営業から転職できる職種・業界は?転職支援の実例から見るキャリアの選び方

2026年8月17日

2026年8月16日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

【この記事のポイント】
・営業からの転職では、営業を続けるか異職種へ挑戦するかの整理が重要
・営業経験で培った提案力や課題解決力は多くの職種で評価されやすい
・転職成功には経験の棚卸しと、転職理由の前向きな言語化が欠かせない

営業から転職を考える際、「営業経験を活かせる職種はあるのか」「未経験の業界にも挑戦できるのか」と悩む人は少なくありません。営業職で培った提案力や課題解決力、目標達成力は、営業企画やマーケティング、人材業界、カスタマーサクセスなど幅広い転職先で評価されます。

本記事では、営業から転職できる職種・業界や、後悔しないキャリアの選び方を、転職支援の実例も交えて解説します。

転職活動を通じて、自分と向き合うことの大切さを学べたことは、内定獲得だけでなく今後の人生にも活きる経験になりました。

目次

営業から転職する主な選択肢

営業職として働く中で、「今の仕事を続けるべきか」「別の職種に挑戦するべきか」と悩む人は少なくありません。転職を考える際は、営業職そのものに不満があるのか、それとも会社や商材、働く環境に課題があるのかを整理することが大切です。

また、営業経験は多くの業界や職種で評価されやすいため、転職先の選択肢は決して狭くありません。まずは営業職を続ける場合と新たな職種へ挑戦する場合の両方を視野に入れながら、自分に合ったキャリアを検討してみましょう。

営業を続けるか離れるか

営業から転職を考える際に最初に判断したいのが、今後も営業職として働くのか、それとも別の職種へキャリアチェンジするのかという点です。

営業職は業界や企業によって仕事内容が大きく異なります。例えば、個人営業と法人営業では求められるスキルが異なり、新規開拓営業と既存顧客営業でも働き方は変わります。そのため、現在の営業スタイルが合わないからといって、営業職そのものが向いていないとは限りません。

一方で、営業以外の専門スキルを身につけたい場合や、より自分の適性に合った仕事を探したい場合は、異職種への転職も選択肢の一つです。

会社や商材が合わない場合もある

営業職から転職したいと考える人の中には、営業という仕事ではなく、現在の会社や扱っている商材に不満を感じているケースもあります。

例えば、自信を持って提案できない商材を扱っている場合や、厳しすぎるノルマ、評価制度への不満、人間関係などが原因で転職を考えることもあるでしょう。

このような場合は、営業職を続けながら別の業界や企業へ転職することで状況が改善する可能性があります。転職活動を始める前に、何に不満を感じているのかを明確にしておくことが重要です。

営業経験は他職種・他業界でも評価されやすい

営業職で培った経験は、多くの業界や職種で活かせます。

営業は単に商品やサービスを販売する仕事ではなく、顧客の課題を把握し、解決策を提案しながら信頼関係を構築していく仕事です。そのため、コミュニケーション能力や課題発見力、提案力、交渉力などのスキルを身につけやすい職種といえます。

実際に営業職から、人材業界のキャリアアドバイザーやカスタマーサクセス、マーケティング職、企画職、コンサルタントなどへ転職する人も少なくありません。営業経験は汎用性が高く、異業種・異職種への転職でも強みとして評価されやすいでしょう。

営業経験の言語化が重要になる

営業から転職する際は、どのような経験を積んできたのかを具体的に説明できることが重要です。

例えば、「営業をしていた」という事実だけではなく、「どのような顧客を担当していたのか」「どのような課題を解決してきたのか」「どのような成果を出したのか」まで整理しておく必要があります。

また、応募先の仕事に活かせる経験を結び付けて説明することも大切です。顧客との関係構築力や目標達成力、課題解決力などを具体的なエピソードとともに伝えられれば、未経験職種への転職であっても評価されやすくなります。

営業経験そのものではなく、その経験を通じて何を身につけたのかを言語化できる人ほど、転職活動を有利に進めやすいでしょう。

【Izulで営業から転職を実現した人の声】

【転職者の情報】
・20代男性/初めての転職
・食品メーカー営業 → SaaS業界営業
・支援期間:約4ヶ月

初めての転職活動だったため、最初は何から手をつければよいのか分かりませんでした。初回面談では求人紹介から始まるのではなく、自分自身の過去や大切にしている価値観を深く振り返る時間を取ってもらい、他のエージェントとは明らかに違うと感じました。

