マインドマップとは?効果を発揮するシーンや正しい書き方を徹底解説

2022年12月12日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

自身の思考やアイデアを具体化し、分岐させて記載する図のことをマインドマップといいます。マインドマップというワードは耳にしたことがあっても、効果や目的の詳細まで把握しきれていない方も多いでしょう。
今回はマインドマップについて、活用シーンや書き方を解説します。マインドマップを活用することで自身の能力を高めるきっかけにもなるため、ぜひ参考にしてください。

マインドマップとは

マインドマップとは、自身の思考・アイデアを具体化して図におこす自己分析の方法です。軸となるキーワードから想像できる言葉を、地図のようにつなぎ合わせることからマインドマップと呼ばれています。
マインドマップの歴史は古く、1970年代に作家として活躍したトニー・ブザン氏により広められました。現在では、ブレインストーミングや記憶力向上、プレゼン資料に役立つ手法・考え方として多くの人が利用しています。

マインドマップによって得られる効果

マインドマップを活用することで、優れた意思決定につながる要因を考えることができます。記憶力や理解力が向上するのも、マインドマップの効果であり、メリットです。また、自身では理解しきれない複雑な課題を視覚化することもできます。複雑に感じている課題を具体化できるため、課題解決につながる行動や施策を客観的に考えて、行動に移すことができることでしょう。

マインドマップを導入する目的

マインドマップは、作成者の記憶力や理解力、発想力をアップさせるために導入されます。脳内にある思考やアイデアを視覚化し、チームで取り組む施策や課題を明確にする目的で導入されることもあります。「言語化が難しく、頭の中で眠っているアイデアや情報をなんとか形にしたい」といった思いを形にするため、マインドマップを積極的に取り入れる企業が増えています。

マインドマップが活用されるシーン

マインドマップは、主に以下のシーンで活用されます。

  • プレゼンテーション
  • ブレインストーミング
  • 学習ノートの作成
  • 年間計画・月間計画・デイリーtodoの管理

ここでは、マインドマップが活用されるシーンについて、詳しく解説します。

プレゼンテーション

マインドマップで自身のアイデアを具現化できれば、プレゼンテーションで使用する資料にインパクトを持たせることができます。
Word・Excel・PowerPointなど、プレゼンテーションで活用するツールはさまざまです。これらはプレゼンテーションにおいて定番のツールですが、独自のアイデアなどを加えないとインパクトに欠ける資料ができてしまいます。マインドマップの手法を取り入れることで、独自のアイデアをふんだんに盛り込んだプレゼン資料を作成できるでしょう。

ブレインストーミング

ブレインストーミングとは、複数人の会議などでアイデアを出し合う手法のことです。マインドマップを活用して複数人で思考・アイデアに意識を向けることで、ビジネスに活かせる新たな考えが浮かぶかもしれません。会議に参加する人数が多くなるほど、ただ言葉にしただけのアイデアは埋もれてしまいます。マインドマップを活用することで、メンバー全員がよりアイデアを深掘りすることができるでしょう。結果として、個人にとってはもちろんチームにとっても有効な施策の立案につながります。

学習ノートの作成

マインドマップはアイデアの具現化はもちろん、会議やプレゼンテーションで得た情報を視覚化することで学習ノートを作成できます。自身が作成したマインドマップに新たな情報を追加し、より精度の高いノートを作成することも可能です。マインドマップをベースにしたノートを作成しておけば、自身の考えたアイデアをいつでも確認できます。これまで思いつかなかったような、新たなアイデアの創出にもつながるでしょう。

年間計画・月間計画・デイリーToDoの管理

マインドマップには、年間や月間、デイリーでのToDoをわかりやすくする効果があります。ToDoリストをマインドマップの形式で作成すれば、タスクを直観的に把握することが可能です。また、タスクに優先順位をつけたり、仕事量を把握することにも役立ちます。
マインドマップの概念を取り入れたToDoリストは、以下の手順で作成しましょう。

  1. 用紙の中央に「ToDo」と記載
  2. ToDoから曲線を引き、思いついたタスクを書き並べる
  3. 曲線を枝分かれさせたうえでそれぞれに関連する情報を記載
  4. タスクごとに優先順位・所要時間を設定

マインドマップは自己分析にも効果的?

マインドマップは企業やチームメンバーとの関わりだけでなく、自己分析ツールとしても活用できます。ここでは、自己分析でマインドマップを活用するメリットや、マインドマップにより把握できる特性について解説します。

マインドマップを自己分析に活用するメリット

自己分析にマインドマップを活用することで、自身の発想力が鍛えられます。ベースとなるテーマを決め、関連する言葉や概念を書き連ねていくことがマインドマップの特徴です。自身が理解しているアイデアを並べやすいのはもちろん、自分では気づいていなかった新たな発想を生み出すことにつながります。
また、洗い出した情報を網羅し、視覚的にわかりやすく整理できる点も自己分析でマインドマップを試用するメリットです。せっかく導き出したアイデアや課題も、客観的に見たとき理解できなければ意味がありません。
マインドマップは自分自身を理解し、さらに深掘りする効果が期待できる自己分析ツールと認識しておきましょう。

マインドマップで把握できる特性

マインドマップで自己分析を進めることは、自身の行動特性を理解するきっかけになります。行動特性とは、自身の行動原理や行動に至るまでの考え方です。目標に対する原動力や行動につながる背景を客観視するうえで、マインドマップが活用できます。
またマインドマップには、行動や決断につながる思考性を把握する効果があります。自分がとった行動や決断に対し、なぜ自分がそうしたのかを理解しやすくなるでしょう。

