朝礼などで使えるスピーチネタを紹介!構成の作り方や成功させるためのポイントも解説

2023年5月29日

2023年5月7日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

会社によっては、朝礼や終礼の場面でスピーチを求められることがあります。しかしスピーチを求められても、何をどう話せば良いか分からないと悩んでいる方も多いでしょう。

今回は、職場で使える代表的なスピーチネタ7選や、基本構成を紹介します。本記事後半ではスピーチを成功させるための3つのポイントも解説しているので、ぜひご覧ください。

職場で使える代表的なスピーチネタ

ここでは、職場で行うスピーチに最適なテーマを7つ紹介します。

最近学んだこと

最近学んだことをスピーチで発表すれば、聞き手も有益な情報を手に入れられるだけでなく、自分の中でも学びが定着します。

仕事や趣味、日常生活など特にテーマに縛りはないため、自分の最近の生活を振り返って周りの社員に共有したいテーマを選定しましょう。周りにとって良い刺激になり、仕事や実生活でのモチベーションアップにつながるかもしれません。

健康に関する話題

健康志向ブームを受け、健康を意識している方は増えてきました。そのため健康をテーマにすると、多くの方が耳を傾けてくれるでしょう。自分の実体験を踏まえた健康に関する教訓を発表すると、より興味深いテーマになります。

実体験に即したエピソードが見つからなければ、健康の豆知識を披露しても良いでしょう。「健康 豆知識」と検索すると、有益な情報が豊富に揃っているため、自分が気になった知識を披露するのも有効です。

時事ニュース

最近話題のタイムリーなニュースは多くの人が興味をもってくれるだけでなく、テーマを集めやすいためスピーチネタには最適です。実際に発表する際は、ただ時事ニュースを紹介するだけでなく自分の意見を述べたり、他の社員に意見を求めたりするとコミュニケーションが活発なスピーチになるでしょう。

時事ニュースを集める際は、時事ドットコムや東洋経済オンライン、日本経済新聞(電子板)の利用がおすすめです。また宗教的な話題を取り扱うと、意見が割れる可能性があるためできるだけ避けましょう。

おすすめの書籍

読書に時間を割けない方も多いでしょう。自分がおすすめの書籍の魅力を紹介して、社員に読書を促してみてはいかがでしょうか。

ビジネス本の場合は、スピーチの際にその本の中で最も勉強になった部分を発表することで、忙しい社員に効率的に学びを与えられるため喜ばれます。

また周りに読書が趣味の社員や、紹介した本を読んだことのある社員がいれば、新たな交流のきっかけになるでしょう。

家族やペットの話題

スピーチで自分の家族やペットのことを紹介すると親近感を与えられるため、新たなコミュニケーションのきっかけになるでしょう。家族やペットについて話すと同時に、昔の自分やペットとのエピソードなどを紹介すれば、自分にも興味を持ってくれます。

仕事をしていると、なかなか自分のことについて話す機会はありません。自分の趣味や学生時代のエピソードなどを、同時に話しても良いでしょう。

季節に関する話題

季節に関する話題は、テーマが絞りやすいためおすすめです。その時期に関する豆知識や開催されるイベントなどを紹介すると、興味をもってくれるでしょう。

例えば春先にスピーチすることになった場合は、入学式に関する自分の面白いエピソードなどを話すと、季節も押さえながら自分の人柄なども紹介できます。

インターネットで「今日は何の日」と検索すると、その日に関する豆知識がヒットします。季節に絡めてその日に関する豆知識を披露するのもおすすめです。

仕事で役立つノウハウ

仕事をしている際に、心がけていることがあればそれを社員に共有しても良いでしょう。ネットで調べたノウハウよりも、自分のノウハウであれば信憑性があるため興味を持ってくれます。

スピーチの構成を作る手順

スピーチのネタと同様に重要なのが構成です。基本構成に沿わずにダラダラと話すと、何を伝えたいのか分からず聞き手はストレスを抱えてしまいます。

実際にスピーチする際は「序論(話の導入)→本論→結論」の構成を意識しましょう。詳細は以降で解説します。

序論(話の導入)

序論(話の導入)は、聞き手がそのスピーチを集中して聞いてくれるかを左右する重要な部分です。「皆さん最近、気になるニュースはありますか?」「春といえば何を思い浮かべますか?」など相手に問いかける形で聞き手の注意を引きましょう。

問いかける方法の他にも、話の核心の部分を隠して話し始めると、聞き手はそのあとの話が気になって耳を傾けてくれます。

本論

序論(話の導入)で聞き手の注意を引いた後は、本論でテーマについて深堀りします。その際にただ事実を伝えるのではなく、自分の考えや自分が絡んだエピソードを話すとより興味を持ってくれるでしょう。

結論

本論でテーマについて深掘りした後は、結論でスピーチをまとめましょう。さらに「皆さんも〇〇を心がけて今日1日頑張りましょう。」などと前向きな言葉で締めると、モチベーションもアップします。

スピーチを成功させるための3つのポイント

ここではテーマや構成以外で、スピーチを成功させるために重要な3つのポイントを紹介します。

元気な挨拶から始めて緊張を和らげる

多くのメンバーの前で話すとなると、誰しもが緊張するものです。テーマや原稿を用意してきても、緊張していると思うように発表できません。緊張をほぐすためにも、元気な挨拶からスタートしましょう。

また実際に発表する際は、日常で話す時よりも大きく口を開けるとスピーチが聞き取りやすくなります。

最初にスピーチのテーマを述べる

テーマの分からない話を聞くのは、聞き手にとっては苦痛です。まずは「これから〇〇についてお話しします」とスピーチのテーマ発表からスタートしましょう。

相手をひきつけるために、問いかける場合やあえて話の核心を隠す場合でも、2言目にはテーマについて言及した方が聞き手は話を理解しやすいでしょう。

時間をオーバーしない

多くの場合スピーチは、朝礼や終礼の場面で行われます。特に朝礼はその後に各々の仕事が詰まっているため、時間をオーバーすると他のメンバーに迷惑がかかります。

実際に発表する前に用意された時間内で話し終えられるか、確認の意味も込めて練習しておきましょう。多くのメンバーの前で発表するとなると、緊張して頭が真っ白になってしまう方も多いと思います。そのためにも、伝えたいことをある程度まとめたメモを持っておくと安心です。

まとめ

スピーチを発表する際は「序論(話の導入)→本論→結論」の構成を意識すると聞き手も理解しやすいでしょう。テーマに迷った際は、本記事前半で紹介した7つのネタを参考にしてください。またスピーチを成功させるためには構成やテーマだけでなく、元気な挨拶とスピーチのタイトルから始め、時間をオーバーしないことも重要です。

監修者・植草 陽光

植草 陽光

日本製鉄株式会社⇒株式会社リクルート⇒株式会社Izul

1社目では製鉄所での生産管理、本社でのグローバル購買職などバックオフィス系の業務に従事。29歳で営業未経験でリクルートに入社し、地場大手会社の深耕営業を実施し入社半年で表彰を獲得。自身が転職を通じて人生を変えた経験から、Izulのビジョンに共感し、現在は同社のキャリアアドバイザー職として従事。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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