経営におけるリソースとは?種類・活用事例・管理方法を解説

2022年11月28日

2022年11月30日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

リソースとは、資源を意味するビジネス用語のひとつです。さまざまな場面で使われている言葉であるものの、意味や内容を理解しきれていないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、経営におけるリソースの概要や、種類・活用事例・管理方法について解説します。

リソースとは

リソースとは供給源・資源・財源などの意味を持つ言葉です。ビジネスシーンでは人材・物資・資金・時間など、業務を達成するために必要な経営資源を総称してリソースと呼びます。リソースと似た言葉にアセットがありますが、リソースは「資源」で、アセットは「資産」を意味します。資産とは所有しているだけで価値のあるもので、金銭や土地、証券などが該当することを覚えておきましょう。

リソースの種類

ここでは、5種類のリソースについて紹介します。

人的資源(ヒト)

人的資源(ヒト)は、ヒューマン・リソース・マネジメントと表されることもある資源です。人材は企業のなかでも重要な資源で、従業員の生産性向上、経営コスト削減の観点で多くの企業が重要視しています。ヒトがいてこそカネが動き、ヒトがいてこそモノが作れ、ヒトがいてこそ情報を集めて活用できます。経営資源の中で最も大切にしたいのは、ヒトといっても過言ではありません。

モノ

モノに該当するのは備品・オフィス・設備・社用車・工場など、会社名義で保有しているものが挙げられます。経営資源のモノとは、企業が生産する製品だけではなく、機械や設備などオフィスツールも含まれるでしょう。モノは人によって価値が生まれ、価値がカネに交換されてビジネスが生まれます。物的資源が豊富であると生産性の効率が上がる代わりに、ランニングコストがかかる点がデメリットです。

カネ

リソースのカネとはオフィスの賃貸料や、社員を雇うための給与が該当します。また、備品購入費用や新規事業の準備費用など、運営資金を指す場合もあります。カネは現金だけでなく、株式や債券、借入金なども対象です。資源は多いほど選択肢が増えるため、経営規模を広げることができます。企業の大切な経営資源であるカネをどのように使っていくかは、企業の成長速度や将来性にも大きく影響します。

情報

リソースにおける情報は、会社が所有している顧客情報やマーケティング内容、統計データなどの無形資産を指します。企業の利益に大きく関わるリソースであり、売却・販売することも可能です。高い技術や専門性を持っている社員は、人的資源であると同時にノウハウや経験など、その社員しか持たない情報を持っているため「情報資源」にも該当します。情報は企業のブランドイメージやウイルス感染などによる事故、競争力の強化などに関わるため、カネ・モノよりも重要といわれる場合もあります。

時間・知的財産

知的財産は特許技術・独自性・商標権・著作権・商号などのことを指します。法律で保護されており、利益に係る権利であることが特徴です。経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産を適切に配置することで、会社を効率的に発展させることができます。

リソースの活用例

ここでは、リソースの種類ごとに活用例を紹介します。

ヒューマンリソースマネジメント(HRM)

ヒューマン・リソース・マネジメントは育成を通じて企業に経済的な価値をもたらす資源です。コストを抑えて効率的に資源を活用するという観点から、ヒューマン・リソース・マネジメントは生まれました。
従来の考え方ではヒトはリソースではなくPM(パーソナル・マネジメント)という考え方でコストと捉えられていましたが、ヒューマン・リソース・マネジメントではヒトを「資源」と捉えています。人的資源は流動的な資源と考えられ、従業員が働きたいと思える職場環境を提供することもヒューマン・リソース・マネジメントの一環です。

経営リソース

経営リソースには、ヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産の6つが該当します。経営リソースを最大化させることは、競合他社との競争に勝ち抜いていくために必要です。また、事業を成長させるためにも重要です。状況によってはリソースにかけるコストの割合を調整する場合もあり、経営陣の判断や手腕が試されます。

外部リソース

外部リソースは一般的に外注と呼ばれることの多いリソースです。自社に足りないリソースを外部から調達したり、補ったりします。外部リソースには人材派遣などの人的資源のほか、コンサルティングなどの情報リソースなどが該当します。現代は業界や職種を問わず人材不足が深刻化しており、外部リソースは多くの企業が実施しています。

リソース管理の重要性

リソースは適切に管理することで効果を発揮します。本項目では、リソース管理の重要性とリソースを管理するメリットを紹介します。

経営視点と人的視点

経営視点とは、さまざまな選択を通じて意思決定しなければならない立場である経営者の視点です。経営者は自社の財務状況や競合他社、顧客、取引先の動向、社内リソースの配置や活動状況など、多角的な視点で情報を見ていく必要があります。また、特定の側面から物事・事象を見るのではなく、視野の広さも大切です。短期ではなく中長期スパンで物事を見ていく視野の広さを持つことも、経営視点における重要な観点です。
経営者はさまざまな人の立場や利益を考えていかなくてはならないのと同時に、自社のビジネスを客観的に見る視点も重要です。経営者は組織を動かして成果を出すことを考えます。対して、人的視点の観点では自分が動いて成果を出すことを考えます。人的視点の場合でも1人で仕事をするのではなく、プロジェクト単位か、単発で仕事を依頼することが一般的です。
人的視点は顧客と主に接する場合が多いのに対し、経営視点は従業員に対する考え方です。

リソース管理のメリット

リソースを管理することで、プロジェクト全体を見渡してリソースを何に割けばよいか計画を立てやすくなり、限られたリソースの中で最大の効果が得られるメリットがあります。リソース管理においては、リソースを整理し、プロジェクト成功までのフローや課題を把握することで、改善のための状況分析と新たな課題の有無を確認します。このフローを繰り返して実施することで、リソース管理が最適化するでしょう。成果を最大化させる点がリソース管理による最大のメリットです。

まとめ

リソースのビジネスシーンでの使い方、活用例と重要性を紹介しました。人材・物資・資金・時間など業務を達成するために必要な経営資源を総称するリソースは、それぞれを適切に管理することではじめて活かすことができます。リソースはどれも大切ですが、中でもヒトは特に重要視したいリソースです。モノもカネも、ヒトがいてこそ活用できるリソースです。本記事の内容をリソースに関する知識としてお役立てください。

監修者・中田 潤一

中田 潤一

株式会社キーエンス株入社後、サントリー株式会社→アリババ株式会社→株式会社リクルート住まいカンパニー リクルート在籍時に株式会社Izulを立ち上げ、現在に至る。株式会社Izulを含め4社の代表取締役を勤める。スキルシェアサービス「タイムチケット」では就職・転職カテゴリーで46ヶ月連続1位獲得、年間アワードを3年連続受賞。

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