事務から転職するなら?おすすめの職種と転職成功のポイント

2025年7月1日

2025年5月30日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

事務職から別の職種へ転職したくても、スキルや経験を活かせるか不安な方は多いのではないでしょうか。事務職はルーティンワークが中心となりやすく、成長やキャリアアップに物足りなさを感じる方もいるでしょう。

本記事では、事務職からの転職成功のために抑えたいポイントやおすすめの職種を解説します。

事務職からの転職を考える際のポイント

事務職からの転職では、自分の強みや興味を再確認し、無理なく進めることが大切です。重要なポイントは次の通りです。

事務経験を活かせる職種を選ぶ

事務職で培ったスキルや経験は、他職種でも十分に活かせます。例えば、ExcelやWordを活用した文書作成、スケジュールや進捗の管理、関係各所との調整などは、営業アシスタントやカスタマーサポートなどの職種でそのまま役立ちます。

こうした「ベースの力」が活かせる職場を選ぶことで、未経験の分野でも不安なくスタートでき、即戦力として評価されやすくなるでしょう。

未経験でも挑戦しやすい分野を検討する

業界全体が人材不足の傾向にある営業職やカスタマーサポート職は、未経験者を積極的に採用する企業も多く、異職種からの転職者にとって非常に入りやすい分野です。

また、マニュアルや研修制度が整っていることが多く、ゼロから学べる環境が整っています。事務職としてのホスピタリティや正確さ、丁寧さといった素養は、こうした対人職でも十分に活かせるため、安心して新たなキャリアを切り開けるでしょう。

スキルアップや資格取得で選択肢を広げる

資格やスキルがあれば、転職活動の可能性が広がります。例えば、簿記資格を取得すれば経理職への道が開け、MOS(Microsoft Office Specialist)などのPC資格はあらゆる職種で高評価を得られます。

また、未経験職種への挑戦では「学ぶ姿勢」が重視されるため、学習の継続自体が強いアピール材料になります。必要なスキルを逆算して考え、早めに学習をスタートすることが成功への近道です。

事務職からの転職におすすめの職種

事務職経験者は、新しい分野への挑戦が十分可能です。ここでは、スキル・経験を活かせるおすすめ職種を紹介します。

営業職(法人営業・個人営業)

営業職は、顧客に商品やサービスを提案し、契約や販売を通じて会社の売上に直接貢献する仕事です。資料作成・日報管理・メール対応といった事務スキルが活かせるほか、業務効率化・データ管理といったバックオフィス視点も武器になります。

さらに営業職は成果が報酬や昇進に直結するため、自分の頑張りを明確に形にしたい人にとってやりがいの大きい職種です。未経験歓迎の求人も多く、事務職からのステップアップとして現実的な選択肢です。

カスタマーサポート・カスタマーサクセス

カスタマーサポートやカスタマーサクセスは、顧客からの問い合わせ対応や課題解決を通じて、製品やサービスの満足度を向上させる仕事です。例えば、ITサービス企業のヘルプデスクや、ECサイトの購入者サポートなどが該当します。

