「あたりまえに、やる」その積み重ねは無形商材への転職の大きなアドバンテージと気づかせてくれた

2023年9月1日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

面接で必ずと言っていいほど聞かれる「自分の強みはなんですか?」という質問。この答えとしてよく挙げられるのは、経歴や粘り強さといった部分です。

「Hさんの強みは『あたりまえにやれること』だと思うと伝えたんです。そしたら……結構おどろいてくれて(笑)」と話すのは、弊社のコンサルタント齊藤。日本最大級の医療従事者プラットフォームを活用し、様々なサービスを展開する「エムスリー株式会社」への転職を果たしたHさんを担当しました。

「あたりまえの基準が高いエムスリー社は、そんなHさんに合っていたんじゃないかな」と話す、Hさんと齊藤の二人三脚の転職活動を振り返ります。

目次

外資系企業で迎えた変革期。八方ふさがりの状況で考えた転職

―Hさんの前職は、新卒での化学メーカー勤務と伺いました。

Hさん

はい!新卒の就活はメーカーに絞って行っていました。私は親がメーカーの営業で、漠然と「働く=営業」のようなイメージがあったんです。最初はメーカー内で幅広い分野の企業を見ていたのですが、最終的に「自分が関わったものが色々なところで形を変える」ということに惹かれ、素材メーカーに絞り、前職の企業へ入社しました。

配属された部署は、上司が「若手も活躍してほしい」と配慮してくれる場所で、配属数年で責任のある仕事も任せてもらっていたと思います。

―責任のある仕事……。この点は齊藤も驚いていた部分のひとつですよね。ご活躍されていたにも関わらず、転職を決意されたのはなぜなのでしょうか?

Hさん

前職が外資系の日本法人だったのが大きいのかなと思います。入社してしばらく経った頃、本社のパワーが強くなったなと感じるシーンが増えてきました。新しいプロジェクトを始めるにしても、マネジメント層からメンバー層まですべてのスタッフがどう動くかを、本社のマニュアルによって決められてしまっていて……。

もしそのやり方に疑問を感じても、自分の上司に伝えるだけではどうにもならなかったんです。「本社が決めたことだから……」といわれてしまうばかりで。自分がアメリカの本社へ行くパターンもゼロではないけれど、今すぐできるわけではない。国内で部署異動をしたところで、状況は変わらない。八方ふさがりの状況でした。

―外資系はどうしても本社の力が強くなってしまいがちですよね。それで転職を決意されたのですね。

Hさん

そうです。とにかく情報収集をしようとおもい、転職サイトへ登録。すぐに転職エージェントから連絡をもらったので、一度面談をしてみました。初回面談から求人票をたくさんもって来てくださったのですが、正直どれも私には合わないと感じるものばかりで……。

齊藤

そんなときに私のDMを見て、お返事してくださったそうなんです。きっと「転職エージェント」そのものにがっかりしていた時だと思うので、お返事をいただけたのはうれしかったです。

Hさん

齊藤さんからいただいたDMには「伴走」という言葉が件名に書いてありました。なんとなくそれに惹かれて(笑)。「この人に話を聞いてみて、合わなかったら転職はやめよう」とまで考えていた時だったので、あの言葉を信じてDMを返してよかったなと思っています。

Hさんが言語化できていなかった強み「あたりまえにやること」

―厳しい状況で始まった転職活動、どのように転職のプランを立てていかれたのでしょうか。

Hさん

最初は「こういう風にご支援を進めていきます」という説明があったので、とにかくそこで安心できましたね。その後自己分析から始めました。

齊藤

Hさんの自己分析を一緒に進めていくと、Hさんは「結果を出す!数字を出す!」という成果へのやりがいよりも、プロセスを楽しむことにモチベーションを感じる方なんじゃないかなと思いました。工夫して、自分の中でカスタマイズして、お客さまの課題を解決していく……そんなお仕事が向いているのではないかなと。

様々な職種の提案も検討しましたが、Hさんの今までの経験を活かすこと、またHさんから「営業は選択肢に入れておきたい」とご連絡をいただいていたので、「じゃあ営業職のなかでもどういう業界に行くべきか」を一緒に考えましたね。