自分ではうまく言葉にできなかった感情や将来像を一緒に整理してもらえたことで、「自分が将来どうありたいのか」が少しずつ明確になりました。面接対策では週に複数回時間を取ってもらい、面接で見られるポイントや話し方まで具体的に練習しました。

最初は自分の思いをうまく言葉にできませんでしたが、最後まで並走してもらえたことで、少しずつ自分の言葉で話せるようになり、最終的に第一志望の企業から内定をいただくことができました。

営業から転職を考える主な理由

営業職は多くの業界で必要とされる仕事ですが、働く中でキャリアに悩みを抱え、転職を検討する人も少なくありません。転職理由は人それぞれですが、現在の働き方や将来への不安、仕事内容とのミスマッチなどがきっかけになることが多い傾向があります。

また、「営業が向いていない」と感じていても、実際には会社の環境や商材との相性が原因であるケースもあります。転職を成功させるためには、まず自分がなぜ転職したいのかを整理することが大切です。

営業から転職する前に整理したい3つの判断軸

営業から転職を考える際は、勢いだけで転職先を決めるのではなく、自身の希望やキャリアの方向性を整理することが重要です。

転職後に後悔しないためにも、「何を変えたいのか」「どのような働き方を実現したいのか」を明確にしておきましょう。

営業職と今の環境を分けて考える

営業から転職したいと感じたときは、まず営業職そのものに不満があるのか、それとも現在の職場環境に課題があるのかを整理する必要があります。

例えば、ノルマの厳しさや評価制度、人間関係、商材への不満などが理由であれば、同じ営業職でも転職先を変えることで解決する可能性があります。

一方で、人と接する仕事そのものに強いストレスを感じている場合や、営業以外の専門性を身につけたい場合は、異職種への転職が適しているかもしれません。

転職後のミスマッチを防ぐためにも、「営業が嫌なのか」「今の会社が合わないのか」を切り分けて考えることが重要です。

年収・働き方・やりがいのどれを優先したいのか

転職を考える際は、自分が何を重視したいのかを明確にしておく必要があります。

例えば、年収アップを最優先にする場合と、ワークライフバランスを改善したい場合では、選ぶべき業界や企業が異なります。また、仕事内容への興味や社会貢献性など、やりがいを重視する人もいるでしょう。

すべての条件を満たす求人を見つけることは簡単ではありません。そのため、自分にとって譲れない条件と妥協できる条件を整理しておくことが大切です。

優先順位が明確になれば、転職活動の軸が定まり、自分に合った企業を見つけやすくなります。

営業経験を活かすか、未経験職種に挑戦するか

営業から転職する場合、大きく分けると営業経験を活かした転職と、未経験職種へのキャリアチェンジという選択肢があります。

営業経験を活かす場合は、同業界の営業職だけでなく、人材業界やカスタマーサクセス、法人向けコンサルティングなど、提案力や顧客対応力を評価されやすい職種も候補になります。

一方で、マーケティングや企画職、エンジニアなど、これまでとは異なる職種へ挑戦することも可能です。ただし、未経験職種への転職では、学習意欲や将来性、これまでの経験との関連性が重視される傾向があります。

どちらが正解というわけではありませんが、自身のキャリアプランや将来の目標を踏まえながら、営業経験を活かすのか、新しい分野へ挑戦するのかを検討しましょう。

営業経験を活かせる転職先・職種

営業から転職する場合、これまで培ってきた顧客折衝力、ヒアリング力、提案力、目標達成力、社内外との調整力は多くの職種で評価されます。特に、顧客の課題を把握して解決策を提示してきた経験は、営業職以外の仕事でも再現性のある強みになりやすいです。

ただし、営業経験を活かせる転職先といっても、仕事内容や求められるスキルは職種によって異なります。「営業が嫌だから別職種へ行きたい」と考えるのではなく、営業で身につけたどの経験を次のキャリアで活かしたいのかを整理することが大切です。ここでは、営業経験者が転職先として検討しやすい職種を紹介します。

