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1年足らずで3名の方がジョイン。今後のフェーズが変わっていく中でも、「自分軸で生きている、真っ直ぐな人」を採用したい。|UZABASE(INITIAL)様

2021年12月28日

2022年8月12日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム


クライアントに対して経済情報プラットフォーム「SPEEDA」という企業のファンダメンタル分析に必要な情報を整理し、迅速に企業分析を実現するデータベースを提供する株式会社ユーザベースから生まれた新規事業である「INITIAL」。
国内最大級のスタートアップ情報プラットフォームとして時代の最先端を駆け抜ける「INITIAL」の採用や今後の展望について、弊社代表:中田 潤一と執行役員:續 慶一が、INITIAL事業:執行役員CEOの千葉信明氏にお話を伺いました。

はじめに、INITIALの事業内容について教えていただけますか。

千葉 信明(以下、千葉):はい、INITIALは、国内最大級のスタートアップ情報プラットフォームです。内容としては日本国内のスタートアップの動きや資金調達、サービスのリリース、事業提携になどの動きを網羅的に集約し、可視化できるよう管理しています。

ベンチャーキャピタルや大手事業会社、コーポレートベンチャーキャピタル、金融機関といったスタートアップの情報を求めている方々に、法人でご契約いただいております。

現在、募集されている採用のポジションは?

千葉:僕たちは、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの3つのチームをまとめて「Customer Division」と呼んでいますが、現在は特に、これらポジションで人材を募集しています。

サイトなども拝見し、自社で募集されても十分に人材は集まるのではないかという印象を受けました。エージェントを使われているのには、なにか理由があるのでしょうか。

千葉:ユーザベースグループはさまざまな事業が存在し、事業ごとに採用戦略があり、ひとつのポジションでそれぞれの事業の特性を細かく訴求していくのは難しいと感じています。

そこで、Izulにご依頼を?

千葉:そうですね。これまでの採用も、全てエージェントさん経由というわけでもなく、ダイレクトリクルーティングはやってきているので、改めて「採用したいからエージェントさんに依頼しよう」というわけではなかったのですが、Izulさんはもともと僕の信頼している方からご紹介いただいて。

「Izulさんという会社があるから、ここにお願いしたほうがいい」と仰っていて信頼している人の信頼している企業さんならお願いしてみよう、というのがきっかけですね。

Izulとは最初、どのようにやり取りを進められたのでしょう?

千葉:最初は、担当の續さんと壁打ちをさせていただきましたよね。

續 慶一(以下、續):最初に千葉さん自身からINITIALについてご説明いただいて、「このフェーズでどういったことを、どのようにやっていきたいのですか」といった所をすり合わせていく形でした。

中田 潤一(以下、中田)Izulのやり方は、たぶん珍しいと思いますね。

エージェントは基本、「弊社はこういう仕事です」と言われたら「はい」で終わります。ただ、僕らは「僕らなりの仮説では、こう思っているのですけど……」というのを、素直に企業様にぶつけるようにしています。

なんでかというと、現実に誰もいないポジションの中で、自分がそれを担当したら……と想像したときに「この人はフェーズが変わっていく中で、こんなことができると思います」というような話を、実際にできるようにしたいからですね。

千葉:それは、すごく感じます。僕も最初のコミュニケーションはIzulさんと一緒なので。

採用を進めたいタイミングでは、エージェントさんに「たくさん紹介して」と言うケースがあると思いますが、僕が最初に言うのは募集職種や条件ではなく、「INITIALは何を目指しているのか」というビジョンや成し遂げたいこと、直近のOKRなどを伝えています。

ところが、この話が刺さる担当の方もいれば、刺さらない担当の方もいて、たまに大きな空振りに。(笑)

早く募集ポジションの話をしてくれという心の声を感じることは何度かありました。(笑)

INITIALはユーザベース全体からみてもこれからの事業で、去年は第二創業と位置づけていて……数名しか採用は行っていなかったんですよ。

振り返ってみると、Izulさんとは2年近くのお付き合いになりますが、かなりコアなメンバー採用のなかで、我々のフェーズと事業内容、今後何を目指しているのかみたいな部分をシンクロさせていく感覚を持っていただいている安心感がすごくあります。

Izul的には、そのあたりははじめから意識していたのでしょうか?

