エレベーターピッチとは?意味やメリット、作り方のコツを解説

2023年1月18日

2022年12月25日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

短い時間を有効活用してプレゼンを行うエレベーターピッチ。ビジネスチャンスの拡大につながるスキルですが、どのように行えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、エレベーターピッチのメリットや構成の作り方について解説します。プレゼンスキルを高めたい方はぜひ参考にしてください。

エレベーターピッチとは

エレベーターピッチとは、15〜30秒の短い時間で自分の意見を簡潔にプレゼンする手法です。もともとはアメリカのシリコンバレーで生まれた言葉で、起業家が多忙な投資家に対し、エレベーターに乗り合わせている間にプレゼンを行ったことから誕生しました。

エレベーターピッチは、業界や職種にかかわらず多くのビジネスシーンで活用されています。例えば、得意先やビジネス交流会で自社製品を売り込む際に使用すれば、アピールポイントを短時間で印象づけるのに効果的です。また、持ち時間が限られている社内会議などでエレベーターピッチを活用すれば、自分の主張やアイデアを簡潔にまとめて伝えやすくなります。

エレベーターピッチの構成要素

エレベーターピッチの効果を最大限発揮するには、7つの要素を意識してプレゼンを構成する必要があります。エレベーターピッチに欠かせない構成要素は以下の通りです。

  • 相手にとって解決したい課題や潜在的なニーズ
  • プレゼンの対象になる具体的な顧客像
  • 商品名やサービス名
  • 商品やサービスのカテゴリー
  • 商品やサービスが顧客に提供できる価値
  • 競合やほかのサービス
  • 競合との差別要素

エレベーターピッチを習得するメリット

エレベーターピッチは、ビジネスシーンにおけるさまざまなメリットがあるスキルです。ここでは、エレベーターピッチを習得することで得られるメリットを3つ紹介します。

ビジネスチャンスを拡大できる

エレベーターピッチの手法を使えば短い時間で効果的なプレゼンを行うことができます。そのため、軽い打ち合わせや立ち話でさえも、自社の商品やサービスを売り込むチャンスにつながるでしょう。

時間を節約できる

ビジネスシーンは、打ち合わせ・プレゼン・商談など社内外でコミュニケーションを取る機会が多いのが特徴です。その際に冗長なやり取りを繰り返していては、貴重な時間を無駄にしてしまいます。エレベーターピッチを用いることで、必要な事柄を簡潔に伝えられるようになり、時間を有効活用できるようになります。

表現力・コミュニケーション能力が上がる

エレベーターピッチで使える時間は約15〜30秒、文字数にするとたった250文字前後しかありません。その中で自社を明確にアピールし、相手の心を掴むためには「伝え方」が非常に重要です。エレベーターピッチのスキルを磨くことで、必要なことをわかりやすく話す表現力やコミュニケーション能力の向上が期待できます。

エレベーターピッチに役立つ「GTCメモ」

エレベーターピッチでは、短い時間で順序よく相手に自分の意見を伝えなければいけません。その際に役に立つのが、話の道筋を作る「GTCメモ」です。ここでは、GTCメモの具体的な内容について解説していきます。

Goal

GTCの「G」にあたる「Goal」は、プレゼンによって達成したい自分の目的を指します。「この商品を売りたい」「自社サービスを知ってほしい」など、ゴールを明確にしておくことで、話の芯がぶれにくくなる点がポイントです。

Target

GTCの「T」にあたる「Target」は、相手の願望や目的を指します。自分のゴールだけを見据えて行動していては、相手の心は動かせません。資料請求や商品の購入といった行動を促すためには、相手の要求をしっかり分析しておくことが必要です。

Connect

GTCの「C」にあたる「Connect」は、自分の目的と相手の願望をつなぐアプローチのことです。相手が求めているものを分析したうえで、要求やニーズに合った提案を行うと、自分が目標とするゴールも達成しやすくなります。

エレベーターピッチのフォーマット

エレベーターピッチは、基本的に「フック」「提案」「クロージング」の3要素を使って組み立てられることがほとんどです。このフォーマットを意識することで、より効果的なエレベーターピッチを実践しやすくなります。

フック

「フック」は、プレゼンの導入部分にあたります。まずは相手の関心や困りごとにあわせてプレゼンのテーマを提示し、相手の心を掴むことが必要です。「〇〇について詳細がわからず、お困りではないでしょうか?」といったように、疑問と共感をセットにすると興味をもたれやすくなります。

ポイント

フックによって相手の興味を惹いたら、テーマの中でポイントとなる部分を深堀りしていきます。ただし、一方的に話すのではなく、絶対に伝えたい内容に絞ることを意識してください。提案の中で相手のメリットを提示したり、疑問点や不安を解消したりすることも大切です。

クロージング

最後の「クロージング」では、フックやポイントで伝えた内容を改めてまとめ直し、プレゼンを締めくくります。ここでは、連絡先交換を申し出る・次の打ち合わせの約束を取り付けるといった、相手を次の行動に促すような提案を心がけましょう。

エレベーターピッチを作成する際のポイント

ここでは、エレベーターピッチを作成する際のポイントを3つ紹介します。以下の項目を参考に、短時間で相手の心を動かすプレゼンに挑戦しましょう。

目的・要点をはっきりさせておく

エレベーターピッチで大切なことは、プレゼンの目的や要点をはっきりさせておくことです。時間が限られている分、ゴールがぶれていると相手は何を伝えたいのかわからなくなってしまいます。事前にメモなどに書き出してみるのもおすすめです。

ゆっくりかつハキハキと話す

短い時間でできるだけ多くの内容を話そうとするとつい早口になってしまいがちですが、プレゼンにおいては逆効果です。聞き取りやすいように話すことで相手からの印象が良くなるだけでなく、正しく伝わることにもつながります。

練習を繰り返す

よりよいエレベーターピッチのためにも、日頃の練習は欠かせません。GTCメモやフォーマットをもとにプレゼン内容を作成したら、実際に声に出して話してみましょう。その結果、伝わりづらい言い回しや、冗長な表現に気づくことも少なくありません。また、時間を測りながらプレゼンを練習するのもスキルアップにつながります。

まとめ

この記事では、エレベーターピッチについて解説しました。エレベーターピッチは、エレベーターに乗っている間の短い時間でも商談ができるように考えられた手法です。エレベーターピッチを使いこなすことで時間や場所を選ばず自分の意見を伝えられるようになるため、さまざまな場面でチャンスが広がりやすくなります。今回の記事を参考に、ぜひ実践してみてください。

監修者・浦田 段

浦田 段

新卒で総合商社に入社。繊維部門で法人営業、政府の大型案件などを経験。その後HRスタートアップのミイダスで、新人賞、売上歴代ギネス記録、年間MVPなどを総ナメし4ヶ月で最短管理職昇格。売上26億円に貢献(4年で1600倍成長)し、Izulにジョイン。
現在は、Izulと並行してアグリテックベンチャー企業にも参画。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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