営業企画

営業企画は、営業組織の売上最大化に向けて、戦略立案やKPI設計、営業資料の作成、商談プロセスの改善、営業データの分析などを担う職種です。現場で顧客と向き合ってきた営業経験者は、「どのような提案が刺さるのか」「どこで失注しやすいのか」「営業担当がどのような情報を必要としているのか」を実体験として理解しているため、営業企画でも強みを発揮しやすいです。

特に、法人営業や無形商材の営業で、売上目標から逆算して行動計画を立ててきた人、営業資料や提案プロセスの改善に関わってきた人は相性が良いでしょう。一方で、営業企画は現場で数字を追うだけでなく、データをもとに課題を分析し、組織全体の成果につながる施策を考える力が求められます。営業としての成功体験をそのまま押し出すだけでなく、再現性のある仕組みに落とし込めるかが転職時の評価ポイントになります。

マーケティング

マーケティングは、商品やサービスが売れる仕組みをつくる仕事です。市場調査、ターゲット設計、広告運用、コンテンツ制作、リード獲得、ナーチャリング、施策分析など、担当領域は企業によって大きく異なります。営業経験者の場合、顧客のニーズや購買決定の流れを現場で理解している点が強みになります。

特にBtoBマーケティングでは、見込み顧客の課題を理解し、営業につながるリードを獲得・育成することが重要です。そのため、商談で顧客の課題を聞き出してきた経験や、提案内容を相手に合わせて調整してきた経験は活かしやすいでしょう。

一方で、マーケティング職は未経験採用の競争率が高くなりやすい職種です。転職を目指す場合は、「営業として顧客課題をどう捉え、どのように提案へつなげていたか」「売上や商談化率を高めるためにどのような工夫をしたか」など、マーケティングに近い経験として言語化することが重要です。

カスタマーサクセス

カスタマーサクセスは、契約後の顧客に対して、サービスの活用支援や課題解決、継続利用、アップセル・クロスセルの提案などを行う職種です。特にSaaS企業やIT企業で需要が高く、営業経験を活かした転職先としても人気があります。

営業との大きな違いは、受注をゴールにするのではなく、顧客がサービスを使って成果を出せる状態をつくる点です。そのため、顧客との関係構築力や課題のヒアリング力、提案力はもちろん、長期的に顧客と伴走する姿勢が求められます。

新規開拓営業で顧客の課題を引き出してきた人、既存営業で継続的に顧客フォローをしてきた人、無形商材の提案経験がある人は、カスタマーサクセスでも評価されやすいでしょう。ただし、プロダクト理解やデータをもとにした顧客支援が必要になるため、転職時には「売って終わりではなく、顧客の成果まで考えて行動した経験」を具体的に伝えることが大切です。

人事・採用担当

人事・採用担当も、営業経験を活かせる転職先のひとつです。採用活動では、候補者との面談、魅力づけ、選考フォロー、社内調整、求人媒体やエージェントとのやり取りなど、多くの対人折衝が発生します。営業で培ったコミュニケーション力や提案力、相手のニーズを汲み取る力は、人事・採用の仕事でも活かしやすいです。

特に法人営業や人材業界での営業経験がある人は、企業側の採用課題や候補者心理を理解しやすく、採用担当やリクルーティングアドバイザー、キャリアアドバイザーなどへの転職と相性があります。営業として「顧客に商品を提案する」経験を、「候補者に企業の魅力を伝える」「社内に採用の必要性を提案する」経験に置き換えてアピールするとよいでしょう。

一方で、人事は営業と比べて成果が短期的な数字だけで見えにくい側面もあります。採用戦略や組織づくりに関心があるか、相手の人生やキャリアに向き合う姿勢があるかも重要なポイントです。

【Izulで営業から転職を実現した人の声】

【転職者の情報】
・20代前半/男性/在職中の転職
・サッカー選手 → 鉄鋼業界の営業職 → 人材業界のCA職
・支援期間:約7ヶ月/面談回数約20回

2回目の転職活動で、鉄鋼業界の営業職から人材業界のCA職を目指しました。最初の5ヶ月間は、求人紹介に進む前に面談や面接練習を徹底的に行い、自信を持って話せる状態をつくってから選考に進みました。

面接練習では、「端的に」「誰にでも伝わる話し方」「論理的に話すこと」を何度もアドバイスしてもらいました。厳しい言葉をもらうこともありましたが、それは本気で向き合ってくれているからこそだと感じていました。