マインドマップの書き方

マインドマップは、以下の手順で書くのが一般的です。

  1. 用紙の中心にベースとなるキーワードを記載(プロジェクト名・課題・目標など)
  2. メインキーワードから派生するような形で線を書いていく
  3. 派生できるキーワードが思い浮かばなくなるまで続ける
  4. キーワードを出し切ったら関連性の高い順に再配置する

上記のステップを実施することで、課題の抽出や自身の記憶力・理解力などを高められるでしょう。

マインドマップを作る際のポイント

マインドマップをより効果的に作成するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

できるだけ抽象的なアイデアをベースに配置する
 直感的に思いついたアイデアを次々に追加していく方がスムーズなため
思いついたアイデアは細かく追加していく
 キーワードを出し切ってからアイデアをつなぎあわせる
大きめの用紙に作成する
 キーワードやアイデアが多くなっても対応できるように

マインドマップを作ったことがない・より精度の高いマインドマップを作成したいという方はぜひ参考にしてください。

マインドマップを書くときに押さえたい要素

マインドマップを作成する際は、以下の6つの要素を理解しておくことが大切です。

  1. 用紙
  2. 言葉
  3. イメージ
  4. カラー
  5. 構造

用紙

罫線の書いてある用紙ではなく、無地の用紙を使いましょう。視覚的な影響を受けて、アイデアの自由度が制限されることを防ぐためです。また、できるだけ大きな用紙を使い、横長に書くことも大切です。思いついたキーワードを自由に書けるため、用紙の大きさや向きは重要です。

マインドマップに記載する曲線は、枝を表す「ブランチ」と呼ばれます。ブランチを記載する際は、キーワード同士の関連性を意識しましょう。また、キーワードに直接関係する「メインブランチ」と、メインブランチから派生する「サブブランチ」について理解することも大切です。ブランチごとの関連性を正確につなぎ合わせることで、より効果的な分析につながるでしょう。

言葉

マインドマップを書くうえで重要なブランチに、言葉を添えることも忘れてはいけません。文章ではなく単語で記載することで、効率的に作成できるでしょう。またブランチ上に単語を記載する際は、ブランチをアンダーラインとして活用するようにしましょう。ブランチと単語のバランスがよければ、後から確認したときでもスムーズに理解できます。

イメージ

マインドマップを作成する際は、自身のアイデアに近いイメージのイラストなどをふんだんに使用しましょう。ブランチ上に配置した言葉一つひとつに、関連するイメージを記載するのもおすすめです。マインドマップは、絵のように活用することでより記憶に残りやすくなります。イラストを描くのが苦手な場合は、画像を印刷して貼り付けてみましょう。

カラー

イメージの観点と同様、カラーにこだわることでより効果的なマインドマップを作成できます。カラーをふんだんに取り入れたマインドマップは、自身の記憶にも残りやすくなるでしょう。また、要素を色分けすることで、後から確認する際にもわかりやすくなります。モノトーンで統一するのではなく、できるだけ多くの色を使ってマインドマップを作成しましょう。

構造

イメージやカラーを比較的自由に設定できる点が、マインドマップのメリットです。しかし、マインドマップとして正しい構造があることも忘れてはいけません。マインドマップはまず、メインキーワードとなる「BOI (Basic Ordering Idea)」を考えます。その後、BOIから枝分かれするブランチやイメージ、カラーを選択することが基本的な「構造」です。マインドマップの作成は「構造」を崩すことなく、基本的な手順の中に自由度を加えることを念頭に置いておきましょう。

まとめ

マインドマップは、自身のアイデアや課題を視覚化する役割を持つ自己分析の方法です。意思決定や記憶力の向上など、さまざまな効果が期待できます。
マインドマップを作成する際は、基本的な書き方や構造に加え、独自性を出す工夫を施すことが大切です。自身はもちろん、チームメンバーや企業の記憶にも残るようなマインドマップを、記事の内容を参考に作成してみてください。

監修者・江部 臨太郎

江部 臨太郎

新卒からアパレルショップ「FREAK'S STORE」に4年勤務。顧客売上全国1位を達成し副店長に昇格後、うなぎ屋「のだや」に転職。ホール責任者として2年勤務し、1年間の無職期間を挟み、リクルートに入社。広告メディア「SUUMO」を取り扱う一気通貫型の法人営業に2年間従事し、在籍期間で合計6回の社内表彰を獲得。その後、転職サイトdodaなどを取り扱うパーソルキャリアの新規事業開発室「Innovation Lab.」に転職。サービス業向けのDXを行うバーティカルSaaS「Sync Up」の新規事業立ち上げにBizサイド1人目としてジョイン。SaaS型パイプラインセールスの基盤構築と事業拡大に貢献。その後、パーソルイノベーションに転籍し、同事業部で計2年間、社内スタートアップの "0→1" フェーズに携わり、現職へ。執行役員として人材紹介サービス「Izul」の立ち上げに参画。現在はIzulの事業全体の戦略推進担当を担いながら、キャリアアドバイザーチームのマネジメント、及び自身もプレイヤーとして活動中。同時に個人事業主として、住宅メーカーやインテリアショップなどtoC事業者に向けたコンサルティング業務に従事している。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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