面接会場には何分前に到着すべき?早く到着したときや遅刻する場合の対処法を紹介

2023年1月20日

2024年6月10日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

就活において重要な面接当日、会場に到着する時間を何分前に設定すべきかわからないという方も多いでしょう。10分前がいいという意見もあれば、余裕を持って数十分前に着いていた方がいいという意見もあります。
今回は、何分前までに面接会場へ行けばいいのか、理想的な時間について紹介します。面接会場に到着する時間のマナーや、遅刻しそうな場合の対処法も解説しています。また、早く着きすぎてしまった場合の対処法やできるだけ早めに着いておくことが望まれるケースについても触れています。今回紹介する内容を、面接当日の参考にしてください。

面接会場には何分前に到着するのが理想的?

まずは、面接会場に何分前に到着しておくべきか、理想的な時間のパターンをいくつか紹介します。ここで紹介する到着時間は、一般論であるため参考程度にご覧ください。

面接会場内に入るのは10〜15分前が理想

会場へ10〜15分前に到着するのが、理想的かつ一般的です。とはいえ、15分前に受付まで済ませてしまうと、先方の準備が整っていない場合もあるでしょう。そのため、以下を参考に15分前到着のスケジュールを立ててください。

  • 15分前→面接会場が目視で確認できる位置、もしくは位置を把握できる場所に到着
  • 10分前→面接会場の敷地内に到着
  • 5分前→受付

また、当日の面接が集団面接の場合は人数が多いため、受付にも時間がかかることを想定しておくと良いでしょう。面接を受ける企業の規模が大きい場合は、敷地内の移動に時間がかかることもあります。この時間も見積もっておくことがおすすめです。

5分前・30分前が最適とされる場合もある

受付で取り次いでもらう必要がなく、担当者に声をかけた段階で面接が始まるような企業の場合は、5分前を目安に到着することがおすすめです。従業員が仕事をしているスペースで待機する場合もあるため、早すぎると業務の妨げになってしまう恐れがあります。
また、面接会場近辺に到着し、身だしなみや事前資料などを細かく見直したい場合は、30分前を目安に動いても良いでしょう。ただし、30分前に到着したからといって、真っ先に受付を済ませようとすることは避けてください。あくまで「開始時間」を重視し、何分前に担当者へ声を掛けるか逆算し、行動しましょう。

早すぎる到着もマナー違反?

先ほども少し触れましたが、面接会場に早く到着しすぎることがマナー違反と思われる場合もあります。もちろん遅刻してしまうよりは良いものの、先方の準備が整っていないのに声をかけてしまっては良い印象は与えられません。
また、先方が面接の前後に別のスケジュールを入れている場合だと、自分の都合で先方のスケジュールを乱してしまうことがあります。かえって迷惑になってしまうので、やはり10〜15分前を目安とすることがおすすめです。

面接会場に早く到着してしまった場合は?

遅刻を避けるために移動時間を多く見積り、早く到着してしまうことも少なくありません。ただし、先ほども触れたように早く到着したからといってそのまま会場に向かってしまうのはマナー違反とされる場合があります。万が一面接会場に早く着いてしまった場合は、以下のことを実施して時間を有効活用しましょう。

  • カフェや公園などで待機する
  • 企業情報を改めて確認しておく
  • 頭の中で面接のシミュレーションを行う
  • 身だしなみをチェックしておく

カフェや公園などで待機する

面接会場に早く着いてしまったら、会場近くのカフェや公園で待機しながらリラックスしましょう。面接前の緊張や不安を和らげることができるため、近場で待機する時間を考慮してスケジュールを組んでも良いかもしれません。
ただし、面接会場に近すぎると、企業の方に見られている可能性があります。リラックスしすぎていると、その姿が悪い印象につながるかもしれません。会場付近においてはコンビニの立ち食いなどは控えましょう。また、気を抜きがちな喫煙所も要注意です。

