製造業への転職に向けた志望動機はどう書くべき?職種や仕事内容も紹介

2023年8月18日

2024年4月26日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

「製造業へ転職したいけど、志望動機をどう書けばいいのかわからない」
「製造業へ転職に向けて、印象に残る志望動機を書きたい」
このように製造業への転職を考えている方で、志望動機の書き方について悩んでいるという方もいるでしょう。今回は、製造業への転職に向けた志望動機の書き方を、例文も交えて紹介します。製造業の特徴や仕事内容にも触れているので、製造業への理解も深めたうえで、転職活動にお役立てください。

製造業の特徴

製品の製造を行うのが製造業です。機械や部品はもちろん、食品や化粧品などを作る企業も製造業に分類されます。職種によっては単純作業が多く、仕事内容がシンプルであることから、未経験でも就業しやすい傾向があります。
効率良く作業を進めることで評価につながりやすく、スキルアップを実感しやすいのも製造業のやりがいのひとつです。以下では、製造業の主な職種・業種も紹介しているので、まずはどの領域に関わるのか検討するうえで参考にしてください。

主な職種・業種

製造業の主な職種は、以下の通りです。それぞれの仕事内容については、次の項目で詳しく解説します。

  • 研究・企画
  • 加工・組み立て
  • 点検
  • 軽作業
  • 生産管理
  • 営業・販売

製造業は、さまざまな業種に分類されることも特徴です。機械・医薬品・電子部品をはじめ、食品や木材、木製品関連などが挙げられます。製造業を目指す際は、職種と業種を把握したうえで志望動機を書くことが大切です。

【職種別】製造業の仕事内容

ここでは、製造業の職種ごとの仕事内容を紹介します。志望動機を書くうえでも重要な知識であるため、製造業を目指す方はぜひ参考にしてください。

研究・企画

ユーザーに届ける製品について、研究・企画する職種です。あらゆる作業の「きっかけ」を生み出す職種であるため、よりクリエイティブな思考が求められます。研究・企画職を目指す際は「これまでにない製品を生み出してユーザーに届けたい」といった内容の志望動機を意識しましょう。

加工・組み立て

製造業のメインとなる作業を担当する職種です。現場で手を動かし、ユーザーに届ける製品を企画内容通りに再現することが求められます。加工・組み立ての職種に就きたい場合は、実際に手を動かしてモノを作ることに対するやりがいやモチベーションを志望動機へ落とし込みましょう。

点検

完成した製品が、市場に届けられるものかどうかチェックする職種です。製品の品質を保つ重要な役割を果たすため、責任感が求められます。点検業務をメインとして就業したい際は「専門的な視点で製造の流れを支えたい」といった内容の志望動機を記載するといいでしょう。

軽作業

検品や梱包作業など、製造ライン外における製造業の職種です。メインの製造職担当者が円滑に作業できるように、サポートを担当することもあります。軽作業は未経験でも就業しやすいため「未経験から製造業に携わりたい」という熱意を志望動機に盛り込みましょう。

生産管理

製品の製造時期と納品日の擦り合わせなどを行う職種です。生産管理を誤ると、在庫を大量に抱えることになってしまいます。現場はもちろん、顧客とのつながりも重要視される仕事であるため、視野を広く持って仕事したい旨を志望動機として落とし込むといいでしょう。

営業・販売

顧客に対して製品を売り込み、実際に販売する職種です。専門技術よりも、人当たりなどの「適性」が重視されるケースもあります。「コミュニケーションスキルを活かして、貴社の製品・技術を広く浸透させたい」といった内容の志望動機を書くのがおすすめです。

製造業の志望動機を書くうえでのポイント

製造業向けの志望動機を書く際は、以下のポイントを意識しておくことが大切です。

書くべき要素を把握しておく

なぜ製造業なのか、なぜその企業なのかを明確にし、対象企業の方向性に沿った要素をまとめておきましょう。また、将来のビジョンも併せて記載しておくと、採用の可能性がアップします。
また製造業は、職種や業種が幅広い業界です。そのため、それぞれに適した志望動機を書き分けることが大切です。職種・業種ごとに適した志望動機を意識しないと、的外れな転職活動を進めることになってしまいます。

自分の適性を明確にしておく

製造業に向いている人には、以下の共通点があります。

  • 数字・図面を取り扱うことに抵抗がない
  • 協調性がある
  • 集中力に自信がある

数字・図面などを取り扱うことも多いため、もともとこれらに抵抗がない人が製造業に向いて居るといえます。またチーム単位で仕事を行うことも多いため、協調性も大切です。一つの仕事を最後までやり抜く、集中力が必要な仕事であることも覚えておきましょう。

採用担当が何を見ているのか理解しておく

採用担当者は志望動機から、業界・仕事・会社への理解度や貢献したい気持ちを判断しています。文章の内容から、一般常識がある人材かどうか判断する採用担当者も多いでしょう。また、使い回しの文章でないか、志望動機をみて判断される場合もあります。数多くの面接を経験している採用担当者がみると、使い回しの文章はすぐにばれてしまいます。書くべき要素が明確になっているか、適性があるかも含め、採用担当者は志望動機からさまざまなことをみていると認識しておきましょう。

製造業の志望動機を例文で紹介

ここでは、製造業の志望動機を書く際に使用したい例文をまとめています。志望動機を書くうえで迷った際に活用してください。

OK例

製造業経験者・未経験者それぞれのOK例は以下の通りです。職種や業界によって使い分けは必要となるものの、ある程度汎用性の高いものをまとめています。

<製造業経験者向けの例文>

  • 前職と同様、○○の仕事をしたいと思い、貴社の○○スタッフを志望しました。
  • 前職の経験を活かし、貴社の○○を製造する業務に携わりたいと考えました。
  • 以前在籍していた企業では、広い視野をもってライン全体を管理していました。貴社でも、これまでの経験を活かせると考え今回志望させていただきました。

<製造業未経験者向けの例文>

  • 自身の特性を活かして○○の製造に関わりたいと考え、貴社を志望しました。
  • 趣味であるDIYの経験を仕事にしたいと考える中で、貴社の求人を拝見したため今回志望させていただきました
  • 製造業の経験はありませんが、前職で得た○○の知見を活かし、貴社の製造業務に貢献したいと考えております。

NG例

以下のような内容、書き方では、良い印象につながりません。

  • 他の企業・業種にも使いまわせる文章
  • 待遇面・条件面などを強調しすぎている
  • そもそも企業特性を理解していない内容
  • なぜ志望しているのかが曖昧
  • 誤字脱字が多い
  • 敬語の使い方が誤っている

製造業に限った話ではありませんが、OK例のフレーズと合わせて、NGとされる傾向も把握しておくことが大切です。

まとめ

今回は、製造業向けの志望動機の書き方について、業界の特徴をおさらいしながら紹介しました。製造業への志望動機を書く際は、志望理由を明確にしたうえで、職種・業種の特性にあわせて書き分けることが大切です。今回は、製造業向けの志望動機を書く際に活用できる、例文やNGパターンも紹介しています。製造業へのキャリアを検討している人にとって、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

監修者・押目 隆之介

押目 隆之介

日本郵船グループにて3年間国際物流業務に従事。
リクルートに転職し、約5年間住宅・不動産領域のメディア営業およびマネジメントを経験後、前職のAbemaTV(サイバーエージェントより出向)にてコンテンツ戦略プロデューサーとして約4年間勤務しておりました。

現在は、自身の事業の経営も行いながら、リクルート時代の同僚であった中田の立ち上げたIzulにて、20~30代の方々を中心としたキャリア支援のお手伝いもさせていただいております。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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