コンサルタントに向いている人の特徴11選|仕事への適正・素質について詳しく解説

2024年3月12日

2024年1月16日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

コンサルタントは、クライアントの課題をヒアリングして解決策を模索し、提案・実行する仕事です。提案力やコミュニケーション能力などさまざまなスキルが求められるため、どうしても向き・不向きがあります。本記事では、コンサルタントに向いている人の11の特徴を解説します。

コンサルタントに向いている人の特徴11選

コンサルタントに向いている性格や考え方をしている人は、そうではない人と比べて早期に結果を出しやすいでしょう。コンサルタントに向いている人の特徴は次のとおりです。

挑戦心がある

コンサルタントは新しいプロジェクトに取り組むため、挑戦心が必要です。新しい環境や業界に飛び込むことを恐れないどころか、逆に楽しむことができる人が向いています。また、挑戦心がある人はリスクを恐れず、積極的に行動できます。

数字に強い

コンサルタントは、クライアントの業績や市場動向などのデータを分析し、問題を明確に理解したうえで解決策を策定する必要があります。そのため、数字を通じて課題の明確化や将来の予測などができるスキルが必須です。

好奇心が強い

好奇心が強い人は、常に新しい情報や知識を追求し、吸収しようとします。さまざまな業界のクライアントのニーズに対応する必要があるため、好奇心があることはアドバンテージとなるでしょう。また、好奇心をもって行動した結果、現状を打開する新情報が見つかる可能性もあります。

プラス思考で行動できる

コンサルタントは変革をもたらす存在であり、マイナス思考では変革をもたらす行動や戦略立案はできません。問題や課題に対して、努力や工夫次第で解決できるという希望を持ち、積極的に行動することが成功の鍵です。

また、プラス思考な姿勢はクライアントとの信頼を築くのに役立ちます。クライアントが困難な状況に直面している場合にはマイナス思考に陥りがちですが、コンサルタントがプラス思考であれば経営者の行動を後押しできます。

最新情報を収集する習慣がある

産業や市場の動向は常に変化しています。新しい競合他社、新しいテクノロジー、規制の変更など、クライアントの事業に影響を与える情報をいち早く入手し、適応することが成功のポイントです。

ミスを次に活かせる

コンサルタントには、経営者自身が解決できない難題を解決する使命があります。そのため、すぐに結果が出せなかったり、ミスをしてしまうことは珍しくはありません。大切なのは、ミスを受け入れ、柔軟に対処することです。また、ミスから得た教訓を次回のプロジェクトやクライアントのサポートに活かす意欲を持つ必要があります。

人の意見に耳を傾けられる

優秀なコンサルタントは、クライアントやチームメンバーから提供される情報や意見について詳しく質問し、深く理解するスキルを持っています。自分の考えであれば成功できると思い込むのではなく、客観的な立場で自分を見て、第三者から提供された情報や意見は積極的に施策に取り入れます。

また、相手に共感するコミュニケーションによって、信頼関係を築けることも特徴です。

過程よりも成果にこだわれる

コンサルタントの目的は、クライアントを成功に導くことです。成果へのこだわりは、クライアントが期待する価値を提供することにつながります。また、リーダーシップを発揮するためには、成果志向の姿勢が不可欠です。目標に向かって一直線に進む姿をメンバーに見せて、チームを導きましょう。

向上心がある

向上心があるコンサルタントは、クライアントにより高品質なサービスを提供し、クライアントの期待を超えることを目指します。これがクライアントとの長期的な関係の構築につながります。また、常に新しい知識やスキルを習得する意欲があるため、業界の変化に対応できるでしょう。

体力がある

長時間の会議やクライアントとの交渉、現場調査など、コンサルタントの仕事には体力を要する場面が多くあります。体力がある人は持久力に優れ、長時間の作業でもパフォーマンスが低下しません。どれだけ優れたコンサルタントでも、実力を発揮できなければクライアントを成功には導けないため、体力維持のための適度な運動などを継続することも大切です。

ストレス耐性がある

コンサルタントの仕事は、しばしば高いストレスを伴います。クライアントの要求やプロジェクトの締切、問題解決など、さまざまな要因からストレスを受けます。ストレスに強い人は、プレッシャーに押しつぶされることなく自分のスキルを発揮し、冷静に判断できるでしょう。

コンサルタントに向いていない人の特徴

コンサルタントに向いている人もいれば、向いていない人もいます。向いていなくても努力や工夫によって優れたパフォーマンスを発揮する人もいるため、コンサルタントになることを避けるべきとは限りません。

コンサルタントに向いていない人の特徴について詳しく見ていきましょう。

定量的な指標を扱うのが苦手

コンサルタントの仕事では、しばしばデータや定量的な指標を取り扱います。そのため、定量的な指標を扱うのが苦手な人は、コンサルタントに向いていないかもしれません。例えば、売上を前年比120%に伸ばすことを目標とする際に、「この業務をこれだけ増やせば達成できるだろう」と感覚で考えてしまうと、結果として目標を達成できないでしょう。

論理よりも感情を優先する

コンサルタントは、客観的なデータを分析、意思決定することが重要です。論理よりも感情や主観的な判断を優先すると、成功にはつながりません。

また、クライアントはコンサルタントに対して、事実に基づいたアドバイスや戦略を期待しています。そのため、感情に基づく主観的な判断では、クライアントを不安にさせてしまうでしょう。

初対面でのコミュニケーションが苦手

コンサルタントはクライアントとの信頼関係を築くことが重要です。初対面のクライアントとのコミュニケーションが苦手な場合、信頼を得るのが難しくなる可能性があります。

プロジェクトの初期段階では、クライアントから情報を収集し、問題を理解しなければなりません。初対面で円滑なコミュニケーションができないと、必要な情報を十分に引き出すのが難しいでしょう。

さらに、コンサルタントはプロジェクトの成果や提案をクライアントにプレゼンテーションすることがあります。施策の結果の伝達、次回施策の提案などがうまくいかなければ、継続的な関係構築が難しくなります。

まとめ

コンサルタントは、クライアントの課題を明確化したうえでデータを用いて戦略を立案し、適切に実行します。コンサルタントに向いている人はデータ分析能力やコミュニケーション能力に長けていることに加え、挑戦心やストレス耐性、体力があります。今回、解説した内容を参考に、自身がコンサルタントに向いているかどうかチェックしてみましょう。

監修者・植草 陽光

植草 陽光

日本製鉄株式会社⇒株式会社リクルート⇒株式会社Izul

1社目では製鉄所での生産管理、本社でのグローバル購買職などバックオフィス系の業務に従事。29歳で営業未経験でリクルートに入社し、地場大手会社の深耕営業を実施し入社半年で表彰を獲得。自身が転職を通じて人生を変えた経験から、Izulのビジョンに共感し、現在は同社のキャリアアドバイザー職として従事。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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