續:意識している、というよりは、Izulも人数規模だけでいえば、INITIALのCustomer Divisionと同じフェーズなんですよね。

千葉:そうですよね。

續:規模感では10人、ないしは20人のメンバーで事業を動かしていかなければいけない。

なので、千葉さんと会話するときも「ここから採用する1人は、めっちゃ重要ですよね」という価値観で話をしていました。

やはり100人の中に101人目として採用されるのか、10人の中に11人目で採用されるのかは、全然違うと思うんですよ。

千葉:その重みを肌で感じているからこそ、実力はもちろんですけど、「多少迷ったら、とりあえずGO!」みたいな、アドベンチャー感もある方でないと、やはり11人目としての採用は難しいと思っています。

そのあたりのバランス感覚が良い人、となるとちょっとマイノリティ寄りになるので、さらに難しいのですが……。

中田実際に社内でも「INITIALにこの方はどうでしょう」というのをもっていくんですけど、担当の續から「この方は優秀だけど、今のINITIALのフェーズを考えると違うかもしれない」という言葉が出てましたもんね。

續:ですね、フェーズの面はやはり意識してました。

優秀でも、今のINITIALのフェーズとは違うなと思ったら、そこは正直に話しましたね。

中田ユーザベースさんは、全体的にまず他の会社である程度実績が残っていて、かつ、スタンスが合うかとか、バリューが合うかを考えていくので、エージェント側が結構深く企業の今のフェーズや、今後のバリューを知っていないと、紹介することが難しいと思ってます。

これまでIzulを通して採用された3名の共通点はありますか?

千葉:そうですね、求職者のみなさんの口から「自分はこれをやりたい」というのがちゃんと出てきている印象はありました。

續:千葉さんの話を聞く中で、INITIALさんの大事にしているポイントが「ちゃんと自分軸で生きている人」という印象があります。自分はどうしたいのかを自分の言葉で言える、かつ、それを実行できている人を紹介させていただきました。

中田しっかりと「この人、何色だな」とわかる方ですね。実績だけみれば、優秀な方はすごく多いのですが、逆に組織に染まりすぎて、色がなくなってしまう方も多いと思っていて。

續:千葉さんも、そういった人間臭さが好きだと思うし、面接で見ていたところもそこなのかなという印象を受けました。「彼、彼女ならやってくれると思います」みたいな、最後の一言が付け加えられる人を求めていらっしゃるのではないかなと。

千葉:応募者を紹介していただくときに、「優秀だ」「優秀でない」という判断だけでなく、そこにはない背景にある文脈まで見てくれるのは、僕としては本当にありがたいですね。

續:泥水を飲みながらでも、自分で地盤をつくって、ちゃんと家を立てた人たち。

「やりたい」気持ちでやったというよりは、最初は泥臭くやってきた人たちのほうが、ものすごく強いみたいなところはありますよね。

千葉:わかります。

この1年間くらいでIzulの印象はどうですか?

千葉:依頼してから1年足らずで、すでに3名の方に弊社にジョインいただきました。ここまで事業内容や事業のフェーズを理解した上で、紹介してくれるエージェントさんは本当にありがたいです。

改めて、Izulにご依頼されてみていかがでしたか?

千葉:まずコミュニケーションが取りやすいのが大前提だと思いますが、Izulさんのメンバーは事業に対する理解が深く、僕らと共通言語が多いと感じています。

話をしていて感覚が近く、それが依頼をすすめる中で安心感として大きかったです。

續:ありがとうございます。

千葉:續さんとお話しするときは、「こんな人がほしい」というよりは「今の弊社のチーム体制はこういう状況なんですよね」と事業フェーズの話から入ることが多くて。

「今の状況から見ると、こういう人が欲しいよね」という着地で、ポジションのペルソナではなく、事業戦略から組織戦略への落とし込みをご一緒できるのがとても心強いです。

續:基本、エージェントとやりとりするのは、企業の人事担当が多いのですが、千葉さんの場合はCEOとして実際に現場で働かれている方なので、「未来の準備のためにこういう採用をしたいね」という軸の部分からお話できるのがすごく嬉しくて。

建設的に話ができて、協力体制で伴走できる方とのやりとりは、僕も本当に楽しいですし、

ある目標に対して「それは合わないよね」とか「だとしたらこういう採用になるよね」ということを、エージェントとしてお話できるのもありがたいなと思います。

今回の千葉さんのように、現場の責任者の方とダイレクトに採用を考えられることが、僕らとしても一番理想の状態だと思っています。

千葉:あとは市場感ですよね。「こんな人が欲しい」といっても、その人は実際にいない。

じゃあ実際現場にいる人はどういう人かという話ができるのもありがたい。

中田僕らは転職後の求職者の方とも引き続き、お付き合いをさせていただくケースが多くて。その中で内部の話を沢山聞いているので、「今のフェーズだと、こういう人が必要だな」というのはある程度見えてくるのですが、中には人事と現場で採用の見え方が全く違うこともあるんですよね。

ですので、やはり現場の責任者の方と直接お話ができることは大事だなと感じますね。

千葉:この間もご紹介いただいた求職者の方に「續さんが東京にいるからランチに行くよ」といったら「わたしも会いたい」と言っていて、Izulさんは純粋に求職者さんから感謝されていて、素晴らしいなと思いました。

續:ありがとうございます。僕らは「紹介しなければ」というノルマで動いているわけではないので……。

こちらが直球を投げた時に、真面目にバットを振ってホームランを打ってくれたらありがたいし、ポテンヒットでもごめんなさいと素直に言えるような関係を求職者さんと作りたい思っているので、嬉しいです。

今後のINITIALの展望についてもお伺いしたいです。

千葉:この1年間は、採用までのハードルがかなり高かったのですが、来年に向けてさらにチームを拡大していきます。新たな営業スタイルも取り入れていく予定ですし、今とフェーズが変わることは予期していますね。

でも、僕らのフェーズを伝えれば、そこに合わせて一緒に採用活動してくれる期待値がIzulさんにはあるので、安心して一緒に伴走していければと思います。

續:嬉しいです。こちらこそ、ぜひよろしくおねがいします。

INITIALの求める人材の理想の人物像はありますか?

