仕事ぶりを明確にイメージしてもらうのにも役立ちます。

転職エージェントを利用する

転職活動に自信がない場合は、転職エージェントを利用するのもよいでしょう。転職エージェントではキャリアの棚卸しを一緒に行ったうえで、自分の強みやアピールポイントを明らかにしてもらえます。とくに転職で年収を確実にアップしたい方や、未経験の職種に転職したい方におすすめです。

まとめ

この記事では、営業職から転職する際のポイントやおすすめの職種について解説しました。営業は幅広いスキルが身につくことから、転職市場で評価が上がりやすい職種といえます。しかし、転職後のミスマッチを防ぐためには、営業職からの転職を検討した理由を洗い出し、自分が仕事に求めるものを整理することが大切です。今回の記事も参考に、後悔のない転職を目指しましょう。

監修者・座間 智也

座間 智也

原宿で美容師 ⇒ リーフラス株式会社 ⇒ 株式会社スポーツフィールド
サッカー選手になる夢を断念し、美容師からキャリアをスタート、2社目では当時史上最短の入社8ヶ月でリーダー昇格、3年目の25歳で当時社員600名弱の会社で支店長として従事。その後、人材紹介会社へ転職し、入社4年で東日本エリアのマネージャーとして6拠点のマネジメントを経験。現在は個人として4つの事業運営を行いながら、Izul でキャリアアドバイザーとして従事。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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