失敗しない転職理由の書き方とは?好印象を与えるポイントやNG例も紹介

2022年12月11日

2022年12月9日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

履歴書や職務経歴書に記載する転職理由の適切な書き方について、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。転職理由は企業が応募者を審査する際に必要な項目で、転職者自身にとっても自らの実績や今後の展望を伝えるために重要です。
今回は、転職理由の基本的な書き方のパターンやポイントについて解説します。NG例もあわせて紹介しているので、転職活動を検討している方はぜひ参考にしてください。面接で踏み込んだ質問をされても答えられるように、自分にとって最適な「転職理由の書き方」を見つけ出しましょう。

転職理由の基本的な書き方

応募書類に転職理由を書く際は、以下の文を記載してください。

  • 一身上の都合により退職(自己都合の場合)
  • 会社都合により退職(経営不振によるリストラ・倒産の場合)

転職理由は、定型文を使用して記載することが一般的です。できるだけ詳細は記載せず、面接時に質問された場合は答える、といった認識で問題ありません。
また転職理由は一般的に、履歴書に記載するものであることを覚えておきましょう。職務経歴書には記載せず、指定がない場合は履歴書のみに上記の定型文を記載してください。

なぜ転職理由を書く必要があるのか

転職理由は、主に以下の理由で企業により求められます。

  • 志望動機との整合性を測るため
  • 短期間で退職するリスクがないか判断するため

転職理由を書くことは、応募者がどのようなスタンスで仕事をしているのか理解してもらう一助になります。「こういう考えで仕事をする人だから、ぜひ採用したい」と感じてもらえる場合もあれば、書き方によっては逆にマイナスの印象を与えてしまうこともあるでしょう。

志望動機との整合性を測るため

前職を退職した理由と志望動機に一貫性がないと、採用側は応募者の思惑を理解できません。
例えば「さらなるキャリアアップ」を理由に退職したにもかかわらず、志望動機に「ワークライフバランスの実現」と書かれていたらどうでしょうか。キャリアアップするには新たな領域へのチャレンジが必要な反面、ワークライフバランスの充実は仕事とプライベートの両立が必須です。結局この人は何を目的に転職し、なぜ自社に入りたいのかと疑問に感じられてしまうでしょう。
転職理由を書く際は、退職の理由と志望動機に整合性があるかどうかを客観的に判断してください。

短期間で退職するリスクがないか判断するため

企業への不満が主な理由で退職している場合、自社でも同様のことが起きるのでは?と企業側は懸念します。仮に短期間で転職した経験がある場合、マイナス要因とならないように事情を説明する必要があります。「なぜ短期間で離職に至ったか」「過去に短期間で転職した経験はあるけれど現在はこうだ」と、自身の中でまとめたうえで転職理由を記載しましょう。

好印象を与える転職理由の書き方をパターン別に紹介

主な転職理由には、以下4つが挙げられます。

  • 給与
  • 残業時間
  • スキルアップ
  • ライフステージの変化

ここでは、好印象につながる転職理由の書き方を、上記の転職理由別に紹介します。

給与

給与が少ないことを理由に前職を退職した場合は、単に給与の少なさを理由にすることは避けましょう。お金に執着している人と認識されてしまうと、いい印象にはつながりません。「成果や行動を適切に評価してもらいたい」など、業務へのモチベーションが期待できる書き方がおすすめです。

残業時間

残業時間を転職理由として書く場合も、単に「残業時間が長かった」と書かないようにしてください。残業が理由で、自社でもすぐに退職してしまうかもしれないと判断される場合もあります。「残業に対する提案が受け入れられなかった」と、自身の行動を重視した書き方を意識しましょう

スキルアップ

スキルアップを目的に転職する場合は、伸ばしたいスキルや今後身につけたいスキルを明確に記載してください。入社後に何を実現したいのかはっきりしている人材と判断され、好印象につながるでしょう。業務に特化した専門的なスキルはもちろん、コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力・リーダーシップなど、伸ばしたいスキルを明確にして記載しましょう。

ライフステージの変化

結婚や出産で転職する場合、新天地で長く勤め続けたいことをアピールしてください。単に「結婚・出産を理由に転職する」ことだけを書くと、働き方に制限があるのでは?と捉えられてしまいます。「自身のスキルを活かして長く働きたい」「ワークライフバランスを重視したい」と、前向きな印象につながる言い回しを考えましょう。

