HIS(エイチ・アイ・エス)に転職するには?平均年収や選考フローを解説

2024年10月24日

2024年9月25日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

株式会社HIS(エイチ・アイ・エス)は大手旅行代理店の一つで、日本国内はもちろん、海外でも高い知名度を誇っています。転職市場でも人気があり競争率が高いため、転職を目指すなら徹底的なリサーチと準備が必要です。そこでこの記事では、HISの年収や選考フロー、求められる人物像について解説しています。HISへの転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

HISの会社概要

HISは1980年に設立された大手旅行代理店です。国内に145店舗・海外58ヶ国110都市に146拠点を有しており、旅行業界では高い知名度を誇っています。グループ会社には、オリオンツアー・ラグーナテンボス・変なホテル・九州産業交通ホールディングスなどがあります。ここでは、HISの具体的な企業情報を紹介します。

事業内容

HISの利益を支える主力事業は旅行事業です。旅行代理店として、国内外のパッケージツアーやフリープランなどさまざまな旅行プランを低価格で提供しています。特にリゾート地や欧州のプランが人気で、大きなシェアを誇っています。さらに旅行事業で培ったノウハウを活かして、「変なホテル」などのホテル事業・「ハウステンボス」などのテーマパーク事業・バス事業や自動車整備などの交通事業など、多岐にわたる事業を展開している点が強みです。

職種

HISにはさまざまな職種が存在しており、例えば以下のようなポジションで人材募集を行っています。

  • 旅行コンサルタント
  • 旅行事務
  • 経理事務
  • ツアー企画
  • エンジニア

また、募集している雇用形態は正社員・契約社員・アルバイトです。

それぞれの職種の詳細は、HISの採用情報を参照してください。

参考:HISキャリア採用 職種一覧

社風・カルチャー

HISでは社員のチャレンジ精神を重視しており、若手でも新しいことにどんどん挑戦できるカルチャーが根付いています。また、体育会系の気質が強く、フランクというよりかは上下関係に重きが置かれている点が特徴です。また、事業の性質的に規則正しいワークライフバランスは取りづらく、担当案件によっては長時間の拘束・労働に耐えうる体力が求められる場合もあります。

HISへの転職は難しい?

HISは旅行業界の中でも特に知名度が高く、転職市場においても競争率が高いといえます。応募者が多いことが予測されるため、十分な対策が必要です。また、中途採用では即戦力が求められるため、豊富な経験や高いスキルが求められます。ただし、コロナ禍の影響で人員削減や中途採用の制限が一時期行われていたものの、近年は回復傾向にあります。

HISの平均年収データ

HISの2024年10月期の有価証券報告書によると、平均年収は417万円です。一方、令和元年の国税庁の調査では、資本金10億円以上の国内企業の平均年収は約618万円とされています。2020年以降のコロナ禍で業績が悪化したこともあり、平均水準より約200万円下回っているのが現状です。ただし、2024年には5年ぶりの賃上げが発表されており、今後の年収アップが期待されています。

参考:有価証券報告書 | IR情報 | HISグループ

民間給与実態統計調査

HISの給与体系・ボーナス

HISでは2種類の給与体系が用意されており、基本給+残業代または業績給のどちらかを選ぶことが可能です。基本給は同業他社と比べて高いとはいえないため、残業代で年収を上げている人が多い傾向にあります。また、ボーナスは夏と冬の年2回支給されています。

HISの選考フローと対策

HISへの転職を成功させるには、選考内容について事前に把握しておき、しっかり準備しておくことが大切です。ここでは、具体的な選考フローや対策について解説します。

HISの選考フロー

HISの選考フローの一般的な選考フローは以下の通りです。

  1. 書類選考
  2. 面接(平均3回)
  3. 適性検査
  4. 内定

面接は人事部・管理職・希望部署の上司によって行われ、内定までの期間は採用時期によって変動します。また、適性検査では面接で測りきれない旅行業界への適性をチェックしています。

面接の傾向と対策

HISの面接では、これまでの経歴や志望動機といったオーソドックスな質問のほかに、「おすすめの旅行先の簡潔なプレゼン」や「嫌いな人への対処法」といった一風変わった質問をされることがあります。この回答によって、HIS側は予想外の事態が起きた際の対応力をチェックしています。どのような質問が来ても適切に回答できるよう、面接練習を行っておくとよいでしょう。