企業情報を改めて確認しておく

面接を受ける企業について再度調べておくことで、面接で与える印象に違いが出てくるでしょう。入念に企業情報を確認しながら、自分が入社したら何をしたいのかはっきり答えられるよう準備しておくことがおすすめです。面接時の質問事項を改めて整理しておくのも良いでしょう。

頭の中で面接のシミュレーションを行う

頭の中で面接の流れをシミュレーションしておくことで、より精度の高い受け答えができます。担当者からの質問に対してスムーズに答えられるように、プラスアルファの一言を添えられるようにシミュレーションを実施しましょう。

身だしなみをチェックしておく

面接会場に入る前に、髪型や服装に乱れがないかチェックしておきましょう。女性は、このタイミングでメイクを直すことがおすすめです。特に夏場は汗をかくので、汗をキレイ拭いて清潔にしておきましょう。もし体臭が気になる場合は、あくまで常識の範囲内でニオイが強くない制汗剤などを使用してください。

早めに到着するスケジュールが好ましいケース

場合によっては、会場に早く着いている方が良いケースもあります。どのようなケースが該当するのか、以下で詳しく解説します。

初めて行く場所

面接会場が初めて行く場所にある場合は、遅刻を避けるためできるだけ早めに着くようスケジュールを組みましょう。電車の乗り換えミスや道に迷うことも想定しておくことで、遅刻のリスクを軽減できます

受付に時間がかかりそう

集団面接で人数が多い場合や、敷地に入ってから受付までが遠い場合は、時間がかかることを想定して早めに会場へ向かいましょう。受付がスムーズに進んで待機時間ができた場合は、できるだけ邪魔にならない位置で資料の確認などをして待ちましょう。

複数の交通機関を利用する

電車の路線を複数利用する場合や、電車とバスを利用する場合は、多少時間がかかることを想定しておきましょう。会場までタクシーで向かう場合は、渋滞の可能性も頭に入れて行動すべきです。

悪天候時

悪天候時は、交通機関のダイヤの乱れが起こることもあります。道が渋滞してタクシーが進まない可能性もあるため、悪天候時は予定よりも早いスケジュールで動きましょう。

万が一遅刻しそうな場合の対処法

やむを得ず遅刻してしまう場合は、遅刻することがわかった段階で即座に謝罪の連絡を入れましょう。そのうえで、遅刻する理由や到着時間の目安など、詳細を伝えてください。言い訳になるようなことは、言わないようにしましょう。どんな理由であれ、とにかく謝罪の意思を伝えることが大切です。
また、遅刻にはならないものの、面接時間ギリギリの到着になってしまう場合も同様です。ギリギリになってしまうことを謝罪しておくことで、好印象につながる可能性もあります。
遅刻してしまう、もしくはギリギリになることを伝えないのはマナー違反です。それだけでなく、先方の仕事に支障をきたすことになります。遅刻しないよう動くことは大前提ですが、万が一遅刻してしまう場合は先方への誠意をしっかり見せましょう。

まとめ

面接会場に何分前に到着すべきか、明確なルールとしては定められていません。一般的には10〜15分前が理想と言われているため、参考にしてください。
早く到着してしまうのであれば、面接をより良いものにするための準備に時間を使いましょう。また、万が一遅刻してしまう場合は、何よりも謝罪の意思を伝える必要があります。「面接の到着時間」にまつわるマナーを理解し、企業に好印象を与えられるよう意識して面接に臨みましょう。

監修者・植草 陽光

植草 陽光

日本製鉄株式会社⇒株式会社リクルート⇒株式会社Izul

1社目では製鉄所での生産管理、本社でのグローバル購買職などバックオフィス系の業務に従事。29歳で営業未経験でリクルートに入社し、地場大手会社の深耕営業を実施し入社半年で表彰を獲得。自身が転職を通じて人生を変えた経験から、Izulのビジョンに共感し、現在は同社のキャリアアドバイザー職として従事。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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