「この仕事、自分じゃなくても成立してしまうのでは?」違和感から2回目の転職へ。20回の面談を通して勝ち得た選択。

2024年4月19日

2024年9月17日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

目次

数多くの転職支援サービスがある中で、どんなスタイルが自分に合っているのかを人生に数回しかない転職で見極めるのは非常に難しいことだと思います。

今回ご紹介するのは、2回目の転職活動に挑戦されたYさん。初めての転職時には多くの企業にエントリーする転職活動を経験。念願の異業種への転職が叶ったものの、仕事への違和感をきっかけに、2回目の転職活動を開始されました。弊社コンサルタントの安藤と約半年間、20回超に及ぶ面談を通して大手人材企業への転職を果たされたYさんと今回の転職活動を一緒に振り返ります。

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転職1回目、念願の異業種への転職だったはずなのに生まれてしまったキャリアへの違和感

―Yさんは今回が2回目の転職とお伺いしました。まず1回目の転職について、当時のお仕事内容や転職の経緯などを教えていただけますでしょうか。

Yさん

1社目は不動産会社で個人向け住宅販売営業を1年間経験しました。ですが、人間関係のトラブルやマーケティング職への憧れから転職を決意。デジタルマーケティング会社に転職をしました。

未経験からのチャレンジでしたが、憧れていたウェブマーケティング業務を経験させて頂きました。

―憧れのウェブマーケティング職に就いたものの、改めて転職を決意されていらっしゃいますよね。この理由はなんだったのでしょうか?

Yさん

一言で言うと、スキル面で将来への不安が強くなってきたことでした。
私の仕事内容はウェブマーケティングの中でも川下業務で、主にメールマガジンのテスト運用(配信内容の校閲など)をしていたのですが、主体性を求められない業務に感じるようになり、“自分でなくてもいい仕事なのではないか”と考える機会が増えていきました。

今後のキャリアを考える上で、自分の強みを活かせる仕事であることや自身のスキルとして身につけられる仕事であることが重要と考え、2回目の転職を決意しました。

数を打つ転職活動も経て感じた”とことん棚卸しするIzul流転職活動”への納得感

―Yさんと担当コンサルタントの安藤との出会いは転職サイトでのダイレクトメールだったと伺いました。多数のエージェントから連絡がくるなかで、安藤の連絡に返信してくださったのはなぜなのでしょうか?

Yさん

数多あるスカウトメールの中から一際輝いて見えたのが安藤さんからのメールにあった“求職者の人生にとことん寄り添う”というワードだったんです。

他の人材紹介会社との違いを感じて、安藤さんと面談してみたいと思ったのが最初のきっかけでした。

―そうだったんですね!他社様の転職支援も受けられていたと伺ったのですが、最終的にIzulに決めた理由はなんだったのですか?

Yさん

1回目の転職活動時は50社以上の企業に応募し、返答のあった企業の面接を片っ端から受けていました。

そのため、今回の転職ではしっかりエージェントを選ぶ必要性を感じていたので、最初は他社エージェントも並行利用させて頂いていました。最終的には、“とことん自己分析をして、強みの言語化をしていくプロセス”についていきたいと思い、Izulにお任せすることにしました。

―Izulの支援を受ける中で印象的だった出来事はありますか?

Yさん

最初の安藤さんとの面談で、おこがましいんですが「すごく頭のいい方だな」と感じたことを強く覚えています。

仕事の話でも、僕自身の考え方の話でも、例え話を交えたりしながら具体と抽象の行き来を分かりやすく伝えてくださったり、丁寧に言語化をしていただいたことで信頼が厚くなっていった感覚があります。

あとは、2ヶ月にわたる徹底的な自己分析や強みの洗い出しの結果、いつのまにか職務経歴書が出来上がっていたことです。それだけ自分の棚卸しが出来たのだとびっくりしました。

安藤

自己分析では「Yさんの人生のハイライトはどこか?」という観点で面談を行っていました。どんな場面でイキイキしていたのか、どんな時に自分らしくいられるのかなど、幼少期から遡りながら、Yさん自身の強みを整理していきました。

―安藤との対話の中で言語化できたYさんの強みはどんなものだったのでしょうか?

Yさん

潜在的な課題を見立て、顕在化させて提案する力ですね。過去を振り返ると学生時代のアパレルでのアルバイト経験や1社目での原体験から身についたスキルだと思っています。

安藤

Yさんの1社目の仕事のお話を聞いていくと、「お客様のそんな些細な一言も見逃さなかったの?」「言われてもいないのにそこまでお客様のために準備したの?」と驚くことも多々あり、その時の状況や想いを深掘りしていくと、課題の見立て力や、仮説をぶつけて顧客に納得いただく力は確実にYさんの武器だと感じました。

徹底的な棚卸しを通して迎えた2回目の転職活動

―言語化した強みを携えて、今回どういった軸で転職活動をされたんでしょうか?

