中途採用の面接でされやすい質問とは?質問意図や回答内容、自己PRのポイントを解説

2024年2月15日

2024年1月19日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

転職活動をしている求職者の中には、「中途採用の面接でされやすい質問は?」「質問の意図や回答内容は?」など、様々な疑問をお持ちの方がいるでしょう。中途採用の面接で想定される質問は、職務経歴からストレス耐性まで様々な種類があります。本記事では、中途採用の面接で想定される質問を10個のテーマに分けて紹介します。それぞれの質問意図や回答例を解説するので、中途採用での転職を考えている方はぜひ参考にしてください。

中途採用の面接で想定される質問

中途採用の面接で想定される質問は、以下の10通りです。それぞれの質問意図だけでなく回答例も解説するので、中途採用の面接質問について詳しく知りたい方は一つずつチェックしましょう。

  • 職務経歴について
  • 論理的思考能力
  • シミュレーション能力
  • コミュニケーション能力
  • 成長意欲
  • モチベーション
  • ストレス耐性
  • 仕事に対する考え方
  • キャリアプランについて
  • 転職の理由
  • 職務経歴について

    中途採用の面接で職務経歴に関する質問は、最も想定される質問の一つです。面接官が履歴書や職務経歴書に記載されている職務経歴を聞く理由には、以下のような意図があります。

    • 結論から話せる方かを知りたい
    • 相手の緊張をほぐして良い雰囲気で面接を進めたい。

    職務経歴はほぼ確実に聞かれるため、回答のテンプレートを事前に用意して、簡潔に相手へ伝えることを意識しましょう。

    例文は以下の通りです。

    質問例
    Q. 職務経歴を教えてください。

    回答例
    A. IT企業の株式会社〇〇にて、プログラマーとして新卒から3年間働いてきました。
    主にサービスを作ることに特化して活動してきたため、JavaやC言語といったプログラミングが得意です。本日はよろしくお願いいたします。

    論理的思考能力

    2つ目に想定されるのは、論理的思考能力に関する質問です。問題解決力がある方かを判断する際に採用される傾向にあります。

    エンジニアやコンサルタントといった、問題解決力が求められる職業を希望している方は、以下の例文を見て、必ず対策しておきましょう。

    質問例
    Q.仕事でクライアントと揉めてしまった際の対処方法を教えてください。

    回答例
    A.クライアントと揉めてしまった際は速やかに上長に報告し、どこに問題があったのかを洗い出します。

    例えば、納期遅れや納品物に対する不備であれば、こちら側に問題があるため、早急に謝罪をし、チェックシート作成をはじめとする再発の防止策を講じます。一方、納期遅れに関しては、いつまでに納品できるかを明確に伝えましょう。
    ただし、こちら側の問題でない状況で謝罪すると、二次災害を引き起こす可能性があるため、上長の指示を待ってから対応します。

    シミュレーション能力

    面接で想定される質問として挙げられるのは、シミュレーション能力に関する質問です。質問の意図としては、以下のようなことが挙げられます。

    • 仕事を計画的に進められる方か
    • トラブルが起きそうなことに対してリスクヘッジができる方か

    企業は常にクライアントと取引しています。そのため、一番起こしたくないのは納期遅れや報告漏れが原因でクライアントからの信頼を失うことです。そのため、シミュレーション能力に関する質問では、計画性とリスクヘッジの高さを証明するエピソードを話しましょう。

    例文として以下のようなことが挙げられます。

    質問例
    Q.シミュレーション能力は高い方だと思いますか?

    回答例
    A.私はシミュレーション能力が高い人間だと思います。

    実際、前職で他の方が数件の案件を抱えているのに対して私は数十件の案件を抱えておりましたが、一度も納期に遅れたことはありません。
    くわえて、クレームの発生に関しても0件でした。理由は、着手日と最終チェックする日などを常にExcelで管理したからだと考えています。また、システムに不具合があった場合に備えて、余裕のあるスケジュールを提案していました。

    コミュニケーション能力

    面談で聞かれる可能性がある4つ目の質問は、コミュニケーション能力に関してです。例えば「人と話すときに意識していることはありますか?」「仕事上でのコミュニケーションについてどう考えていますか?」などが挙げられます。

    質問の意図としては以下の通りです。

    • 同僚とコミュニケーションを取れる方か判断したい
    • 報告や相談ができる方かを知りたい

    仕事では意思疎通ができていなかったことで、クレームが発生します。そのため、企業は実務的な能力だけでなく、コミュニケーション能力も重視する傾向があります。

    したがって、質問に対する回答は企業が「コミュニケーション能力が高い人」と判断できるエピソードを含めることが大切です。

    例えば、以下のような例文が挙げられます。

    質問例
    Q.職場のコミュニケーションをよくするために、何が大事でしょうか?