転職理由を書く際に押さえたいポイント

ここでは、転職理由を書くうえで重要なポイントを紹介します。企業に好印象を与えるための書き方なので、ぜひ参考にしてください。

転職理由はなるべく短くまとめる

マイナスな理由が多すぎたり文章が長すぎたりすると、「言い訳ばかりする人」「不満をすぐ口にする人」だと評価されてしまうこともあります。できるだけ前向きな印象につながる言い回しを意識したうえで、短く簡潔に記載することがおすすめです。

転職により解決できる課題を理由として挙げる

「将来性を感じなかった」「前職で上司と反りが合わなかった」など、転職で解決できないことは書かないほうがよいでしょう。将来性や上司との相性に関する課題がある企業は、少なくありません。企業に対する不満が多い人材と判断されやすくなるため、あくまで「転職をきっかけに自分がどうなっていきたいか」を主題にしましょう。

ポジティブな動機に紐づけて書く

たとえネガティブな理由で前職を退職していても、転職理由に書く際はポジティブな言葉や理由に変換してください。

残業時間が長い→ワークライフバランスを重視したい
給与が少ない→正当な評価を受けたい
業務内容に不満があった→自身の適性を活かした仕事がしたい

志望動機との整合性も意識しつつ、ポジティブな転職理由として印象付けられるよう記載しましょう。

転職理由に書いてはいけないこと

転職理由に書いてしまうと、マイナスの印象につながってしまう項目がいくつかあります。以下では、転職理由として書くべきではないことについて紹介します。

感情的な内容を書く

自身の感情的な意見を正直に書いてしてしまうと、マイナスイメージを持たれてしまいます。「部下に嫌われていた」「どうしてもわかり合えない同僚がいた」などと書くと、自社で同じことがあった場合に退職に繋がると判断されるでしょう。感情的な理由があったとしても、転職理由に挙げる場合は業務や今後のキャリアに活かせるような書き方を意識しましょう。

【例】
・部下に嫌われていた→将来的には部下から信頼される人材になりたい
・どうしてもわかり合えない同僚がいた→チームワークを重視した環境でスキルを磨きたい

自分本位の理由ばかりを述べる

前職で自分の理想が叶わなかったことなどは、転職理由に書かないようにしましょう。企業に「自分本位の人」と認識されてしまうためです。「前職で実現できなかったことを課題に、御社での実現をモチベーションとしたい」など、前向きな気持ちが伝わるように、記載しましょう。

言い訳がましい長い文章を書く

退職理由が他人のせいであったり、自分をかばっていたりすると、企業側には「言い訳がましい人」と認識されます。言い訳がましい内容を長々書いていると、マイナスイメージにつながることもあるでしょう。たとえ本当のことだったとしても、できるだけ言い訳に聞こえないよう意識して書かなければいけません。また、転職理由は短く簡潔に書くことで、好印象につながる場合もあります。

まとめ

転職理由は、前職を退職した理由や仕事へのスタンスを理解してもらうために重要な観点です。企業にマイナスのイメージを持たれないように、適切な書き方を意識することが大切です。
実際の転職理由には自身の思いや今後の展望、前職への不満などさまざまな理由があることでしょう。しかし、すべてを自身の観点で正直に書くのではなく、採用することで企業側にどのようなメリットがあるのかが伝わる書き方を意識してください。
面接時に転職理由を聞かれた際は、記載した内容とズレていないか意識したうえで答えなければいけません。面接を成功させるためにも、転職理由の正しい書き方や注意点を理解しておくことが大切です。

監修者・押目 隆之介

押目 隆之介

日本郵船グループにて3年間国際物流業務に従事。
リクルートに転職し、約5年間住宅・不動産領域のメディア営業およびマネジメントを経験後、前職のAbemaTV(サイバーエージェントより出向)にてコンテンツ戦略プロデューサーとして約4年間勤務しておりました。

現在は、自身の事業の経営も行いながら、リクルート時代の同僚であった中田の立ち上げたIzulにて、20~30代の方々を中心としたキャリア支援のお手伝いもさせていただいております。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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