リクルートの職種一覧 | 業務内容・雇用形態などを解説

2025年1月15日

2024年12月27日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

株式会社リクルートは、多様な職種を通じて革新的なサービスを提供し、業界をリードする存在です。職種や雇用形態は幅広く、事業全体を支えるコーポレート職や、データ活用やDX推進に取り組むテクノロジー職、新規事業の開発や課題解決に取り組むビジネス職など、それぞれが明確な役割を持っています。

本記事では、リクルートの職種と雇用形態の特徴について詳しく解説します。

リクルートの職種一覧

リクルートは、多岐にわたる職種を通じてグループ全体の事業運営を支え、革新的なサービスを提供しています。募集職種について詳しく見ていきましょう。

コーポレート職

コーポレート職の主な職種と役割は下記の通りです。

カテゴリ職種主な役割
経営企画経営企画・戦略、企画統括・推進、調査・研究、役員秘書経営戦略の立案、企画推進、調査業務、役員のサポートを通じて経営全体を支える
ファイナンス経理、財務、管理会計、税務、IR(投資家向け広報)資金運営や財務戦略、管理会計、税務管理、投資家への広報活動を担当し、会社の財務基盤を強化する
リスクマネジメント法務・コンプライアンス、知的財産・特許、内部監査・内部統制、情報セキュリティ法務管理、知的財産保護、監査活動、セキュリティの強化を通じてリスクを最小化し、安心できる経営環境を提供する
人事・総務採用、制度企画・組織開発、人材育成・研修、労務・給与、総務人材採用や制度設計、人材育成、労務管理などを通じて社員の働く環境を整え、組織全体の成長をサポートする
広報・サステナビリティ広報・PR・ブランディング、サステナビリティ企業ブランドの向上、PR活動、持続可能な社会に向けた取り組みを推進し、企業価値を向上させる

テクノロジー職

テクノロジー職の主な職種と役割は下記の通りです。

カテゴリ職種主な役割
プロダクト開発ディレクションプロダクト開発ディレクション、IT戦略、ビジネスアナリティクス、開発ディレクター・プロジェクトマネージャー、ITサービスマネジメントプロダクトの企画・開発をリードし、IT戦略の立案やプロジェクト全体の進行管理を行い、サービスの価値向上を目指す
プロダクト開発エンジニアフロントエンジニア、サーバーサイドエンジニア、SRE(サイト信頼性エンジニアリング)、ネイティブアプリエンジニア、セキュリティエンジニア、QAエンジニアリクルートのWebサービスやアプリケーションの開発・運用を担当し、品質向上やセキュリティの確保を通じて安定したサービスを提供する
社内ICT・DX推進社内システム企画、業務設計・BPR、インフラエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア社内のIT環境や業務プロセスの最適化を推進し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を支援する
データデータサイエンティスト、データアナリスト、データアーキテクト、R&D データマネジメント、ソフトウェアエンジニア(データ)データの収集・分析・活用を通じて、ビジネス戦略の最適化や新たな価値創出を支援する。高度なデータ管理や研究開発を行うポジションも含む

ビジネス職

ビジネス職の主な職種と役割は下記の通りです。

カテゴリ職種主な役割
ビジネスディベロップメント投資(M&A・合併・提携)、事業企画・事業開発、プロダクト戦略、営業企画、業務企画・業務設計新規事業の企画・推進、事業提携や投資戦略を通じて、リクルートの成長機会を創出し、ビジネスの方向性をリードする
マーケティングWeb広告・ADテクノロジー、CRM、SEO、マスプロモーション、マーケティング戦略広告やSEOを活用し、集客や認知拡大を目指すマーケティング活動を展開。デジタル・オフラインを問わず、最適な戦略を立案・実行する
プロダクトグロースクライアントソリューション(企画・開発)、PdM(グロースハック)、クライアントサポート(品質向上・改善提案)、デザインディレクター、編集ディレクター、プロデューサープロダクトの成長を加速させるための企画・改善を担当。クライアントやユーザーのニーズを反映し、価値を最大化する施策を企画・実行する
顧客接点(営業等)営業、アドバイザー、カスタマーコンタクト、営業アシスタントサービスの提供や課題解決を支援し、顧客満足度の向上を目指す