    回答例
    A.結論から話すことです。結論から話すことで相手が何について話したいかのイメージがしやすく、話が分かりやすくなると考えています。
    また、質問するときには必ず個数とかかる時間を言うように意識しています。
    実際、前職で「質問が3つあるのですが、5分時間頂いてもよろしいでしょうか?」と質問方法を変更したところ、他の方よりも業務がスムーズに進むようになりました。

    成長意欲

    面談で聞かれる可能性がある5つ目の質問は、成長意欲に関してです。例えば「スキルを向上させるために、日々取り組んでいることはありますか?」「日々成長するために行っていることを教えてください」などが挙げられます。

    質問の意図としては以下の通りです。

    • 会社に貢献できる方か判断したい
    • 将来的に見て会社にメリットをもたらしてくれるか知りたい

    成長意欲がある方は、会社に新しい風を吹かせてくれるだけでなく、売上や業務など様々な場面での活躍が見込めます。

    そのため、質問に対する回答では、企業に「いかに成長意欲がある方」と思わせられるかが大切です。

    例えば、以下のような例文が挙げられます。

    質問例
    Q.成長しているために取り組んでいることはありますか?

    回答例
    A.私はスキルを向上するためにプログラミングスクールに通っています。スキルが身につくことで仕事だけでなく、人に教えられる、自分でプログラミングをして他の方に役立つサービスが作れるなど様々な場面で役立つと考えているからです。
    そのため、自分への投資は惜しまないことを日々意識しています。

    モチベーション

    面談で聞かれる可能性がある6つ目の質問は、モチベーションに関してです。例えば「モチベーションが下がることはありますか?」「モチベーションを維持するために取り組んでいることはありますか?」などが挙げられます。質問の意図としては以下の通りです。

    • モチベーションに左右されにくい方が欲しい
    • 仮にモチベーションが低下したときに対処できる方か知りたい

    企業は質の高い仕事を黙々としてくれる方を求めています。

    そのため、モチベーションに左右される方は仕事の質に波があるため、採用することをデメリットと捉えられる傾向があります。

    したがって、モチベーションに関する質問では「やる気が低下しない方」であることや「仮に低下しても対処できる」ことの証明が大切です。

    例えば、以下のような例文が挙げられます。

    質問例
    Q.モチベーションに左右された経験はありますか?

    回答例
    A.私は基本的にモチベーションに左右されることはありません。やる気や意欲に頼ると仕事が上手く進まないからです。
    仮にモチベーションに左右されそうになっても、始業前に今日やるToDoを書き出して、消化していくことで、やる気に頼らない業務を可能にしています。

    ストレス耐性

    面談で聞かれる可能性がある質問7つ目は、ストレス耐性についてです。ストレス耐性の質問では「予期せぬトラブルが起きたときにどんな対処をするのか」「すぐに怒りやすい人なのか」を判断しています。

    そのため、ストレス耐性に関する回答では、感情的になったエピソードに加えて、対処方法を必ず記載しましょう。

    例えば以下のような例文が挙げられます。

    質問例
    Q. 業務中に怒りを感じた経験はありますか?どのようなシーンで起こったことですか?

    回答例
    A.業務中に怒りを感じたことは一度あります。クライアント側からシステムの変更が頻繁に来て、予算変更のミーティングを何度も行ったときです。
    原則システム変更は3回と決まっていますが、クライアントから数十回も申告されてしまいました。
    ただ、クライアントに対する私のヒアリング不足もあるので、次回以降、別のお客さんで同じことが起こらないようにヒアリングシートを制作する対処をいたしました。

    仕事に対する考え方

    8つ目は残業や休日出勤などの仕事に対する考え方に関する質問です。仕事に対する考え方を聞くのには、以下のような意図が挙げられます。

    • 仕事をたくさんしてくれる方を採用したい
    • 仕事とプライベートの比率を知りたい

    基本的に企業は仕事をしてくれる方を採用したいため、働ける時間が多いほど評価する傾向があります。

    とはいえ、嘘をついた回答をするとマイナス評価につながるため、自分の許容範囲で答えましょう。

    例文としては以下の通りです。

    質問例
    Q. 残業や休日出勤はできますか?