選考で思うように結果が出ず迷っていたときも、自分の本当の強みを信じて伝えることを後押ししてもらい、最終面接には良い緊張感で臨むことができました。内定をいただけたのは、長期間にわたって本気で伴走してもらえたからだと思います。

コンサルタント

コンサルタントは、企業や個人が抱える課題を整理し、解決策を提案・実行支援する仕事です。営業職で顧客の課題をヒアリングし、提案内容を組み立ててきた経験は、コンサルタントの仕事と共通する部分があります。特に、法人営業や無形商材営業、経営者や部門責任者への提案経験がある人は、コンサルタントへの転職で評価されやすいでしょう。

営業との違いは、商品やサービスを売ることだけでなく、課題の構造化や解決策の設計、プロジェクト推進まで求められる点です。そのため、転職時には「何を売っていたか」だけでなく、「顧客の課題をどのように捉え、どのような提案で成果につなげたか」を具体的に示すことが大切です。

また、コンサルタントには論理的思考力、資料作成力、プロジェクトマネジメント力も求められます。営業として顧客折衝だけでなく、提案資料の作成、社内調整、導入後の改善提案まで関わっていた経験があれば、積極的にアピールしましょう。

【Izulで営業から転職を実現した人の声】

【転職者の情報】
・20代半ば/男性/初めての転職
・製造業の営業職 → ITコンサルタント職
・支援期間:約5ヶ月

営業職からコンサルタント職への転職を目指す中で、まずは自分の志向性を改めて考え直すところから始めました。現職で取り組んできたことの深掘りや業界選定まで、担当の方が熱量を持って向き合ってくださったことで、自分自身も「悔いなく転職活動をやり切りたい」と思えるようになりました。

面接対策では、業界や会社ごとの特徴を踏まえたうえで対策してもらい、さらにその内容に対して具体的なフィードバックをもらえました。そのおかげで、練習と改善を繰り返しながら、自分の言葉で伝えきる準備ができました。

ただ転職することがゴールではなく、自分のキャリアの志向性や今後の方向性まで踏まえて意思決定できたことが、今回の転職活動で一番大きかったと感じています。

事業開発・新規事業

事業開発・新規事業は、新しいサービスやビジネスモデルの立ち上げ、アライアンスの推進、販売戦略の策定、事業成長に向けた仮説検証などを担う職種です。顧客や市場のニーズを直接把握してきた営業経験者にとって、現場感を活かしやすいキャリアのひとつといえます。

特に、スタートアップや成長企業では、営業、マーケティング、企画、プロダクト改善などの境界が明確に分かれていないこともあります。そのため、営業として顧客の声を拾い、社内に共有し、サービス改善や新しい提案につなげてきた経験がある人は、事業開発でも評価される可能性があります。

ただし、事業開発は決まった営業手法を実行するだけでなく、まだ正解がない状況で仮説を立て、周囲を巻き込みながら前に進める力が必要です。営業成績だけでなく、事業全体を見て行動した経験や、既存のやり方を改善した経験を伝えられるとよいでしょう。

インサイドセールス

インサイドセールスは、電話やメール、オンライン商談ツールなどを活用して見込み顧客にアプローチし、商談機会の創出や顧客育成を行う営業職です。従来の訪問型営業と比べて、データをもとに顧客の関心度を見極めたり、マーケティング部門やフィールドセールスと連携したりする場面が多い点が特徴です。

営業経験者にとっては、これまでのヒアリング力や提案力を活かしながら、より効率的な営業プロセスに関われる転職先です。特に、IT・SaaS企業では分業型の営業組織が増えており、インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセス、営業企画などへキャリアを広げる選択肢もあります。

向いているのは、顧客との初回接点づくりが得意な人、短い時間で相手の課題を把握できる人、数字を見ながら改善を重ねられる人です。一方で、架電数や商談化率などのKPIを追う場面も多いため、地道な改善を継続できるかも重要です。

【Izulで営業から転職を実現した人の声】

【転職者の情報】
・20代後半/男性/転職2回目
・人材業界 → HR SaaS企業
・支援期間:約5ヶ月/面談回数19回

選考対策に入る前に、「どんな人生を送りたいのか」「どんなキャリアを歩みたいのか」という根本から一緒に考えてもらいました。2社での営業経験を棚卸ししながら、自分が大事にしている価値観や、これから磨きたいことを一つひとつ言語化していく時間でした。

