リクルートの中途採用面接で見られるポイントは?対策方法も解説

2024年4月9日

2024年3月8日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

リクルートの中途採用は、書類選考やSPI試験、複数回の面接を経て採用の可否が決まります。中でも面接は選考への影響度合が大きいため、見られるポイントについて確認しておくことが大切です。また、自身がリクルートに適しているかどうかを見極めるために、求める人物像についても確認しておきましょう。本記事では、リクルートの中途採用で見られるポイントや求められる人物像などについて詳しく解説します。

リクルートの中途採用の選考の流れ

リクルートの中途採用では、書類選考とSPI試験に加えて、基本的に合計2回の面接を行います。また、領域によっては面接が3回になる場合もあります。リクルートの中途採用の選考の流れについて詳しく見ていきましょう。

1:書類選考

リクルートの書類選考は、通過率が高いといわれています。学歴や職歴が原因で通過できないケースは少ないものの、自己PRや活かせる経験、スキルはよく見られます。30歳以降では、新しいことに挑戦する気概と柔軟性を求められることがあります。

2:SPI試験

リクルートでは、SPI試験が行われます。タイミングはケースバイケースですが、一般的には書類選考後や一次面接の前に行います。

SPI試験の内容は、能力検査と性格検査の2つです。能力検査では、課題の解決方法を論理的に模索し、効率的に課題を解決する能力を検査します。検査結果からは、実際の仕事において求められる知的能力がわかります。

性格検査では、個人の行動特性、意欲、情緒などを測定します。性格面がリクルートの社風や業務内容に適性があるかどうかを判断する検査のため、正直に回答することが重要です。

3:一次面接

一次面接では、主に現場マネージャーや採用人事担当者が面接官として、複数の質問を行います。通過率は書類選考より低く、3~5人に1人程度が次のフローに進めるといわれています。面接の合否が決まる大きな要素は「一緒に働きたいと思えるか」です。数値のように定量的な合否基準が設けられていないため、どのように回答すれば採用されるのかはわかりません。

リクルートでは、次のような質問をされる傾向があります。

・リクルートで働きたい理由
・過去に成功した取組みについて
・なぜその取組みをしようと思ったのか
・人生で最も頑張った経験において、困難をどのように乗り越えたか
・頑張りの原動力は何か

これらの質問を通じて、求職者がリクルートの社風や業務に適しているかどうかを判断します。

4:最終面接

最終面接の面接官は、部長や役員などです。質問内容や注目しているポイントは一次面接と同様で、組織全体や企業のビジョンに合致するかどうかをより深く見られます。

リクルートが求める人物像

リクルートが求める人物像は「圧倒的な当事者意識」を持ち、すべての仕事を自分事として捉えられる人物です。社員は全力でチャレンジする機会を与えられますが、失敗しても個人で責任を取ることはありません。マネージャーもメンバーの仕事を自分事として捉え、支援してくれる環境があります。

リクルートの中途採用で見られるポイント

リクルートの中途採用で見られるポイントは、求める人物像に関わる項目です。次のポイントを見られていることを意識して、質問への回答を考えましょう。

当事者意識を持って仕事に取り組めるか

リクルートでは、すべての仕事を自分事として捉え、自ら積極的に取り組む「圧倒的な当事者意識」を重視しています。組織の一員としてだけではなく、顧客の課題や悩みを自分事化して解決策を提案できるかどうかが重要です。

性格や資質

リクルートでは、求められる人物像に合致する性格や資質があるかどうかが重視されます。協調性やコミュニケーション能力、柔軟性、問題解決能力など、チームで協力して成果を上げられるかが重要です。

どのような大きな決断をしてきたか

過去の経験やキャリアの中で、どのような大きな決断をしたかが注目されます。リクルートでは、自己成長や挑戦精神を重視しており、過去の経験からどれだけ成長し、新たなチャレンジに果敢に取り組んできたかが重要なポイントとなります。

行動に至った動機は何か

過去に成功した出来事において、その行動に至った動機や思考プロセスが注目されます。リクルートでは、チームの一員としての当事者意識や組織の目標に対する共感が求められるため、自分を突き動かす動機が重要とされているのです。

他責思考ではないか

リクルートでは責任転嫁をせず、自ら問題を解決しようとする姿勢が重視されます。自らの行動や判断に対して責任を持ち、困難な状況に直面しても積極的に対処して解決に向けて行動できる人物が求められるのです。

個人としての能力はもちろん、チームや組織全体の成功に向けて貢献する姿勢が重要とされています。

リクルートの中途採用面接の対策方法

リクルートの中途採用面接で好評を得るためには、求める人物像や注目されるポイントを踏まえて適切に対策する必要があります。次の4つの対策方法を軸に、選考書類の作成や面接対策を行いましょう。

社風を理解する

リクルートの社風や企業文化を、事前に理解することが重要です。Webサイトや社員の声を確認するなどして、リクルートがどのような価値観や理念を持ち、どのような人材を求めているかを把握しましょう。これにより、どのように回答すべきかが明確になります。

論理的思考を習得する

リクルートの選考では、論理的思考力の有無やそのレベルが試されます。過去の経験や実績を具体的な事例や数字で裏付けること、自らの意見や考えを論理的に整理して伝えることが重要です。事前に自己分析や強み・弱みの整理を行い、具体的なエピソードを用意しておきましょう。

自身の経験を深掘りする

自身の経験や業務内容について深く理解し、面接官に説明できるようにしておくことが大切です。過去のプロジェクトや成果、困難を乗り越えた経験などを具体的に振り返り、どのような価値を提供できたのか、その経験をリクルートでどのように生かせるかを明確にしましょう。

他社研究したうえでリクルートに転職したい理由を明確化する

リクルートに転職したい理由を明確にすることが重要です。他社と比較し、リクルートにしかない魅力や成長の機会を具体的に示すことで、リクルートに対する熱意や自己成長への意欲が伝わります。リクルートのビジョンや価値観に共感していることや、何を成し遂げたいかをしっかりと伝えることが重要です。

まとめ

リクルートは日本を代表する大企業の一つです。面接においては、経歴や学歴よりも自社への適性が重視されています。圧倒的な当事者意識や論理的思考力などを持っており、成長し続ける姿勢があれば、採用される可能性が高いといえます。本記事で解説した内容を参考に、リクルートの中途採用の選考についてしっかりと対策しましょう。

監修者・植草 陽光

植草 陽光

日本製鉄株式会社⇒株式会社リクルート⇒株式会社Izul

1社目では製鉄所での生産管理、本社でのグローバル購買職などバックオフィス系の業務に従事。29歳で営業未経験でリクルートに入社し、地場大手会社の深耕営業を実施し入社半年で表彰を獲得。自身が転職を通じて人生を変えた経験から、Izulのビジョンに共感し、現在は同社のキャリアアドバイザー職として従事。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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