建設バーティカルAI「ANDPAD」を展開している株式会社アンドパッド。現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1※クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」は、業界シェアNo1、利用社数27.9万社、ユーザー数81.8万人を超える業界最大級のデータが集まるプラットフォームとなっています。建設業界に特化し、住宅メーカーからゼネコン、協力会社、設備の維持管理領域までサービスの領域を拡大し続けています。
※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2025年12月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)
Izulは、株式会社アンドパッドの採用をご支援しています。ビルディングカンパニー執行役員の長屋さん、人事の中道さんに、急成長を支えるカルチャーや、エージェントとの向き合い方についてお聞きしました。
<プロフィール>

長屋悠史(ながや ゆうし)さん:株式会社アンドパッド ビルディングカンパニー ビルディングエンタープライズカンパニー 執行役員
2013年にwebマーケ支援・webコンサルティング会社に新卒入社。法人営業、webマーケ等に7年間従事した後、2020年にアンドパッドに入社。営業、お客様へのサポート、組織マネジメントを経験し、2022年よりサブコン・専門工事領域の執行役員に就任。2025年より電気工事を含めたビルディング領域全てを管掌する執行役員に就任。

中道保乃美(なかみち ほのみ)さん:株式会社アンドパッド 人材開発本部 人材採用部 採用グループ
新卒で旅行会社に入社し、法人営業として約5年間経験。その後、クリエイティブ業界特化の人材紹介会社にて主にリクルーティングアドバイザーとして約3年間経験。2024年にアンドパッドに入社。中途採用担当としてセールス職を中心とした採用活動に従事。

江部 臨太郎(えべ りんたろう):株式会社Izul 執行役員 コンサルタント
https://izul.co.jp/consultants/ebe/
成長を支える、課題を捉えたプロダクト展開と開発体制、カスタマーサクセス

―アンドパッドのビジョンや事業内容を教えてください。
長屋:「幸せを築く人を、幸せに。」というミッションのもと、建設・建築現場で働く方々の負担を減らし、建設業界の生産性の底上げを目指しています。
建設バーティカルAIプラットフォームとして、業界特化のプロダクトやサービスを提供しています。お客様の業態に合わせて、一戸建てを扱う「ハウジング」、商業施設やビルを扱う「ビルディング」、電力・ガスなどの「インフラ」などと事業領域を分け、各領域においてそれぞれの課題に深くコミットする組織体制です。最近では、工事を受注する側だけでなく、発注側の領域である設備の維持管理に対応するプロダクトも提供しています。
江部:御社のプロダクトは元請けから協力会社まで裾野が広がっています。加えて、ファシリティマネジメントのような、これまでITコンサルやSaaSがなかなか成功できてなかった領域にまで踏み出されています。なぜ、こうした事業展開を実現できるのでしょうか?
長屋:建設業界に対して本気で取り組むために、経営陣が世界観を早い段階から描き、そのために自ら現場に出て一次情報を取得し建設事業におけるプラットフォームづくりに動いてきました。その背中を見て社員も、職人さんたちとやりとりをして、直に情報を取りに行く、地道で泥臭い活動が求められるスタンスが根付いているからです。
―FY25も大幅な増収・増益と伺っています。御社が日本市場で求められる背景を教えてください。
長屋:まず、建設業界の状況からお話すると、建設投資額は年々増えていますが、建設業の従事者は減少傾向にあります。つまり、業務の効率化なしでは回らない状況です。まだIT投資が進んでいない業界でもあるので、ITの力を活用して業務効率化をしていかなくてはならない局面でもあります。
大きな特徴としては、プロダクトの幅の広さと開発体制、そして定着まで伴走するカスタマーサクセスの強さです。ユーザーが増えるほど、多くの声が集まり、それが次のプロダクトの種になり、データが溜まればAI活用にもつながる。この循環をつくれていることが成長の要因です。
江部:建設テックとしても、アンドパッドが先行されていたのでしょうか?
長屋:実はそうではなく、先行して自社向けのツールを外販する企業様もいらっしゃいました。その中で、私たちはシステム会社としてスタートしているため、開発スピードや使いやすさにおいて、独自の強みを発揮できています。
―今後の事業の方向性について、教えてください。
長屋:これまで領域を広げてきたプロダクトを、さらに深化させていきます。
加えて、これまでANDPADに蓄積してきた現場のデータを、AIでどう新しい価値に変えるかに取り組んでいきます。お客様が手作業で行っている業務を、どこまでシステムやAIが肩代わりして省力化できるか、あるいは人が関わらずにAIが代替できるのか、というところに踏み込んでいきたいと考えています。
一次情報にこだわる。アンドパッドのカルチャーと営業のやりがい