    回答例
    A.残業や休日出勤に関しては問題ありません。ただ、スキル向上をして御社の様々な業務に携わりたい気持ちが強いため「毎日残業がある」「毎週休日出勤がある」などの働き方でない方が嬉しいです。

    キャリアプランについて

    面接で想定される質問9つ目は、キャリアプランに関する質問です。キャリアプランについて聞くのには、以下のような意図が想定されます。

    • 自社に入ることでキャリアプランが達成できるか
    • 動機が自社の特徴や仕事内容とマッチしているか
    • 自分と向き合っているか

    具体的なキャリアプランを持っている求職者は、自分の能力値をしっかりと把握しており、未来に向けて努力ができるため、入社後の成長や活躍が期待できます。

    また、キャリアプランが明確であるほど、自社に合う方かを判断しやすいメリットがあります。つまり、キャリアプランの質問は、以下のように具体的に回答することが大切です。

    質問例
    Q. 当社に入社した後のキャリアプランはどうお考えでしょうか?

    回答例
    A. 私は、C言語をメインで使用している御社で○○の開発に取り組みたいと考えています。また、上流から下流までを担当できるように3年以内にJavaやRubyをマスターして、新規機種の開発を担当することが目標です。
    目標を達成するために、現在はプログラミングスクールに週に3回通い勉強しています。

    転職の理由

    最後は転職する理由についての質問です。面接官が転職理由を聞く理由は以下のようなことを判断しているからです。

    • 仮に自社に転職して同じ理由で退職しないか
    • 筋の通っている発言をしているか
    • 退職理由を客観的に言語化できているか

    企業は継続的に働いてくれる方を探しているため、転職理由は深掘りして聞く傾向があります。早期退職されてしまうと、無駄なコストをかけただけになるからです。

    そのため、転職に関する質問では企業が納得するエピソードを話しましょう。

    例としては以下のようなことが挙げられます。

    質問例
    Q. 転職理由は何ですか?

    回答例
    A. 朝6時から夜の10時までの勤務が毎日のように続いていました。加えて、残業も常態化しており、プライベートの時間や学習時間を作ることが難しかったため、転職を決意しました。
    前職では何が何でも納期に間に合わせる能力が身についたため、御社に入社してもどんなことでも最後までやり抜く自信があります。

    応募者を見極めるための志望動機への質問

    求職者を見極めるための志望動機への質問は、転職と企業に対する質問に分けられます。

    志望動機で悩んでいる方やどんな質問が来るか知りたい方はぜひ参考にしてください。

    転職の軸に関する質問

    志望動機への質問として、転職に関することが問われます。質問する目的としては、求職者とのミスマッチを防ぐためです。

    例えば、手に職をつけたいと志望動機に記載していた場合、以下のようなことが質問されます。

    • スキルを身につけたいと記載してありますが前職で学んだことはありますか
    • 手に職のある職種をなぜ選んだのですか
    • スキルをつけるために現在取り組んでいることはありますか

    面接官は転職に関する質問をすることで、思いつきや周りに流されて志望していないかを判断しています。突発的な考えだと、早期退職をされる可能性が高まるからです。

    当社を選んだ理由

    志望動機への質問として当社を選んだ理由が問われます。

    質問のされ方としては「大企業である○○や○○がある中で自社を選んだ理由は何ですか?」の他社と比較したパターンと「自社を選んだ理由は何ですか?」と自社のみの2パターンが一般的です。

    質問の意図は、他社比較ができているか、企業に対するリサーチ能力があるかなどを判断しています。そのため、以下のように企業の情報を含めた回答をしましょう。

    プログラマーはコードを書くのが一般的です。
    しかし、御社はプログラムに加えて、人のマネジメントやクライアントとの商談に力をいれていることをホームページで拝見しました。
    私は将来ディレクターとして活躍していきたいため、御社を志望しました。

    中途採用面接時の自己PRのまとめ方

    自己PRは、セールスポイントとマッチしているかと簡潔であるかの2点を意識しましょう。

    本章では例文と共にそれぞれの重要性を解説するので、面接の自己PRで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

    自分のセールスポイントと応募先企業の接点を探す

    面接の自己PRでは、自分が企業に提供できる長所と応募先企業の接点を探すことが大切です。

    例えば、長所が集中力だった場合、以下のような例文が挙げられます。

    「私の長所は集中力があるところです。短時間で最大限のパフォーマンスを発揮できるため、能力値が同じ方と比較した際に多くの仕事量をこなせます。

    以前の職場でも、業務を集中的にこなすことで、すべての案件で納期の前倒しを実現しました。御社へ入社後も、集中力を活かして売上に貢献したいと考えております。」

    ただし、応募先の業務と自分のセールスポイントがマッチしていないとネガティブな印象を与えてしまうので、注意しましょう。

    アピールポイントを一言にまとめる

    自己PRをまとめるときの注意点2つ目はアピールポイントを簡潔に述べることです。

    「私の強みは○○です。」と一言にすることで、自分の長所が面接官に分かりやすく伝わるからです。また、面接官は場合によっては、1日で数十人の求職者を面接することがあります。

