コミットメントとは?意味や向上させる方法、ビジネスにおける重要性を解説

2022年12月27日

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Izul広報チーム

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コミットメントとは「公約」「約束」などの意味をもつ言葉です。責任を伴うビジネスの場において、注目されている観点です。コミットメントという言葉を耳にしたことはあっても、詳しい意味や重要性まで理解しきれていない方も多いでしょう。
今回はコミットメントについて、基本情報や向上させる方法を解説します。ビジネスにおいても重要な「組織コミットメント」についても触れているので、最後まで読んでぜひ参考にしてください。

コミットメントとは

コミットメントとは、事業やプロジェクトを遂行するうえでの「結果」に対し、責任をもって関わると公約することです。設定した目標を達成すると約束するといった観点で、ビジネスシーンでも多く使われています。コミットメントの意味を覚えておくことで、営業やプレゼンにも活用できるでしょう。根拠があることを前提に、コミットメントすることをアピールする場面も出てくるかもしれません。

コミットメントと使い分けられる言葉

コミットメントは「公約」「約束」「責任」などの意味をもつ言葉です。もともとの意味合いを遵守し「こういった結果になることを約束します」と言い換える場合もあるでしょう。
またビジネスシーンにおけるコミットメントは、以下の言葉とも言い換えられます。

  • 関与
  • 義務
  • 委託
  • 言質
  • 関係性

「コミットメント」ではなく、上記の言い換え例が適した場面も出てくるでしょう。コミットメントがどのような言葉に言い換えられるか、覚えておくことをおすすめします。

エンゲージメント・モチベーションとの違い

エンゲージメントは、企業のビジョンに対する自発的な姿勢や貢献度を示す言葉です。そのためエンゲージメントは、自身の「意志」があることを前提にしています。対してコミットメントは業務における公約・責任を示すため、企業の意志が前提になるという点でエンゲージメントと異なります。
コミットメントと合わせて覚えておきたい言葉には、モチベーションも挙げられます。モチベーションは、業務に対する「やりがい」や「動機」を表す言葉です。コミットメントとはまったく意味が異なるものの、モチベーションが保てないとコミットメントは困難になります。モチベーションとコミットメントには、相互作用があることを覚えておきましょう。

コミットメントを向上させる方法

ここでは、コミットメントを高めるための実践方法を紹介します。コミットメントを高めることは、業務のパフォーマンス向上にもつながります。

顧客の目線に立って行動する

コミットメントにおいて重要な「結果」は、顧客にとっての「理想」です。顧客がいかに満足し、利益を得るか考えたうえで行動しなければ、コミットメントは向上しません。営業での関わり方はもちろん、資料やプレゼン内容などを顧客の目線で考え抜くことが大切です。顧客目線のコミットメントに何が必要かわからない場合は、上司と相談しながら方向性を定めていきましょう。

周囲の力を借りる

場合によっては、顧客が求めるクオリティや納期に対する期待に応えられないこともあるでしょう。その場合は自分だけで解決しようとせず、周囲の力を借りてください。自分だけで解決しようとして、顧客の信用を得られなければ本末転倒です。「責任を果たす」ことの意味を理解し、周囲と協力しながら顧客に満足を提供しましょう

自身が置かれている環境を見つめ直す

現状の環境が、自身にとって最適なものかどうか考えましょう。コミットメントにつながるエンゲージメントやモチベーションの観点でも、自身が働きやすい環境を構築することは非常に大切です。環境を見つめ直したうえで、最適化の余地があるようであればすぐに行動しましょう。どう行動すべきかわからない場合は、上司や同僚に相談しましょう。顧客の満足を叶えるためには、まず自身の環境から整えなければなりません。

組織コミットメントとは

企業に対する、帰属意識や愛着の意味をもつのが「組織コミットメント」です。顧客ではなく、企業と従業員を対象に使われます。「結果に対して責任をもつこと」が通常のコミットメントです。対して組織コミットメントは、従業員が企業にコミットすることを表します。生産性の向上や企業レベルの強化にもつながるため、従業員はもちろん経営層も覚えておくべき観点です。

組織コミットメントを構成する要素

組織コミットメントは、以下3つの要素から構成されています。

情緒的コミットメント

  • 企業・組織に所属し続けたいという気持ちからのコミットメント
  • 企業の目標や考えが自身の価値観に近いほど強くなる
  • 定着率向上にもつながる

存続的コミットメント

  • 報酬・対価を得るために所属し続けたいという気持ちからのコミットメント
  • 成果にもとづく評価・役職をモチベーションに企業への帰属意識が高まる
  • ポジションの安定・維持といった意味の思考

規範的コミットメント

  • 企業に「尽くす」気持ちからのコミットメント
  • 企業における規則に対し疑いを持たない姿勢
  • 企業に対して従順な反面、自身の変革が苦手な傾向にある

組織コミットメントを向上させる方法

ここでは、企業が実施しておくべき組織コミットメントを高めるための方法を紹介します。従業員のコミットメントに対する認識を変えるきっかけにもなるため、ぜひ参考にしてください。

職場環境の見直し

従業員が働きやすいと感じられない環境では、組織コミットメントの向上は困難です。働きやすいと感じる従業員が増えていけば、生産性も向上し、離職率の低下などの効果も期待できます。職場環境を見直し、組織コミットメントを向上させましょう。

企業ビジョンと経営理念の共有

企業が何を目指しているのか共有することで、従業員は自身が目指すべき姿や成果を明確にできます。従業員の動きや要望を吸収しながら、ビジョンや理念を柔軟に変えていく姿勢も大切です。

従業員の能力に応じた仕事を与える

「この仕事は自分に向いている」「自分のスキルを生かした仕事ができる」と従業員が感じられる職場では、情緒的コミットメントが高まります。またやりがいのある仕事を任されることで、組織コミットメントが高まります。適材適所を判断し、企業・従業員双方が望む成果につながるよう配慮してください。

組織コミットメントを高めるメリット

組織コミットメントを高めることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。主な3つのメリットについて解説します。

サービスの精度や生産性が向上する

組織コミットメントが高まると、従業員の仕事に対するモチベーションも向上します。モチベーションが向上することで、業務の精度も高くなるでしょう。また、やりがいのある環境で働くことにより、生産性も自ずと向上します。

コミュニケーションが活発化する

組織コミットメントが高い企業は、従業員との信頼関係が構築できている傾向にあります。信頼関係の構築された環境はコミュニケーションも活発であるため、業務が円滑に進むでしょう。またコミュニケーションの活発化は、新たなアイデアの創出や課題解決までのスピードアップなどのメリットにつながります。

離職率が低下する

組織コミットメントを高めることで、従業員の企業に対する帰属意識も高まります。結果、離職率の低下につながるでしょう。離職率を抑えられれば、人材不足や人材の流出を防げるので、長期的にノウハウの蓄積が期待できます

まとめ

コミットメントは顧客だけでなく、企業と従業員をつなぎ合わせるうえでも重要な要素です。類義語や使い分けなどを意識し、最適なコミットメントを実現しましょう。また組織コミットメントの観点においては、企業におけるさまざまなメリットがあります。生産性の向上や離職率の低下など、企業を存続するうえで重要な観点であるためしっかり押さえておきましょう。

監修者・竹節 正輝

竹節 正輝

日本郵便 本社IT新規事業→パーソルキャリアにて個人表彰、新規事業創出プログラムDrit大賞→パーソルイノベーション株式会社 地方副業Loino PdM 霞ヶ関でキャリアをスタートしたのち、転職サイトdoda、事業立ち上げも経験。キャリアアドバイザーとイントレプレナーの2つの顔を持つ。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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