ー長屋さんの担当されるビルディングカンパニーについて、教えてください。
長屋:ANDPADのサービスは10年続いていますが、ビルディングカンパニー発足は2021年からなので、5年ほどです。今では、全社のお客様の半分以上がビルディングのお客様です。ビルディングカンパニーの特徴は、対象領域がとても広いことです。お客様はゼネコン、実際に工事を進めるサブコン、さらに手を動かす職人さんもいます。
この領域を電気工事や塗装といった業種ごとに細かく分けようとすると、業種が多くなり整理が煩雑になります。逆にビルディングという括りだけだと抽象的すぎて顧客の課題を捉えづらくなります。そのためSaaSやAIを提供する際の丁度良いマーケット設定は常に定義を新しくしながら今も進めています。
模索しながらプロダクトを作るという意味で、ビルディングカンパニーは当社の中でもかなりスタートアップに近い動き方をしています。
―アンドパッドの営業の仕事の面白さ・やりがいについて教えてください。
長屋:特定のプロダクトを専任で担当するのではなく、事業領域ごとに幅広いプロダクトを扱います。例えば、「粗利率の改善をしたい」「今の従業員数では予定している工事量をまかなえない」といったお客様の経営課題に対して、何が原因になっているのかを特定したうえで、自社の複数プロダクトを組み合わせて提案します。
AIの普及によってソリューションが生まれるスピードは加速し、お客様が自覚する課題は、簡単に解決される時代になっていきます。そうなると、最終的に営業の価値として残るのは、お客様自身も気づいていない課題を見つけ、原因を特定し、解決策を順序立てて示すコミュニケーション力です。当社は、これからの時代に求められる営業スキルを身につけていける環境だと思っています。
また、お客様の事業成功に関心のある社員が多いため、顧客にコミットしたい人にとっては居心地がよく、やりがいを感じられる環境です。
江部:営業の方が現場に行かれる機会が多いので、そのフィードバックがプロダクトに生かされる場面も多いでしょうか?
長屋:非常に多いです。リリースが頻繁で昨年はプロダクトアップデートが数千件ほどありました。現場から上がってくる機能要望が大量に蓄積しているので、アップデートの企画に困ることはありません。AIを活用することで開発スピードも上がっており、機能要望に応じて新たな機能を追加するときにも、3か月ほどでお客様の現場に持っていくこともあります。
―アンドパッドのカルチャー、事業を進めていく上で大切にしていることを教えてください。
長屋:大切にしているバリューがいくつかあります。その一つが「カスタマーサクセス」です。顧客や顧客の成功への関心が高く、社内では「お客様が良くなるか」「業界が良くなるか」という主語の会話が飛び交います。バーティカルでSaaSとAIを提供するにあたって、非常に大事なカルチャーだと考えています。
江部:従業員数が千名規模まで拡大した今でも、組織全体で現場に泥臭く入り込んでいる会社は、非常に稀有だと思います。真面目にロジックを詰めながら、顧客と徹底的に向き合っていますよね。
長屋:「アジリティ」というカルチャーが根付いていて、一次情報を取りに行くことを大切にしています。AIで整理された情報を受け取るだけでは意味がなく、「お客様がどんな状況で、どんな心理で作業をしているか」を現場に行って理解しなければ、芯を食ったプロダクトは作れないと考えている会社です。代表自身が今でも現場に足を運んでいて、その背中が社員へのメッセージにもなっています。
江部:組織づくりにおいて重視していることはありますか?
長屋:一次情報を取りに行けて、意思がある人を登用していくべきだと考えています。特に、プロダクトの立ち上げのように困難を伴う重要な役割は、能力だけでなく意思がないとやり切れません。そういう人には、将来の活躍を期待し、ポテンシャルを信じて任せています。
―どんな方がアンドパッドに合いますか?
長屋:前職の経験については、実はあまり見ていません。SaaS業界や建設業界の経験があるかどうかは、選考結果を左右する理由の割合は少ないです。それよりも重視しているのは、好奇心と胆力を兼ね備えていること。そういう方は当社と相性が良く、実力を発揮するのも早い傾向にあります。
江部:紹介する立場からアンドパッドに合うと感じるのは、お客様の課題を自分事として捉えられる方です。現場に深く入り込んでいく仕事なので、「今の仕事に手触り感を感じられない」という求職者の方には特に刺さりやすいです。
最初は「建設業」に取っかかりにくさを感じる方もいますが、選考を進めるうちに、手触り感のある仕事のやりがいに気づいて引かれていく方が多いです。
内定承諾率・人数ともにトップクラス。Izulと積み重ねてきた取り組み

