転職エージェントは使わない方がいい?理由や注意点、使うべき人の特徴を解説

2023年6月9日

2023年6月20日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

転職活動をスムーズに進めるため、転職エージェントを活用する人も多いでしょう。しかし、インターネット上などに「転職エージェントを使わない方がいい」という意見もあり、利用すべきかどうか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
結論から言うと、転職エージェントは転職をサポートしてくれる事業者であるため、利用自体はおすすめできます。しかし、おすすめしないという意見があるのも事実です。
今回は、なぜ転職エージェントを使わない方がいいといわれているのか、主な理由を紹介しながら利用するうえでの注意点も解説します。転職エージェントの利用をおすすめしたい人の特徴も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

転職エージェントを使わない方がいいといわれる理由は?

なぜ「転職エージェントを使わない方がいい」という意見があるのか、主な理由を以下で紹介します。ただし、以下で紹介する理由は意見の一つであり、すべての転職エージェントに当てはまるわけではありません。後ほど紹介する転職エージェントのメリットなども踏まえつつ、あくまで「参考程度」と認識しておきましょう。

結果を急かされる

転職エージェントの担当者が「求職者を斡旋した」という結果と実績を求めるあまり、転職成功までを急がせるという意見があります。結果が出るまでの時間は担当者によって当然違いがあるため、あくまで自分のペースで転職活動を進められる人と出会えるよう事前に相談しておくことがおすすめです。

自身の希望に合わない会社を紹介されるケースがある

「結果を急ぐ」ことにもつながりますが、転職先を決めることのみをゴールにし、希望条件を疎かにされたという意見もあります。こちらも担当者の個人差が大きく、「理想のキャリアに近づくためのサポート」を提供してもらえれば、回避できる問題です。

担当者によって対応にバラつきがある

担当者によっては、対応がよくないと感じる場合もあります。相談中の態度が悪かったり、評判のよくない企業を紹介されたりと、対応が悪いと感じる理由は人それぞれです。ただし、いち担当者の対応が、転職エージェントそのものの良し悪しにつながるわけではありません。

転職が決まるまでに時間がかかる

利用開始から転職先が決まるまで、当初の予定より時間がかかったと感じる人もいます。ただし目線を変えれば「納得いく転職先を一緒に探してくれた」とも捉えることができます。あくまで、転職先を早く決めたかったのに時間がかかったことに不満があった人の意見であると考えておきましょう。

転職エージェントを使うことで得られるメリット

ここでは、転職エージェントを利用することで得られるメリットを紹介します。

無料で利用できる

転職エージェントのほとんどは会員登録が必要ではあるものの、無料で利用できます。求職者側は費用をかけずに転職相談ができるため、大きなメリットです。

非公開求人に応募できる

転職エージェントは、求人情報サイトなどに掲載されていない求人を紹介してくれる場合があります。一般公開されている求人情報に自身の理想とマッチするものがなければ、利用してみることがおすすめです。
非公開求人とは?非公開にする理由や応募するメリット・デメリットを解説

履歴書の添削や面接対策サポートを受けられる

転職先の紹介だけでなく、履歴書の添削や面接時の対策におけるサポートを受けられるというメリットがあります。書類の正しい書き方や面接対策を事前に把握しておくことで、転職先に自身のよさをより確実にアピールできます

客観的なアドバイスで強みや弱点がわかる

転職エージェントは、自分では気づいていない適性や弱点を客観的な目線でアドバイスしてくれます。また、転職希望先の人間関係など、自分だけではわからないポイントを事前に教えてくれるのもメリットです。

応募手続きなどを委託できる

転職先の候補が複数ある場合、時間のかかる応募手続きはできるだけ簡略化したいという人もいるでしょう。転職エージェントの多くは応募手続きを請け負ってくれるため、その分自己分析などほかの準備に時間をかけられることがメリットです。

収入面の交渉を依頼できる

自身の理想とする収入について相談することで、条件に合う転職先を紹介してもらえます。とはいえ、スキルや実績が伴っていないと転職自体難しいため、あくまで収入面は「身の丈にあったレベル」を意識することが大切です。

転職エージェントを使うべき人・使わない方がいい人の特徴

最後に、転職エージェントを使うべき人と使わない方がいい人の特徴を紹介します。ここまで紹介した転職エージェントを使わない方がいいという意見やメリットなどを参考に、自身がどうしたいのか、どうすべきなのかで判断してください。

転職エージェントを使うべき人の特徴

  • 転職活動における面倒な手続きなどをすべて委託したい
  • 転職先の人間関係を事前に把握しておきたい
  • ブランクや早期退職など、自身の転職における状態に不安がある
  • 自身のキャリアに関する客観的な意見を聞きたい
  • 長期的な目線で納得いく転職先を見つけたい

転職エージェントを使わない方がいい人の特徴

  • 転職エージェントに依頼していない中小企業・ベンチャー企業などに絞って転職活動をしたい
  • 転職したい企業が決まっている
  • 自分の意見を貫き通したい
  • 第三者の意見に左右されやすい
  • 客観的な目線で自己分析できると自負している

転職エージェントを「使わない方がいい」と自身で判断した場合は、転職サイトや職業安定所など、一般的な媒体や施設などを利用することがおすすめです。

まとめ

転職エージェントは、自身の理想とするキャリアをより確実に実現するうえで活用できる事業者です。「使わない方がいい」という意見もあるものの、あくまで担当者との相性などに左右されることが多いでしょう。
無料で非公開求人に応募できたり、履歴書の書き方や面接、自己分析における客観的な意見を聞けたりと、転職エージェントには多数のメリットがあります。転職後の収入の交渉や応募手続きの委託など、通常の転職活動では受けられないサービスが活用できるのも転職エージェントの特徴です。
転職エージェントを「使わない方がいい理由」は、参考程度にとどめておきましょう。そのうえで、今回紹介した「使うべき人」と「使わない方がいい人」の特徴も把握しつつ、理想の転職先を見つけるために転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

監修者・中田 潤一

中田 潤一

株式会社キーエンス株入社後、サントリー株式会社→アリババ株式会社→株式会社リクルート住まいカンパニー リクルート在籍時に株式会社Izulを立ち上げ、現在に至る。株式会社Izulを含め4社の代表取締役を勤める。スキルシェアサービス「タイムチケット」では就職・転職カテゴリーで46ヶ月連続1位獲得、年間アワードを3年連続受賞。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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