AI技術の進化によって、エンジニアに求められるスキルも変化しつつあります。これまで培ってきた技術を生かしながら、今後どのようなキャリアを築いていくべきか、悩む方も多いのではないでしょうか。
ITエンジニアとして約4年半、金融・決済領域のシステム開発に携わってきたHさん。AIツールを活用した開発を経験する中で、技術力だけに頼らないスキルを身につけたいと考え、ITコンサルティング領域への転職を決意しました。
Izulのコンサルタント・髙澤との転職活動では、幼少期までさかのぼる徹底した自己分析を通じて、自分自身の「核」となる価値観を言語化。職務経歴書のブラッシュアップや面接対策を重ね、複数の企業から内定を獲得し、新たなキャリアへの一歩を踏み出しました。
今回はHさんと髙澤に、AI時代を見据えた転職の背景から、自分自身の価値観を見つめ直した転職活動の歩みまで、詳しく伺いました。

AI時代への危機感から転職を決意

――まずは、これまでのキャリアについて教えてください。

大学では林業や自然環境など、主に山に関する分野を学んでいました。ただ、地方での就職はあまり考えていなかったため、卒業後はイベント運営会社に入社したんです。
ところが、入社したのがちょうどコロナ禍で、緊急事態宣言の影響もあり、ほとんど自宅待機のような状態でした。その経験から、環境に左右されず、手に職をつけて働ける仕事に就きたいと考えるようになりました。
そこで、転職支援付きのプログラミングスクールに通い、ITエンジニアへキャリアチェンジ。それから約4年半、主に金融・決済領域のシステム開発に携わり、設計から保守まで一通り経験してきました。
直近では3名ほどのチームでリーダーを務め、お客様と直接やり取りしながら、要件定義から開発まで担当していました。
―そうした経験を積む中で、今回転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?

きっかけは、直近のプロジェクトでAIツールを活用した開発に携わったことです。ほとんど自分の手でプログラミングをする必要がなくなり、このまま開発会社で働き続けても、エンジニアとしての市場価値を高めるのは難しいのではないかと感じたんです。
そこでAIに代替されにくいスキルとして、特にコミュニケーション能力を伸ばしたいと考えるようになりました。技術力だけでなく、お客様との対話を通じて課題を整理し、解決策を考えるような、より上流の工程に関わりたい。その思いから、ITコンサルティング領域への転職を目指しました。
―数ある転職エージェントの中で、Izulを選んだ理由を教えてください。

もともと夫婦でキャリア系YouTuberの動画をよく見ていて、その中でIzulがおすすめされていたことがきっかけです。口コミも調べたところ、件数が多いにもかかわらず平均評価が4.9点と高かったので、信頼できそうだと思い相談を申し込みました。
最初は他のエージェントも併用するつもりだったのですが、髙澤さんとの初回面談で考えが変わったんです。
髙澤さんの第一印象は、筋肉質な芸能人の方が出てきたような感じで、見た目のインパクトが強かったですね(笑)ただ、それ以上に熱意のある方だと感じました。
特に印象的だったのは、転職を前提に話を進めるのではなく、「そもそも転職する必要があるのか」「キャリアプランを実現するために、本当に転職が最適なのか」というところから考えてくれたことです。
「転職する覚悟はあるのか」と聞かれたときは少し緊張しましたが、売上や業績よりも、私自身のことを真剣に考えてくれているのが伝わってきました。この方なら信頼して任せられると思い、Izulにお願いすることを決めました。
―髙澤さんから見て、Hさんの第一印象はいかがでしたか?

最初から活躍できそうな方だと感じていました。コミュニケーション能力が高く、行動力や熱意もある方だというのが第一印象ですね。
イベント運営会社からエンジニアへキャリアチェンジした経緯を伺っても、一つひとつの選択にご自身の意思や考えがあることが伝わってきました。だからこそ、Hさんが一番輝けるキャリアを実現してほしい。そのためにも、転職が本当に最適な手段なのかを確認することから始めました。
転職はあくまで手段。人生の「核」を見つけるキャリア支援