Hさん

そうでしたね。新卒の時「素材メーカーの営業」に絞っていたのはよりカスタマイズができるからなのかなと。すでに作ってあるものを売るのではなく、○○を作りたいなら素材Aを売る、××を作りたいなら素材Bを売るみたいなカスタマイズができます。
すでに用途が一つに定まっている最終製品を売るのではなく、素材となる自社製品とその用途をセットで提案することができます。

でもよりカスタマイズができるのは無形かなって。決まったものを売るのではなく、お客さまの声を受けて新しいサービスを作り出していくこともできる。柔軟にやっていけるというところで「無形商材」を扱いたいというのは齊藤さんとお話しながら決めていった軸です。

―軸が定まってからは面接練習もされたと思います。Hさんとお話しているととてもお話が上手な印象を受けるのですが、「話し方」の練習もされたのでしょうか?

齊藤

いえいえ!Hさんは元からコミュニケーション能力が高かったので、その点についてはまったく心配ありませんでした!あえて練習をしたとするならば「自分の中では抱えているものがあるんだけど、言語化できていない部分」でしょうか。

自分の経験をそのまま伝えるのは誰にでもできますが、それを面接用に簡潔にわかりやすく表現するための練習をしましたね。

Hさん

自己分析を言語化するためのワークを宿題としていただいて、シナリオ整理をしていきました。それをスムーズに話せるように、齊藤さんとは面接練習を重ねました。

―そこで見つかった「Hさんの強み」とはどんなものなのでしょうか?

Hさん

私、もともと熱中したものもなくて、いわゆる体育会系みたいな感じでもなく……。アピールポイントといわれると、詰まってしまうことがあったんです。でも齊藤さんが「あたりまえにやることは強みだよね」と言ってくださって。

齊藤

そう、例えばこの転職活動中もワークを渡したらちゃんとやってくる。あたりまえに勉強するし、やるべきことはしっかりやり着実に成果にしている印象がありました。「自分といえばこれ」という代名詞のようなイベントはないかもしれませんが、「あたりまえにちゃんとやる」って、全員が必ずできることではありません。

最終的に入社することになった「エムスリー」という会社は、「あたりまえ」の基準がとても高い企業だと思います。それに対応できるだけの力が、Hさんにはあるなと思いました。

あのときDMに返事をして本当によかったと思える「伴走型支援」

―転職して1年がたった今、転職してよかったと思いますか?

Hさん

もちろん大変なことはありますが、トータルで見て自分のスキルアップは絶対できていると感じます!「社会貢献をしていく」働き方は、私にとってずっとテーマになっていくと思いますし、現在エムスリーという医療に携わる業界で働けているのは、とても魅力的に感じています。

またエムスリーが扱うサービスは、無形商材の中でもカスタマイズ性が高く、本来やりたかった顧客の課題に対し提案できる自由度がとても大きく、成長している実感があります。

―率直にIzulのご支援はいかがでしたか?

Hさん

友達に薦めまくってます(笑)。友達から「どうやって転職したの?」と聞かれたとき、必ずIzulの話をするんですが、「そんなに手厚くやってくれるの?」と毎回のように驚かれるんです。こんなにイチから伴走してもらった経験はそうそうないはず。自分はラッキーでした。あのときの齊藤さんからのDMに返事した自分をほめたいです!(笑)

齊藤

そう言っていただけると、コンサルタント冥利に尽きます!個人的には入社後も見届けたい、付き合っていきたいと考えていたご支援だったので、こうしてまた元気な姿を見せていただけてうれしかったです。

今後もぜひいろんなお話を聞かせてくださいね!

この支援を担当した人

コンサルタント・齊藤 穂奈美

齊藤 穂奈美

大学卒業後、大手専門商社に入社し、コンビニエンスストア向けの原料調達・営業を経験。
入社3年目で大手コンビニエンスストア商品本部に出向。
中食部門の商品開発・マーケティングに従事し、リブランディングを通じ売上の最大化を図る。

産休・育休を経て、会社員時代のマーケティング経験を活かし
WEB制作、マーケティング事業で独立。

現在は、株式会社Izul で両面型コンサルタントと広報を兼務。

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