面接対策では、「良くなっている点」「改善点」「どう改善すればよいか」を毎回正直にフィードバックしてもらいました。説明が長くなりがちな自分にとって、「わかりやすく、端的に、短く伝える」練習を徹底できたことは大きかったです。

結果が出ず悔しい思いをした時期もありましたが、最後まで伴走してもらえたことで乗り越えることができました。内定をいただいた瞬間は、ここまで頑張ってよかったと心から思えました。

フィールドセールス

フィールドセールスは、見込み顧客との商談を担当し、課題のヒアリングから提案、クロージングまでを行う営業職です。営業経験を直接活かしやすい転職先であり、業界や商材を変えることでキャリアアップを狙うこともできます。

たとえば、有形商材の営業からSaaSやITサービスなどの無形商材営業へ転職する、個人営業から法人営業へ転職する、大手企業向けのエンタープライズセールスに挑戦するなど、同じ営業職でもキャリアの広げ方はさまざまです。営業という職種自体を変えなくても、扱う商材や顧客層、営業手法を変えることで、身につくスキルや将来の選択肢は大きく変わります。

転職時には、単に「営業経験があります」と伝えるのではなく、誰に、何を、どのように提案し、どのような成果を出したのかを具体的に整理しましょう。営業経験者の場合、実績の再現性を示せるかどうかが評価の分かれ目になります。

【Izulで営業から転職を実現した人の声】

【転職者の情報】
・20代後半/女性/在職中の転職
・大手人材会社の代理店セールス → 大手SaaSの代理店セールス
・支援期間:約1ヶ月

転職を意識し始めたタイミングでスカウトを受けたことがきっかけで、Izulに相談しました。初回面談では、これまでの経験や強みだけでなく、「今後どう成長していきたいか」というキャリアの方向性まで丁寧に整理してもらいました。

求人紹介も、むやみに数多く紹介されるのではなく、自分の志向や今後のキャリアに合う企業を厳選して提案してもらえました。面接対策では、各社ごとの想定質問や回答のポイントを具体的に整理し、特に「これまでの営業成果を次の環境でどう再現できるか」を軸に練習しました。

結果的に、約1ヶ月で志望度の高い2社から内定をいただくことができました。少数の応募に絞り、1社1社と丁寧に向き合えたことで、納得感のある転職活動になったと感じています。

既存営業・ルート営業

既存営業・ルート営業は、すでに取引のある顧客に対して、継続的なフォローや追加提案を行う営業職です。新規開拓営業と比べると、飛び込みやテレアポよりも、関係構築や顧客満足度の向上、長期的な取引拡大が重視されます。

営業経験を活かしながら、より顧客と深く向き合いたい人や、短期的な新規獲得よりも継続的な信頼関係を築く仕事に魅力を感じる人に向いています。特に、既存顧客へのアップセル・クロスセル、定期訪問、課題の再ヒアリング、導入後フォローなどの経験がある人は評価されやすいでしょう。

一方で、既存営業・ルート営業は「楽な営業」というわけではありません。既存顧客だからこそ、競合への切り替えを防ぐための提案力や、顧客の変化に気づく観察力が求められます。転職時には、顧客との関係を維持するだけでなく、どのように売上拡大や満足度向上につなげたかを伝えることが大切です。

営業から未経験で転職しやすい業界

営業経験は多くの業界で評価されるため、未経験からでも挑戦しやすい業界は少なくありません。

特に、顧客とのコミュニケーション能力や提案力、課題解決力を活かせる業界では、営業経験者を積極的に採用する企業も多くあります。

例えば、人材業界は営業経験との親和性が高く、キャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーとして活躍できる可能性があります。また、SaaS企業などのカスタマーサクセス職も、顧客対応経験を活かしやすい職種です。

そのほか、マーケティングや企画職、IT業界なども未経験者向けの求人が存在します。ただし、業界や職種によって求められる知識やスキルは異なるため、自身の経験との関連性や将来のキャリアプランを踏まえて選ぶことが重要です。

【Izulで営業から転職を実現した人の声】

【転職者の情報】
・20代半ば/男性/初めての転職
・大手日用品メーカー → SaaS業界
・支援期間:約4ヶ月

初回面談では、キャリアの話だけでなく、幼少期から自分を振り返るような細かい自己分析を行いました。過去の経験を土台に、「今後どう成長していきたいか」という方向性を丁寧に整理してもらえたことで、転職活動の軸が少しずつ明確になりました。