Yさん

私の理想の人物像が、”自分が直接関わる人の本質的な課題解決を通じて、人の成長や企業の成長に繋げられるような、スキルを自分のものだけでなく、他者に還元できる人”なので、自身の強みである提案力をより伸ばしていける会社で働きたいと考えていました。

安藤

Yさんのご経験から営業とマーケティングどちらの職種も選べる状態だったので、職種に拘らず、まずは”どんな状態だとイキイキ働けるのか”・”どんなことに興味が厚いのか”などを重点的に棚卸ししていきましたよね。

Yさん

そうですね。今回は職種に絞らず強みやありたい姿像から転職活動を進め、結果として、自身の強みが生きそうな営業職を選んだ形ですね。

―安藤と転職活動を進めていくにあたって1番印象に残っているエピソードはなんですか?

Yさん

履歴書上では短期離職を繰り返していることがどうしてもマイナスイメージになってしまうので、面接でどれだけ評価を覆せるかが肝という意気込みで進めてはいたものの、転職活動が長期化してしまったことで気持ちが腐りかけてしまったんですね。

そんな時も安藤さんが『Yさんなら大丈夫、いけます』と堂々と応援してくださったことに心から救われましたし、同時に期待に応えたいと思いました。

安藤

Yさんと面談を重ねる中で問題なく面接に送り出せると判断したものの、最初に受けた数社では、面談中に話していた「履歴書上から見える、短期離職への懸念」を覆しきれずにお見送りが続き、Yさんが自信をなくしてしまっていることに責任を感じました。

私自身ももっと踏み込んだ支援をしようと決めて、改めてフィードバックの質と量を高めていきました。

安藤

あと、内定が出る前にYさんから、ご自分で進められてた別企業から内定が出ました、と連絡があって。ちょうどその時はYさんが自信を失くしてしまっていたタイミングでもあって、かなり揺れている印象でした。

そこでお電話させていただいて、今抱えている不安も全部聞いて一緒に整理して、長期化する中でも2人で頑張ろうとお話をしました。そうした目線合わせが出来ていたからこそ、本当に行きたいと心から思える企業の内定を掴み取れたんだと思います。

Yさん

内定が出ていた別企業は、仕事内容はすごく魅力的ではあったんですが、情報収集をしていく中で、社風やカルチャーという側面ではあまり合っていないんじゃないか、という懸念も感じていました。安藤さんはそういう部分も踏まえてきちんとお話を聞いてくださって、やはり自分にはその企業は合っていないと感じたので、内定はお断りさせていただいて、改めて安藤さんと一緒に転職活動に臨みました。

こういった相談が出来たのも、20回以上の面談を通して安藤さんのことを強く信頼することが出来ていたからだと思います。

―内定を獲得された今振り返ってみて、何が成功の鍵だと思いますか?

Yさん

最終面接で何社か落ちてしまって気持ちが沈んでも、自分の中で“やり切るぞ”という強い芯があったこと。そして、“なぜ落ちてしまったのか?”という分析と対策のPDCAを止めずに回していったことが功を奏したと思っています。

安藤

最終的に人材大手企業様から内定を獲得されましたが、これはYさんが短期離職や転職活動での苦しんだ経験を経たからこそ、強い志望動機が形成されて勝ち得た内定だったと思います。

内定を獲得してYさんが泣いてしまったというエピソードを聞いた時、私も本当に嬉しかったことを鮮明に覚えています。

―転職後、実際に働いてみていかがでしょうか?

Yさん

転職して良かったと率直に感じています。いい意味でのギャップと感じているのが、仕事のスピード感です。インサイドセールス部で勤務しているのですが、PDCAを高速で回すことが徹底されていて、自身のスキルアップにおいて絶好の環境であると思います。

将来的にはフィールドセールスやカスタマーサクセスの部門でも活躍できる人材になるべく、今はノウハウを蓄えて強みを活かしながら頑張ります!

―ありがとうございました!

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この支援を担当した人

コンサルタント・安藤 優也

安藤 優也

千葉大学大学院まで英語教育を学び、公益財団法人日本英語検定協会に入社。教育委員会・大学へのセールス、アメリカでの教員研修、公開試験実施の企画運営等に従事ののち、リクルートに転職。営業経験者へのキャリアアドバイザーとして複数回の表彰を経験。チームリーダー・育成者としての実績が認められ、キャリアアドバイザー育成を行う部署に異動し、全社のキャリアアドバイザー向けの研修企画や研修講師を経験。大手人材会社でのサービスを経験したからこそのもどかしさや限界を感じ、Izulに参画を決意。

著者プロフィール

Izul広報チーム

Izul広報チーム

株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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