IT業界を目指す方必見!業界の特徴や転職におけるポイントとは

2023年7月5日

2024年4月26日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

昨今、IT技術の進歩によりIT業界が注目を集めています。IT業界の中から転職先を決めるうえで、必要な知識を事前に把握しておきたいという方も多いでしょう。

今回は、IT業界の特徴や分類について紹介します。転職する際に押さえておきたい情報や志望動機の書き方、注意点や適性にも触れていきます。

また、IT業界への転職を目指すうえで、取り組んでおくべきことも紹介しているので、IT業界でキャリアを形成したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

IT業界とは

IT業界とは名称の通り、IT技術を活用した製品・サービスを提供する企業の集合体です。昨今、AIの進歩やDX化により、多くのIT企業が注目されるようになりました。また、業界としての注目度が集まるのに比例し、未経験者を含めてさまざまな人材がIT業界への転職を視野に入れ始めています。ひとくちに「IT業界」といっても、実はいくつかの種類に分かれています。転職を検討する際は、IT業界の分類を把握しておくことが大切です。以下の項目で、IT業界の分類について紹介します。

IT業界の分類

ここでは、以下5つのIT業界について紹介します。

  • ソフトウェア
  • ハードウェア
  • インターネット・Web
  • 通信
  • 情報処理サービス

適性や理想のキャリアに合わせて、自身の進むべき業界を選択してください。

ソフトウェア

パソコン・スマートフォンで操作するソフトウェアや、アプリケーションを開発する業界です。クラウドサービス型・インストール型など、あらゆるソフトウェアを取り扱います。対象となる業界・職種が幅広いため、将来性が高い業界としても注目されています。

ハードウェア

電子機器の開発や製造、販売を担う業界です。パソコン・スマートフォン・タブレット・プリンターなど、ソフトウェア業界と連携した領域に関わります。テレビや冷蔵庫などにもIT技術が使われているため、家電製品の開発・製造も行っています。対象となる商材が幅広いのも特徴です。

インターネット・Web

Webサービスの開発や、Webサイトの構築などを行う業界です。動画サービスやSNS、ニュースサイトやソーシャルゲームなど、あらゆる媒体に関わります。企業ホームページの作成代行など、BtoB関連事業を展開するのもインターネット・Web業界の特徴です。

通信

電話やネットワークなどの、インフラ構築を行う業界です。固定回線・無線回線はもちろん、衛星回線やケーブル回線など、あらゆる通信環境を支える業界として知られています。「三大インフラ」と呼ばれる電気・水道・ガスと並び、「四大インフラ」と呼ばれる日も近いとされるほど、注目されている業界です。

情報処理サービス

企業から依頼を受け、データ収集や加工、解析や計算処理を行う業界です。DX化が注目され始めてから急成長した業界で、特にBtoC向けサービスを展開する企業の需要が高まっています。ユーザーの行動履歴など、売上につながるデータを社外のノウハウで分析したい企業と連携することの多い業界です。

IT業界に転職する際に押さえておきたい情報

注目度の高まるIT業界へ転職する際は、ここで紹介する情報を事前に把握しておきましょう。

業界の現状と動向

昨今のコロナ禍で営業不振に陥った企業もあるものの、IT技術の導入や進化に対する熱量が高い企業は増加しているのが現状です。コロナ禍が終息しつつある中、滞っていたIT推進を再開する企業も増えました。また現状は、IT業界全体でIT人材の不足が懸念されています。IT人材不足に対し、政府もデジタル知識を身につけるための施策を考案しています。今後、現状を変えるために新たな動向を見せていくと思われます。

年収相場

dodaが発表したデータによると、IT業界の平均年収は全体で442万円でした。男性の平均年収が476万円、女性が393万円で、性別で異なる傾向にあることもわかっています。また平均年齢によっても大きく変動している業界です。経験や実績を重ねることで、順当に年収を上げられる業界といえます。

参考:doda|年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】2022年12月時点

コロナ禍との関連性

コロナ禍によりリモートワークが浸透し、多くの企業がIT技術をもとにした業務環境を整備・強化しています。結果、アフターコロナではよりIT人材が求められるようになり、IT業界に身を置きたいと考える人材も増加すると考えられています。