HISに求められる人物像

HISは体育会系の気質が強く、社員のチャレンジを応援する風土が根付いた会社です。そのため、目標に向かって積極的に挑戦し、主体的に行動できる人が求められる傾向にあります。また、旅行事業は業務時間が長くなりやすく、休日対応が発生する可能性もあるため、体力があるかどうかも重要な評価ポイントになります。

HISへの転職に向いている人

ここでは、HISの転職に向いている人の特徴を3つ紹介します。HISへの転職を目指す方は、下記の内容に当てはまる人物になれるよう努めましょう。

柔軟な価値観や発想を持っている

HISは多数のグループ会社を抱えているため、さまざまな価値観や国籍を持った社員が集まっています。そのため、お互いの違いを許容できるような柔軟な価値観を持っている人材が求められます。また、これまでの常識にとらわれず、新しいものを生み出す発想力が重要です。

目標に向かって挑戦し続けられる

HISではチャレンジを重視する風土があるため、目標に向かって積極的に挑戦し続けられる人物が評価される傾向にあります。受け身で指示を待っているだけでなく、自ら課題を見つけて努力できる人が出世しやすいといえるでしょう。

行動力がある

HISではチャレンジ精神があるだけでなく、行動力の高さも重視されるポイントの一つです。特にコロナ禍による影響で、会社を取り巻く環境は目まぐるしく変動しているため、変化に負けず主体的に行動できると、入社後も活躍し続けられるでしょう。

HISに転職するために押さえたいポイント

ここでは、HISに転職するために押さえておくべきポイントを4つ紹介します。転職活動を始める前にぜひチェックしてみてください。

自己分析を徹底的に行う

転職活動をスタートする前に、自己分析を徹底的に行っておくことが大切です。自己分析を通じて、自分の強みや弱みを客観的に判断できるようになります。さらに、自分のアピールポイントが明らかになれば、応募書類や面接で効果的な志望動機を作成することが可能です。

スキルや経験を整理しておく

自己分析と合わせて、これまでのスキルや経験を整理しておくとよいでしょう。スキルや経験の棚卸しを行うことで、自分のアピールポイントや強みを理解できるだけでなく、応募書類を作成する際に役立ちます。所有している資格があれば、忘れずに書き出しておきましょう。

企業研究を徹底的に行う

転職活動においては、企業研究は必要不可欠な作業です。企業理念や事業内容、主な取引先や直近の業績など、HISにまつわる情報は徹底的にリサーチしておきましょう。企業研究を行うことで求められる人物像が明らかになり、効果的なアピールに繋がりやすくなります。

転職エージェントに相談する

HISへ確実に転職したい方は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。転職エージェントでは自分の強みやアピールポイントを客観的にアドバイスしてもらえるうえに、応募書類の添削や面接対策などの支援も受けられます。すべてのサービスを原則無料で利用できるため、一度面談だけでも受けてみるとよいでしょう。

まとめ

この記事では、HISの事業内容や選考フローなど転職に役立つ情報について解説しました。HISは旅行業界の中でも知名度が高いため、転職でも競争率が高く難易度が上がることが予想されます。応募書類や面接で自信がない方は、転職エージェントを利用すると効果的なアドバイスが受けられるでしょう。Izulの転職エージェントでは、徹底的にヒアリングしたうえで、求職者のキャリア形成を重視した伴走型のサポートを実施しています。まずは相談からでもお気軽にご利用ください。

監修者・押目 隆之介

押目 隆之介

日本郵船グループにて3年間国際物流業務に従事。
リクルートに転職し、約5年間住宅・不動産領域のメディア営業およびマネジメントを経験後、前職のAbemaTV(サイバーエージェントより出向)にてコンテンツ戦略プロデューサーとして約4年間勤務しておりました。

現在は、自身の事業の経営も行いながら、リクルート時代の同僚であった中田の立ち上げたIzulにて、20~30代の方々を中心としたキャリア支援のお手伝いもさせていただいております。

著者プロフィール

Izul広報チーム

Izul広報チーム

株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

転職するか迷っていても大丈夫。
まずはお気軽にご相談ください。

相談予約する

Izul公式サイトTOPへ

x

Facebook

LINE

CATEGORY