面談時間100時間!?子育ても、家族も、キャリアも諦めない!鉄道インフラメーカー営業から大手人材会社へ。

2023年1月13日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

鉄道インフラメーカーにてニッチ商材の営業をしながら、産休・育休を経て、自分の成長のために「転職」という挑戦に踏み出したTさん。Tさんが転職活動をはじめた経緯や、家庭や子育てと転職活動の両立について、また今後の抱負を伺いました!

目次

Tさんのプロフィール

  • 大卒7年目:30歳
  • 前職:鉄道インフラメーカー 営業
  • 現在:大手人材会社 営業

父の影響で入社したインフラメーカーでニッチな営業をする30歳のママ

はじめに、自己紹介をお願いします。

Tさん

現在社会人7年目で、3歳の娘がいる30歳のママです。

出身は徳島県ですが、大学で埼玉にでてきて、現在は東京に住んでいます。

前職はどんな仕事をされていましたか?

Tさん

前職では、鉄道レールのメンテナンスをする会社で営業をしておりました。

鉄道の安全運行を支えるミッションのもと鉄道が運航し終わった後に、レール保守・メンテナンスなどのサービスを展開する日本国内だと、数社しかないとてもニッチな会社です。

とてもニッチですよね。なぜそこに入社しようと思ったのですか?

Tさん

はい、鉄道部門以外にも、船や水道など、インフラを支える機械を作っている会社なのですが、この業界に興味を持ったきっかけとしては、父の仕事の影響を受けていますかね。

父がエンジニアとしてインフラを支える仕事をしており、その姿をみて、自分もそういったメーカーで働きたいと思い、入社を決めました。

入社後は、鉄道部門に営業として配属されまして、5年目くらいの時に産休に入り、復職しました。

復職時に感じた「仕事に対する伸び悩み」と「我が子に対する思い」で転職をスタート

では、”Izul”を知った経緯について教えてください。

Tさん

実は26歳のとき、当時入社3年目だったのですが、転職を考えていたところ、友人の紹介で”Izul”を知りました。そのタイミングでは転職せず、「もう少し今の職場でやり残したことがあるから頑張ってみよう」と思えました。

そこから、産休・育休を経て復職をしたわけですが、自分の仕事を考えてみた時に、どこかモヤモヤとした気持ちになり「このままこの会社で頑張るというよりかは、もう一段自分のステップをあげたい」という思いが強くなったので、このタイミングでチャレンジしようと決め、再び”Izul”を頼ろうと決めました。

ー 26歳の時にも一度転職を考えていらっしゃったんですね。今回のタイミングでの転職は復職時の「モヤモヤ」というのがきっかけかと思うのですが、その時の仕事に対する気持ちはどのようなものでしたか?

Tさん

そうですね、前職のようなニッチな業界で営業をしていくことに対して、自分の成長スピードに漠然とした不安を感じることがあり、自分自身伸び悩んでいる感覚になっていました。30歳という節目を迎えるにあたり、この節目でもう一度チャレンジしたいという思いが強くでてきました。

あとは、子どもが生まれたというのが大きく影響していて、普段子どもを預けて働いているわけですが、その時間で最大限自分の力を伸ばしたいとも思いました。そしてそれを子どもにも見てほしいと思っています。

ー そうだったんですね。人によっては、自分の仕事よりも子育てを頑張ろうと考える方もいると思うのですが、Tさんが仕事を頑張ろうと思えた理由などはありますか?

Tさん

正直復帰する前は、自分もそうなるのかなと思っていましたし、正直子育てと仕事の両立が大変でした。でも、子どもを保育園に迎えにいった時に、「ママ頑張ったよ」と子どもに胸を張って会いたいなと思ったのが根底にあって、子どもも頑張って保育園に言っているのに、自分自身も、仕事に対してもっと真剣に向き合わなきゃいけないと思いました。

それに気付くまでは、正直今までの延長線上で、なんとなく仕事をしている感じがあり、自分が「この仕事をしたい」と思いながら仕事をしていないのでは?という葛藤もありました。

本当に自分のキャリアを考えて、自分で選んで納得して仕事をしているのか?と言われるとそうではなかったので、もう一度ちゃんと考え直したいと思ったのが転職のきっかけですね。

ー なるほど。自分の中で大切にしているママ像があったんですね。

Tさん

そうですね。

自分自身が父親を通して仕事を考えたので、やっぱり将来は娘にも、自分を通して仕事を考える時が来ると思うし、その時に胸を張っていられたらいいなと思います。

ー 素晴らしいですね!自分だけでなく旦那さんの意見も大切だとは思うんですが、「転職活動」に対して旦那さんはどんな反応でしたか?