―実際に、Izulのサービスを使ってみた率直な感想を教えてください。
長屋:率直に言えば、性格のいい方が多いです。他責にせず自責で考える、誠実に仕事をする人が多いと感じます。こうした部分は書類だけではわからないので、非常に助かっています。また、Izulは自己分析のサポートをしっかりされているので、自分を言語化して語れる方が多いと感じます。
中道:直近の1年間の実績では、Izulからの内定承諾率は他と比較してかなり高い水準となっており、決定率も決定人数も全エージェントの中でもTOPクラスでした。
職務経歴書の完成度が高い方が多く、推薦理由を含めて6枚にわたって丁寧に書き上げてくださる方もいました。転職活動への向き合い方が誠実な方が多いと感じます。
江部:企業によっては、書類でスキルのマッチしか見ていただけないこともあるので、そういった定性面を見ていただけていることがありがたいです。
ご紹介した方がどう活躍しているかを継続的にヒアリングし、社内で共有し続けたことで、少しずつ紹介数も増えてきています。
―質の高い支援を継続できる背景にある、これまでの取り組みを教えてください。
長屋:正直なところ、選考において「どのエージェント様経由のご紹介か」は非常に大きな意味を持ちます。パートナーとしての理解度の高さがそのまま推薦の質につながると考えているからです。特にIzulからの候補者のご推薦は精度が高く、いつも安心感を持って拝見しています。
中道:Izul経由の候補者の方は書類選考の通過率が80%以上と高い状態が継続していたので、1年半前からは書類選考を免除する運用に変更しました。
一般的な選考においては、途中で転職活動の軸がぶれてしまったり、最終的な意思決定に迷いが生じてしまったりするケースも見られます。 しかし、Izul経由の候補者は内定承諾の意志決定まで転職軸がぶれないケースがほとんどです。
江部:Izulは求職者ファーストを徹底しているので、入社した方が実際に活躍して満足度が高いと、それが相乗効果で自然と紹介につながります。各コンサルタントが転職支援した方々が、実際にどう働いているのかを継続的にヒアリングし、社内定例で「アンドパッドさんに決まった方が、すごく楽しく働いているらしい」と、毎週のように共有し続けていました。
それを1年ほど続けたところで、社内に「アンドパッドはキャリア形成において、良い会社だ」というムーブメントが生まれて、少しずつ決定数が増えていきました。コンサルタント向けの勉強会で長屋さんに直接お話を伺うなど、解像度をどんどん高めていきました。
―Izulとの取り組みの中で、印象的なエピソードはありますか。
中道:最終面接で合否の判断に悩んでいた方について、Izulのコンサルタントから強い推薦もあり、現場マネージャーによる面接を再度実施して内定となったケースがあります。異業界の出身で営業経験は浅い方でしたが、入社後の立ち上がりが非常に早かったです。
長屋:覚悟の決まった方で胆力の強さを感じていたのですが、営業スキルの部分の判断が難しく、私の方では合否を決めきれずにいました。そのためお見送りにはせず、再度セールスのマネージャーに最終面接をしてもらい、内定の判断をしました。
江部:私たちにとっても手応えのある取り組みでした。中道さんから「内定です」と連絡をいただいたときのことは今でも覚えています。
中道:他には、接客・販売を経験した方が入社されて、通常なら2〜3週間かかる営業のロールプレイングに、わずか3日で合格したこともあります。Izul経由で入社した多くの方が活躍しています。
―Izulに今後期待することを教えてください。
長屋:引き続き、いい方を紹介いただきたいです。事業のフェーズが変わる中で、採用すべき人材の要件も変わっていくフェーズに来ていると思っています。そこもぜひご支援いただきたいので、またご相談させてください。
中道:より幅広い領域で支援していただけると、うれしいです。
江部:期待に応えられるよう頑張ります。
―ありがとうございました!