千葉:そうですね……。結局は、その人の人生のストーリーが知りたいなと思うんですよ。だから初回の面談で「INITIALのこういうところに興味があるんです!」と言われても、嬉しい気持ちになりながら「え、それは本当ですか」と聞いてしまいます。

いきなりINITIALじゃないとだめなんだって方はあまりいないと思っていて、聞きたいのはその人の描く人生のストーリーなんですよね。「なんで転職しようとしているのか?」とか「次の挑戦の場に何を求めているのか」みたいな話ができる方は、いいなと思いますね。

あとは、嘘偽りがない真っすぐな人。

中田(深く頷く)

千葉:いつまでも子どものような、無邪気な人ですかね。

そこが弊社が大事にしているバリューにもつながっていくと思っています。

INITIALの優位性は、どんなところにあるでしょうか。

千葉:正直、普段からあまり意識することはないのですが、やはりユーザベースであることがまずひとつですかね。

僕らINITIALはスタートアップの情報プラットフォーム事業ですが、その根源は、ユーザベースが創業期からチャレンジしてきていることだと思っています。

創業時からここまで、経済情報を集約し、それらを分類する定義・分析する力、ユーザビリティを追求したデザインの力を信じてSPEEDAやNewsPicksをはじめとする複数の事業を立ち上げてきています。

ユーザベースの複数事業の経験値を活かし続けることができることこそが、他社サービスとの優位性だと思いますね。

續:本当に、ユーザベースさんは妥協がないですよね。

千葉:そうですね。私たちのデータは、行政機関が扱っていたり、多数に公表していることが、すごく多くて。

なので、万が一でも間違った情報を出すと、日本のスタートアップの概況が間違って伝わるという、そういう覚悟があるというのが、大きいです。データをまとめるチームも皆、知見のあるメンバーで、日々とてつもない量のスタートアップ関連情報に触れ続けています。

INITIALさんといえば、先日、海外のスタートアップ企業の情報提供もスタートさせたのですよね。

千葉:今までは、日本国内のスタートアップ約17,000社に関わる情報でしたが、先日、海外のスタートアップ情報も拡充しました。

グローバルな情報も含めると100万社くらいのスタートアップの情報が入っています。

海外スタートアップの動向から日本における市場性を予測することや、新たなビジネスモデルのトレンドをより早く掴むことができるような価値をこれから追求していきたいと考えています。

採用フェーズも変わっていきそうですね。

千葉:そういう意味では、2020年後半からを「第二創業」だと位置づけていて、2021年に向けた採用には注力しています。プロダクトの価値も上がっているし、組織のフォーメーションも変わっていくので、新たに求めるメンバー像も多様になっていくと感じています。

今後、Izulに期待することもあれば、教えてください。

千葉:INITIAL事業、ないしはユーザベースとしても、採用戦略に口を出していただきたいですね。

續:そこまでいけたら、ある意味、この仕事の本当に本質ですよね。

中田中には企業様から、「エージェントを使うことはできないけど相談にのってほしい」といわれることもあって、「このフェーズでは今この人を雇わないほうがいいですよ、必要なのはきっとこういう定義だから」とお話をすることもあるんですけど、それはどちらかというと採用戦略の話ですからね。

そういった戦略部分と、エージェントとしてのご紹介も合体して提供できれば、本質的な採用の観点から関われるので、我々としては本当にありがたいし嬉しいお話です。

最後に、INITIAL事業部の今後の成長について、千葉さんが思う一番必要で大切なこととはなんでしょうか?

千葉:やはり人の部分ですね。

僕は今入社してから4年目ですが、ここから「さらに踏み込むぞ」というタイミングだと個人としても事業としても感じています。

ただし、ある日突然、5人のチームが6人のパフォーマンスを出すことはないので、そうなるとやはり、自らの強みでチームや事業をリードできる人材を増やし組織力を高めていきたい。

踏み込むべきときに踏み込める組織をつくっていく。

もともと自信がある人はもちろん、チャレンジしたいなという方にも入社してほしいなと思いますね。

INITIALのビジョンは「スタートアップをより身近に、挑戦者であふれる世界をつくる」

僕らも挑戦者ですし、転職も大きな挑戦だと思うので、人生の新たな挑戦を、ぜひINITIALで共にできたらと思います。そのような方がチャンスを掴めるように、事業を大きくし、多くの挑戦環境をつくれるようにベストを尽くしていきます。 

千葉さん、ありがとうございました!

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