    そのため、結論から述べない場合「面接する時間が無駄だな」「仕事ができない方の可能性が高い」などマイナスな印象を与えてしまいます。

    アピールポイントに限らずですが、質問に対する回答は一言で結論をまとめてから、エピソードや考えていることなどで深掘りしましょう。

    面接の最後を締めくくる適切な逆質問の方法

    面接の終盤では、面接官から逆質問をされることがあります。

    そこで本章では、適切な逆質問の対処方法と逆質問される理由を詳しく解説します。逆質問の目的や対処方法を知りたい方は必見の内容です。

    逆質問をされる理由

    面接官が逆質問をしてくる理由としては以下の4つが挙げられます。

    • 理解していないことがあるか確認したい
    • 求職者が具体的に働くイメージを持てているか確認したい
    • 自発的に行動できる人間かを見たい
    • 企業について調べてきているか知りたい

    逆質問は面接官が求職者に対して「企業をリサーチしてきているか」「短い面接の中で質問が出るほど考えて行っているか」といった主体性を持って行動できる方かを見る意図があります。

    そのため、逆質問では、面接官がどういった意図を持っているかに沿った回答が大切です。

    適切な回答のポイント

    逆質問では面接官の意図を汲み取り、質問することが非常に大切です。

    具体的には以下のようなポイントを意識しましょう。

    • 意欲の高さがアピールできるか
    • 企業への理解度を示した質問か

    逆質問で意欲の高さをアピールするには、成長意欲を感じさせる質問をしましょう。

    例えば、以下のようなことが挙げられます。

    「入社してからはプログラマーとして活躍したいと考えています。そのためにこれから身につけるべきスキルや知識があれば、教えていただきたいです。」

    一方、企業への理解度に関しては以下の通りです。

    「御社では、様々なサービスを10人のプログラマーだけで手がけているとホームページに記載されていました。
    多くの案件を少数で回すには、マネジメントやチームの統率が必須だと感じているのですが、御社は日々何に気をつけているのですか?差し支えなければ伺いたいです。」

    注意点としては、福利厚生や残業といったことではなく、実務的な質問をしましょう。福利厚生や残業に関する質問をすること自体が、ネガティブな印象を与える傾向があるからです。

    中途採用の担当者が面接で見極めたいポイントは?

    担当者が面接で見極めたいポイントはスキル面と社風とマッチしているかの2点です。

    本章では、なぜ見極めたいポイントなのかとして2つが挙げられるのかを解説します。面接官の目的を知りたい方や面接対策に活かしたい方は、ぜひ最後までお読みください。

    スキルが足りているか

    担当者が面接で見極めているポイントの一つとしてスキルが足りているかが挙げられます。

    企業は新卒の採用とは異なり、中途採用では売上に貢献してくれる即戦力を求めているからです。

    そのため、面接では意気込みや熱意などの仕事に関するモチベーションよりも、スキルや実績といった実用的な部分が重視されます。

    社風に馴染めるか

    担当者が面接で見極めているポイントの2つ目は、社風に馴染める方かどうかです。社風を見極めポイントとしているのは、早期退職するかの判断が容易にできるからです。

    例えば、新しいことにチャレンジはせずに堅実に結果を出すのが社風の会社だった場合、マニュアルを忠実に守って業務をこなす能力が求められます。

    そのため、野心が強く新しいことに挑戦したいイノベーティブな方だと、求めている能力や目的がミスマッチしているため、採用してもすぐに退職される可能性が高い傾向があります。

    まとめ

    本記事では、中途採用の面接で想定される質問と採用者の意図に関して解説しました。

    結論、質問は様々ですが採用をして「戦力になるか」「将来性があるか」など企業にメリットがあるかを確認する目的で行っています。

    そのため、これから中途採用として面接をする方は、応募先のホームページを見ることや転職エージェントに相談をして現状を知るなど事前リサーチが大切です。

    また、企業が求める人物像が分からない方は、記事内で紹介した質問に対する面接官の意図をぜひ参考にしてみてください。

監修者・眞山 裕介

眞山 裕介

新卒から30代前半までを主に大手不動産ディベロッパーにてキャリアを積み、特に商業不動産事業での管理運営・開発・リーシングへの知見が深い。
リクルート、パーソルキャリア、人材ベンチャーにて事業コンサル、人材コンサルとしても幅広い企業とのタッチポイントを持ち、一つに絞らないキャリア形成を自身の強みとしている。
その他の活動として、労組での役員や、JDLAの活動・勉強会への参画、大学の客員研究員、政治塾への参加、コーチング、パーソナルトレーナーなど、常に自身に刺激を与えつつ、変化と共に自身の成長をエンジョイし続ける。
変化をポジティブかつ可能な限り正確に選ぶことへの伴走を担うため、Izulへジョイン。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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