未経験でIT業界に挑戦する難易度

IT業界の求人は未経験可能で就業できるものが多いため、転職難易度自体は比較的低いといえます。特に若年層であれば、将来性を加味して積極的に採用する企業も多いでしょう。ただし、企業・業種によっては専門的な技術・知識・資格・実績が求められることもあります。

IT業界の志望動機の書き方

IT業界への志望動機を書く際は、まず自己分析から進めるべきです。現状のスキルや適性、将来像を客観視したうえで、応募先企業に届く内容の志望動機を書きましょう。また志望動機は、以下の基本構成で書くことを意識するといいでしょう。

  • 書き出し
  • 本文
  • 末尾

志望動機を書く際は、自身の経験をどう活かせるか、他の応募者と差別化できるポイントが何かを明確にすることも大切です。ここまで紹介した内容もふまえつつ、以下に掲載する例文をIT業界への志望動機を書く際に参考にしてください。

私は貴社の「○○」という企業理念に大変共感しました。
また、顧客が身近に感じられるシステムを制作・提供できる点を魅力的に感じました。
私は、IT技術の活用を通じて業界そのものを活性化させるビジョンを掲げております。
貴社の高い技術力を通じてサービスを提供し、顧客の課題をより柔軟かつ最適な手段で解決できる人材として成長したいと考えております。

IT業界が「やめとけ」と言われるのはなぜ?<

IT業界について調査していると「やめとけ」という意見も見受けられます。なぜ「やめとけ」と言われているのでしょうか。主な理由は以下の通りです。

  • 1日の労働時間が長い
  • 残業が多い
  • 給与が上がらない
  • 離職率が高い
  • AIに仕事を奪われる可能性がある

上記の理由は、確かに誤りではないかもしれません。しかし、企業ごとに働き方は異なり、働きやすい環境を構築することを大切にしている企業もあります。「やめとけ」と言われる理由ばかりに気を取られず、あくまで参考情報として認識しておくべきです。

IT業界への適性

ここでは、IT業界への転職に向いている人・向いていない人の特徴をまとめています。

IT業界に向いている人

IT業界に向いている人の特徴は、以下の通りです。

  • 最新のIT技術に関心がある
  • 緊急時など柔軟に対応できる
  • 地道な作業を苦に感じない
  • 論理的に考えて行動できる
  • 自発的に行動できる

自身が上記に当てはまっているのであれば、仮に未経験でもIT業界で活躍できる可能性があります。

IT業界に向いていない人

以下の特徴に当てはまる人は、IT業界への転職は向いていません。

  • IT機器を取り扱うのに抵抗感がある
  • 指示を待って仕事に取り組むことが多い
  • 最新情報を追うことが得意ではない

もし自身がIT業界に向いていないと感じたら、上記の特徴とどう向き合うべきか自己分析したり、第三者の意見を聞いて対策をとるべきです。

IT業界を目指すために取り組むべきこと

IT業界へ転職し、活躍するためには、応募先企業が取り扱う領域に関する技術・知識を身につけておくことが大切です。日常的にIT技術に触れる習慣や、IT関連の基礎知識を身につけることで、長く活躍できる人材になれます。

また、IT業界で活躍できる各種資格を身につけるのもおすすめです。関連資格の内容など含めて、IT業界(企業)へ転職するために必要な情報は以下の記事に掲載しています。

https://izul.co.jp/media/industry-market-knowledge/it_company/

まとめ

今回は、IT業界を目指す方に向けて、業界の特徴や分類について紹介しました。IT業界の現状や動向、年収やコロナ禍との関係性、未経験での転職事情にも触れています。

IT業界への転職は、技術や知識を身につけるだけではなく、適性を知ったうえで自己分析することが大切です。注目度の高まるIT業界でのキャリア形成を検討している方は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。

監修者・續 慶一

續 慶一

同志社大学を卒業後、教員兼某大学サッカー部監督を経て、大手外資系金融機関へ転職。その後、国内大手人材会社の人事を経て、起業。現在は人事コンサルティング、採用コンサルティングを自身が経営する会社で行いつつ、株式会社Izulには1人目の社員として入社し、現在は執行役員として従事。また九州大学の起業部にて事務局長を務める。
現在は、急成長のベンチャー企業、第二創業期に入っている企業など、様々な企業の役員や人事責任者とやりとりを行いコネクションを築いており、また自らキャリアセミナーや人事交流会などを積極的に開催しております。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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