求人紹介も、闇雲に企業を紹介されるのではなく、自分が将来叶えたい目標につながる企業を一緒に考えてもらえた感覚があります。面接対策では、各社ごとの評価ポイントや過去質問をもとに練習し、本番では落ち着いて話すことができました。

前職がハードワークだったこともあり、転職活動は長期間になりましたが、退職を決意してからは多いときで4日連続で面接対策をしてもらいました。最終的には条件面・働き方ともに納得できる内定をいただくことができました。

営業から転職を成功させるための進め方

営業からの転職を成功させるためには、求人探しから始めるのではなく、自身の経験や転職理由を整理することが大切です。

特に異業種や異職種へ挑戦する場合は、営業経験をどのように活かせるのかを明確に伝える必要があります。事前準備を丁寧に行うことで、選考通過率の向上にもつながるでしょう。

これまでの営業経験を棚卸しする

転職活動を始める前に、まずはこれまでの営業経験を整理しましょう。

担当していた顧客層や商材、営業スタイル、達成した成果だけでなく、どのような工夫をして成果につなげたのかを振り返ることが重要です。

営業経験を棚卸しすることで、自身の強みや得意分野が明確になり、応募先企業にアピールしやすくなります。

転職理由をポジティブに言語化する

転職理由は選考で必ず確認されるポイントです。

現在の仕事への不満が転職のきっかけだったとしても、そのまま伝えるのではなく、前向きな理由へ変換しましょう。

例えば、「ノルマが厳しいから辞めたい」ではなく、「より顧客に寄り添った提案ができる環境で働きたい」と伝えることで、成長意欲やキャリアへの主体性をアピールできます。

希望条件に優先順位をつける

転職活動では、すべての希望条件を満たす求人を見つけることは簡単ではありません。

そのため、年収や働き方、キャリアアップ、仕事内容などの条件について、自分が何を最も重視したいのかを整理しておく必要があります。

優先順位を明確にしておくことで、求人選びの軸が定まり、転職後のミスマッチも防ぎやすくなります。

職種・業界ごとの難易度を把握する

営業から転職する場合でも、業界や職種によって難易度は大きく異なります。

営業経験を活かしやすい職種であれば比較的転職しやすい傾向がありますが、専門知識や資格が求められる職種では、事前の学習やスキル習得が必要になることもあります。

転職活動を始める前に、希望する業界や職種でどのような経験やスキルが求められるのかを把握しておきましょう。

応募書類では成果だけでなく再現性を伝える

営業職の転職では、売上実績や達成率などの成果が重視されます。

しかし、単に数字を伝えるだけでは十分ではありません。企業が知りたいのは、その成果をどのような行動や工夫によって実現したのかという点です。

成果につながったプロセスや課題解決の方法を具体的に説明することで、入社後も活躍できる人材であることを伝えやすくなります。

営業以外を選ぶ理由を面接で伝える

異職種へ転職する場合は、「なぜ営業を続けないのか」を面接で聞かれることがあります。

その際は、営業を否定するのではなく、これまでの経験を踏まえたうえで、新しい分野に挑戦したい理由を説明することが重要です。

例えば、「顧客課題の分析に興味を持ち、マーケティングに挑戦したい」「より長期的に顧客支援ができる仕事に携わりたい」など、キャリアの方向性と結び付けて説明できると説得力が高まります。

営業経験への感謝や学びを伝えながら、新たなキャリアを目指す理由を説明することで、前向きな転職として評価されやすくなるでしょう。

【Izulで営業から転職を実現した人の声】

【転職者の情報】
・26歳/男性/初めての転職
・インフラ業界のBtoC営業 → 人材系BtoB営業
・支援期間:約4ヶ月

もともとSaaS業界と人材業界に興味があり、それぞれの業界に強いエージェントを探していたことがきっかけで相談しました。初めての転職活動だったこともあり、自己分析や棚卸しでは、自分では浅く考えていた部分を深く掘り下げてもらいました。

職務経歴書は、もともと作っていたものを添削してもらい、より伝わりやすい内容に整えていきました。模擬面接では何度も練習できたことで、自分の言葉で話せるレベルまで落とし込めたと感じています。

選考中も企業ごとにしっかり整理してサポートしてもらえたため、1社1社に集中して臨むことができました。何度も回数を重ねて準備したい自分には合っていて、最終的に自信を持って面接に挑めるようになりました。

営業から転職するケースでよくある質問

営業からの転職では、未経験職種への挑戦や年収の変化、退職のタイミングなどに不安を感じる人も少なくありません。ここでは、営業から転職を考える際によくある疑問について簡潔に回答します。

営業から未経験職種に転職できますか?