プロダクト企画職

リクルートのプロダクト企画職は、経営や事業の視点からプロダクトを設計し、ビジネスの実現性を見極める重要な役割を担っています。事業拡大や成長を目的とした企画立案や施策の推進が主な業務となり、プロダクトを通じてリクルートの競争力を高める役割を果たします。

単にプロダクトを開発するだけでなく、経営戦略や事業目標と連動した設計を行い、プロダクトが企業全体の成長戦略の中核として機能するよう計画を進めます。

市場動向や顧客ニーズを踏まえ、プロダクトがビジネスとして成立する可能性を見極める判断力が求められ、収益性や事業成長への貢献を重視した意思決定が必要です。

顧客接点(営業等)

リクルートの「顧客接点(営業等)」は、営業職にとどまらず、多様な業界の課題を解決しながら社会に新たな価値を創出する役割を担っています。「すべては顧客接点から」という理念のもと、顧客とのつながりを何よりも重視し、課題を共有し解決に導くことで、ビジネスの可能性を広げます。

リクルートの雇用形態

リクルートでは、雇用形態によって割り当てられる職種が異なり、GE・SE・CVといった独自の雇用区分があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

GE社員

GE社員は総合職として位置づけられ、リクルートの事業全体を支える幅広い職種に就くことが可能です。エリアや職種に限定されず、長期的な視点でキャリア構築を目指せるのが特徴です。

SE社員

SE社員は、顧客接点を担う職種(営業やカウンター、キャリアアドバイザーなど)の中途採用において標準的な雇用形態となりました。「SE」は「Specific Employee」の略であり、「地域と職種を限定した正社員」として定義されています。特定のエリアや職種にフォーカスしながら、営業職を中心にリクルートの顧客接点を担う役割が多い点が特徴です。

KS(旧CV)社員

KS社員は契約社員として位置づけられており、旧称ではCV=「Career View(キャリア・ビュー)」を略した名称として名付けられていました。これは、リクルートが働く人々に夢や目標を実現するための環境や機会を提供したいという理念を反映しています。KS社員は3年限定の有期雇用ですが、その間に高待遇での勤務と手厚いサポートが提供される点が魅力です。また、雇用終了後には「卒業」と呼ばれる仕組みがあり、リクルートを経て次のステップに進む際にもキャリア支援を受けられるため、多くの人にとって人気の雇用形態となっています。

リクルートの職種についてのポイント

リクルートの職種について、他社とは大きく異なる特徴があります。自身が目指すべき職種を確認するために、次のポイントを押さえましょう。

雇用形態によって割り当て職種が異なる

リクルートでは、雇用形態ごとに割り当てられる職種が明確に区別されています。例えば、総合職である「GE社員」は、エリアや職種に制限なく幅広い業務に従事する一方、「SE社員」や「CV社員」は特定の職種やエリアにフォーカスして職務を遂行する形が主流です。

SEとCVは営業職が多い

「SE社員」は、地域と職種を限定した正社員として顧客接点職(営業・カウンター・キャリアアドバイザーなど)に従事することが主流です。一方、「CV社員」も主に営業職に従事する傾向があります。

まとめ

株式会社リクルートでは、幅広い職種と柔軟な雇用形態を通じて、自身に合った働き方を実現できます。総合職のGE社員は事業全体を支える広範な職務に対応でき、SE社員やCV社員は地域や職種にフォーカスして専門性を発揮します。

もしリクルートへの転職を考えているなら、まずは自分が目指すべき職種や適した雇用形態を明確にし、リクルートの理念や職務内容への深い理解が重要です。さらに、専門家のサポートを活用すれば転職活動がスムーズになります。リクルートへの転職支援に強みを持つIzulのコンサルタントがサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

監修者・安藤 優也

安藤 優也

大学院まで英語教育を学び、公益財団法人 日本英語検定協会に入社。
教育委員会・大学へのセールス、アメリカでの教員研修、公開試験実施の企画運営等に従事。

その後株式会社リクルートに入社し、営業経験者へのキャリアアドバイザーとして複数回の表彰もいただきました。
チームリーダー・育成者としての実績が認められ、キャリアアドバイザー育成を行う部署に異動。全社のキャリアアドバイザー向けの研修企画や研修講師を経験しました。

大手人材会社でのサービスを経験したからこそのもどかしさや限界を感じ、現在はIzulでコンサルタントを行っています。

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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