Tさん

夫に転職をしたいと話した時はわりと肯定的に捉えてくれましたね。

自分で納得して進んでいる姿が一番かっこいいと思うし、応援したいと言ってくれました!

「やりがい」を感じながら、持ち前の「チャレンジ精神」で家庭と転職を両立

ー そこから転職活動を始めて、ここまで約7か月。”Izul”の支援はいかがでしたか?

Tさん

いやもう、ほんとに、ありがとうございました!!

人生で一番濃かった時間です(笑)

自分自身と本当に真剣に向き合ったし、その機会を作っていただいて、いつも伴走して引っ張ってくださったので、ありがたかったですね。

転職活動をやるにあたって、仕事と家庭・子育てと両立しながらだったかと思うのですが、正直大変じゃなかったですか?

Tさん

正直、それまでの生活とは一変しましたね。自分の隙間の時間に、考えをまとめたり、面接対策もしたりと、ハードといえばハードでした。

でも、同時にやりがいも感じて、「いま自分、頑張れている!」という気持ちがモチベーションになりました。

面談の時間に関しても、夜の子どもの寝かしつけが終わってからの時間で設定してくれたので、両立してなんとかやってこれたかなと思います。

浦田さん

そうでしたか!充実感を持って取り組んでいただいたのは嬉しいですね!

ー そこまで頑張れたのは、過去の経験のなかの「強いチャレンジ精神」があったからかと思うのですが、自分自身では「チャレンジ精神」や「挑戦心」について、どう思っていますか?

Tさん

自分の中にあった自己像としては、チャレンジし続けるというイメージではなかったですね。田舎で伸び伸びと育ってきた自分というのが自己イメージでした。

でも、過去を一緒に振り返っていただいた中で、受験の原体験から、チャレンジを大事にするマインドを持っていると気付かせてもらえました

転職活動を始めた最初の頃に、気付くことができたことで、今回の転職活動は、自分の人生における「チャレンジのフェーズの一つなんだ」と腑に落ちて、ゴールに向かって頑張れたかなと思います。改めて自己分析や自己認知の大切さに気づきました。

浦田さん

そうですよね、5回も受験をされていた方はなかなかいないと思いますし、そこが今も頑張れている背景だったと僕も思いますよ。

ー転職活動で叶えたかったことはどんなことですか?

Tさん

一番は、今のステージからよりベースアップし、営業としてのスキルをもう一段上げるためのステージに立つことを目指しました。

いまの業界ですと、ニッチな業界のため顧客の数も少ないというのがネックだったので、より視野を広げてみようと思いました。

今までは形が有るものを売っていたのですが、形の無いものを売る営業になることで、より難易度が高い環境で働くことができます。

その中で、顧客を増やし、営業としての腕を上げられるというのが、今回転職で叶えたかった転職の目的だったかなと思います。

自分の引き出しを作り、そこに詰めていく作業に時間をかけた面接対策

しっかりと整理や対策を行い面接に挑んだと思うのですが、選考中の面接についてはどうでしたか?

Tさん

選考に進むまでにしっかりと時間をかけた上での面接を受けましたが、「ここを突っ込まれるのか」と思う場面はあったものの、ここまで準備してきたことを毎回ぶつけるように全力で挑みました!

面接対策を振り返る中で、どこに苦戦しましたか?

浦田さん

そうですよね、そこに結構時間をかけて練習を行いましたもんね!

人柄や素直さは元からある方だと思っていましたので、それを伝えられるかどうかという感じでしたよね。

ー 時間をかけて選考を進める中で、現在の会社に入社した決め手はどのようなものだったんですか?

