リクルートが掲げる圧倒的当事者意識とは?身につける方法や求められる理由を解説

2023年12月15日

2024年2月2日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

リクルートは経験年数やスキルに関係なく、圧倒的当事者意識を持つ人材を求めています。そのためリクルートへの転職を検討する際は、圧倒的当事者意識について事前に理解しておくことが大切です。本記事では、リクルートが掲げる圧倒的当事者意識とは何か、習得方法や求められる理由などについて詳しく解説します。

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リクルートの圧倒的当事者意識とは

リクルートの圧倒的当事者意識とは、物事を「自分ごと」として捉える意識のことです。「圧倒的」という言葉が使われているように、高いレベルで当事者意識を持つことが求められます。

新入社員であっても、リクルートではすべての業務に対して当事者意識を持つことを求められており、先輩社員に相談しても、常に「自分はどうしたいのか?」と問いかけられます。

この圧倒的な当事者意識を身につけることにより、スキルの習得だけでなく経営の視点も養われ、将来的に起業をする上でも役立つでしょう。

圧倒的当事者意識以外の3つのスタンス

リクルートでは、圧倒的当事者意識の他にも複数のスタンスを持っています。圧倒的当事者意識以外の3つのスタンスを理解したうえで、リクルートが自身に向いているかどうかを判断しましょう。

考え抜く・やり抜く姿勢

考え抜く・やり抜く姿勢とは「達成意欲」とも言えるもので、困難な課題や目標に対して諦めずに努力し続け、情熱と粘り強さを持って取り組む姿勢のことです。リクルートでは、社員に対して考え抜く・やり抜く姿勢を求めています。

特に「GRIT」という言葉が注目されており、これには「情熱」と「粘り強さ」という2つの要素が含まれています。新たな課題や困難に直面しても、情熱を持ってその目標に向かい、途中で諦めることなく最後まで取り組むことが大切です。

広く・深く学び続ける姿勢

広く・深く学び続ける姿勢は、入社直後から求められます。また、リクルートは広く・深く学び続けられる環境を提供していることも特徴です。ビジネス職の従業員がプログラミングを学んだり、エンジニアが経営学を学んだりと、自身の分野とは異なる分野の知識を進んで習得する人も少なくありません。

現代社会は急速に変化し、新しい技術が次々に登場します。そのため、広く異なる分野に目を向け、深く学ぶことが求められます。

チームとしての協働を追求する姿勢

チームとしての協働を追求する姿勢は、チームメンバーとの協力と連携を重要視することです。この姿勢は「協働性」や「周囲を巻き込む力」とも表現されます。

協働性を持つことは、大きな目標やプロジェクトを達成する上で欠かせない要素です。例えば、商品企画を担当する人が営業チームと連携して商品開発に取り組むように、異なる分野の人物が協力し合うシーンは多々あります。

圧倒的当事者意識を身につけるためのポイント

圧倒的当事者意識は、誰もが初めから持っているものとは限りません。経験や考え方の変化などによって圧倒的当事者意識が身につくものです。圧倒的当事者意識を身につけたい場合は、次のポイントを意識しましょう。

お客様のことを自分事に捉える

圧倒的な当事者意識を身につけるためのポイントの一つは、お客様のことを自分事に捉えることです。自分が提供するサービスや製品がお客様にとってどのような影響を持つかを理解し、その結果に対して責任感を持つことを意味します。

またお客様のニーズや要望を理解し、それに対する解決策を提供することが求められます。この際にお客様の立場に立つことで、より的確な提案が可能になるでしょう。

組織全体のことを自分事に捉える

組織全体を自分事に捉えることも重要です。組織のビジョンや目標を理解し、それを自分の目標として捉えることが重要です。自分の取り組みが組織全体の成果にどのように貢献するかを意識して行動しましょう。

圧倒的当事者意識が必要な理由

圧倒的当事者意識を持たなかったとしても、ある程度の成果は挙げられるかもしれません。しかしリクルートでは、圧倒的当事者意識なくして成功はないといえます。ここからは、その理由について詳しく解説します。

お客様の課題を高いレベルで解決するため

圧倒的な当事者意識が必要な理由の1つは、お客様の課題を高いレベルで解決するためです。お客様のニーズや要望に真摯に向き合い、その課題を自分の課題として捉えることで、より価値のある提案やソリューションを提供できるのです。

言われる前に自ら考えて動けるようになるため

圧倒的な当事者意識が必要な理由のもう1つの理由は、言われる前に自ら考えて行動する能力を養うためです。自分から進んで課題や目標に取り組み、主体的に行動する姿勢は、個人の成長を促します。また他人に頼らずに課題に取り組むことで、柔軟な発想や創造力が高まります。

圧倒的当事者意識はリクルートの面接でも重要視される

圧倒的当事者意識は、リクルートの面接選考でも採用の判断基準として用いられています。当事者意識を持つ人は、リクルートの目標やスタンスとの親和性が良いため、活躍できる人材であると考えられます。

圧倒的当事者意識を持てる人の特徴

圧倒的当事者意識は、誰もが持てるとは限りません。どれだけ努力をしても当事者意識を持つことができず、自分本位に行動してしまう人もいるでしょう。それでは、どのような人が圧倒的当事者意識を持つことができるのか詳しく解説します。

論理的思考力がある

圧倒的な当事者意識を持つ人の特徴の1つに、論理的思考力に優れていることが挙げられます。論理的思考力とは、物事を論理的に捉え、因果関係を整理する能力のことです。複雑な課題や状況を論理的に分析し、解決策を導き出すことができます。

また物事の全体像を把握し、細かく分けて考えることで、問題の本質や関連性を見極めることもできるでしょう。

求める結果から行うべきことを逆算できる

圧倒的当事者意識を持つ人は、本質思考力にも優れています。本質思考力とは、物事の原因を分析し、現象の背後にある構造と因果関係を見抜く能力です。これにより、適切な課題設定と解決策の見極めが可能となります。

責任感が強く、自分の成長に貪欲

圧倒的当事者意識を持つ人の特徴として、責任感が強く、自分の成長に対して貪欲な姿勢を持っていることが挙げられます。自分の行動や決断に対して強い責任感を持ち、周囲の期待に応えることを重視します。

また、自分自身の成長に対して貪欲な姿勢を持っています。新しい知識やスキルの習得、経験の積み重ねを通じて、自己の成長を追求しているのです。

まとめ

圧倒的当事者意識は、リクルートを含む多くの企業で重要視される価値観です。個人の成長が促されるだけではなく、組織全体の成果や持続的な成功にも大きく寄与します。お客様の課題や組織の目標を自分事として捉え、解決や達成に向けて行動する姿勢を養うことが重要です。

圧倒的当事者意識を現時点で持っていなかったとしても、意識や学習によって習得できる可能性があります。今回、解説した内容を参考に圧倒的当事者意識の習得を検討してみましょう。

監修者・安藤 優也

安藤 優也

大学院まで英語教育を学び、公益財団法人 日本英語検定協会に入社。
教育委員会・大学へのセールス、アメリカでの教員研修、公開試験実施の企画運営等に従事。

その後株式会社リクルートに入社し、営業経験者へのキャリアアドバイザーとして複数回の表彰もいただきました。
チームリーダー・育成者としての実績が認められ、キャリアアドバイザー育成を行う部署に異動。全社のキャリアアドバイザー向けの研修企画や研修講師を経験しました。

大手人材会社でのサービスを経験したからこそのもどかしさや限界を感じ、現在はIzulでコンサルタントを行っています。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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