可能です。営業で培った顧客理解力や対人折衝力、目標達成に向けて行動する力は、さまざまな職種で評価されます。「なぜその職種を選ぶのか」と、営業経験をどう活かせるのかを具体的に説明できることが重要です。

営業から転職しやすい職種は何ですか?

インサイドセールスやカスタマーサクセス、コンサルタントなどは、営業経験を活かしやすい職種です。特に顧客の課題を聞き出し、解決策を提案してきた経験がある人は、強みをつなげやすいでしょう。

営業から転職して後悔しやすいケースは何ですか?

「数字のプレッシャーから離れたい」といった理由だけで転職先を決めると、ミスマッチにつながることがあります。職種が変われば、評価方法や仕事のやりがいも変わります。仕事内容だけでなく、評価制度やキャリア、年収まで確認したうえで判断することが大切です。

営業からの転職で評価されやすいスキルはありますか?

目標から逆算して行動するKPI管理力や、顧客の課題を引き出すヒアリング力は評価されやすいスキルです。実績だけでなく、「成果を出すために何を考え、どう行動したか」まで説明できると、経験の再現性を伝えやすくなります。

営業を辞めたい場合、すぐに退職してもよいですか?

基本的には、在職中に転職活動を進め、次の転職先を決めてから退職するのがおすすめです。収入面の不安を抑えながら、複数の企業を比較しやすくなります。ただし、心身に大きな負担がかかっている場合は、無理に在職を続ける必要はありません。

営業から転職すると年収は下がりますか?

未経験職種への転職では、現状維持または一時的に年収が下がるケースもあります。特にインセンティブや役職手当の比率が高い営業職から転職する場合は注意が必要です。一方で、転職後の成果や役割の広がりによって年収アップを目指せる企業もあるため、中長期のキャリアも含めて判断しましょう。

まとめ

営業職からの転職を考える理由は人それぞれですが、現在の仕事や働き方への不満だけでなく、将来のキャリアや成長環境を見直したいという前向きな理由から転職を検討する人も少なくありません。

また、営業経験で培ったコミュニケーション能力や提案力、課題解決力は多くの業界や職種で評価されるため、営業職を続ける場合はもちろん、異業種や異職種へ挑戦する場合にも強みになります。

転職を成功させるためには、営業職そのものが合わないのか、現在の会社や環境に課題があるのかを整理したうえで、自身の経験や強みを言語化することが重要です。さらに、転職理由と志望動機に一貫性を持たせることで、選考でも説得力を高められるでしょう。

Izulでは、営業経験を活かしたキャリアアップはもちろん、未経験職種へのキャリアチェンジもサポートしています。一人ひとりの経験や希望に合わせた求人提案から応募書類の添削、面接対策まで支援していますので、営業からの転職を検討している方はぜひご相談ください。

監修者・髙澤 寛樹

髙澤 寛樹

新卒で通信業界のベンチャー企業に入社。万年赤字だった店舗の黒字化や売上ギネスの獲得などを経験し、育成やマネジメントにも注力。その後、Izulの支援を受けてレバレジーズへ転職、レバテックに出向。キャリアアドバイザーとして従事し、入社1年目から目標を達成。しかし、エージェント都合で構築された支援フレームワークに限界を感じ、2年目からは「右から左に流すだけの支援」ではなく、「自己分析×教育」に軸足を置いた支援スタイルへと転換。求職者と共に「ありたい姿」を明確にする伴走型の支援を実践。超大手企業からスタートアップまで、幅広い求職者のキャリア支援を担当。教育・マネジメント業務も兼任しながら、個人としてもトップセールスの実績を収める。現在は、自身の転職活動でお世話になった恩師への恩返しや、より多くの求職者にアプローチできる機会、そしてビジョンへの共感から、Izulに参画。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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