Tさん

そうですね、一番自分にとって難易度が高いと思ったところを選びました。

転職先のポジションとしては、会社のなかでもベンチャー的な部署で組織自体がチャレンジングな環境ですし、自分も初めての業界です。

その中に飛び込んで、自分がどれだけできるのかは正直未知数ですが、だからこそ、自分自身の成長速度も上げていけると思いました。

素晴らしいですね。抱負はございますか?

Tさん

そうですね、「不安がないか」と言われたら、無いとは言えないのですが、ここまで一緒にやってきていただいて、勝ち取ったチャレンジの切符なので、もうあとは「後はやるしかない、やるだけだ」という気合いのほうがは今は強いですかね!(笑) 

がむしゃらに、30歳になってまたチャレンジできるというのは、ありがたいことなので、全力で挑んで成果を出して報告できるようになりたいなと思います。

自分のキャリアを考えた時に、自分のキャリアを諦めた方がいいかなと思ったときはありますか?

Tさん

ありましたね。

支援をいただくまでは、どういう選択肢がとれるかがわからなかったというのが正しいかもしれません。

転職を始める前までは、「自分のキャリアを諦めて、このままの延長線上でやったほうがいいのかな」と思うこともありましたし、転職活動中も、いろいろな条件を含めて考えると、100%自分がやりたいことを選択できる状況ではないので、「できます」と会社にアピールすることが難しいと思うこともありました。

そういった意味で子育てとの両立は難しいと感じる場面もありましたが、主人や家庭のサポートもあり、「その中でも今やれるだけのことはやろう」と腹落ちしました。

ご家族のバックアップもあったんですね。転職が決まって家族の反応はどうでしたか?

Tさん

凄くよろこんでくれました。

主人とは、子育てと転職活動の両立を二人三脚で乗り越えたという感覚もあったので、転職が決まっていい報告ができてよかったと思いますし、主人としても、私のチャレンジを応援してくれているので、「これからもまた、一緒にがんばろうね」と言ってくれています。

浦田さん

とても温かいエピソードですね!

どんな状況でもチャレンジできる!もっと自分に向き合いたい方におすすめの支援

そんなTさんから、家庭を持っていたり、子育てをしている転職者さんへのメッセージがあればお願いします。

Tさん

それぞれのご家庭で、環境も違うし、それぞれの方のケースや想いがあると思うのですが、どんな状況であっても、自分が目指したい姿やチャレンジを諦める必要はないんだよと、伝えたいです。

私自身は、ありがたくも支えてくださる方がいたので、チャレンジできたというのが奇跡だったと思うのですが、どんな状況であってもチャレンジできると思いますし、私もそういった方を応援したいと思います。

”Izul”の支援はどんな人におすすめだと思いますか?

Tさん

自分にもっと向き合いたいと思っている方におすすめしたいです。

自分の人生を、自分でしっかり考えて歩んでいきたいと思っている方ですかね。

あとは、自分がこれからどうしていったらいいかわからないと思っている方にもおすすめです。過去から振り返って未来を考えてみることができるので、支援を通して、自分の目指す未来が見えてくるのではないのかなと思います。

浦田さん

自分と向き合う…そうですね、人と比べることではないですもんね!

Tさん

はい!人生のなかで、「自分はこの先どうなっていきたいのか」「自分の人生をどう歩んでいったらいいのか」と悩んだりすることは、誰しもあると思うので、そんな時に支援を通して、自分で掴んでいくということは、私もそうでしたが、一生の宝になるんじゃないかなと思います!

転職はゴールではなく、その先の未来で何を実現したいか?が本当に大事だと思います。ここからが勝負だと思ってますので、チャレンジし続けて「かっこいいママ」になれるように頑張っていきたいと思います!

本当にここまで一緒に戦って下さってありがとうございました

Tさん、ありがとうございました!

この支援を担当した人

コンサルタント・非公開: 浦田 段

非公開: 浦田 段

新卒で総合商社に入社。繊維部門で法人営業、政府の大型案件などを経験。その後HRスタートアップのミイダスで、新人賞、売上歴代ギネス記録、年間MVPなどを総ナメし4ヶ月で最短管理職昇格。売上26億円に貢献(4年で1600倍成長)し、Izulにジョイン。
現在は、Izulと並行してアグリテックベンチャー企業にも参画。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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