事務職で培った丁寧な対応力やマルチタスク処理能力は、この仕事でも重宝されます。また、顧客対応を通じてコミュニケーションスキルや提案力も自然と養われます。

人事・総務

人事・総務は、企業の基盤を支えるバックオフィス部門であり、社員の入退社手続き・勤怠・給与管理・社内行事の運営など多岐にわたる業務を担います。

事務職で扱ってきた管理・調整能力がそのまま活かされるため、転職後もスムーズに業務に対応しやすいのが特徴です。

また、社内全体との関わりが多いことから、縁の下の力持ちとして組織運営を支えるやりがいも感じられます。

経理・財務

経理や財務の仕事は、お金の流れを管理する専門性の高い分野ですが、事務職出身者でも数字や管理に強ければ適性があります。

例えば請求書の処理や経費精算などを経験していれば、基礎的な業務から入りやすく、そこから専門スキルを高められます。

日商簿記などの資格があれば大きなアドバンテージになり、安定したキャリアパスも築きやすい職種です。

IT業界のサポート職

ヘルプデスクやITサポート事務など、IT業界の裏方を支える職種も、事務職出身者にとって狙い目です。

業務を通じてITリテラシーが高まり、将来的にIT業界でキャリアアップする道も拓けます。企業によっては入社後に研修を受けられる場合もあります。

営業職が事務職からの転職先としておすすめな理由

営業職は、実力次第で高収入を目指せるうえに、キャリアアップの道も豊富です。事務職の経験者であれば、社内調整力や情報処理能力を活かして、業務に貢献できるシーンが多数あります。

営業職が事務職からの転職先としておすすめな理由について詳しく見ていきましょう。

社内調整力やデータ管理スキルが活かせる

事務職で培った予定調整・書類管理・データ整理などのスキルは、営業職においても欠かせません。例えば、クライアントとのアポイント調整や商談内容のレポート作成、営業資料の作成など、営業活動の下支えとなるタスクにそのまま活かせます。

また、営業活動の効率化や精度の高い提案を行ううえでも、情報の管理や分析に長けた事務職出身者は重宝されます。

未経験でも挑戦できる求人が多い

営業職は多くの業界でニーズが高く、未経験者歓迎の求人も豊富です。特に若手人材に対してはポテンシャルを重視する傾向が強く、経験よりも意欲や人柄が評価されやすい傾向にあります。

また、入社後に研修制度を整えている企業も多いため、営業スキルや業界知識に自信がなくても、段階的に実力を身につけられます。

キャリアアップのチャンスが広がる

営業職は、成果が数字で評価されるため、努力が報われやすい職種です。成果を上げれば、昇進や昇給につながるスピードも早く、若いうちからリーダーやマネージャーを目指せるチャンスも豊富です。

また、営業スキルは業界を問わず活用できるため、転職市場でも高く評価されるキャリアとなり、将来的に他職種への展開や独立といった選択肢も広がります。

事務職からの転職を成功させるための準備

転職を成功させるためには、自己分析やスキルの棚卸し、業界研究など、事前の準備が重要です。特に未経験分野に挑戦する場合は、強みを的確に伝える準備が結果に直結します。

活かせるスキルを明確にする

PC操作・情報管理・文書作成・調整力など、事務職で培ったスキルを書き出して、どの職種にどう活かせるかを整理しましょう。

転職先に応じた資格取得や学習を進める

業界によっては資格の有無が採用に影響することもあります。興味のある職種に関連した資格の勉強を始めるのもよい準備になります。

転職エージェントや転職サイトを活用する

ひとりで進めるよりも、プロのサポートを受けながら転職活動を行うことで、より自分に合った職場に出会いやすくなります。

まとめ

事務職からの転職には不安が伴いますが、大きなチャンスでもあります。経験を活かせる職種を見つけ、適切な準備をすれば、理想のキャリアに近づきます。特に営業職は未経験でも挑戦しやすく、やりがいや収入アップを求める方にとって魅力的な選択肢です。

事務職からの転職に不安がある方や、次のキャリアに悩んでいる方は、転職エージェント「Izul(イズル)」の利用がおすすめです。

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監修者・仁科 裕美

仁科 裕美

大学卒業後、新卒で株式会社リクルートに入社。ライフスタイル領域にてメディア営業を大阪、福岡、東京にて経験。23歳でリーダー任用を受け、25歳で第一子を出産後、産休育休を取得し復職。仕事と家庭の両立を目指しフレックス制を活用しながら16時半退社を行うワーママロールモデルとして活動の場を広げる。また、キャリアアップのため子連れで東京転勤を受け、最大120名の営業組織のマネジメントを経験。マネージャーとして業績拡大をベースとした組織運営、採用育成、研修設計、講師などに従事。個人、組織共に事業表彰を多数獲得。現在は三児の母となり、プライベートの拠点を福岡に移す。副業は農業。株式会社Izulで両面型コンサルタントとしてフルリモート勤務。

著者プロフィール

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Izul広報チーム

株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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