履歴書の日付はどう書く?正しい書き方や書き間違え時の対策、注意点を解説

2024年3月28日

2024年3月2日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

履歴書に設けられている日付記入欄について、どの日付を記入すべきか悩んだことがある方もいるでしょう。今回は履歴書の日付の正しい書き方、基本的な書き方について解説します。履歴書の日付を間違えて記載してしまった際の対策や、日付に関するNG例も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

履歴書に記載する日付はいつが正解?

履歴書に記載する日付は「提出日」を記載するのが一般的です。ただしひと口に提出日といっても、応募先企業へ履歴書を渡す手法によって異なります。

例えば、企業に郵送する場合は郵便局に持ち込む「郵送日」、ポストへ投函する場合は「投函日」、メール等で履歴書データを送付する場合は「送付日」を記載します。企業に直接履歴書を持ち込み、面接時に手渡す場合は「持参日」を記載してください。

そもそも履歴書の日付欄は、応募者が提出したタイミングを企業側が把握するために設置されています。そのため、書き始めた日や応募を決めた日を書くのではなく、あくまで「企業側の手元に履歴書が届く日」を記載することが大切です。

複数の企業に応募する、作成開始日から企業に渡すまでの期間に空白ができるなど、履歴書の作成タイミングは人それぞれです。履歴書の日付は「提出日」を記載するのがルールだと把握しておけば、どのようなタイミングで履歴書を作成することになっても、日付の記載には迷いません。

履歴書の日付はどう書くべきか

履歴書の日付欄は、年号の記載方法や他の書類との統一性を意識して記載することが大切です。ここでは履歴書の日付をどう書くべきか、メールで送付する場合の書き方とあわせて解説します。

年号

履歴書に記載する年号は、特に指定がなければ西暦・和暦どちらでも問題ありません。西暦と和暦の記載によって採用に影響を及ぼすことはないため、指定がないかを確認し、指定があればしたがって記入し、指定がなければ書きやすい方を記載しましょう。

ただし、同じ履歴書内で年号の記載に違いが出ることは避けてください。最上部の日付が和暦にもかかわらず、職歴や資格取得年月が西暦だった場合、統一性がないことで不適切な印象を与える可能性があります。

また、年号に使用する数字の形式を統一することも大切です。一般的な履歴書は「横書き」であるため、算用数字(アラビア数字)を使用してください。(「1」「2」「3」など)横書きの書類に漢数字を使用すると読みにくくなり、ビジネスマナーを理解できていないと判断されます。ただし学校名などに漢数字が入っている場合は、履歴書のフォーマットにかかわらずそのまま記載してください。

日付を記載するタイミング

履歴書を企業に提出する直前に、日付を記載するのがベストです。書類の内容に誤りがないと確認したうえで、履歴書内の日付記載欄を埋めていきましょう。また、職務経歴書や封筒など、他の書類に記載する日付もまとめて記載することをおすすめします。

履歴書の日付欄は最上部に位置しているため、最初に書く癖がついている方もいるでしょう。しかし最終的にいつ提出するのかは書く時点では不明であるうえ、履歴書の作成途中で変更がある可能性もあります。「あとは提出するだけ」の状態になった際に日付を記載するように、普段から習慣づけてください。

他の応募書類・封筒の日付

履歴書に記載する日付が、職務経歴書などの書類や封筒と異なる数字にならないよう注意してください。他の書類や封筒に日付を記載する際も、年号の書き方やタイミングは同じです。

履歴書の日付が提出日でも、他の書類に書かれている日付が記載日だった場合、応募先企業へ違和感を与えてしまいます。「書類を使い回しているのではないか?」と、悪いイメージにつながる可能性もあるでしょう。

履歴書と他の書類に記載している日付がズレていないか、同封前に再度確認したうえで郵送・投函・提出してください。日付にズレがないか不安な場合は、チェックリストを作成しましょう。

メールの場合は?

メール・Webフォームから履歴書を送付する場合は、企業に履歴書を「送信する日」を記載してください。メールでの送信日が、手書き履歴書の郵送日・投函日・持参日に該当します。

特に複数の企業へ同時期に履歴書を送る際は、送信のタイミングごとに日付の記載を確認してください。メールの場合も、年号や書式の統一性を確認することを忘れてはいけません。一斉送信のような形で複数企業に送る場合も、念のため、送信先の企業ごとにメールの内容を確認し、日付を含めた内容の誤りや統一性をチェックしておきましょう。

履歴書の日付を間違えてしまったときの対策

履歴書に記載する日付を間違えてしまった際は、手書きであればイチから書き直してください。日付の部分だけ修正し、上書きするような形で記載・提出することをビジネスマナー違反と考える企業もあります。

手書きの履歴書の場合は、記載ミスの修正に手間がかかるため、応募先企業から指定がない場合は、パソコンで作成することを推奨します。パソコンでの作成であれば修正も容易で、修正の痕跡が残らないためスムーズに修正・提出可能です。

履歴書の日付にまつわるNG例

履歴書の日付を記載する際は、主なNG例を把握しておくことが大切です。ここでは、履歴書の日付記載に関するNG例を紹介しているので、実際に履歴書を作成する際に注意してください。

提出日と記載されている日付が明らかに異なる

履歴書に記載されている日付と、実際に企業が履歴書を受け取る日付に大きな差があるのはNGです。「書類を使い回しているのではないか?」と疑われてしまい、ビジネスマナーがなっていない人材と判断される可能性があります。

とはいえ、郵送のタイミングによっては多少日付がズレることがあるため、意図的に履歴書の内容を使い回していなければ大きな問題にはなりません。送付したタイミングからズレる可能性がある場合(土日祝日を挟む場合など)は、応募先企業に「送付のタイミングの関係上到着が遅れるかもしれない」と、連絡しておくと良いでしょう。

履歴書の内容は使い回してはいけない

履歴書の内容を使い回すと、日付の部分にミスが発生しやすくなります。特にパソコンで作成する場合、志望動機など応募先企業ごとに異なる情報だけ差し替えて、日付を含めた項目をそのままにして提出することも多いでしょう。

基本的に履歴書の内容を使い回すこと自体は、ビジネスマナー違反ではありません。しかし応募のタイミングや面接の日程に応じて、適宜微修正を加えなければならないもの、と頭に入れておきましょう。

まとめ

今回は履歴書に記載する日付のルールや書き方、NG例を紹介しました。履歴書の日付欄には、応募先企業への「提出日」を記載するのが一般的です。郵送や持参など、提出方法ごとに応募先企業の手元に履歴書が届くタイミングが異なることも把握したうえで日付を記載しましょう。

履歴書の日付欄は、ミスや統一性に注意して記載・提出することが大切です。「たかが日付」と考えて適当に書いてしまうと、ビジネスマナーがなっていないと判断される可能性もあります。

今回紹介した内容を参考に、履歴書の日付欄の記入に十分配慮して作成しましょう。

監修者・植草 陽光

植草 陽光

日本製鉄株式会社⇒株式会社リクルート⇒株式会社Izul

1社目では製鉄所での生産管理、本社でのグローバル購買職などバックオフィス系の業務に従事。29歳で営業未経験でリクルートに入社し、地場大手会社の深耕営業を実施し入社半年で表彰を獲得。自身が転職を通じて人生を変えた経験から、Izulのビジョンに共感し、現在は同社のキャリアアドバイザー職として従事。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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