―今回の転職活動で、特に大変だったことや印象に残っていることを教えてください。

大変だったことは大きく2つあります。1つ目は自己分析です。新卒のときもあまり自己分析をしていなかったので、幼稚園の頃までさかのぼり、過去の経験を一つひとつ思い出して書き出す作業にはかなり時間がかかりました。
その内容をもとに、髙澤さんと3〜4時間ほど面談をしたのですが、とにかく深掘りされるんです。「なぜそのときそう思ったのか」「どうしてそう行動したのか」と質問が続き、答えるのに必死で汗をかくほどでした(笑)。
でも、そうして振り返るうちに、自分が本当に大切にしていることが少しずつ見えてきたんです。自分ではうまく言葉にできなかった部分を髙澤さんが言語化してくれて、「確かに自分はこういう人間なのかもしれない」と腑に落ちたことが、すごく印象に残っています。
―髙澤さんは、自己分析の支援でどのようなことを大切にされていますか?

一番意識しているのは、その人自身の「核」を見つけることです。
仕事や職種、転職というのは、あくまで自分が大切にしているものを実現するための手段だと考えています。ただ、その核が明確でなければ、どの方向に進むべきか判断するのも難しいですよね。
Hさんも当初は、自分がどのようなキャリアに進めば一番輝けるのか、まだ明確になっていない部分がありました。だからこそ、これまでの人生や経験を振り返りながら、本人が大切にしている価値観を一緒に言語化し、納得できるキャリアの方向性を見つけていくことを重視しました。
―自己分析以外では、どのようなことが大変でしたか?

2つ目は職務経歴書の作成です。最初は経験した業務や事実を並べただけの1〜2枚程度だったのですが、最終的には5〜6枚ほどになりました。
髙澤さんからは、単に何をしたかだけでなく、「どんな課題を感じ、何を考えて、どう意思決定し、解決につなげたのか」まで具体的に書くことが大切だと教えていただきました。
自分が工夫したことや頑張ったことをしっかり伝えられる内容になり、実際に書類選考もかなりの確率で通過できたんです。
面接対策も印象に残っています。実はこう見えて結構緊張するタイプなので、企業研究を徹底して、どうすれば面接官に響く言葉で自分の経験を伝えられるのか、髙澤さんと一緒に試行錯誤しました。大変でしたが、二人で頑張った感覚がありますね。
―髙澤さんから見て、Hさんの転職活動で苦労したことはありましたか?

正直、私自身はそれほど苦労しませんでした。Hさんはもともと企業から評価される素質を持っていて、こちらがヒントを伝えると、自分なりに理解してしっかり形にできる方だったんです。
強いて挙げるなら、面接に通りすぎたことですかね(笑)。内定もたくさんいただけたので、最後にどの企業を選ぶかという部分が、一番大変だったかもしれません。
自分に合った環境で、AIを武器にできるエンジニアを目指す

―求人提案では、どのようなことを意識されましたか?

まずはHさんとキャリアの方向性をしっかりすり合わせ、お互いが納得できる将来像を具体化することです。その上で、実現したいキャリアに合った企業を提案していきました。

実際に10社ほど提案していただき、ITコンサルティング企業からプライム案件を手がける開発会社まで、幅広い選択肢がありました。
その中でも、仕事内容だけでなく、私自身の性格やキャラクターと社風が合いそうな企業を選んでくれていると感じましたね。自分に合った環境まで考えていただけたのが印象的でした。
―今後の展望を教えてください。

これまでは開発会社で技術力を磨くことに力を入れてきましたが、今後はITコンサルティングという新しい領域に挑戦します。AIが進化していく時代だからこそ、AIに代替されるのではなく、自分自身の武器として使いこなせるようなエンジニアに成長していきたいですね。
―最後に、Izulの転職支援を振り返って、率直な感想をお聞かせください。

本当に手厚くサポートしていただきました。髙澤さんとは30回ほど面談を重ねたと思うのですが、その都度いろいろなことを相談できたので、すごく心強かったです。
自分一人では気づけなかったこともたくさんありましたし、最後まで安心して転職活動を進められたと感じています。
―髙澤さんからも、Hさんへメッセージをお願いします。

新しい会社でもぜひ活躍してほしいです。自分のペースも大切にしながら、行けるところまで挑戦していってほしいですね。

