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転職の面接で選ぶべき服装・身だしなみを徹底解説!スーツの選び方やよくある疑問に答えます

2024年5月7日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

転職活動の面接は、求職者の第一印象を決めるうえで最も重要な要素といえるでしょう。立ち振る舞いや返答の仕方も大事ですが、面接に適した服装やスーツを着用しているかどうかも面接の結果に大きな影響を与えます。新卒や第二新卒ではなく、中途採用での面接時にはどのようなスーツが最適でしょうか。そこで本記事では、転職面接に最適な服装やスーツの選び方を紹介します。

転職の面接における服装の基本マナーとは?

転職面接での服装やスーツの選び方によって、面接官から見た求職者の第一印象が決まります。中途採用の面接官が見ているのは「ビジネスマナーが身についた社会人」であり「一緒に働きたいと思える人」であるかどうかです。ここでは、特に注意深く見られている3つのポイントについて解説します。

清潔感と身だしなみ

面接で最も注意したいのが、清潔感や身だしなみです。スーツにシワがあったり、不快な臭いがしたり、ボタンが取れていたりすると、大人としてだらしない印象を与えかねません。必要があればスーツやワイシャツをクリーニングに出し、さらに髪型、襟元やそでの汚れやヨレなどにも注意し本番に備えましょう。

ビジネスマナーとTPO

面接官は、面接をフォーマルな場所として見ているか、色味やコーディネートのバランスが自社とあっているかなど、TPOへの理解度を見ています。入社後にクライアントの前でも問題のないよう、ビジネスマナーに沿った立ち振る舞いができるかが面接の評価基準です。他にも声、表情、姿勢なども見た目の第一印象に分類されるため、気を抜かないようにしましょう。

全体のバランス

面接官がチェックしているのは、一つひとつのアイテムではなく全体のバランスです。体に合っていないサイズのスーツを選んでいたり、靴やバッグなどもビジネスに適切でないもの適切なものを使用していると目につきやすく、悪目立ちしてしまいます。全体の印象にも注意しながら、初対面の人に好印象を持ってもらえるものを選びましょう。

Web面接においても服装に気を配るべき?

テレワークの普及により、多くの企業でWeb面接が主流となりつつあります。特に外資系企業やIT企業などで導入が増えています。Web面接も対面の面接と同様に選考の場であるため、基本的にスーツを着用しましょう。Web面接の面接官も服装の基本マナーをチェックしています。たとえ画面越しでも、スーツの汚れやシワなどが写ってしまいます。カメラが傾いたり、床に落ちた書類を拾うなど、中腰になる可能性もあります。そのため、下半身が映ることも前提にして身だしなみを整えておきましょう。

転職エージェントIzulでは、対面面接・Web面接の選考対策をはじめ、伴走型のサポートで求職者の強みを活かした転職支援を行っています。転職に関する悩みがある方は、ぜひ気軽にご相談ください。

【男性編】転職の面接に最適なスーツと身だしなみのポイント

転職の面接では、スーツを着用するのが一般的です。本章ではスーツやシャツ、ネクタイを含む5つの要素のポイントを詳しく解説します。

スーツ:ネイビーか黒のビジネススーツ

スーツの着用を求めている企業の面接では、ネイビーか黒のビジネススーツを着ておけばまず失敗はありません。またデザインは、シングルボタンのテーラードスーツが一般的です。柄は無地かストライプを選んでおけば問題ありません。しかし白に近いグレーや凝ったデザインのスーツは派手に映るため、業界によってはマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

シャツ:白のレギュラーカラーシャツ

清潔感を演出できる白のレギュラーカラーシャツがおすすめです。サックスブルーのような薄い青でも清潔感をアピールできるため、着用しても問題ないでしょう。また、ボタンダウンシャツを着用するとカジュアルな印象を与えてしまう可能性があります。そのため、面接ではレギュラーカラーが最適です。
なお、シワや襟の汚れは清潔感を損なうため、着用前に入念に確認しましょう。アイロンがけに時間をかけられない場合、ノンアイロンシャツをおすすめします。

ネクタイ:派手すぎない程度の明るい色味

ネクタイは、スーツの色にマッチした派手すぎない程度の明るい色味が最適です。個性をアピールできる部分ではあるものの、失敗すると面接の場に適さない着こなしになります。無難に決めたい方は、ネイビーやグレー、ボルドーといった色味がおすすめです。また柄は無地や小紋、ストライプであれば問題ないでしょう。

シューズ:落ち着いた色の革靴

シューズは落ち着いた色味の革靴がおすすめです。つま先が尖りすぎている靴や、明るすぎる茶色の革靴はカジュアルな印象を与えてしまうため、面接には適していないでしょう。また採用担当者によっては、靴の汚れを念入りに確認する方もいます。汚れがないか着用前にチェックしましょう。

髪型:清潔感を意識

髪型は清潔感を意識することが最も重要です。特にボサボサの髪は清潔感を演出しづらいため、髪が長い場合は散髪し少量のワックスを利用することで整えましょう。
また前髪が目にかかるほど長いと表情がわかりづらいため、良い印象は与えられません。目にかからない程度にカットし、表情がわかるようにしましょう。

【女性編】転職の面接に最適なスーツと身だしなみのポイント

女性は男性に比べてファッションの幅が広いため、何を着用すべきか迷う方も多いでしょう。基本的に女性も男性同様、業種や応募企業の社風にマッチした服装であれば問題ありません。

