• ホーム
  • Izulメディア
  • 転職
  • コロナ禍の影響はさまざまな業界に?変化した働き方や転職事情、アフターコロナを生き抜くコツを解説

コロナ禍の影響はさまざまな業界に?変化した働き方や転職事情、アフターコロナを生き抜くコツを解説

2023年3月21日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの業界がさまざまな影響を受けています。働き方が大きく変化した業界もあるため、転職活動をどう進めるべきか改めて考え直す機会も増えているのではないでしょうか。
今回は、コロナ禍における転職活動を進めるうえで参考にしたい、各業界の動きについて解説します。転職事情やアフターコロナの生き方など、コロナ禍と転職に関連する観点に触れています。新しい生活様式・働き方における転職活動を進めるうえで、本記事が参考になれば幸いです。

コロナ禍でマイナスの影響を受けた業界

以下に挙げる業界は、新型コロナウイルスの感染拡大によって雇用数が減少したと言われています。

  • 飲食業界
  • 製造業
  • 宿泊業
  • 建設業
  • 小売業(衣服など)
  • 旅客業
  • 理美容業
  • 娯楽業

雇用数の減少は顧客数や売上の減少にも比例すると考えられるため、上記の業界に転職したいと考えている人は再考してみてもいいかもしれません。

コロナ禍でも伸びている業界

コロナ禍でマイナスの影響を受けている業界も多い中で、以下で紹介する業界は売上や雇用数が増加していると言われています。

医療業界

ワクチン接種やPCR検査など、コロナウイルスの感染・拡大を回避するために前線で活躍するのが医療関係の人材です。医療が逼迫しているという課題はあるものの、業界としての動きは伸びていると判断できるでしょう。また、マスクやアルコール消毒液など、感染症対策用品の需要が高まったことで、衛生用品を取り扱う業界も伸びているといえます。

IT業界

ソーシャルディスタンスや在宅勤務などの意識が高まったことで、ITサービスを取り扱う業界のニーズが高まったといえます。Webに関連する仕事を副業で始めたり、コロナをきっかけに独立・開業したりする人も増加しました。従来の業務をIT化させる企業も増えていることから、今後も伸び続けることが期待できる業界です。

ゲーム業界

自宅で過ごすことが多くなったコロナ禍において、家で楽しめる娯楽としてゲーム業界が注目を集めています。一時期はゲーム機本体が品薄状態になり、ニュースになったほどです。新たなゲーム機やソフトのリリースも絶え間なく行われていることから、今後も衰退することのない業界といえるでしょう。

物流業界

自宅にいながら買い物ができるという理由で、ネットショッピングやフリマアプリを利用するユーザーがコロナ禍で急増しました。注文した商品を自宅まで届けてくれる物流業者の需要が高まったといえるでしょう。独自の物流ルートを構築する企業も増えているため、今後の進化も期待できる業界です。

家電業界

エアコンや冷蔵庫など、自宅にいる時間をより快適に過ごすために家電を一新する人も増えています。家電を取り扱う業界であれば、元々あったニーズにコロナ禍の新たなニーズも加わるため、衰退の不安は少ないと考えてよいでしょう。

コロナ禍における転職事情

コロナ禍により、転職事情も大きく変化しました。昨今の転職事情をしっかり把握したうえで、自己分析などを進めていきましょう。

スキルの重要性がより高まっている

在宅勤務などが推奨されるようになった背景から、対面での育成に力を入れられない企業が増加しています。そのため、今後の成長よりも「即戦力」を求めている企業が増加しているといえるでしょう。自身が転職したい企業や業界が求めるスキルを、どの程度のレベルで保有しているのか客観的に分析することが大切です。

平均年齢に関する変化

スキルや経験を重視して採用活動を行う企業が増えたことで、若年層の採用にこだわらなくなった企業も増加しました。これまでは、終身雇用などを想定して若年層を採用し、時間をかけてゆっくり育成していく体系が一般的と考えられていました。しかし、即戦力を求めるようになったことから、ある程度の経験値を積んでいる「中堅」のような人材を採用する企業も増えています。2020年に転職した人の平均年齢は30代が多かったことからも、転職市場における年齢の幅が変化していると判断できるでしょう。

アフターコロナの時代を生き抜くためには?

2022年段階では、コロナ禍における新しい働き方や生活様式は定着しつつあるといえます。多少の緩和はみられるものの、いつ感染が再拡大するかわからない状態であるのも事実です。いわゆるアフターコロナを生き抜くためには、業界の動きや自身のことを見直す必要があるでしょう。

自身のスキルや適性を見直す

スキルや経験が重視されるようになったコロナ禍の転職事情において、自身を客観的に見つめ直し、得意な仕事や自分の強みを明確にしておくことが非常に重要とされています。今回紹介した「伸びている業界」で活躍するために必要なスキルを身につけたり、既存のスキルをブラッシュアップしたりすることでアフターコロナを生き抜ける人材になれます。

アフターコロナに強い企業の特徴を見抜く

コロナ禍により、これまで通りの運営ができなくなった企業・業界が多くあります。業界としての動きを把握しつつ、企業単位でどのような動きを見せているのかチェックしたうえで、転職先を決めることが大切です。以下の項目で解説している、アフターコロナに強いとされる企業の特徴をしっかり把握しておきましょう。

アフターコロナの時代に強い企業の特徴

ここでは、アフターコロナでも生き抜ける企業に共通する特徴を紹介します。転職活動を進めるうえで、ここで紹介する特徴に当てはまっているかどうか判断することが重要になるでしょう。

他社との差別化に成功している

同じ業界でも、他社にない商材や働き方を提案できている企業はアフターコロナでも生き抜けるといえます。伸びている業界内での競争は激しくなることが予想されるため、さまざまな観点での差別化を意識している企業が転職先として望ましいでしょう。

新規事業への抵抗感がない

コロナ禍に適した新規事業を考案し、実現させていくことに前向きな企業かどうか判断しましょう。伝統にこだわり、旧体制のまま動きを見せない企業は、アフターコロナで生き抜くことは難しいことでしょう。

オンラインの導入・活用に力を入れている

在宅勤務や新しいツールの導入といった、これまで取り入れていない施策に抵抗がない企業はアフターコロナに強いといえます。運営を変化させることに抵抗がある企業は、アフターコロナだけでなくマーケット・トレンドの変化にも対応できないでしょう。

多彩な視点と価値観をもっている

異業種への参入など、企業として生き残るための施策に幅広い視野があるかどうかも重要です。既存の働き方に固執し、古い価値観から脱却できない企業は、アフターコロナの変化から置き去りにされる可能性が高いでしょう。

まとめ

今回は、コロナ禍により影響を受けた業界について紹介しました。コロナ禍により衰退した業界もあれば、逆に追い風となった業界もあります。
転職活動を進めるうえでは、コロナ禍による業界の変化だけでなく、自身のスキルや価値観を見直すことが大切です。アフターコロナを生き抜ける企業の特徴も把握しつつ、変化に強い人材になることを意識して転職活動を進めましょう。

監修者・植草 陽光

植草 陽光

日本製鉄株式会社⇒株式会社リクルート⇒株式会社Izul

1社目では製鉄所での生産管理、本社でのグローバル購買職などバックオフィス系の業務に従事。29歳で営業未経験でリクルートに入社し、地場大手会社の深耕営業を実施し入社半年で表彰を獲得。自身が転職を通じて人生を変えた経験から、Izulのビジョンに共感し、現在は同社のキャリアアドバイザー職として従事。

著者プロフィール

Izul広報チーム

Izul広報チーム

株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

Twitter

Facebook

LINE