スーツ:落ち着いた色のスーツ

スーツを着用する場合は、黒・ネイビー・グレーなどの色味を使ったスーツがおすすめです。清潔感があればキャメルやベージュといった色でも問題ないでしょう。またパンツはアクティブ、スカートは柔らかい印象を与えます。伝えたい印象にあわせてどちらかを選択しましょう。

トップス:白か淡い色が最適

トップスは顔の色が華やぐ、白か淡い色のものがおすすめです。花柄やフリルの付いたシャツはカジュアルな印象を与えてしまうため、業界によっては適していません。

パンプス:落ち着いた色の革素材の靴

パンプスは落ち着いた色味の革素材のものを選んでください。エナメル素材はカジュアルな印象を与えるため、避けるのが無難です。また、パンプスの形は四角くカットされたスクエアトゥや、つま先が丸くどのようなシーンでも使いやすいラウンドトゥなど、フォーマルな場面に適した形状のものを選びましょう。
なお、ヒールが高すぎると、足が痛くなり面接に集中できなくなることもあります。ヒールの高い靴に慣れていない方は、3〜5cm程度に抑えることをおすすめします。

髪型:真面目さを感じさせる髪型を意識

男性同様、目にかかるほどの長い前髪やボサボサの髪型は、清潔感や真面目さを演出できないため注意しましょう。ミディアム・ロングやボブ、ショートは清潔感をアピールしやすいためおすすめです。なお髪が肩より長い場合は、低めのポニーテールやハーフアップにするとスマートな印象を与えられるでしょう。

メイク:色味や艶を抑えて控えめにする

メイクは清潔感とナチュラルさの演出を心がけると良いでしょう。
具体的にベースは血色感があることを意識してください。またチークはピンク系よりもオレンジ系を使用するとナチュラルに仕上がります。
なおマスクをしている場合は口元が見えないため、口紅を塗る必要は特にありません。しかしリモート面接で口元が見える場合は、派手な色は避け、主張しすぎないピンクまたはオレンジ系の口紅を使用しましょう。

転職面接のスーツや服装マナーについてよくある質問

転職面接は新卒の面接とは異なり、面接を受ける季節や企業からの服装指定がさまざまなので、迷う要素が多くあります。本章では転職面接の服装を選ぶ際に、多くの方が抱くスーツや服装マナーについての疑問に回答します。

面接で着るスーツがない場合は?

面接時にスーツが用意できない場合、体にフィットしたジャケットの着用がおすすめです。生地の薄いジャケットやカーディガンはカジュアルな印象を与えるので避けましょう。また、レザーやデニムのジャケットもビジネスシーンには向いていません。黒・ネイビー・グレーなどのベーシックカラーのジャケットであれば、社会人としてTPOをわきまえた印象を与えます。

服装自由と記載されていた場合はどうすればいい?<

「服装自由=スーツはNG」という意味ではありません。基本的にはスーツを着用すれば問題ありません。しかし業界によっては「スーツ以外で」と指定されることもあります。この場合は、清潔感を意識したビジネスカジュアルな服装を着用しましょう

リクルートスーツでも大丈夫?

転職の面接では、リクルートスーツの着用はできるだけ避けたほうが無難です。フレッシュな色味やデザインが多いリクルートスーツを着用すると、頼りなさそうな印象を与えてしまいます。そのため転職の面接でスーツを着用する場合は、ビジネススーツを新調すると良いでしょう。

夏でもスーツを着る必要はあるのか?

基本的に夏であってもスーツを着用するのがマナーです。しかし最近ではクールビズを許可する企業も増えているため、事前に服装に関して確認しておくと安心でしょう。
ただし、夏にスーツを着用して、汗をかいたまま面接に臨むと清潔感を損なってしまう恐れがあります。そのため外ではスーツを脱ぎ、面接でのみ着用しましょう。夏は汗を処理するため、通常より時間に余裕を持って面接会場に到着しておくことをおすすめします。

冬の面接時にコートの着用マナーはある?

冬場の面接では、コートを着用する方も多いでしょう。面接時のコートは、落ち着いた色味のトレンチコートがどんなスーツにもマッチするためおすすめです。
トレンチコートを持っていない方は、ステンカラーコートやチェスターコートでも代用できます。コートは会社に入る前に脱ぎ、2つに折りたたみ手にかけておくのがマナーです。

まとめ

服装は人の第一印象を左右します。応募先の企業によってはカジュアルなジャケットや私服でも問題ないこともありますが、面接ではスーツを着用するのが基本です。どんな服装を着用するにしても重要なのは、清潔感とその企業や業界にマッチした雰囲気です。自分好みの服装ではなく、面接官が良い印象を抱いてくれるかどうかで服装を選びましょう。

Izulの転職エージェントを活用すれば、面接時の服装や雰囲気、姿勢など、客観的に指摘してくれる環境を持てるメリットがあります。転職面接に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

監修者・中田 潤一

中田 潤一

株式会社キーエンス株入社後、サントリー株式会社→アリババ株式会社→株式会社リクルート住まいカンパニー リクルート在籍時に株式会社Izulを立ち上げ、現在に至る。株式会社Izulを含め4社の代表取締役を勤める。スキルシェアサービス「タイムチケット」では就職・転職カテゴリーで46ヶ月連続1位獲得、年間アワードを3年連続受賞。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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